ぬいぐるみにはダニがいっぱい!効果的なお手入れ方法と子供を守る対策

2023.3.8

ぬいぐるみにはダニがいっぱい!効果的なお手入れ方法と子供を守る対策

ぬいぐるみを保管するとき、気になるのはダニの問題です。ただ、ダニを駆除するために洗濯しても、間違った方法ではぬいぐるみをボロボロにするかもしれません。そのため、正しい駆除方法を知ることがぬいぐるみの状態を保つためには重要となります。

この記事では、ぬいぐるみにダニが潜む理由と、洗濯をメインとした対策方法について紹介します。子供の健康のためにも、適切な方法で対策することを心がけましょう。

ぬいぐるみにはダニがいる!

ダニが多いところといえば布団などが挙げられますが、ぬいぐるみにも大量についている危険性があります。そのため、ぬいぐるみはダニ対策をしておきたい場所です。

とくに子供がいるご家庭では、ダニがすみつきやすくなってしまいます。代謝のよい子供が触れることで、ダニの餌となる垢やフケなどのゴミが、ぬいぐるみに付着しやすいからです。餌が豊富な場所では繁殖が進みやすいので、放っておくと大量のダニの発生源となるおそれがあります。

また、押し入れにしまっているぬいぐるみも要注意です。たとえ触っていないとしても、一緒に収納している衣服などからゴミが付着し、餌場となることもあります。押し入れは湿度や温度が上がりやすいことも合わさって、居心地のよくなったダニが大量に繁殖することもあるのです。

ぬいぐるみに存在するダニのアレルギー物質は、布団などの寝具の次に多い場所だといわれています。そのため、ぬいぐるみのダニは早めに駆除しておくことをおすすめします。

ぬいぐるみにはダニがいっぱい!効果的なお洗濯方法と子供を守る対策

ぬいぐるみの洗濯の仕方

ぬいぐるみにつくダニのアレルギー物質を取り除くおもな方法は、洗濯することです。洗濯すれば、アレルギーのもととなるダニの排泄物や死がいを洗い流せるだけでなく、ほかの汚れを取り除くこともできますので、おすすめの方法だといえます。

洗えるぬいぐるみ

洗濯する前に、まずは洗えるぬいぐるみであるかを確認しましょう。中に入っている綿が、ポリエステルでできている場合は洗っても問題ないことが多いです。

ただし、水桶にバツ印がついた、水洗い不可の表示があるものは洗濯を控えるべきでしょう。この表示があるものは、洗濯するとぬいぐるみが劣化したり、色落ちしたりする危険性があるのです。また、中に機械が入っているものも、洗濯で故障することがあるのでおすすめできません。

ぬいぐるみにはダニがいっぱい!効果的なお洗濯方法と子供を守る対策

洗濯の手順

手洗いでは、40度ほどのぬるま湯を容器にためておき、その中でぬいぐるみを手で押しながら洗います。汚れが目立つ部分は洗剤を使うか、軽くこすってきれいにしていきます。また、洗濯機を使うときは洗濯ネットに入れてから、手洗いコースやドライコースなどで洗いましょう。

干し方

ぬいぐるみを干す前に、乾いたタオルで包んで水気を取っておきましょう。ドライヤーを使うか、タオルに包んだ状態で洗濯機の脱水機能を利用すれば、より早く水気を取ることができます。

その後はブラシでぬいぐるみの毛並みを整えておき、形が崩れないように洗濯ネットに入れて、風通しのよい場所に干せば終わりです。このとき、素材によっては直射日光で色落ちするおそれもあるので、陰干しをおすすめします。

そのほかのぬいぐるみダニ対策

ダニ対策の方法は、洗濯以外にもあります。ここでご紹介する方法は、洗えないぬいぐるみのダニ対策にも使えますので、いくつか試してみるとよいでしょう。

布団乾燥機

布団乾燥機を使えば、ダニを熱で駆除することができます。ダニは熱や乾燥に弱いので、高温となる乾燥機にかけることで、ぬいぐるみに発生している個体を駆除することができるのです。布団乾燥機を使用する時間は、30~40分ほどを目安にかけておきましょう。

ただし、ぬいぐるみのボタンや目の部分など、プラスチックでできている部分は熱で変形するおそれがあります。対処法として、熱風が直接当たらない位置に置くか、タオルや布などを当てておくと変形しにくくできるでしょう。

コインランドリー

布団乾燥機を持っていない方でも、コインランドリーの乾燥機を利用する方法があります。こちらであれば、大きなぬいぐるみでも対策できるメリットがあります。

ぬいぐるみにはダニがいっぱい!効果的なお洗濯方法と子供を守る対策

クリーニング

ぬいぐるみを劣化させてしまう心配がある場合は、クリーニング業者に頼むのがよいでしょう。とくに、傷をつけたくないほど高級なものや、中に機械が入っているぬいぐるみのダニ対策におすすめです。ただし、業者によってはぬいぐるみを取り扱っていないこともあるので、あらかじめクリーニング業者に問い合わせてみましょう。

ダニ駆除グッズ

市販のダニ駆除用のスプレーをかけたり、ダニ取りシートを近くに置いたりすることもダニ対策になります。これらのグッズには、予防効果を期待できるものがありますので、ほかの対策方法を試した後でも効果を発揮しやすいです。

上記4つの方法でダニを駆除したとき、ぬいぐるみの中に死がいが残ってしまうことが考えられます。残った死がいがダニアレルギー被害を引き起こすこともありますので、掃除機をかけて取り除いておきましょう。

ダニがアレルギーの原因!子供を守るために

ダニがいると不快になるだけでなく、アレルギーの原因となる危険性もあります。そのため、ぬいぐるみ以外のダニも駆除しておかない限り、安心はできません。

ダニはこんなところにも

布団などの寝具は、寝ている間に垢やフケなどのゴミがたまりやすいので、ダニが発生しやすい場所となっています。また、畳やじゅうたんなどの敷物も注意が必要です。これらの敷物には食べかすなどがたまりやすいので、ダニが繁殖する環境が整っているといえるでしょう。

さらに、ソファも人が触れる時間が長いので、対策しておきたい場所のひとつです。ソファは隙間が多いのでゴミが落ちていることに気づきにくく、放っておくと内側までダニにすみつかれているおそれがあります。

ぬいぐるみにはダニがいっぱい!効果的なお洗濯方法と子供を守る対策

ダニ駆除業者に頼もう

ダニは部屋中のさまざまな場所にすみついていますので、寝具や敷物などに潜むダニを駆除できたとしても、また別の場所からやってくるかもしれません。そのため、ダニ対策は家中におこなうのが重要です。

しかし、ぬいぐるみのダニぐらいならば自力でもなんとかできますが、家の中を全部対策しようと思うと大変になります。そこでおすすめしたいのが、業者に駆除を任せる方法です。

業者ならば、状況に応じた最適な方法で家の中を隅から隅まで駆除してくれるでしょう。また、業者によっては予防やアフターフォローをしてくれるところもありますので、駆除してもらった後も安心できます。

ダニはなかなか目に見えず、駆除や対策が難しいことが多いです。そのため、ダニで困ったことがあれば、まずは業者に相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

ぬいぐるみに潜むダニのアレルギー物質を取り除く場合は、洗濯する方法が主流です。手洗いの場合は、40度ほどのぬるま湯で手押し洗いします。また、洗濯機を使うときは、洗濯ネットに入れてから洗うようにしましょう。

洗った後は乾いたタオルで水気を取り、軽くブラシでといてから陰干しします。ただし、手洗いや洗濯が禁止されているものは、ぬいぐるみが劣化する危険性があるのでおすすめしません。

洗濯できないぬいぐるみについては、乾燥機やダニ駆除グッズを使うか、クリーニング業者に任せる方法があります。ただし、ダニが潜んでいるのはぬいぐるみだけではありません。家全体のダニ対策がしたい場合は、業者に依頼するのがよいでしょう。

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