車のガラスに傷がついた！傷の大きさによっては補修のプロに任せよう

身のまわりにあるガラスを見てみると、必要性がとてもあるものだと気づかされるかと思います。車のフロントガラス、リビングダイニングの窓ガラスなどどれもが身を守ってくれるものばかりです。

このガラスに傷がついてしまった場合、あなたはどう対処しますか？あまり手順を知らないかたのほうが多いかと思います。ガラスに傷ができたときは自分で補修することもできるのです。そこで今回はガラスの傷の補修方法をまとめたので、ぜひ参考してみてはいかがでしょうか。

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「飛び石」には注意！ガラスに傷がつくおもな原因

ふいにガラスを見てみると、傷がついているということはありませんか？なぜガラスに傷はつくのでしょうか。原因をしっかり知ることで、対策もできるかもしれません。

飛び石などの飛来物

気をつけていてもガラスが割れてしまう原因が飛来物です。台風で強い風が吹いて、石など予想していないものがガラスへ飛んできた場合、割れてしまうことはあるでしょう。また直接ガラスに当たらなくても、地震や落雷などの振動によって割れてしまう場合もあります。

ガラスに傷がついたり割れてしまったらガラスの傷を補修しなければなりません。少しの傷だからといって放置しておくのは危険です。

劣化

ガラスの傷が、劣化が原因なんてことがあるのか疑問に思われるかもしれません。ガラス自体が劣化するわけではなくて、ガラスの耐久性が落ちてきてしまいます。そのため、ガラスがくもってきたら注意が必要です。透明な視界でなくなってきた場合は経年劣化で傷がつきやすい状態となっています。

熱割れ

太陽の熱を受けているガラスは、熱によってヒビが入り割れてしまうことがあります。太陽の光でもとくに西日が強いとガラスが膨張しやすく、膨張しやすい部分と膨張しにくい部分が引っ張られる状態となります。さらにガラスに防犯フィルムを貼っていたりすると膨張しやすくなります。

これは太陽の光だけでなく、ストーブなどの高温になるものが近くにあると危険ですので、ガラスの近くに置かないようにしましょう。

傷を修理せず放置していると危険

ガラスに傷を見つけた場合、どのように対処すればよいのでしょうか。ガラスの傷を補修せずに放置しておくと場合によっては割れてしまったり、ガラスをすべて交換なんてことになるかもしれません。多少の傷であれば放置をしたくなりますが、早期発見で費用があまりかからないうちに修復しましょう。

車の場合、1㎝以上のヒビがあると車検に通らないといわれています。修復するのに高額な修復費用がかかってしまったり、車両保険を使用しないといけなくなってしまう可能性もあります。

【DIYでリペア】ガラスの傷を消してしまおう！

ガラスのヒビが拡大するまえに、ガラスの傷を自分で補修する方法があれば嬉しいですよね。自分で補修を行うときは身近なものを使うことができます。

歯磨き粉

歯磨き粉は、些細な傷を補修するのには効果あるといわれています。そのため、大きな傷などの目立つ傷の補修には向いていません。

歯磨き粉の中でもより効果があるのが透明なホワイトニングです。傷を磨いて、傷を確認しながら必要に応じて繰り返し磨いていきます。最後に綺麗な布を湿らせて残っている歯磨き粉を拭き取っていきます。

重曹

さまざまな用途でも活躍している重曹を使うことができます。まず、重曹と水を混ぜ合わせていきます。スプーンなどで塊がなくなるまでペースト状にします、プリンぐらいのような柔らかさになるまでペースト状にしていかないと、傷が拡大してしまうおそれがあるので注意が必要です。このペースト状が関せしたら傷にあて、やさしく円を描きながらこすっていきます。最後にペーストを拭き取って乾けば完成です。

研磨剤

ホームセンターなどにあるガラス磨き用の研磨剤などを使用するのもおすすめです。
まず柔らかい乾いた布になどに研磨剤をつけ、傷の部分を円えがくように擦ります。最後は湿った綺麗な布などで研磨剤を拭き取ります。

ガラスリペアキット

ほかにはガラスリペアキットを使用する方法があります。キットには道具が揃っているので便利です。まずはキットの中に入っている押しピンで、表面に残っているガラスを取り除きます。傷のまわりに粘着シートを貼り、保護シートを剥がします。保護シートの粘着部分に専用の器具をとりつけて、補修液を流し込みます。流し込んだら注射器みたいなものを使用し、穴にさすことで真空にしていきます。20分程待ち、その後は反対に圧力をかけていきます。

ガラスの傷の補修は自分でも簡単にできるかもしれません。しかし、手順を間違えたり、力を入れすぎるとガラスの傷が拡大してしまうおそれがあるので注意が必要です。

DIYの補修は応急処置！不安なときは業者へ依頼

ガラスの傷やヒビは、大きさが1㎝以内は自分でも補修できるといわれています。
しかし、1㎝以内の傷やヒビを補修しても完璧に元に戻らないおそれもあります。そのため、不安であれば業者へ相談するのをおすすめします。

早期発見であれば、安価でガラスの傷を補修できるかもしれませんので、自分で補修作業を行うだけでなく、業者へ相談して比較してみましょう。

まとめ

ガラスに傷やヒビが入ってしまう原因はさまざまです。そのため、自分で事前に対策することも重要です。

また、自分でガラスの傷を補修する場合は、1㎝以内のものが目安になりますが、必ず完璧に補修できるとも限りません。変に傷を補修して、ガラスがさらに割れてしまうことも少なくありません。ヒビは放置しておくと、事態を余計に悪化させ、怪我につながるおそれがあります。

そのため、ガラスの傷やヒビを発見したら、早めに業者に依頼することをおすすめします。