ハエ対策は卵から!大発生につながる前にハエ退治を始めましょう

2021.4.30

ハエ対策は卵から!大発生につながる前にハエ退治を始めましょう

私たちの身近にいる虫の中でもハエは、よく家の中に侵入してきたり見かけることが多いのではないでしょうか。そんなハエが家の中に発生していると、気になることは卵の存在ですよね。「ハエは卵をどこに産むのだろう……」「いつ産卵するのだろう……」と疑問点があると思います。

ハエは温かい時期になると活動が活発になるのですが、この活発な時期にハエは産卵をする傾向があります。

そこで今回、本コラムではハエが卵を産む時期や場所、卵の特徴や駆除方法をご紹介いたします。

ハエが卵を産んで増える時期はいつ?

ハエは6月から7月ごろと、9月から10月ごろが活動が活発な時期になります。こういった時期はハエにとって過ごしやすいため、産卵もこの時期におこなうことが多いです。25℃前後の気温であるとハエは卵を産み始めます。

卵が25℃前後の温度で保たれていれば、卵がかえってから約1週間で成虫にまで成長してしまいます。基本的には産卵してから1日も経たずに卵がかえってしまうため、あっというまに成長してどんどんハエが増えていってしまうのです。

メスのハエは産卵する回数も多いため、ハエももちろんですが卵を駆除しなければ、家の中がハエがいっぱいでおそろしいことになるかもしれません。

気温が非常に高くなる8月や、気温が低すぎる冬季の産卵はおこなわれないことが多いので、ハエを駆除するタイミングはこういった時期におこなうのが効果的です。

ハエが卵を産んで増える時期はいつ?

ハエが卵を産み付ける場所はどこ?

ハエが卵を産む時期がわかったら、次は卵を産む場所です。

ハエの種類によって卵を産む場所はさまざまですが、被害が多いといわれている場所は排水口や生ごみなどが入っているゴミ箱、お風呂やトイレなどです。このような暗くて不衛生な環境はハエにとって非常に暮らしやすく、卵を産む場所としても最適な場所だといわれています。こまめに掃除をして清潔に保ち、ハエの卵を早期発見することが大切です。

ハエが卵を産み付ける場所はどこ?

一度探してみよう!ハエの卵の特徴

ハエの種類はさまざまですが、おもな3種類のハエの卵の特徴をみていきましょう。

イエバエ

イエバエは1日に50~150個もの卵をかためて産みます。卵は早くて半日、遅くて3日程度で幼虫になります。この幼虫は4~10日ほどで脱皮を2回おこない、サナギへとなるのです。

サナギになると4~11日程度で成虫になり、成虫になってから5日後には産卵が可能になります。イエバエは1~2か月ほどしか生きられませんが、生きているうちに5~10回の産卵をします。

コバエ

ショウジョウバエやノミバエはコバエに含まれます。コバエは腐敗した果物や発酵物に産卵します。卵の大きさは1ミリ程度と非常に小さく見つけにくいです。
4日ほどで幼虫になり6日程度でサナギになったあと、7~10日ほどで成虫になり産卵をします。

チョウバエ

チョウバエは汚れがあり湿っているような場所に好んで産卵します。家の中だと洗面所やお風呂など水回りが大好きです。

約2日で200~300個ほどの卵を産みます。幼虫である期間はほかのハエに比べて長く14日程度でサナギになり、4日程度で成虫になります。チョウバエは短くて4日、長くて14日程度しか生きられませんが、産卵数が非常に多いため注意が必要です。

一度探してみよう!ハエの卵の特徴

卵を産む・ふ化する前に駆除や除去を!

ハエの卵はふ化する前に駆除や除去をしたいものですし、できることなら卵を産んでしまう前にハエを駆除したいですよね。

ハエの卵は殻で覆われているため殺虫剤での駆除は難しいですが、お金をかけず簡単な方法で取り除くことができます。

その方法とは、熱湯を使った駆除です。ハエもハエの卵も、熱湯に弱いため60℃以上の熱湯であれば駆除することができます。しかし熱湯をかけて変形してしまうような素材のものが近くにある場合は、注意しておこないましょう。

また、生ゴミなどは早めに処理や密閉することも大事です。卵の発生を防ぐことができますし、ふ化したとしても室内にださずに駆除することができます。

ハエを取り逃してしまったときには、その間に産卵するおそれがあります。そのためハエを見かけたらすぐに対応ができるように、殺虫スプレーを用意しておきましょう。
殺虫スプレーには人体への影響を抑えた低刺激のものや、無香料のものがあります。お子様やペットのいる家庭は低刺激のもの、香りの強いものが苦手な方には無香料のものなど、ご自身の家庭にあった殺虫スプレーを選ぶとよいです。

まとめ

ハエは6月から7月ごろと9月から10月ごろの温かい時期の活動が活発になります。ハエにとって過ごしやすく産卵もこの時期におこなうことが多いため、ハエが発生しているときは温かい時期に注意が必要です。
25℃前後の気温であるとハエは卵を産み始め、多いものだと200~300個もの卵を産んでしまいます。ハエが大量発生してしまうおそれもあるため、ハエにとって住みにくい環境をつくることが大切です。

排水口やゴミ箱、お風呂やトイレなど暗くて不衛生な場所をハエは好むため、このような場所の掃除をこまめにおこない常に清潔にしておくことで発生を防ぐことができます。
生ごみの入った袋は定期的に密閉することや、お風呂やトイレは使ったら簡単でいいので掃除をすると後々が楽になるかもしれません。

もしもハエが発生してしまっていて卵の有無に不安がある方がいましたら、早めに衛生害虫駆除のプロに依頼をしましょう。プロの業者ならあなたの不安をスムーズに解決してくれて、卵の発見からハエの駆除まで安全におこなってくれることでしょう。

この記事の監修者 ナカザワ氏について

この記事の監修者
ナカザワ氏 NPC 総合害虫駆除
監修ジャンル:害獣 害虫
神奈川県・東京都を中心とした総合害虫駆除サービスを運営。防除作業監督者(防第14721号)の国家資格を有し、アリ、ゴキブリ、ダニ、ハエ、トコジラミ、ハチやコウモリなど幅広い害虫や害獣にも対応。

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