耳元でブンブンとコバエに飛ばれた経験がある方は多いのではないでしょうか。
いつのまにかあらわれて食料の上を飛び回っているコバエは、すばしっこくて見ていて不快感を覚えますよね。
そんなコバエが大量発生することは少なくはありません。もしもコバエが大量発生していたら、原因を突き止めてしっかりと対策をおこないたいですよね。
そこで本コラムでは、コバエが大量発生する原因や対処方法、予防方法などを詳しくご紹介いたします。
目次
コバエってそもそもなに?
コバエとは小さなハエの総称のことをいいます。コバエと呼ばれるものには4種類のハエがいて、特徴や生息場所が異なります。そのためそれぞれのコバエをしっかりと把握して発生原因を突き止めましょう。
ノミバエ
ノミバエは日本で20種類ほど生息していますが、世界となると2,400種類ほどのノミバエが生息しています。体の色は黒褐色で、大きさは2ミリくらいです。
ゴミや腐った植物、動物の死骸などが好物なノミバエは、キッチンや排泄物のまわりなどに発生することが多いです。
ショウジョウバエ
ショウジョウバエは日本で約260種類が生息しています。体の色は黄赤色で大きさは2ミリほどです。腐った果実や食品が大好物であるため、生ごみのある場所やキッチンによく発生します。
チョウバエ
日本で約50種類が生息しているチョウバエは、黒色の体をしています。体の表面は毛でおおわれているのが特徴で、大きさは5ミリくらいになります。
沼や湿地などの湿った場所を好み、キッチンの排水口や浴室、下水管などに発生します。
キノコバエ
キノコバエは約150種類が生息しています。体の色は灰黒色で大きさは2ミリ程度です。
腐った植物や薄暗くて湿気の多い場所を好むため、観葉植物の土などに多く発生します。
コバエが発生するときは数匹のみのときもありますが、大量発生していることも多くあります、コバエが大量発生するのはなぜなのか、その原因をみていきましょう。
コバエが大量発生する原因とは
コバエは1か月間で数百個もの卵を産み、その卵は早くて1週間、遅くて2週間の間で成虫になります。数匹のコバエが家の中にやってきて産卵すると、あっという間にコバエが大量発生してしまうのです。そのためコバエが発生したら、たとえ1~2匹であっても早めに駆除するとよいでしょう。
コバエが大量発生した場合は
ほかの昆虫にもそれぞれ駆除方法があるように、コバエにも大量発生した場合に適した駆除方法があります。
おすすめの駆除方法が「めんつゆトラップ」です。めんつゆは家によくあるものですし、試しやすい方法ではないでしょうか。必要なものと作り方は以下のとおりです。
必要なもの
・空のペットボトル
・めんつゆ
・洗剤
・水
作り方
①めんつゆを入れる容器をつくる
プラスティック容器を底から8センチくらいまでの高さに切り、容器をつくります。
②めんつゆと水を入れる
切った容器の底が見えなくなる程度のめんつゆと水を入れましょう。このとき両方の比率は均一くらいか、めんつゆが少し多くなるほうがよいです。
③食器用洗剤を数滴垂らす
②に食器用洗剤を数滴たらしましょう。洗剤は入れすぎるとめんつゆの効果を消してしまうため数滴程度がよいです。
④コバエが発生しやすいところに置く
めんつゆトラップが完成したら、コバエが発生しやすい場所に置いておきましょう。数日経つとニオイにつられてやってきたコバエが溺死していることがあります。
また、さまざまな対策グッズを使っての駆除も可能です。キッチンまわりには誘引捕獲器、観葉植物など、植木鉢にはハエ取り棒を使用するのがおすすめです。部屋全体用に殺虫スプレーも持っておくとなおよいです。
このほかにもコバエの駆除方法はたくさんありますが、コバエが大量発生した場合はなかなか思うように駆除ができないかもしれません。大量発生しすぎたコバエの駆除に困ったときには、衛生害虫駆除のプロに依頼するにも1つの方法です。無理に自分でなんとかしようと思わず、1度相談してみたらいかがでしょうか。
コバエの大量発生を予防しよう
コバエが大量発生する前にしっかり予防をして、発生を防いでおきたいですよね。とても重要なのが、「コバエが住み着きにくい環境」をつくることです。コバエの種類によって好む場所は違うため、日ごろの生活のなかで以下のようないろいろなことに気を付けましょう。
・食事が終わったら食べ物や飲み物は放置せずすぐに片付ける
・食べカスやゴミをなくすためこまめに掃除をする
・生ゴミは出るたびにしっかり密閉して捨てる
・ゴミ箱をフタつきのものにする
・ペットのフンや枯れた植物はすぐに処理する
・排水口など普段あまり気にしない場所も定期的に掃除をする
・浴室は換気をしてしっかり乾燥させる
・網戸の目を細かいものに交換する
このようなことをするとコバエが住み着きにくい環境に近づくことができ、大量発生することも防いでくれます。
まとめ
コバエにはノミバエやショウジョウバエ、キノコバエやチョウバエといった種類がいますが、種類によって特徴や生息場所が異なるため、特徴や発生した場所から種類の特定をしましょう。
1か月間でコバエは数百個もの卵を産み、1~2週間ほどで成虫へと成長します。たとえ数匹であっても家の中に侵入してしまうとコバエが大量発生する原因になります。コバエが住み着きにくい環境にすることを日ごろから心掛けて発生を予防しましょう。
コバエが発生した場合、めんつゆトラップや誘引捕獲器、殺虫スプレーなどさまざまな方法で駆除することができます。しかしコバエはすばしっこいため私たち素人では駆除が難しいかもしれません。
大量発生してどうしようもないときには、無理に自分でなんとかしようとせずに衛生害虫駆除のプロに依頼しましょう。
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