毎日使うお風呂は、知らない間に劣化している箇所が多く存在します。とくにお風呂の扉は使用頻度が高く、劣化状態も気にならないかたも多いのではないでしょか。
しかし、お風呂の扉が劣化しているのにも関わらず、放置していたら怪我をしてしまうおそれもあります。そうならないためにも、早めにお風呂の扉を修理しておくことが大切なのです。
今回はお風呂の扉が壊れてしまったときの対策や修理方法について詳しくご紹介していきます。
毎日使うものだからこそ、壊れたときに迅速かつ費用を抑えて対処できる方法をまとめました。
お風呂の扉が割れてしまったら…
壊れてしまったお風呂の扉は修理しなければなりません。早めに修理しないと、お風呂の修理が必要となり、大掛かりな工事になってしまうこともあります。
しかし、お風呂の扉に使われている素材が樹脂パネルかガラスかにより、その対処法が異なります。
樹脂パネルの場合
弾くとコンコンと乾いた音のする樹脂パネル製のお風呂の扉の修理は、業者に依頼せずに個人でも作業が可能です。メーカーやホームセンターなどで修理箇所に適した樹脂パネルを用意しておきます。
交換手順は、まず扉を枠から外します。樹脂パネルには非常時用の取り外しかたと明記してあることもあります。次に扉を分解し修理の必要な樹脂パネルを取り除き、新品のものと交換し、枠に戻したら修理完了です。
しかし、扉を分解して組立直す必要があるため、ミスすると水漏れの原因となってしまいます。そのため、細心の注意を払って作業をする必要があります。
また、ガラスに比べて軽量の樹脂パネルとはいえ、扉は重たいものですので、2人以上の大人で作業しましょう。もし難しいと感じた場合は、迷わず業者に依頼することをおすすめします。
ガラスの場合
ガラスは弾くとキンキンと甲高い音がします。壊れたガラスは触れるだけで怪我をしてしまうので、壊れてしまった場合は個人で作業はせずに応急処置だけをして業者へ依頼しましょう。
応急処置には、まず修理箇所に適したサイズのアクリル板などを用意します。浴室側から割れている箇所を覆うように板をあてて、板を扉に養生テープで固定します。
さらに、浴室の外から破損箇所をふさぎます。最後に処置した扉に水をあてて、漏れがなければ応急処置は完了です。
業者に修理を依頼しても、すぐに作業が可能とは限りません。あくまで応急処置なので、できるだけ早急に業者へ修理してもらいましょう。
こんな症状があれば交換時期かも
毎日使うお風呂の扉は、修理が必要になってもすぐに対処できない場合があります。そのため、早いうちからその交換時期や劣化のサインに気をつけておくことが必要です。
お風呂の扉の耐用年数は15~20年ほどといわれていますが、10年を経過すると劣化してくることも多いです。劣化のサインを見逃さないことで、迅速かつ低コストで修理が可能になります。
ゴムや樹脂でできているパッキンは、劣化するとひび割れが生じ、密閉性が低下しています。そうなると、水漏れやカビ発生の原因になってしまいます。お風呂場の外に少しでも水漏れしていたり、扉のすき間にカビが発生していたりしたら、パッキンの劣化を疑いましょう。
また、度重なる開閉により部品が破損することがあります。開閉時に扉の動きが悪いなと感じたら、交換時期かもしれません。
お風呂の扉は大きく分けて3種類
お風呂の扉を修理や交換する場合、今までとは異なるタイプの扉にすることも良いでしょう。お風呂の扉には主に以下の3種類があり、それぞれの特徴に違いがあります。
・折れ戸
屏風のように縦方向に中折れする扉で、最も標準的な扉で多く使われています。お風呂場の中に折れ曲がって開くので、小スペースでも使いやすいですが、中折れの部分が故障しやすいので取り扱いには注意が必要です。
・開き戸
部屋や玄関の扉のように、押すあるいは引いて開閉するタイプの扉です。扉の開閉に多くスペースを要するため、浴室内外が広いことが設置の条件になります。
脱衣スペースに扉が開くタイプの場合は、扉についた水滴が落ちますのでカビの発生などに注意する必要があります。
・引き戸
扉を横にスライドさせるタイプの扉です。開き戸のようなスペースが不要なため、小スペースでも設置可能です。
スライドのためのレール部分が劣化しやすく、修理や交換の際は、扉部分だけでなく取りつけされている部分も工事が必要になる場合もあり、折り戸や開き戸に比べて大掛かりになることがあります。
お風呂の扉交換はカバー工法がオススメ
お風呂の扉を修理するだけでは済まず、外枠も含めた交換をしなければならなくなると大掛かりな工事が必要になります。扉の交換という大掛かりな工事は、数日の工事期間を要し、費用も高額になる傾向にあります。
そこで「カバー工法」を採用するケースが増えています。カバー工法による工事はわずか1日で工事が完了し、費用を抑えることができます。
カバー工法は、既存の枠に新しい枠を取りつけて扉を一新する方法で、壁を壊す必要はありません。
お風呂の扉は、高い密閉性を要求されます。これが実現できないと水漏れやカビの発生が起きてしまい、さらに余計な対処が必要となってきます。そのため、自分では行わずに業者に依頼することをおすすめします。
カバー工法は既存の枠に問題がないことが前提ですので、枠自体に不具合が生じ、交換が必要な場合には用いることができませんので注意しましょう。
まとめ
お風呂の扉の修理や交換対応の方法は、パネルの素材や扉の形状により異なります。比較的軽量の樹脂パネルであれば、個人での修理も可能ですが、ガラス素材の場合は危険を伴いますので応急処置を施して業者に修理を依頼しましょう。
パッキンの劣化を放置していると、浴室外への水漏れやカビの発生が起こります。そうしたことを未然に防ぐためにもパッキンの傷み具合には注意してください。
扉やその外枠を含めた交換で大掛かりな工事が必要となった場合は、カバー工法をおすすめします。既存の枠に新しい枠を取りつけて扉を交換するので、比較的安価かつ短期間で工事することが可能です。
お風呂の扉の劣化状態を見極めるためにも、少しでも不具合を感じたら業者に依頼してみるのもおすすめです。業者に依頼することで、しっかりとした施工をしてくれるのではないでしょうか。
ガラス修理・交換できる業者や料金
\ 完全無料 /
厳選した全国のガラス修理・交換業者を探せます!
×
関連記事カテゴリ一覧
ガラス修理・交換の記事アクセスランキング
ガラス修理・交換の最新記事
カテゴリ別記事⼀覧
- お庭の手入れ
- 害虫駆除
- 害獣駆除
- 電気工事
- 鍵開け・交換・修理
- 窓ガラス修理・ドアノブ修理
- 家の修理
- バッテリー上がり
- ハウスクリーニング
- ペット火葬・葬儀
- 家電修理
- パソコン修理・ネット回線
- 家具・雑貨の修理
- 外壁・屋根工事
- リフォーム
- 防犯カメラ設置
- 盗聴器・その他調査診断
- 便利屋・代行サービス
- 引越し・配送サービス
- オフィス・店舗向けサービス
- その他