コバエの卵はどこにある?卵を駆除してコバエの発生を防ぐ方法

2021.4.30

コバエの卵はどこにある?卵を駆除してコバエの発生を防ぐ方法

コバエは卵から生まれ、幼虫とサナギの期間を経て成虫になります。コバエはいつの間にか発生しているということがほとんどですが、実際はコバエが発生している場所の近くに卵を産み付けることが多いようです。

そんなコバエが発生する場所には特徴があり、駆除の方法も様々です。また、駆除をした後にも注意点が多くあります。今回はコバエの卵の発生場所と駆除方法についてご紹介します。

コバエの卵の特徴

コバエは「発生したと思ったらいつの間にか数が増えていた!」ということもありますよね。コバエは外から入ってきたものが家の中で繁殖することが多く、気温が高くなる時期はとくに発生しやすくなります。

コバエの寿命はメスの場合で1~2カ月といわれています。その間に産む卵の数は数百個ともいわれており、家の中で繁殖をすれば大量発生につながります。

▼卵の大きさ

コバエにはショウジョウバエ・チョウバエ・ノミバエなどの種類がいます。チョウバエは台所・浴室・トイレなどで多く発生するコバエです。排水溝などで知らない間に繁殖するため、お困りの方も多いのではないでしょうか。

コバエの卵の大きさは1mm程度といわれており、ショウジョウバエにいたっては1mmに満たないほど小さいようです。色は半透明で、早くて1週間で成虫になります。

▼卵を産み付ける場所

コバエは食品付近に集まることが多く、コバエはその集まる場所に卵を産むことが多いようです。とくにビールの空き缶など発酵臭がするものは、コバエも集まりやすくなります。飲んだ後は放置をせず、しっかり洗って早めに捨てましょう。

また乾燥しにくい場所や腐敗物がある場所は、コバエの卵が発生しやすくなるので注意が必要です。

例)

・食べ残しのある三角コーナー
・排水口
・生ゴミ
・空き缶や空き瓶
・観葉植物
・ペットのエサやトイレ
・エアコン

▼サナギとの違いとは

「コバエの卵かな」と思うような黒ゴマ・白ごま・米粒のようなものが台所に落ちていることがあります。その正体はコバエのサナギかもしれません。

肉眼でも確認できる大きさの場合は、サナギの可能性があります。サナギは卵と違って駆除剤に耐性があるので注意が必要です。そのため薬剤ではなく、直接ほうきやぞうきんなどで集めて捨てるなどしましょう。

ゴミ袋に入れる際はきちんと密封します。早い場合、数日もしないうちに孵化することがあるので、できるだけ早めに処理をしましょう。
      コバエの卵の特徴

コバエの卵の掃除方法

コバエの卵は早めに除去することが大量発生を防ぐことにつながります。ここでは除去方法をご紹介します。

▼掃除機で

1番簡単に除去できる方法です。直接触ることがないため、虫が苦手という方でも行うことができます。また、量が多いときにも掃除機は有効です。

しかし掃除機で吸い取った後は、掃除機内から必ず取り出しましょう。そのままにしておけば、掃除機内で卵が孵化してしまいます。

▼ガムテープやコロコロ

卵がある場所によっては、狭くて掃除機がかけづらいということもあるでしょう。

そのようなときはガムテープで取ると便利です。ただ、床材によってはガムテープの粘着ではがれてしまうこともあるので、場所によって使い分けましょう。

▼ほうきや雑巾で

ほうきや雑巾で直接除去できる場合は、この方法が確実です。掃除のついでにコバエの卵を除去するのもいいでしょう。

▼熱湯で処理する

排水口など、直接駆除ができない場所には熱湯を使いましょう。しかし排水溝の多くは、高い温度の熱湯をかけると変形したり破損するおそれがあります。温度は高くても60度ほどにしておきましょう。
      コバエの卵の掃除方法

掃除後の後処理も忘れずに

コバエの卵を駆除した後は、後処理も忘れずに行いましょう。後処理をおろそかにすると、コバエが再発生してしまうかもしれません。駆除方法によって後処理の仕方も異なりますが、状況に応じて処理をしましょう。

掃除機で吸い取った場合は、卵やサナギが掃除機内に残っています。そのままにしておくと中で孵化してしまうので、掃除機をかけ終わったらすぐに掃除機内から取り出しましょう。

またぞうきんやほうきを使用した場合は、使用後に熱湯消毒をすると安心です。しかし使用後のぞうきんなどは袋に入れて捨てたほうが衛生的にはよいでしょう。

また卵やサナギを捨てるときは袋を2重にして捨てるようにし、できるだけ早めに処理を行いましょう。

まとめ

コバエの卵は、掃除機・熱湯・ほうき・ぞうきんなどを使って駆除することができます。駆除後は掃除機内やゴミ箱をきちんと清掃し、孵化する前に処理をしましょう。可能な場合は熱湯で処理をすると確実です。

卵はコバエが発生しやすい場所に産み付けられることが多く、乾燥しにくく食べかすや腐敗物がある場所が多いようです。しかし、コバエの卵は1mmにも満たないものがあり、目視で確認することが難しい場合もあります。

そのような場合は、コバエ駆除のできる業者に依頼するとよいでしょう。経験豊富なコバエ駆除のプロが、確実にコバエを駆除してくれることでしょう。

この記事の監修者 ナカザワ氏について

この記事の監修者
ナカザワ氏 NPC 総合害虫駆除
監修ジャンル:害獣 害虫
神奈川県・東京都を中心とした総合害虫駆除サービスを運営。防除作業監督者(防第14721号)の国家資格を有し、アリ、ゴキブリ、ダニ、ハエ、トコジラミ、ハチやコウモリなど幅広い害虫や害獣にも対応。

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