カラス被害が止まらない!カラスにエアガン撃って退治していいの?

2021.4.30

カラス被害が止まらない!カラスにエアガン撃って退治していいの?

カラスの騒音やゴミが荒らされるなどの被害に我慢ができず、エアガンを使って追い払おうとしたことはありませんか?もしかしたらその行為は法律に反するかもしれません。

このコラムではカラスにエアガンを撃った際に法律に反するのかどうかについて紹介していきます。またエアガンよりも効果が期待できるカラスよけについても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

カラスにエアガンを撃って追い払えるものなの?

結論から言えば、あまり効果はありません。エアガンは規定で威力の上限があります。そのためエアガンをカラスに向けて撃って弾が当たったとしても、カラスは平気であることが多いです。

また、カラスは基本的に高いところにいるので狙うのが難しいです。そのため間違えて周囲の人に当ててしまう恐れもあるためおすすめできません。

これらの理由から、カラスにエアガンを撃って追い払うといった方法はあまり効果がないでしょう。

また、カラスは賢い生き物で記憶力もとてもよいといわれています。仕返しにきたカラスによって痛い目にあったといったケースが多いです。そういった点からカラスに向けてエアガンを撃つのはおすすめできません。
      カラスにエアガンを撃って追い払えるものなの?

カラスをエアガンで撃つことは動物愛護法に反する?

では、カラスをエアガンで撃った場合法律に反するのでしょうか?この項目では動物愛護法の点から紹介していきます。

野生のカラスであれば動物愛護法に反しません。動物愛護法の第四十四条で書かれている愛護動物の欄に名前が挙げられていないからです。

ただし、人が飼っている鳥類は愛護動物に入ります。対象のカラスが飼われていた場合エアガンで撃ってしまうと動物愛護法に反してしまうので注意しましょう。

カラスをエアガンで撃つことは鳥獣保護法に反する?

野生のカラスを撃った場合、鳥獣保護法に反します。カラスは狩猟鳥獣として名前が挙げられていますが、第八条で「許可なく鳥獣または鳥類の卵を捕まえてはいけない、または傷つけてはならない」とされているからです。

そのため、狩猟のルールを守らずにエアガンで撃ってカラスを傷つけてしまった場合は法律に反してしまうので気をつけましょう。詳しくは業者に連絡をして、カラス退治の方法について相談するとよいかもしれません。

では、カラス対策にはどういう方法をとればよいのでしょうか?次の項目ではその点について紹介していきます。
      ラスをエアガンで撃つことは鳥獣保護法に反する?

カラスにはエアガンではなくカラスよけなどを使用しましょう

カラスよけなどを使用してカラス対策をしましょう。カラスにエアガンを撃つよりも危険がなく効果的なので、ぜひ検討してみてください。

具体的には、どういったカラスよけがあるのでしょうか?いくつかそのグッズを紹介していきます。

鳥よけスパイク

ベランダにカラスが止まることで騒音に悩まされる方も多いかと思います。そんなときは鳥よけスパイクを使いましょう。これをベランダなどの止まりやすい場所に設置することで、棒が邪魔で止まることができなくさせる効果があります。

カラスのぬいぐるみ

カラスよけグッズには本物によく似たカラスのぬいぐるみのようなものがあります。これをベランダなどに吊るすことによって仲間の死体だと思わせて「ここは危険である」と認識させ、近寄らせなくさせる効果があります。
      カラスにはエアガンではなくカラスよけなどを使用しましょう

ネット

カラスの被害でゴミを荒らされてしまう。または作物を荒らされるといったケースがあります。それを防ぐためにゴミや作物にネットを被せて荒らされないようにしましょう。ネットの種類によってはカラスの苦手な成分が入っているなどの寄せ付けない工夫がされているものもあるので、一度探してみるとよいかもしれません。

スプレー

カラス対策用のスプレーがあります。これはカラスが嫌う成分などが入っています。先ほど紹介したネットにかけることで寄せ付けなくさせる効果もあります。

CDなどのキラキラしたものを吊るす

CDなどを吊るすことにより、反射した太陽の光でカラスを寄せ付けないといった効果があります。カラスは強い光が苦手なため有効です。しかし、この方法を使用する際は注意点があります。

それは効果が一時的なものであるということです。カラスは賢い生き物なので、ただ光るだけで自分たちにとってこれは害のないものだと認識すると再度近づいてくる傾向があります。CDなどのキラキラしたものを吊るすだけではなく、この項目で紹介したカラスよけのグッズも使って万全なガラス対策をしましょう。

また、業者にカラス対策を依頼する方法もあります。一度連絡して、どのような対策があるのか相談するとよいでしょう。
      カラスにはエアガンではなくカラスよけなどを使用しましょう

まとめ

このコラムでは、カラスにエアガンを撃った際に法律に反するかどうかについて紹介していきました。もしエアガンの弾がカラスに命中して傷をつけてしまった場合は違法になってしまうので注意しましょう。

また、エアガンを撃ってもあまり効果がない点やカラスに向かってエアガンを撃つ際、周りに当たってしまう恐れがあります。エアガンを使ってカラスを追い払うといったことはあまりしないほうがよいでしょう。

エアガンの代わりに、このコラムで紹介したカラスよけグッズを使ってカラス対策をするとよいでしょう。どれも手軽にできるのでぜひ参考にしてみてください。また、業者に連絡をしてカラス対策について相談をするとよいかもしれません。

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