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【可愛い顔には要注意】本当は怖い! ハトから受ける恐ろしい病気と対策方法!

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住宅に潜むハト

ハトの群れ

ハトは元々古来では家畜として飼われていたので、人との共存関係は長くなっており、日常生活では必ず見かけるようになりました。一見可愛らしい顔立ちをしていますが、実はハトにまつわる被害はたくさん発生しています。鳴き声やフンだけでなく、恐ろしい病気も保有しているのです。これから、ハトの習性やハトから受ける病気、ハトの侵入を防ぐ為の対策方法などをご紹介しますので、今後の参考になさってください。

ハトの種類

ハトには色んな種類がおり、それぞれ見た目や特徴は違いますが、最も人の生活を脅かすハトは「ドバト」と「キジバト」になります。

  • ドバト

    体色は白色と灰色、小刻みに首を前後に動かして<プルッフー>と鳴き声を出すのが特徴で、別名カワラバトとも呼ばれています。一番人の生活に近いハトと言われており、都会のビルなどに巣を作って生活をするので、ドバトの数はドンドン増えていっています。主な原因として、人がエサを与えているというのがあります。繁殖能力に優れているドバトは、人が与えるエサを頼って、駅や公園、神社などを群れで行動するので、地域によっては、自治体の条例でエサを与えるのを禁止している所もあります。
  • キジバト

    羽根が赤茶色っぽく、頭と胸の間に青と白の縞模様があるのが特徴で、別名ヤマバトとも呼ばれています。小枝を使って皿状の巣を作っていますが、使い古した巣を使うこともあります。元々山地に棲んでいたので、人に姿を見られることはありませんでしたが、1960年代に銃を使った狩猟が制限されて以降、街路の植木や都市部でも姿を現すようになりました。

ハトの習性~巣作りまでの4段階

サヨナラハト

ハトの被害が発生する原因を知るには、まずハトの習性を知る必要があります。ここでは、巣作りまでのハトの習性をご紹介いたします。

①様子見

まず、ハトは目当てのベランダが安全な場所かどうかを確認する為、近くの電線や建物の屋上に止まって様子を見ます。特に、ベランダと同じ高さの正面にハトがいる場合は要注意です。

②侵入

ベランダに近寄っても安全と分かると、ハトはベランダの手すりに止まって、ベランダの中も安全かどうか確認をします。中には慎重を期して、隣のベランダの手すりからこちらまで歩いて侵入するハトもいます。

③ねぐら

ベランダが安全な場所という認識を持つと、ハトはそこをねぐら場所にするので、大量のフンをされたり、鳴き声の騒音といった被害が発生してしまいます。

④巣作り

ねぐら場所と決めたハトはいよいよ巣作りを始めます。ハトはカラスに食べられたり、ネコに卵を持っていかれるのを防ぐ為に、普段人が目にしない場所に巣を作る習性があるので、主に室外機の裏側などで巣を作っていることが多いです。

ハトのフンから感染する病気

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ハトから受ける被害には「鳴き声がうるさい」「フンの臭いが酷い」といったケースがありますが、フンの場合、ゴキブリとダニの発生や、フンに含まれた酸成分で金属が腐るといった被害も発生してしまいます。また、フンから媒介した菌でアレルギーを発症したり、健康に大きな被害をもたらす病気に感染することもあるのです。その恐ろしい病気は以下の種類になります。

クリプトコッカス症

クリプトコッカス属に属した感染症で、致死率は約12%あると言われています。これに感染すると、脳炎や髄膜炎などを引き起こし、発熱や頭痛、記憶障害、人格変化といった症状が起きてしまいます。

トキソプラズマ症

アピコンプレクサ属に属した感染症で、トキソプラズマという虫によって感染します。これに感染すると、肝炎や肺炎、髄膜脳炎、心筋炎などを引き起こし、悪寒や高熱、頭痛、痙攣といった症状が起きてしまいます。

サルモネラ症

サルモネラ属に属した感染症で、これに感染すると、腸炎などを引き起こし、下痢や発熱、腹痛といった症状が起きてしまいます。また、症状が重くなると、粘血便を排泄するようになり、免疫力が弱い人だと、最悪死亡してしまうこともあります。

ニューカッスル病

ニワトリを始めとする多くの野生鳥類に感染する病気で、下痢や肺炎、神経症状などを起こすだけでなく、死亡率が最も高いウイルスとして恐れられているので、法に基づいた家畜伝染病に指定されています。また、人に感染すると、インフルエンザ様疾患や結膜炎、耳下腺炎を引き起こすことがあります。

オウム病

オウム病クラミジアによって感染する病気で、オウム病を保有しているハトは、最大75%もいると言われています。感染しても風邪で済むことが多いですが、時に肺炎を引き起こすこともあります。

脳炎ウイルス

コガタアカイエカという虫によって媒介されるウイルスで、感染すると、嘔吐や発熱、意識障害といった症状が起き、手足のしびれが後遺症として残ってしまうこともあります。

対策方法

手すりバト

ハトの被害を防ぐ為には、まずハトに侵入されないよう対策を施すことが大事になります。その為には、下記の対策方法があります。ただし、ハトは賢いので、対策方法によってはハトがそれに慣れてしまい、再び侵入して来ることがあるので要注意です。

定期的に掃除をする

ハトはベランダの床に落ちた小枝や針金などを巣の材料として利用するので、ベランダが汚れないよう、定期的に掃除をしておくことが大切です。

手すりの上に配置

約8~9㎝のテグスや防鳥ワイヤーを手すりの上に張ったり、忌避剤の塗布といった対策を施せば、ハトの侵入を防ぐことが出来ます。

防鳥ネットを使う

ベランダの天井から手すり部分まで防鳥ネットを取り付ければ、ハトの侵入を防ぐことが出来ます。ただし、ネットに隙間が出来ないようしっかりと取り付けておくようにしてください。ネットを垂らしただけだと隙間が出来てしまい、ハトはそこから中へ侵入してしまいます。

針山を配置

室外機などに針山を両面テープで配置しておけば、ハトの侵入を防ぐ効果があります。

置物を設置

ハトはネコ、カラス、ヘビを嫌います。これらの置物をベランダに設置しておけば、ハトがベランダに寄り付かなくなります。

ハトまとめ

ラブラブバト

ハトはなかなか粘り強く、縄張り意識が強い性格をしているので、一度、安全な場所として認識すると、何度もやって来ます。また、ハトは鳥獣保護法という法律で守られているので、自治体からの許可無しで勝手に駆除することは出来ません。ですので、ご自分で対策を施すのが難しかったり、なかなか効果が出ないという方がいらっしゃいましたら、是非生活110番の『ハト駆除』をご利用ください。ハト駆除に関してプロフェッショナルである専門業者が、鳥獣保護法に沿った対策を行ってくれます。一度ご利用されることをオススメいたします!

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