電子ピアノ選びで失敗しないためには!上手な選び方とオススメ商品

2021.4.30

電子ピアノ選びで失敗しないためには!上手な選び方とオススメ商品

電子ピアノは普通のピアノと違って、大きさや重さが小さく、購入しやすいピアノです。ピアノを始めたばかりで新しくほしい人や、マンションやアパートに住んでいるけどピアノがほしい人に適したピアノになります。

電子ピアノは鍵盤を押せば音が出るだけと考えているかもしれませんが、鍵盤の押し方によって音の強弱があるものがあります。どの電子ピアノも音の聞こえ方やスピーカーの位置など普通のピアノに近づけているのです。

電子ピアノにもさまざまな種類のものが販売されており、自分に適したものを選ぶことが難しいかもしれません。電子ピアノを選びやすくするために、選ぶときに参考になる点や注意点を紹介します。このコラムを読んで自分に合った電子ピアノを選びましょう。

電子ピアノと普通のピアノの違い

そもそも電子ピアノと普通のピアノでは、形や大きさなどの異なる点があります。始めにそれぞれのピアノの違いを押さえておきましょう。一般的な違いとしていわれているのが、大きさ、音の出し方、音色です。

大きさや重さ

電子ピアノの大きさは、普通のピアノと比べて奥行きのスペースが必要ありません。大きなピアノをおくことができないマンションやアパートなどにもおくことができます。対して、普通のピアノはスペースをとりますがハンマーをたたいて音を出すため、音色や表現の幅が広いです。

普通のピアノの重さは、最低でも200kgぐらいのものから重いものだと500kgにもなるのです。自宅の2階に設置したい場合には、ピアノを部屋まで運ぶ方法を検討することや、設置したときに床がピアノの重さに耐えられるかを調べておくことが必要になります。

電子ピアノは軽いものだと40kg程度のものからあり、大人2人いれば持ち上げることができます。重いものでも100kg程度しかないため、自宅の2階に設置できる可能性も高いです。

音の出し方

一般的なピアノの音の出し方は、鍵盤を下に押すとハンマーが動きます。動いたハンマーが弦をたたくと、音を鳴らす響板という場所に振動が伝わるのです。響板では振動を音にするために、ピアノ全体を使って空気を振動させます。この振動した空気が、聞こえるピアノの音です。

対して、電子ピアノの音の出し方は鍵盤を下に押した場所を把握して対応した音をスピーカーから鳴らします。スピーカーから出力される音は、普通のピアノの音を収録したものもしくは電子的に作られた音です。

音色

響板を使ってピアノ全体で音を出す普通のピアノは、鍵盤のたたき方を変えるだけでやさしい音から激しい音まで幅広い音を鳴らすことができます。

ピアノ全体で直接音を鳴らしているため、わずかな音の違いまで感じることができるでしょう。電子ピアノは、あらかじめ用意されている音しか鳴りませんが、普通のピアノのように弾き心地を追及したものがあります。

電子ピアノと普通のピアノの違い

電子ピアノならではのメリット

普通のピアノにはなく、電子ピアノだけが持つメリットもたくさんあります。電子ピアノを購入するメリットは、価格、サイズ、メンテナンスなどです。それぞれのメリットを押さえておくと、自分に適した電子ピアノを見つけやすいでしょう。

価格

電子ピアノの価格は安いものだと1万円から販売されています。普通のピアノだと最低でも100万円程度することを考えると1万円は非常に安価です。ピアノを始めたばかりでも買えるものになっています。

高価な電子ピアノになると、弾き心地を普通のピアノに近づけたものや表現できる音の種類が豊富です。長い間ピアノを使いたい人は性能に優れたピアノを選ぶことをおすすめします。また、ピアノ本体だけでなく、椅子がついているものやヘッドホンなどがセットになったものも販売されています。

サイズ

電子ピアノの1番のメリットは、ピアノのサイズでしょう。普通のピアノだと、奥行きがしっかりと確保できる部屋でないとおけません。しかし、電子ピアノは机の上におくだけで弾くことができ、使わないときにはしまっておけるものもあります。台座がついている電子ピアノでも部屋の奥行きが必要ないため、壁に沿っておくことにも困らないです。

サイズも小型になるため、電子ピアノの重量も軽いです。机において使えるものだと7kgほどしかありません。台座がついているものでも40kgほどにしかならず、部屋においても床が抜けないでしょう。

メンテナンス

普通のピアノだと使っているうちに、ピアノの音が変化するといわれています。きれいな音でピアノの練習をするために年に1回ほど調律と呼ばれるメンテナンスをする必要があります。1回のメンテナンスにかかる費用は1万円から2万円ほどしてしまいます。

しかし、電子ピアノは調律の必要はなく、一度購入すれば追加で費用がかかる心配もありません。調律の手間を減らしたい人におすすめできるものです。

演奏環境

電子ピアノは、弦をたたいて音を鳴らさないため、接続端子を差し込むことでヘッドホンに音を出力できます。大きな音を出すことができないアパートやマンションに住んでいる人も音を気にすることなく使えるでしょう。設定を調節すると、音量の調節できる点もうれしいところです。

音量を調節する機能以外にも、録音できる機能やどのように弾くかを確認するためにデモ演奏機能があるものもあります。どれもピアノを弾くときにあると便利機能であり、普通のピアノでは難しいものです。

電子ピアノの選び方と注意点

電子ピアノの特徴を紹介したところで、選び方と注意点を紹介します。電子ピアノにもさまざまな種類があり、特徴が異なるのです。自分にあったものを選ぶために押さえておきましょう。

使用用途

ピアノを始めたばかりの初心者や子どもに合った電子ピアノと、しっかりとピアノを弾くことを考えられている学習用の電子ピアノに分けられます。初心者向けのピアノは、気軽に弾くことを意識した安価なものです。場所を必要としない机の上において使えるものもあります。

レッスンなどの学習を意識した電子ピアノは、初心者向けのピアノよりも本格的に作られており高価なものが多いです。普通のピアノを弾くような感覚に近いものや普通のピアノの音に近いものがあります。ピアノのデザインもおしゃれになっており、インテリアとしておいても美しく見えるでしょう。

サイズ

普通のピアノと比較すると小型のものが多いですが、電子ピアノの中でも大きいものや小さいものがあります。大きなタイプのものは、普通のピアノと鍵盤の大きさが近く実際に演奏する感覚に近いです。小さなタイプのものは、軽量のものや持ち運びができるものになります。

しかし、鍵盤の数が少ないことやひとつひとつの幅が狭いことがあります。さまざまなジャンルの曲を演奏したい人は、普通のピアノと同じ88鍵あるものを選ぶとよいでしょう。

最大同時発音数

最大同時発音数は、電子ピアノが同時に出すことができる音の上限をしめしたものです。最大同時発音数は、ただ鍵盤を同時に押して音を出すことができる数ではありません。

たとえばひとつの鍵を鳴らしたら電子ピアノの左右のスピーカーから2つの音が聞こえます。2つの鍵を鳴らすと4つの音になり、5つになると10個の音を同時に出します。さらに、ピアノの下部にあるペダルを踏むことで出る音も、音のひとつとして数えられるのです。

最大同時発音数が多いと表現できる音の種類も豊富になります。ピアノを始めたばかりの人は、64音程度の電子ピアノでも十分ですが、普通のピアノに近いものがほしい人は128音や192音といった最大同時発音数が多いものを選ぶとよいでしょう。微妙な音の違いが大切になります。

電子ピアノの選び方と注意点

オススメ電子ピアノ【エントリーモデル】

電子ピアノの選び方を押さえたところで、おすすめの電子ピアノを紹介します。エントリーモデル、スタンダードモデル、ハイグレードモデルで分けて紹介するので、自分に合ったモデルから探してみるとよいかもしれません。

エントリーモデルは、はじめて電子ピアノを買いたい人におすすめです。安価にも関わらず音や弾き心地がしっかりとしており、軽いものが多いため持ち運んで使えます。どれも手軽に買えるものであるため、試しにひとつ買ってもよいでしょう。

CASIO 61鍵盤 電子キーボード ベーシック CTK-2550

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始めたばかりで手軽に買える電子ピアノがほしい人におすすめです。この電子ピアノの価格は1万円ほどで購入できるものになります。重さもわずか3.3kgほどしかなく、サイズも94.6cm×30.7cm×9.2cmしかないので、持ち運ぶことも負担になりません。

収録しているピアノの音色は、実際にあるグランドピアノをもとに再現したものです。ほかにもアコースティックピアノなども収録しているので、自分が演奏したい音色に合ったものを選べます。音色を変えるだけでなく、ダンスミュージックに使えるエフェクトをかけることも可能です。


ヤマハ YAMAHA 電子キーボード piaggero ブラック NP-12B

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アダプターを接続せずに、乾電池を入れることで弾ける電子ピアノがほしい人におすすめです。単3の乾電池を6本入れるだけで、ピアノの演奏ができてしまいます。ピアノの音色も普通のピアノだけでなく、オルガンやチェンバロといった音色まで収録しています。

収録している音色を紹介するデモも10曲用意されているため、試しに聴くとよいかもしれません。鍵盤の大きさは61鍵と少なめなので、ピアノを弾くことに慣れていない初心者の人にもおすすめです。

この電子ピアノには鍵盤を押すときの強さに応じて、音の強さが変わる機能が搭載されています。普通のピアノを演奏するときの感覚に近いものになっているでしょう。自分が弾いた演奏を録音する機能もついているので、誰かに聞いてもらうことも簡単です。


Alesis 88鍵盤 初心者向け電子ピアノ フルサイズ・セミウェイト鍵盤 Recital

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電子ピアノで演奏のレッスンをしたい人におすすめです。鍵盤を左右に分けて、同じ音色で演奏できるレッスンモードが用意されています。このモードを使うと、先生は左側の鍵盤を使って、生徒は右側の鍵盤を弾いてもどちらも同じ音色になるのです。先生と生徒が交互に席を変わる必要がありません。

収録されている音色の種類はアコースティックピアノだけでなく、オルガンやベースといった音色も用意されています。スプリットモードと呼ばれる左右で異なる音色に分けて、演奏を楽しむことができるでしょう。

どこでも練習ができるように、電源アダプターだけでなく乾電池を入れても動かせる優れものです。ピアノを弾く練習だけでなく、音楽制作をしたいときにも使えるようにPCと簡単に接続できるUSB-MIDI端子が搭載されています。


KORG 電子ピアノ SP-170S 88鍵 ブラック

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ピアノを選ぶときに、大切な音と弾き心地にこだわったピアノがほしい人におすすめです。弾き心地のこだわりは、低音のところでは重く、高音のところでは軽くといった感覚が普通のピアノを弾くのに近いものになっています。

音色の種類もグランドピアノはもちろんチェンバロやオルガンなど合わせて10種類も収録されているのです。状況や気分によって音色を使い分けるとよいでしょう。2人で一緒に弾けるように2つのヘッドホンを接続できる端子が用意されています。

操作に迷わないように操作ボタンも4つしか用意されておらず、誰でも簡単に演奏できます。最大同時発音数は120音もあるため、より普通のピアノに近い音色を聞けるでしょう。

オススメ電子ピアノ【スタンダードモデル】

ピアノの練習をするために電子ピアノの購入を考えている人におすすめしたいものがスタンダードタイプのものになります。このモデルの特徴は、普通のピアノの弾き心地に近いものやアコースティックピアノから録音したものが多いです。

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楽譜を立てるスタンドがついた電子ピアノがほしい人におすすめです。ピアノに直接取り付けられるスタンドが付属でついており、楽譜を見ながら弾くレッスンや演奏のときに使えます。

普通のピアノの弾き心地に近づけるために低音のところだと重く、高音のところだと軽く弾けるようになっています。ピアノの音色はコンサートでも使われているグランドピアノの音を録音したもので、自分がグランドピアノを弾いている気分が味わえるでしょう。さらに、録音したものをそのまま使うのではなく、共鳴音にもこだわっているので、リアリティが高いです。

内蔵スピーカーでも十分に臨場感を感じますが、外部スピーカーに出力できる端子も用意されています。ライブやイベントでスピーカーに接続すれば、迫力を感じる演奏も可能です。USBケーブルでPCと接続すると、演奏したものを録音できたり、ダウンロードした曲を再生できたりします。


Roland ローランド/FP-30 BK ブラック 電子ピアノ

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シンプルだけど機能性に優れた電子ピアノを探している人におすすめです。外見は、シンプルに黒色で無駄な装飾がありません。持ち運びをするときも突起部分が邪魔になることはありません。88鍵持つ電子ピアノの中では、130cm×28.4cmほどの大きさしかないことも大きな特徴です。

弾いたときの音色も時間と音量に応じて変化するスーパーナチュラル音源を搭載しています。ピアノの弾き方やタッチによって音色が変化する機能が搭載されています。曲調に合わせて弾き方を変化させれば、普通のピアノに近い音を聞くことができるでしょう。

また、夜間に練習をしても騒がしくならないように鍵盤の静音性が高いものです。Bluetooth機能も搭載しているため、スマートフォンやタブレットを接続すると音楽制作や譜面を見ながら演奏することも簡単にできます。


KORG 電子ピアノ LP-380-BK 88鍵 ブラック

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部屋においても違和感がない落ち着いたデザインの電子ピアノがほしい人におすすめです。外観は黒色で鍵盤のカバーを閉じてしまえば、上面がフラットになり目立つことはありません。鍵盤のカバーを開けて演奏をするときには、譜面台としても使えます。

収録している音色は、アコースティックピアノだけでなくオルガンやエレクトロニックピアノなどの音源合わせて30種類です。演奏をするときのジャンルによって使い分けることができます。

本体の下部には3本のペダルが搭載されているため、演奏をするときに表現の幅が広がります。ヘッドホンの端子も2つ用意されているため、レッスンや一緒に弾くときに便利です。すべての日本で製造から組み立てまでしているので品質も安心して使えます。


CASIO 88鍵盤 デジタルピアノ Privia PX-560MBE ブルー

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さまざまな種類の音色を演奏できる電子ピアノがほしい人におすすめです。収録されている音色は、6種類の音色を組み合わせることで650種類の音色が用意されています。演奏をするときの状況や曲の雰囲気に合わせて選ぶとよいでしょう。

鍵盤からの指の離し方に合わせて、音の表現を変えるキーオフシミュレーターと呼ばれる機能があります。この機能は、楽譜通りに弾いても鍵盤の離し方によって音色が変化するといった普通のピアノに近い弾き心地を得られるのです。最大同時発音数も256音になっており、キーオフシミュレーターの機能が活かせます。

液晶画面が搭載して、操作がわかりやすいような設計がされています。自分の思い通りに設定でき、快適な演奏環境が得られるでしょう。音楽制作をする上で欠かせない録音機能は、USBメモリを差し込むだけで使うことができます。

オススメ電子ピアノ【ハイグレードモデル】

普通のピアノを弾くのに近い感覚で弾けるものがハイグレードモデルの電子ピアノです。ハイグレードモデルにもなると、鍵盤に木材を使っているものや、外観に艶があり高級感があるものになります。

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グランドピアノから聞こえる音を忠実に再現したものがほしい人におすすめです。普通のピアノだと上下から聞こえるものを6つのスピーカーを搭載することで、グランドピアノと同等に聞こえるような再現をしています。

グランドピアノの前で弾いているだけでなく、コンサートホールの観客席から聞こえる音色にシミュレーションできるのです。自分で弾いているピアノがどのように聞こえるか試せるものになります。

夜間の音量が小さくしなければときに使える機能が、ボリュームシンクイコライザーです。この機能は、音量を小さくすると聞き取りにくい低音域と高音域の音を補正して聞き取りやすくなります。ヘッドホンを装着したときにも自動的に音量や音質を補正するので、心地よい音が聞けるでしょう。


Roland & Karimoku ローランド カリモク / きよら Kiyola KF-10 ウォールナット仕上げ 電子ピアノ

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天然木を使ったインテリアとしておいてもおしゃれな電子ピアノがほしい人におすすめです。家具を作っているメーカーと共同開発した商品になっており、鍵盤や椅子なども天然木が使われています。

 

最大同時発音数は、一人で演奏をするときには無制限です。演奏のときに使える音色はグランドピアノだけでも3種類も用意されています。鍵盤の押すときの強さは5段階に分けられており、曲に合わせて表現をすることができるでしょう。

Bluetooth接続にも対応しているため、スマートフォンやタブレットに接続すればアプリに合わせて楽譜をめくることができます。曲のテンポを合わせるメトロノームが便利な機能で使えるのです。USBメモリを接続すると音楽データを再生でき、それに合わせて演奏の練習ができます。


カワイ 電子ピアノ(黒塗艶出し塗装仕上げ)【高低自在椅子&ヘッドホン&楽譜集付き】KAWA Concert Artist SERIES CA98EP

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グランドピアノと同じような鍵盤の作りをした電子ピアノがほしい人におすすめです。グランドピアノをもとに、鍵盤の構造や音色を再現しています。鍵盤の構造となっているシーソー式をピアノの中に再現しているため、細部の違いも感じとれる作りです。

音色はコンサートに使われているグランドピアノの音を収録して補正をしているため、コンサートホールで弾いているように感じます。グランドピアノの種類だけでも3種類用意されているため、曲に合わせて演奏できるでしょう。

ピアノの左部には、タッチパネル機能が搭載されている液晶パネルが搭載されています。液晶パネルはモードを変更することやメトロノームの設定などが簡単にできます。本体の下部にUSBメモリを差し込むと自分が演奏したものを録音することも簡単です。


ヤマハ 電子ピアノ(黒色艶出し仕上げ) YAMAHA Clavinova(クラビノーバ) CLP-685PE

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演奏する曲に合わせて音色を使い分けたい人におすすめです。コンサートに使われている2種類のグランドピアノをもとにして、再現された電子ピアノになります。音色の幅が広くしっかりとした低音を得意としたものと落ち着いて優雅な高音と中音を得意としたものです。

グランドピアノのような弾き心地を再現するために、さまざまな工夫がされています。鍵盤を押すときの強さに合わせた手ごたえを得るために、木製の鍵盤やセンサーを取り付けられているのです。白鍵の弾き心地だけでなく、鍵盤の支点をピアノの奥側におくと、黒鍵の弾き心地もよくしています。

弾いたときの音色は、スピーカーの位置をこだわってグランドピアノを弾いているようなものです。さらにヘッドホンを装着しても自然な音色となるように、音源を補正して自然な聞き心地にしています。スマートフォンやタブレットをBluetoothで接続をすると、ピアノをスピーカーとして再生できる機能もあるのです。

電子ピアノアクセサリーにもこだわろう

電子ピアノを購入したときにまとめて買っておきたいものがアクセサリーです。電子ピアノを購入したときまとめて買っておくと、後から購入する必要がなく手間になりません。そこで、電子ピアノと一緒に買っておきたいアクセサリーを紹介します。

遮音カーペット

電子ピアノは普通のピアノと比べると音量の調整ができ、夜間でも音を気にすることなく演奏できます。しかし、音量の調節ができるものは電子ピアノが出力する音色だけで、鍵盤を押したときの音やピアノの足元にあるペダルを踏むときの振動は調節できず、静かになりません。

そこで、この音や振動を減らすために電子ピアノと一緒に購入したいものが遮音カーペットです。遮音カーペットは電子ピアノの下におくだけで、音や振動を減らすことができます。さらに電子ピアノの振動によって、床が傷つかなくなるといったメリットもあるのです。

ヘッドホン

静かに電子ピアノの演奏したい人は、ヘッドホンを使うことがおすすめです。ヘッドホンを装着すると、周りや音量を気にすることなく演奏に集中できます。

ヘッドホンを装着して演奏していると、圧迫感を感じ耳が疲れると考えているかもしれません。ヘッドホンは音質がよいものや自分にあった付け心地がよいものを選べば、耳への負担が軽くなり疲れにくいです。

ヘッドホンによって、着け心地や得意としている音域などの特徴が異なります。試しに、いくつか装着をして自分にあったものを選ぶとよいでしょう。

ピアノ用の収納ボックス

ピアノ用の収納ボックスは、楽譜やヘッドホンなどを収納できるものです。ピアノのレッスンに行くときや帰ってきたときにしまっておけば、なくしてしまう心配はありません。楽譜の縦向きにおけるボックスも多いので、背表紙をきれいにそろえて収納しておくことができます。

キャスターがついているものだと、ボックス自体が演奏する環境に合わせて移動できるのです。電子ピアノのスペースにそのまま入るものが多く、ボックス自体が邪魔になることはないでしょう。電子ピアノを購入したときにまとめてボックスも用意しておけば、普段の練習に役立ちます。

大切な電子ピアノより長く使うためには

普通のピアノだと1年に一度調律を兼ねたメンテナンスをする必要があります。電子ピアノは調律をする必要はありませんが、演奏をしているうちにだんだんと汚れがたまってくるのです。日ごろからお手入れグッズを使って電子ピアノを掃除しておくと、気分よく演奏できます。

鍵盤のお手入れは、乾いた柔らかい布でさっと鍵盤を拭くだけで十分です。もし拭いても鍵盤の汚れが取れないのであれば、鍵盤クリーナーを使用してふき取ると汚れがとれるかもしれません。普通の掃除のときに使うクリーナーは、ピアノを変色や変質させるおそれがあります。

鍵盤以外のペダルや電子ピアノ本体をお手入れするときに役立つお手入れグッズを紹介します。演奏するときに必要ないですが、あらかじめ用意しておくとすぐにお手入れができて便利です。紹介するお手入れグッズは、ピアノカバー、クロス、湿度調節材です。

ピアノカバー

ピアノカバーは直接汚れを掃除するものではなく、電子ピアノ本体に汚れが付着することを防げます。演奏をするたびにピアノの上部を拭く必要がなく、カバーを取り外すだけです。日ごろから演奏する人はピアノカバーのものを、頻繁に演奏をしない人はフルカバーのものを選んでしっかりと保護することをおすすめします。

ピアノカバーにもさまざまな種類や柄のものがあるので、季節によって使い分けると雰囲気がよくなるでしょう。椅子のカバーもセットになったものが販売されているので、好みに応じて選んでもよいかもしれません。

クロス

電子ピアノの上部にたまるほこりを取り除くために使ってほしいものがクロスです。ほこりを取り除くだけなら、家にある布を使えばよいのではと考えているかもしれません。

しかし、適当な布だと拭いているうちに繊維がピアノについたり、静電気の原因になったりするおそれがあります。ほこりを取り除くときはクロスを使って拭きとると、余計な繊維や静電気が気にならずに取り除けます。

湿度調整材

普通のピアノは湿気に弱く変形するおそれがあるため、湿度を調節する必要があります。対して、電子ピアノは湿度に弱いわけではありませんが、木材を使っている部分もあるため、湿度は気にしておきたいです。

簡単に湿度を調節できるものが、ピアノ用の湿度調節材になります。湿度調節材をピアノ内部におくとピアノ内部の湿度を調節してくれるのです。湿度の調整だけでなく防虫効果や防錆効果も得られるので、長い間変形や不具合なく使えるでしょう。

まとめ

初めてピアノを購入する人におすすめの電子ピアノを紹介しました。電子ピアノは、普通のピアノと比べる小型で軽いものが多く、マンションやアパートでもおけます。

電子ピアノのお手入れは、乾いた柔らかい布でほこりを取り除くように拭けば十分です。ほこりがつかないようにピアノカバーをかけることやクロスでふき取ってもよいでしょう。ピアノの木材を考えて湿度調節材を入れておくとよいかもしれません。

長い間電子ピアノを使い続けるには、1年に一度調律と同じように電子ピアノを点検してもらうとよいかもしれません。電子ピアノの電源がつかないときや不具合が表れたときには、ピアノの修理を依頼することをおすすめします。

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依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「ピアノ調理 ピアノ修理」をご覧ください。

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