服をダニから守る方法は3ステップ!押し入れの中まで徹底的に対策を

2023.3.8

服をダニから守る方法は3ステップ!押し入れの中まで徹底的に対策を

衣替えのシーズンに気になるのはダニの存在ですよね。おそろしいことに、タンスにしまっているだけでも、ダニが服についてしまうことがあります。衛生的にもよくないとはわかりつつも、「どのような対策をおこなえばよいのかわからない」と思っている方は多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、ダニを駆除する方法や、ダニが発生しないように予防をする方法を解説していきます。肌にふれる衣服や布団は大切なものです。ぜひこの記事をよんでダニ対策に役立ててください。

ダニが服や押し入れに発生する理由をチェック

ダニがいつの間にか発生していて、驚くことがあるかもしれません。しかし、衣服や押し入れに発生してしまうのには理由があるのです。

ダニが服につく理由

ダニが服についてしまうのは、外出先のダニが原因になることがあります。ダニはおもに、公園や山地などの自然に囲まれた環境に潜んでいます。そのような場所に外出をすると、洋服にダニがついて、そのまま家に持ち帰ってしまうことがあるのです。

また、買ったばかりの洋服でも安心はできないでしょう。理由として、店頭に並ぶまえの衣服は、工場でつくられ出荷されてきます。衛生状態が悪ければ、ホコリやフケなどが原因で、ダニが衣服に付着しているおそれがあるためです。

ほかにも、流通の段階でダニが衣服についてしまう場合があります。衣服を積んで運ばれてくる段ボールにダニが付着していることもあるのでしょう。段ボールは気密性も高く、湿度を保つのに適した環境となっていますので、ダニが繁殖を続けるには最高の環境になってしまうのです。

ダニが押し入れに発生する理由

密室状態である押し入れには、水気をため込んだ洋服や布団が押し入れには入っていることが多いでしょう。このような状態にあると、押し入れの湿度は上がってしまいます。加えてダニは高温多湿な環境を好む傾向があるため、湿度の高い押し入れはエサの宝庫となってしまうのです。

また洋服や布団には、人の汗や皮脂などによる油汚れやホコリなどがたまりがちです。こういった油汚れやホコリをダニは食べるので、洋服や布団が密集している押し入れにダニは発生しやすくなってしまうのです。

ダニが服や押し入れに発生する理由をチェック

服のダニを予防するための3つのステップ

ダニから洋服を守る予防には3つのステップが大切です。しっかり対策をおこなって、ダニの発生を阻止しましょう。

ステップ①服を洗濯する

ダニ対策には、服の洗濯も有効です。洗濯によって、ダニ本体だけでなく、アレルギーの原因となる、ダニのフンや死骸を洗い流すことが可能なのです。ただし、しぶといダニは洗濯では駆除できないこともあるので注意が必要です。

ステップ②服を乾燥させる

ダニは多湿の環境を好みますので、高温加熱による乾燥に対しては弱いという特徴をもっています。この特徴を利用して、洗濯のあとに乾燥機などを使えば、ダニ本体を死滅に追い込むことができるでしょう。

ただし、温度は約60℃ほどに設定する必要があります。そのため、家庭用の乾燥機だけで対策がむずかしい場合は、コインランドリーなどを使用するとよいでしょう。

服のダニを予防するための3つのステップ

ステップ③タンスを掃除する

服を収納するタンスをダニが嫌う環境にするには、掃除が有効です。掃除の際は、ダニが嫌がるような環境をつくる必要があります。掃除の方法としては、まず中に収納をしている服をすべて外に出し、干しておきます。このとき、タンス内にゴミやほこりがあれば、掃除機などで取り除いておくとよいでしょう。

タンス内にこもる湿気を飛ばすには、通気性をよくする必要がありますので、窓を開放し風通しをよくします。あらかじめ、干しておいた洋服にほこりがつかないように、軽くはたいておくと安心です。あまりにも収納している洋服が多ければ、数回にわけてタンスの掃除をしてもよいかもしれません。

服についたダニは洗濯かクリーニングで駆除を

下着や夏服などの生地が薄いものであれば、ダニが服についていても、駆除できる可能性は高いようです。しかし冬服のような厚手の生地など、自分で洗濯をすることがむずかしいかもしれません。

ほかにも、寝具などサイズも大きく自分で洗濯することに、大変な手間がかかるものがあります。そこで、クリーニングを依頼することで、ダニ駆除の手間をはぶくことができるでしょう。

また、ダニに強いクリーニング屋さんもありますので、より効果的にダニの駆除が期待できるかもしれません。

服についたダニは洗濯かクリーニングで駆除を

寝具の衣替えをするときにもダニ対策は必要

ダニから衣服や寝具を守るためには、衣替えの前後が重要です。理由として、ダニ対策ができていない寝具を収納してしまっていた場合、再度使おうとしたとき、ダニが繁殖してしまっているおそれがあるためです。そのため、衣替えの前後では、ダニ対策をおこない清潔に寝具を収納する必要があります。

薬剤を使用する

ダニの駆除には、薬剤を使用することも効果的です。薬剤には、煙を拡散させて駆除を図る「燻煙」のタイプと、薬剤を吹きかけることで的確に狙うことができる「スプレー」のタイプがあります。ご自宅の状況に合わせて、どちらがよいかを選ぶとよいでしょう。

ただし、気をつけておきたいところは、寝具や衣服はもちろん、肌に直接ふれるものですので、散布する量には注意が必要です。そのため、肌に対する刺激に弱いかたや、薬品に抵抗があるかたは、使用する際にきちんと調整されることをおすすめします。

布団乾燥機を使用する

布団乾燥機を使えば、寝具に潜むダニを徹底的に駆除することができるでしょう。理由として、高温によってダニを死滅に追い込むことができるためです。ただし、一度の布団乾燥機の使用では、あまり効果がのぞめないかもしれません。

これは、一度の乾燥機の使用だけでは、ダニを完全に駆除することがむずかしいためです。ダニの効果的な駆除をおこなうには、数回にわけて、数日間連続でおこなう必要があります。高温にさらす回数を増やすことによって、より徹底的にダニを駆除する効果がのぞめるでしょう。

クリーニングを依頼する

クリーニング業者の中には、ただ洗濯をおこなうだけでなく、高温で乾燥をおこなってくれるところがあります。ダニの駆除には高温の乾燥が非常に有効なので、家ではおこないづらい駆除もクリーニング業者に頼めばおこなうことができるでしょう。

またクリーニングをしたいものを、自宅に取りに来てくれるサービスもあります。そのため洗う手間をはぶくだけではなく、ご自宅から、運ぶことが大変な寝具も安心してクリーニングを依頼することが可能です。

業者を選ぶうえで、水で洗浄してくれるかどうかというポイントは大事です。理由として、ドライ洗浄だけでは、人の油や汗などによる汚れはおちにくいとされています。これらは、ダニのエサとなりますので、水と洗剤でしっかり落とすことにより、ダニの繁殖を抑えるのが有効だといわれているのです。

寝具の衣替えをするときにもダニ対策は必要

まとめ

ダニが服に付着してしまうのには理由があります。例えば、外出先でダニが服についてしまうことや、押し入れにダニが発生してしまっていることが挙げられるでしょう。しかし、きちんと理由を突き止めることができれば、それに合わせた対策をおこなうことができるでしょう。

しかし冬服や寝具の洗浄は自分でやると、非常に手間がかかってしまいます。手間をはぶくことにくわえ、より効果的な駆除をおこなうには、業者に依頼することをおすすめします。業者であれば、肌に直接ふれる大切な洋服や寝具を、ダニから守ることができるかもしれません。

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