電動ドライバーには種類がある!上手な選び方とおすすめ商品を紹介
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近年では、素材をホームセンターなどで購入して自分で家具を作ったり、損傷した家具を自分で修繕したりするDIYをおこなう人が増えています。
素材を購入した費用だけで、家具が手に入ったり修理をしたりすることができるため、コストがかからないという魅力があります。自分でものを作るという、工作のような楽しみもあるため、興味を示す方も多いのではないでしょうか。
DIYをおこなうときに、大活躍するのが電動ドライバーです。電動ドライバーは、電気を使用してネジ部分を回転させることで、穴を開けるなどの、工作や修繕に必要な作業をおこなうことができます。
電気の力を使うため、力を込めて作業をする必要がなくなります。キリで穴を開けるとなれば、貫通するまで地道に作業を続けなくてはいけませんが、電動ドライバーを使用すればスムーズに作業をこなすことができるでしょう。
作業の時間を短く、金属などの素材に対しても使えるため、非常に便利な製品です。使用用途が幅広いため、作業に必要な工具を買いそろえる手間とコストも抑えることができます。
しかし、工具は普段使わない方にとって馴染みの薄いものであるため、電動ドライバーを購入しようと思っても「商品説明のどこを見ればいいのかわからない」と戸惑う方が多いのではないでしょうか。見慣れない用語が多く並んでいるため、商品を探す気力がなくなってしまうということもあるでしょう。
「どのような電動ドライバーを購入すればいいのかわからない」「電動ドライバーがどのようなものか、詳しく知らない」という方に向けて、選び方や商品の紹介をします。電動ドライバーに興味のある方は、ぜひご覧ください。
目次
電動ドライバーとは?インパクトドライバーとの違い
電動ドライバーとは、電気を使用してモーター動かすことで、ハイスピードでネジを回転させるものです。
ネジの先端部分にドリルビットやドライバービットなどを付けることで、穴をあけたり削ったりすることができます。1本持っているだけで工作や修理など多様な使い方ができるのは、非常に使い勝手がよいですよね。
「DIYをしてみたい」「家具が壊れたから自分で修理をしたい」という理由で電動ドライバーの購入に興味を持ち、こちらのコラムをご覧になっている方も多いでしょう。
しかし電動ドライバーを購入しようと思っても、修理器具について深くご存じでない方は、なかなかドライバーの違いが分からないかもしれません。とくに電動ドライバーと同じくらい話題に上がる「インパクトドライバー」は混同しやすいものです。電動ドライバーとインパクトドライバーは何が違うのでしょうか?
インパクトドライバーとは、電動ドライバーの種類のひとつなのです。電動ドライバーは大きく分けて2種類あり、そのうちのひとつがインパクトドライバーです。
インパクトドライバーは電動ドライバーであるため、基本的な機能である穴開けやネジ締めをすることが可能です。しかし、2種類あるうちのどちらの種類を選ぶのかによって、ドライバーが得意な分野が変わります。
具体的な作業内容が決まっている方であれば、電動ドライバーの種類にもこだわりを持ったほうが、効率的におこなえるため、作業がはかどるかもしれません。
電動ドライバーの主な種類と特徴
電動ドライバーは、さまざまな場面で使うことができます。たとえば、ネジを差し込むときに穴をあけたいときであれば、ドライバーの先端に「ドリルビット」を差し込むことで、手軽に穴をあけることができます。
ドリルビットにも種類があるため、「どのようなものに穴をあけたいか」というご自身の状況によって、使い分けることが可能です。
木工用のドリルビットで金属が素材であるものに穴をあけようとすると、より時間を費やすことになってしまいます。そのため、ドリルビットを購入するときは、何用のドリルビットかを確認することをおすすめします。
また、「ドライバービット」を使用して、ネジをしめる作業も一瞬でおこなうことができます。ドライバービットにも種類があり、ネジの素材に合わせたドライバーの形を選ぶことが可能です。
電動ドライバーであれば、これらの基本的な機能を使うことができます。しかし、電動ドライバーには「ドリルドライバー」と「インパクトドライバー」の2種類があり、それぞれ細かな特徴が異なります。
そこで、この章ではドリルドライバーとインパクトドライバーの特徴の違いについて説明をします。「このような電動ドライバーが使いたい」と決まっている方は、ぜひご覧ください。
ネジの回し方
ドリルドライバーでは、ネジを回すときには回転の力だけしかかかりません。一方インパクトドライバーは、回転の力に加えて打撃が加わります。
打撃の効果によって、インパクトドライバーは力強さを発揮します。パワーが大きいというメリットがあるため、打撃の力があり強力であるため、力が必要な作業に向いているでしょう。たとえば、大きな家具の修理や組み立ての作業、金属などの堅い材に穴を開けたいときなどに便利です。
しかし、音も大きくなってしまうことや、ドライバーをコントロールするのに苦労するというデメリットもあるため、注意が必要です。
ドリルドライバーであれば、回転のみで余分な圧力がかからないため、ちょっとした家具の組み立てをするときに役立ちます。コントロールがしやすいため、快適に細かい作業をおこなうことができるでしょう。
大きな力が必要なく、デリケートな素材であれば、ドリルドライバーは活躍してくれるのではないでしょうか。
構造
電動ドライバーの種類によって、チャックの構造も異なります。チャックとは、使用用途に応じて使い分けるビットを差し込む部分のことをさします。
インパクトドライバーのチャックは、穴の部分が円の形をしているのに対して、ドリルドライバーのチャックは円の形をしていません。
そのため、ドライバーの購入をするときに「どっちの種類の電動ドライバーだろう」と迷った場合は、チャックを確認することで見分けがつきます。また、電動ドライバーの構造も違うことで、ビットの取り付け方も異なります。どちらも難しい作業ではないので、初心者の方でも使用することができるでしょう。
調整機能がついているか
ドリルドライバーには、回転スピードとトルクを調整する機能がついています。トルクとは、ドライバーを使用したときのネジを回す力のことをさします。
電動ドライバーを使用する用途や、素材に応じて細やかな調整ができるため、電動ドライバーの扱いに慣れていない方であれば、調整機能がついているドリルドライバーのほうが使いやすいかもしれません。
電動ドライバーを上手に選ぶポイント
電動ドライバーは、インパクトドライバーかドリルドライバーかによって分けることができます。どちらの種類であるかによって、得意な作業や向いている素材が変わるため、電動ドライバーの購入を検討するときは参考にしやすいでしょう。
しかし電動ドライバーは非常に種類が多いため、インパクトドライバーかドリルドライバーかを決めただけでは、購入する商品を絞り込むことはできません。
使用する人が使いやすくなるように、それぞれの状況に合った電動ドライバーが開発されているため、数が非常に多いのです。しかし、どの商品が自分に合っているのかというのは、わからないものですよね。自分に合った商品を見つけることができるように、電動ドライバーを選ぶポイントを説明していきます。
電動ドライバーの種類に合わせて、今から説明をするポイントを踏まると、より自分に合った電動ドライバーを選ぶことができるのではないでしょうか。
【ポイント】
電動ドライバーの重量
電動ドライバーを選ぶときは本体の重さが非常に重要です。電動ドライバーを使用するときは、本体の重さを手で支えながら、作業をおこなわなくてはなりません。
場合によっては、素材を抑えるために片手を使って、もう片手で電動ドライバーを持つ必要があるときがあります。
力強い男性であれば、電動ドライバーの重さは気にしなくてもよいかもしれませんが、女性や年配の方が使用するのであれば、軽い電動ドライバーがおすすめです。
力
商品によっては、ネジを回す力であるトルクが大きく異なります。トルクの大きさによって、穴のあけやすさや作業時間の長さは変わってきます。
また力が強すぎるものであれば、コントロールをするのが大変なため、カラーボックスなどのちょっとした家具を組み立てるときには不便に感じてしまうこともあるでしょう。ご自身がおこなう作業内容を踏まえたうえで選ぶとよいかもしれません。
握りやすさ
もし店頭で電動ドライバーを購入するのであれば、握りやすさもチェックしておきたいポイントです。
電動ドライバーによってそれぞれ設計が違うため、グリップの握り心地も変わってきます。長時間作業をするときは、電動ドライバーの握り心地は手の疲れにも関わってくるでしょう。自分の手に馴染むような電動ドライバーを選ぶと、快適に作業もこなせるのではないでしょうか。
給電の仕方
電動ドライバーの給電の仕方はコードを使用するタイプと、バッテリーが内蔵されているタイプがあります。以前はコードを使用するタイプの電動ドライバーが主流で、バッテリーが内蔵されている商品はありませんでした。
しかし最近はコンセントがない状況を踏まえて、バッテリーが内蔵されていて、コードは外すことができる電動ドライバーも多く発売しています。屋外で電動ドライバーを使用する予定の方は、バッテリーが搭載されている商品をおすすめします。
【3.6V】おすすめ電動ドライバー2選
「力がなくても扱いやすい電動ドライバーを選びたい」「使用用途が、大きな力を必要としないもの」という方も多いのではないでしょうか。そのような方におすすめしたいのが、3.6ボルトの電動ドライバーです。
電圧は、電動ドライバーのパワーに大きく影響します。電圧が小さければ電動ドライバーのパワーも小さくなりますが、電圧が大きければパワーも大きくなります。ここでは、パワーが必要ないという方に向けたおすすめの電動ドライバーをご紹介します。
リョービ(RYOBI) 充電式スクリュードライバ 3.6V BDX-2
ご家庭で使いやすい電動ドライバーがこちらの商品です。バッテリー内蔵タイプで、手のひらサイズの電動ドライバーなので、持ち運びも簡単にすることができます。ちょっとしたものに電動ドライバーを使いたいというときであれば、余分な荷物がなく気軽に使うことができるというのは便利ですよね。
また、充電は3時間ほどで完了します。そのため、「今日はあの家具を修理しよう」と思ったときに、手早く充電をして、修理をおこなうことも可能です。
HiKOKI(旧日立工機) 3.6V コードレスドライバードリル 充電式 1.5Ahリチウムイオン電池、急速充電器、予備電池、ケース付 DB3DL2(2LCSK)
コンパクトなサイズのドリルドライバーです。小型でコードレスタイプであるため、狭い場所で電動ドライバーを使用したいときでも、自由に使用することができるでしょう。
こちらの商品の特徴は、電動ドライバーのボディを変形させることができるという点です。電動ドライバーの一般的な形は、ピストルのようなボディになっています。しかしこちらの商品は、グリップ部分を伸ばして棒状のようなボディにすることも可能です。
作業場所によっては、ピストルのボディでは、幅を取ってしまい、快適に作業ができないという状況もあるでしょう。そのようなときは、ボディを変形させることで、悩みを解決させることができるかもしれません。
狭かったり複雑な作業場所で電動ドライバーを使用する方は、こちらの商品のように変形できるものを購入することをおすすめします。また、本体が非常に軽いことも魅力のひとつです。本体はわずか4.5キロしかなく、通常のドライバーの半分以下の重さであるため、作業の負担も少ないのではないでしょうか。
【14.4V】おすすめ電動ドライバー2選
さまざまなものに対応できる電動ドライバーがよい、という方には14.4ボルトのタイプをおすすめします。
14.4ボルトの電動ドライバーであれば、小さな家具の組み立てから、頑丈な素材の穴あけまで、幅広い場面で使うことが可能です。「使用用途が決まっていない」という方であれば、今からご紹介をするドライバーを検討してみると、よい商品が見つかるのではないでしょうか。
高儀 充電式ドリルドライバー Earth Man S-Link 14.4V 2スピードドリル&ドライバー DDR-144LiB
ブルーとホワイトで設計されている、クールなデザインをした電動ドライバーになっている商品です。ネジ締めやネジのゆるめ、軟鉄板から樹脂の穴開けまで、さまざまな使い方ができます。
こちらのドリルドライバーは、ネジを回す力であるトルクを自在に調節することができることが特徴です。トルクの調節は、18段階にもわたっておこなうことが可能です。調節も、ダイヤルを回すだけでおこなうことができるため、必要なときに素早くおこなうことができます。
また、スイッチを押すことで、ドリルの回転方向を変化させることができます。押す式のスイッチタイプであると、「間違って操作をしてしまったときが危険なのでは?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
このスイッチは、ストッパー機能もついています。そのため必要でないときは、ストッパーをかけることができます。安全性にもしっかりと配慮がされているため、安心して使うことができるのではないでしょうか。
ドリルドライバー 14.4V 充電式 高/低速度調整 コードレス 正逆転 照明機能 17+1段トルク 無段階変速 リチウムイオン電池1個・充電器・ドライバービット6本・ドリルビット6本・延長アダプター1本付 D018SS-14.4V
ビスやドリルまで備えついているドリルドライバーです。わざわざ自分で購入する手間が省けるので、ビスやドリルにこだわりがないという方には、非常におすすめです。
中には、夜や暗い場所で作業をおこなうという方もいらっしゃるでしょう。明かりがないと、手元も見えづらく危険になってしまいますよね。しかし、わざわざ明かりをセットしながら、作業をするというのも手間がかかります。
こちらの商品は、電動ドライバー本体にLED照明の機能がついているため、必要なときに明かりを灯すことができます。夜に作業をすることが多いのであれば、LED照明が利用できる電動ドライバーを選ぶと、便利に感じるのではないでしょうか。
【18V】おすすめ電動ドライバー3選
大きな家具で使われる素材は、全体の重量を支えることができるように、しっかりしたものが使われます。素材がしっかりしたものであれば、たいていの衝撃では傷がつきづらいため、故意に穴を開けようとしても、なかなかうまくいかないでしょう。
しっかりした素材に対して電動ドライバーを使うときは、電圧が大きいものをおすすめします。電圧が大きければ電動ドライバーのパワーも大きくなり、回転数も多くなるため、ドリルとしての精度も上がるでしょう。
「大きなパワーが出せる電動ドライバーを使いたい」という方に向けて、電圧の大きい商品をピックアップしました。ぜひご自身に合うような商品がないか、一度ご覧になってはいかがでしょうか。
マキタ(Makita) 充電式インパクトドライバ(黒) 18V 6Ah バッテリ2本・充電器・ケース付 TD171DRGXB
回転に加えて、衝撃を与えてくれるインパクトドライバーの商品です。こちらの商品は、状況や使う方に合わせて細かい設定ができることが魅力です。
使用対象が木材かボルトか厚板か薄板かによって、モードの切り替えをすることができます。モードを切り替えることで、電動ドライバーの機能が変化するため、より効率的に使用することができるでしょう。
また、打撃の速さを4段階で変化させることができる、打撃モードも搭載されています。力強い電動ドライバーですが、スピードの調整をすることによって、コントロールもしやすくなることでしょう。
頻繁に電動ドライバーを利用する方にはうれしい、「モードメモリー機能」もついています。モードメモリー機能とは、頻繁に使用するモードを電動ドライバーに登録することができるというものです。
性能が優れているだけでなく、使いやすいように設計がされているのは、ユーザーにもうれしいポイントなのではないでしょうか。
Makita マキタ 18V 充電式 ブラシレス 振動 ドリルドライバー XPH12 [並行輸入品]
バッテリーが内蔵されているため、コンセントやコードが必要ない充電式のドリルドライバーです。
バッテリーには、充電に必要な時間が短い、リチウムイオン電池が使用されています。そのため、「充電切れなので、作業を中断しなくてはならなくなった」というときでも、迅速に対応することができるでしょう。
18ボルトという高電圧にも関わらず、本体の重さが1.3キロと非常に軽いことも魅力です。女性や年配の方でも、作業時の負担が少なくて済む電動ドライバーなのではないでしょうか。
パナソニック(Panasonic) 充電インパクトドライバー 18V 5.0Ah 黒 EZ75A7LJ2G-B
こちらの電動ドライバーは、ユーザーにとってうれしい、細かい配慮がされていることが特徴です。近年普及してきた、バッテリーが内蔵されているタイプの電動ドライバーであるため、コンセントがなくても使用することができます。
電動ドライバーを選ぶポイントのひとつに、使用時の快適性が挙げられるでしょう。電動ドライバーが使いづらければ、せっかく購入しても不便に感じてしまいます。不便に感じてしまえば使う気も起こらないため、電動ドライバーが無駄になってしまいますよね。
しかしこの電動ドライバーは、持ち手に特殊な加工を施すことによって、滑りにくいような設計になっています。持ちやすく作業ができるのは、快適性だけでなく安全性も向上するでしょう。
また、残りの充電の確認がしやすいことも魅力のひとつでしょう。ボタンを押すだけで、簡単に残りの充電を確認することができます。気になったときに確認をすることで、「必要なときにいきなり充電が切れてしまった」という事態も減らすことができるかもしれません。
重心が外れたところにあれば、上向きや横向きに作業をするときに余分な負荷がかかって、手の疲労に繋がってしまうおそれがあるでしょう。こちらの電動ドライバーは、重心がグリップ中心部にくるような「センターバランス設計」であるため、長時間の作業でも疲労を感じにくくすることができます。
安全に使おう!電動ドライバーの正しい使い方
電動ドライバーは、非常に多様な使い方ができます。穴をあけることもできれば、ネジを回転の力で締めてくれるものもあります。
しかし便利な面がたくさんある一方で、威力が強いため危険性もあります。もし使い方を誤ってしまえば、作業が円滑におこなえないだけでなく、ご自身がケガをしてしまうかもしれません。
失敗やケガを防ぐためにも、使用時の電動ドライバーの扱い方や作業中の注意点を説明します。安全に電動ドライバーを使用して、快適に作業をおこないましょう。
電動ドライバーをしっかり支える
電動ドライバーを使用するときは、本体を片手でしっかりと握りながら作業をするようにしましょう。
電動ドライバーは、穴をあけるほどの威力があり大変危険であるため、本体をしっかりと支えなければ大きな事故に繋がる可能性があります。安全に作業をおこなうためにも、充分に注意してからおこなうことをおすすめします。
斜めに電動ドライバーを使用しない
ネジの先端部に取り付けるビットが、作業の対象である素材に対して斜め方向にならないように使いましょう。
垂直になるように電動ドライバーを使用しなければ、ビットが斜め方向に進んでしまうため、思ったように作業ができないおそれがあります。
とくに穴を開ける作業では、失敗してしまうおそれが高いため、電動ドライバーを使用する前には必ずビットの方向を確認しましょう。
また、無理な体勢で電動ドライバーを使用すると、余分な力がかかって、ビットが斜めになってしまう可能性が高いです。作業のしやすい環境で電動ドライバーを使用することも大切です。
軍手は危険
修理やDIYの作業をするときは、ケガをしないために軍手などの手袋をする方が多いでしょう。軍手は、木材であればささくれ、鋭利な刃物などのケガから手を守ってくれます。
電動ドライバーも危険であるため、軍手を装着して作業をおこなうという方もいるのではないでしょうか。
じつは電動ドライバーを使用する場合は、手袋をしていると返って危険になってしまいます。なぜかといいますと、回転しているビットに手袋が巻き込まれて、手をケガしてしまうおそれがあるからです。そのため、電動ドライバーを使うときは、手袋を装着は控えるとよいかもしれません。
まとめ
電動ドライバーは、たくさんの場面で使うことができる便利な代物です。堅い金属や樹脂などの素材に対して穴を開けることもできます。また、素材の表面を整えたいという場合であれば、電動ドライバーに取り付けるビットを専用のものに変えることで、磨くことも可能です。
家具を組み立てるのに必要なネジ締めやネジをゆるめる作業も、力をいれることなく簡単におこなうことができます。DIYをするときにおこなうたくさんの作業を、電動ドライバー1本でこなすことができます。使い勝手のよさから、電動ドライバーの購入を考える方も多いでしょう。
電動ドライバーを購入する前には、「どのような商品が自分に合っているか」と、検討することが大切です。もし自分に合った電動ドライバーを購入しなければ、使い勝手が悪く感じてしまうことがあるでしょう。
電動ドライバーは、2種類あります。「ドリルドライバー」と「インパクトドライバー」があり、それぞれ違った長所があります。
ドリルドライバーは電気を使用することで、回転機能を利用することができます。コントロールがしやすいため、女性や年配の方にも使いやすい電動ドライバーです。また、繊細な素材に対して作業をしたいというときであれば、こちらのドライバーを使用するとよいでしょう。
一方インパクトドライバーでは、回転に加えて打撃の効果があります。そのためドリルドライバーよりも力強く、大きな家具の組み立てや、頑丈な素材に対して使いやすいことが特徴です。
ご自身の使用用途に応じて、どちらの電動ドライバーを使用するのかをよく考えることをおすすめします。購入したい電動ドライバーの種類が決まったら、「本体の重さ・握りやすさ・給電方法・力強さ」といったポイントによって、自分に合っている商品を検討するとよいでしょう。
非常に便利な電動ドライバーですが、使い方には気を付けなくてはいけません。電動ドライバーは利便性も高いですが、威力も強いため、危険性も兼ね備えています。
電動ドライバーを使用するときは、本体を対象のものに対して垂直に使うことが大切です。もし本体が斜めの状態で使ってしまえば、作業が失敗してしまうおそれもあります。安全に使用するためにも、本体の向きに注意して作業をおこなうようにしましょう。
また、作業をするときに軍手などの手袋をすると危険だといわれています。電動ドライバーは回転するものなので、注意をしておかなければ、手袋が巻き込まれてしまうこともあります。
適切な使用方法を心がけたうえで、電動ドライバーを使用すると、多様な場面で役立つでしょう。
ドアノブ修理を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「ドアノブ修理」をご覧ください。
※対応エリアや加盟店によって変わります