ダニのフンはかなり小さい!特徴と舞い上げずきれいに除去する方法

2023.3.8

ダニのフンはかなり小さい!特徴と舞い上げずきれいに除去する方法

ダニのフンや死骸はアレルギーの原因となり、被害を抑えるには除去が重要です。本記事では、フンの除去方法や、ダニのフンがどのような場所にあるのか、ふれていきます。

また、ダニのフンは肉眼で見ることはむずかしく、フンをみつけてしまったなら、お家に別の害虫が潜んでいる恐れがあります。それらのフンの特徴もまとめていますので、あわせて参考にしてみてください。

ダニのフンはどこにあるのか

ダニのフンがころがっているのは、ダニが多く生息している場所であることが多いでしょう。そういった場所はダニが繁殖しやすい条件がそろっていることも多く、ほうっておけばさらにダニが増えてしまうかもしれません。

ダニが多く生息している場所とは

ダニのフンはどこにあるのか
ダニは暗く湿度が高い場所に多く生息しています。ダニがもっとも多く生息している場所に、寝具やソファなどがあげられます。理由として、布団内部や生地が厚めのソファは、ダニが隠れやすいうえに、人のフケやアカがたまりやすいためです。

また、ダニは多湿も好みます。そのため、布団やソファなどに、人の汗や体温により湿度もあがりやすいというダニの大好きな条件が多く揃っているのが、ダニが多く潜む原因となっているようです。ほかにも、吸水性があるものには、布団だけでなくぬいぐるみなども含まれますので、注意が必要でしょう。

ダニが増える条件

ダニが繁殖して増えるとき、ダニが好む環境になっているかどうかがポイントになります。ダニが好む環境とは気温や湿度の状態のほかに、人のアカやフケなどが多い場所です。

ダニが繁殖していくためには、雨が降っている環境に多い、気温が30℃未満、60%以上の湿度が必要といわれています。そのため、梅雨時期は、ダニがもっとも活発化してしまうでしょう。

また、ダニのエサとなる、フケやアカというのは、わたしたちの生活の中で、自然にでてしまいます。そのため、ふれることで、寝具や、布製の生地などに、皮膚やフケなどがついてしまい、ダニが繁殖してしまうのです。

ダニのフンを除去する方法

ダニの死骸やフンはアレルギーの原因となる物質(アレルゲン)です。ダニのフンの除去はダニの繁殖を抑えることにもつながりますので、積極的におこなうとよいでしょう。

ホコリを舞い上げないように掃除する

ダニのフンを除去する方法

ダニのフンは非常にもろい状態です。ホコリなどと一緒に、空気中に舞ってしまうおそれがあります。そのため、ダニのフンを除去する際、モップなどを使い丁寧に掃除をおこなう必要があり、ホコリを舞い上げないように、ゆっくり掃除をしていきましょう。

次に畳やフローリングの隙間などはモップだけ除去しきれない部分を掃除機で吸っていきます。使い方の目安として、1畳につき1分以上かけて掃除機をかけていきます。その際、掃除機から排出される気体にも注意が必要です。気体によってダニのフンが舞ってしまうので、部屋の真ん中からではなく、外にむかって掃除するとよいでしょう。

水で洗い流す

ダニのフンや死骸は水で洗い流すと効果的に除去できるでしょう。なぜなら、ダニアレルゲンは水に溶けやすいためです。そのため、寝具などは、可能であれば丸洗いすると効果的でしょう。

また、人の肌にふれやすいものは、ダニやフンが付着しているおそれがあるので、ぬいぐるみなども可能であれば洗っておくと安心かもしれません。

【番外編】布団を叩くのは逆効果!

布団は叩きながら干すもの、というイメージをもつ方も多いのではないでしょうか。じつは、ダニ駆除においては逆効果になってしまいます。理由として、ダニのフンやダニの死骸などが布団の内部にたまっていた場合、布団を叩くことによって、布団の表側にでてきてしまうのです。

そのため、布団を干した際は、叩いたりしたときは、取り込んだタイミングで、必ず掃除機をかけておくと安心です。

ダニのフン対策には生きたダニの対策も必須

せっかくダニのフンを駆除したとしても、まだいるダニがまたフンをしたら、いつまでたってもフンはなくなりません。そのため、ダニのフン対策には、生きたダニの駆除も必須になります。この章では効果的なダニ駆除の方法を解説します。

駆除剤を使う

駆除剤を使えば、一日後には、ダニを高確率で駆除できるようです。人に影響がでづらいよう工夫されているものあり、スプレータイプであれば、乾きやすいという特徴ももっています。

また、駆除するだけでなく、ダニが再び生息することを防ぐことにもつながるようです。乾きやすいものもあり、寝具やソファ、ぬいぐるみなど、ダニが多く生息している場所に気軽に使うことができるのも特徴のひとつです。

乾燥機を使う

ダニのフン対策には生きたダニの対策も必須

ダニは高温に弱いため、乾燥機を使うのも効果的です。生きたダニであっても、50℃以上の熱風であれば死滅してしまうためです。ただし、乾燥器でダニを駆除する際は、1~2時間の乾燥が必要なようです。

駆除した際は、ダニのフンや死骸を残さないためにも最後に掃除機で吸い取る必要があります。しかし、乾燥機でダニを完全に死滅に追い込むのはむずかしいとされていますので、あくまで数を減らしているにすぎないということに、注意が必要です。

換気をして湿度を下げる

ダニの駆除のほかに、ダニを増やさないことも重要です。部屋を換気して、湿度を下げることで、ダニの繁殖を抑えることができます。そのため、エアコンなどで部屋を除湿するのも効果的です。

また、部屋で洗濯物を干してしまったりして、湿度をあげないようにすることも必要になります。できる限り乾燥機を使うことが望ましいでしょう。

業者に駆除を依頼する

徹底的なダニ駆除を望む場合には、業者に依頼することをおすすめします。布団などの寝具も、布団乾燥機だけでは、内部にいるダニを死滅させることは難しいですが、業者にまかせれば安心でしょう。

ほかにも、ダニのアレルゲン対策として、人に無害な薬剤で家中の対策をおこなってもらうこともできます。そのため、ダニのフンや死骸など、自分で完全に無くしてしまうことがむずかしい場合にも、細かなダニ対策が期待できるのではないでしょうか。

フンが見えるのならダニではないかも。ダニ以外のフンについて

フンが見えるのならダニではないかも。ダニ以外のフンについて
ダニのフンは肉眼でみつけるのはむずかしいとされています。大きさが0.01mm程度なので、発見が困難なためです。そのため、フンが肉眼で見つかった場合、ダニ以外のフンであるおそれがあります。目に見えるフンについて3つ紹介しますので参考にしてみてください。

トコジラミのフン

トコジラミのフンは付着していると斑点のように見えることが特徴的です。大きさは2mm程度です。シラミは血を吸っているため、黒色や赤茶のフンをしているようです。おもに、部屋の角や、布の裏側に付着していることがあります。

ノミのフン

大きさは、1~2mmとされていて、おもにペットに付着していることがあります。黒く粒上の見た目をしているので、砂と間違えやすいです。砂と見分ける方法として、水に濡らすという方法があります。

ゴキブリのフン

ゴキブリのフンは、粒上の形をしています。肉眼でも見えるので、室内で発見した場合、ゴミと間違えそうになってしまうでしょう。ゴキブリの生息している場所に落ちていることが多いので、家の水回りや家具の中で発見した場合には、ゴキブリのフンの可能性もあるでしょう。

まとめ

ダニが潜んでいる場所には、ダニのフンや死骸があるおそれがあります。寝具やソファなど生活に欠かせないものに多く付着しているようです。これらは、アレルギーの原因となりますので、早めの除去が必要でしょう。

また、ダニが繁殖してしまう原因として湿度や、エサが関わっています。エサとなるのは人の皮膚やフケです。そのため、ダニを駆除するには、こまめな掃除が大切なのです。

死骸やフンだけでなく、生きたダニへの対策も重要でしょう。理由として、掃除だけでは、生きたダニは駆除できないためです。駆除剤や乾燥機を使った方法が有効な方法になります。しかし、部屋全体や、徹底的なアレルギー対策をおこないたい場合には、業者を利用するのがおすすめです。

業者であれば、専門の機械や人に無害の薬剤を使い、広範囲にダニを死滅に追い込むことができるかもしれません。

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