ダニを退治してかゆみにサヨナラするベストな方法は「乾燥」!アレルゲンまで除去するコツ・グッズ徹底解説

2023.12.12

ダニを退治してかゆみにサヨナラするベストな方法は「乾燥」!アレルゲンまで除去するコツ・グッズ徹底解説

「かゆい!もしかしてダニ?」
「家にいるダニを退治したい!」

ダニがいない家はない!といえるほど、ダニは家の中のあらゆる場所に潜んでいます。

しかしダニが増殖することで、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状、刺されることによるかゆみなどの被害につながります。

ダニの被害を止めるためには、

step1:ダニを乾燥させて死滅させる
step2:アレルギー原因物質(アレルゲン)となる死骸や糞まで取り除く

そして、被害を再発させないために、

step3:ダニを増殖させないための予防を心がける

このような手順で対策をおこなうことが重要です。

この記事では、ダニを退治して被害をなくすための具体的な方法として、次の内容を解説していきます。

この記事でわかること
  • 効果的にダニを乾燥させて退治する2つのやり方
  • ダニアレルゲンを取り除く3つの実践方法
  • シーン別やるべきダニの増殖防止対策

この記事を読んで対策をすれば、ダニ被害から解消され快適な生活を送ることができますよ。

ぜひ参考にしてください。

ダニを退治するベストな方法は乾燥させること!

ダニを死滅させるためには、乾燥させることがもっとも効果的です。丸洗いをしても生きているダニは死にません。

ダニが発生しやすい温度と湿度

ダニは温度20〜35℃ 、湿度60〜85%の高温多湿の環境を好み、もっとも繁殖します。

その反面乾燥に弱く、湿度50%以下だと繁殖もしづらくなります。

しかし日本は湿気が多く、平均すると湿度60〜70%ほどもあります。ダニが発生しやすいとされる6月~9月にかけては、湿度70~80%にもなるほどです。

高温多湿を好むダニにとっては、日本は快適に生活しやすい環境なのです。

そのため、ダニを死滅させるには意図的に乾燥させなければなりません。

ただし、部屋全体を乾燥させると花粉やウイルスが飛散しやすくなる、肌や髪がダメージを受けやすくなるなど、さまざまな悪影響があります。

そこで、まずは寝具から乾燥させてダニ退治をすることがおすすめです。

寝具は毎日使い、直接肌に触れやすい場所です。湿度や温度が保たれやすいためダニの発生が多く、その分被害も多くなります。

参考:東京都福祉保健局|住まいの中のアレルゲン対策(最終閲覧日:2023年5月16日)

寝具を乾燥させるおすすめの方法は、次の2つです。

  • 干す
  • 乾燥機にかける

それぞれを順番にご紹介していきます。

寝具以外におこなえる方法でもあるので、ぜひやってみてください。

乾燥させる方法①:干す

乾燥させる方法の1つ目は、干すことです。干すことによって布団のなかの湿度を下げ、ダニを死滅させることができます。

ダニは乾燥に弱く、湿度が50%以下になると繁殖力が低下します。

一般的にダニは湿度50%以下では極端に増殖がおさえられます。

出典:高岡 正敏.お父さん、お母さんが知っておきたい ダニとアレルギーの話.あさ出版,2021/11/24

さらに、下記の動画にもあるようにさらに40%以下になると4時間後には死滅するといわれています。

例えば干す前に湿度が67%ほどあった布団でも、日光にあてることで35%、直接日があたらない面でも47%ほどまで低下します。

そのため、干すことはダニを乾燥によって死滅させることに効果的です。

干すときのポイント
  • 時間帯:10時から15時まで
  • 時間:夏場は片面1時間、その他の季節は片面2時間ほど
  • 頻度:1~2週間に1度ほど

布団を干す時間帯は、1日のなかで湿度が低い10時から15時頃がよいです。

夕方になるにつれて湿度が上昇するため、15時までには取り込むようにしてください。

干しすぎると布団が痛みやすいため、1~2週間に1度ほど、夏場は片面1時間、その他の季節は片面2時間ほどを目安として干すことがおすすめです。

また、干しているときに布団をたたかないようにしてください。

たたくことで表面のホコリは落とすことができますが、布団の繊維が壊れてしまい、ダニが簡単に中まで入り込みやすくなってしまいます。

ベットのマットレスなど、外に干すことができないものは、上に敷いているシーツやベッドパットを定期的に洗濯して干すようにしましょう。

ダニの死骸や糞はアレルゲンとなります。残さないために、布団を取り込んだあとは掃除機をかけ、しっかりと取り除くことが大切です。

詳しくは「ダニ被害を止めるアレルゲン除去方法」にてご紹介します。

乾燥させる方法②:乾燥機をかける

寝具を乾燥させる2つ目の方法は、乾燥機をかけることです。

ダニは繁殖力が高く、1匹のチリダニでも3ヵ月後には100万匹にまで増えるとされています。

そのため、定期的に乾燥させてダニを退治しなければなりません。

布団乾燥機であれば、季節や時間帯を問わず使用が可能です。

<例>

  • 梅雨など雨の日が多い
  • 花粉が飛散している
  • 布団を干す場所がない
  • 日中外出していて干せない
  • ベッドを使用していてマットレスが干せない など

布団乾燥機を選ぶときのポイント

布団乾燥機は、種類によってさまざまな機能がついています。

ダニ対策として布団乾燥機を使うときには、次のことをポイントに選んでください。

布団乾燥機を選ぶときに見るべきポイント
  • ダニ対策機能がついているかどうか
  • マットがついているかどうか
  • 使用している布団に対応するかどうか

▼ダニ対策機能がついているかどうか
ダニ対策をメインとして布団乾燥機を選ぶのであれば、ダニ対策機能がついているものを選ぶとよいです。

ダニ対策機能として見るべきポイントは、温度設定運転時間です。

ダニは55℃以上の高熱を30分以上あてることで死滅するといわれています。

布団を温めるだけであれば5分ほどでできます。しかし、ダニを退治するために使用するのであれば、30分以上運転しなければなりません。

ダニ対策ができる布団乾燥機は、高温の温風を長時間あてることが可能です。

使用時間が長いとその分電力もかかるため、1回のダニ退治にどれくらいの時間やコストがかかるのかの確認も重要です。

▼マットがついているかどうか

ふとん乾燥機の種類

布団乾燥機には、マットがついているタイプとついていないホースタイプがあります。

現在主流になっているものは、マットのないホースタイプです。設置や片付けの手間がなく、手軽に使うことができます。

ただし、大きい布団だと熱が隅々までいきわたらず、温まる場所にムラが出ることがあります。

熱でダニを退治するには、55℃以上の高温を30分以上あてなければなりません。

55℃以上の高温を30分以上あてることができても、温度が低い場所が一部でもあれば、ダニはその場に移動して避難し、熱が冷めてたらまた戻ってきてしまいます。

その点マットタイプは、すみずみまで熱を生き渡すことができます。動き回るダニにも効果が高いです。

そのため、ダニ対策をメインに布団乾燥機を使用する場合は、マットタイプのものがおすすめです。 

マットがないホースタイプを使用したいときは、ノズルが立体形状になっているものや、ホースが複数ついているタイプのものを選ぶとよいです。

ノズルが立体形状になっていると、温風が離れた場所まで届きやすいです。

ホースが複数ついているものであれば、1つは頭、1つは足元から温風を送るようにすることで全体が温まりやすくなります。

▼使用している布団に対応するかどうか

乾燥機使用についての洗濯表示

布団は、種類によって耐熱温度が異なります。例えば、羽毛布団の耐熱温度は70℃ほどとされています。

市販されている布団乾燥機の温風の温度設定は、50℃から高温でも70℃ほどです。

そのため多くの布団乾燥機では、羽毛や羊毛、綿、ポリエステルなど、一般的に販売されている布団に対応するものが多いです。

Q.どんなふとんに使用できますか?
羊毛、羽毛、綿(木綿)、合成繊維(ポリエステル等)、真綿などの素材で使用できます。
※温風の最高温度が約65℃ですのでふとんの耐熱温度が70℃以上であることを確認してからご使用下さい。

特に機能性寝具(低反発や高反発素材・ビーズ素材・パイプまくら等)は、温風の温度により機能を損なう事がありますので、必ず寝具メーカーに確認をして下さい。

出典:アイリスオーヤマ|ふとん乾燥機に関するよくあるお問い合わせ(最終閲覧日:2023年5月31日)

ただし、布団メーカーによって耐熱温度が異なります。布団乾燥機の使用を推奨していないものもあります。

そのため、使っている布団に対応できるものなのかどうか、使用前に洗濯表示を確認しましょう。

ダニ対策におすすめの布団乾燥機

「ダニ退治用の乾燥機の選び方はわかったけど探すのが手間」という方のために、ここでは先ほどお伝えしたポイントをおさえた布団乾燥機を3点ご紹介します。

カラリエ|ハイパワーツインノズル KFK-401

おすすめポイント
  • ツインノズルで布団が温まりやすい
  • 袋がついているためダニが逃げない
  • 80分でダニの生存数99%以上減と実証試験済み
参考価格※ Amazon:17,800円
楽天市場:18,835円
Y!ショッピング:18,300円
ダニ対策 ・ターボモード50℃以上の温風で80分
・布団を包めるダニ撃退袋が付属
その他の機能 ・あたためモード
・夏モード・冬モード
・靴乾燥
・安全装置
・タイマー 9段階
消費電力 1000w
電気代※ ターボモード80分:35.22円
本体サイズ(mm) 幅×奥行×高さ:168 x 213 x 370
全長約:1150
ノズルの長さ:800
質量 2.1kg
対応する布団サイズ(mm) ・敷布団
シングル:1000 × 2100
ダブル:1400 × 2100
・掛け布団
シングル:1500 × 2100
ダブル:1900 × 2100

※電気代は2023年1月21日時点での東京電力の料金単価1kWhあたり26.48円(税込)にて算出したものです。
※参考価格は2023年6月29日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

ダニの生存数を調べた試験では、50℃以上の温風が出るターボモードを80分使用することで99%以上減少すると実証されています。

布団を包むことができるダニ撃退袋が付属されており、使うことでダニが逃げることを防げます。

日常使いで布団を温めたいときは、ノズルを直接布団に設置するだけ手間なく使用することができます。

ノズルが立体になっているため、布団の中に空間を作り空気が行き届きやすく温まりやすいです。

ノズルは2本あるため、2組の布団も同時に温めることができます。全長約1150mmあるため、ベッドにも対応可能です。

三菱電機|フトンクリニック ふとん乾燥機 AD-X80-T

おすすめポイント
  • ヒートパンチマットで布団を包み込むことで中まで熱が伝わりやすい
  • 枕用乾燥マットで枕やぬいぐるみのダニ退治も一緒にできる
参考価格※ Amazon:17,436円
楽天市場:16,700円
Y!ショッピング:16,650円
ダニ対策 ・約60~65℃の温風で片面90分、両面で180分
・布団を包み込むヒートパンチマットが付属
その他の乾燥機能 ・あたためモード
・室温にあわせた快温コース
・洗濯小物乾燥・靴乾燥
消費電力 680W
電気代※ ダニパンチモード90分:27.01円
本体サイズ(mm) 幅×奥行×高さ:355 × 161 × 314
全長:記載なし
ノズルの長さ:記載なし
質量 3.6kg
対応する布団サイズ(mm) ・敷布団
シングル:900 × 1950
ダブル:1350 × 2100
・掛け布団(シングルまで)
シングル:1350 × 1950

※電気代は2023年1月21日時点での東京電力の料金単価1kWhあたり26.48円(税込)にて算出したものです。
※参考価格は2023年6月29日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

布団を包み込むことができるヒートパンチマットが付属されています。使用することで、布団の内部までしっかりと熱が伝わるようになります。 

あわせてダニパンチモードで裏表に計2回使用することで、ダニの抑制率98.8%になる試験結果もでています。

枕用の乾燥マットもついており、枕だけでなくぬいぐるみなどのダニ対策もおこなえます。

ヒートパンチマットは取り外しが可能です。マットを使用しなくても布団を温めることはできるため、日常使いもノズルを設置するだけで手軽におこなえます。

銀ナノアレルパンチフィルターがついており、乾燥機から出る空気も清潔です。

日立|ふとん乾燥機 アッとドライ HFK-VS5000

おすすめポイント
  • V字のノズルでマットがなくても広範囲を温めやすい
  • 布団を挟めば両面の対策ができる
参考価格※ Amazon:16,317円
楽天市場:16,460円
Y!ショッピング:15,126円
ダニ対策 ・約60℃の温風で65分
・V字ノズル
その他の乾燥機能 ・あたためモード
・夏乾燥・冬乾燥
・衣類乾燥・靴乾燥
・安全装置
・静音コース(約30dB)
・消臭デオドラント剤(別売り)
消費電力 最大680W
電気代※ ダニ対策コース65分:19.45円
本体サイズ(mm) 幅×奥行×高さ:283 × 217 × 338
全長:約1300
ノズルの長さ:記載なし
質量 4.3kg
対応する布団サイズ(mm) ベビー・キッズ、シングル、セミダブル、ダブル
※ベビー・キッズの適応サイズ
敷布団:700~900 ×1200~1400
掛け布団:900~1200 × 1200~1400
※他サイズ記載なし

※電気代は2023年1月21日時点での東京電力の料金単価1kWhあたり26.48円(税込)にて算出したものです。
※参考価格は2023年6月29日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

マットはついていませんが、ノズルの先端にV字の布団乾燥アタッチメントがついています。このアタッチメントは60°まで開くことができ、布団全体をスピーディに温めることができます。

ダニ対策モードは約60℃の温風で約65分の使用でよく、電気代も19.45円とコスパもよいです。

別売りされているダニ対策専用のデオドラント剤を使用すれば乾燥と合わせて消臭もできます。

他にも、衣類の乾燥モードや静音コース(約30dB)が使用可能です。

約30dBはささやき声ほどの音です。そのため、夜遅くに布団を温めたい、家族で隣の部屋で寝ているときでも使用しやすいです。

ダニ被害を止めるためにアレルゲンも取り除く

ダニの被害を止めるためには、アレルゲンを取り除くことが重要です。アレルゲンとは、アレルギーの原因となる物質のことです。

生きたダニだけでなく、死骸や糞、破片もアレルゲンとなります。乾燥させてダニを死滅させても、アレルゲンは残ります。

そのため、ダニ被害をしっかりおさえるためにはアレルゲンまで取り除かなければなりません。

ダニアレルゲンを取り除くために効果的な3つの方法は次のとおりです。

ダニアレルゲンを取り除く効果的な3つの方法
  1. 洗濯をする
  2. 干してから掃除機をかける
  3. 掃除機をかける回数を増やす

正しくおこなうためのポイントをそれぞれご紹介します。

アレルゲン除去方法①:洗濯をする

はじめにご紹介するアレルゲン除去方法は、洗濯をすることです。

洗濯をしても生きているダニが死ぬことはありません。しかし、死骸や糞、破片などのアレルゲンは90%以上落とすことができます。

そのため、枕カバーシーツなど、洗えるものは洗濯をすることがおすすめです。

    ≪洗濯頻度の目安≫

    • 枕カバー:1〜2日に1回
    • シーツ:週に1〜2回

特に、ホコリに多く生息するチリダニはフケを好むため、頭皮があたる枕カバーに繁殖しやすいです。

枕カバーは1〜2日に1回洗濯することが望ましいですが、難しい場合は枕にタオルを敷き、そのタオルを毎日交換するようにしてください。

クッションやぬいぐるみなどを洗う場合は、生乾きにならないように中までしっかりと乾かすようにしましょう。

生乾きのままだと、かえってダニが増殖してしまうため注意してください。

アレルゲン除去方法②:干してから掃除機をかける

布団など頻繁に洗うことができないものは、干してから掃除機をかけるとよいです。

先ほども解説したとおり、ダニは乾燥に弱いです。

干すことにより乾燥して死滅させ、その後掃除機をかけることで布団の中に残っているダニやアレルゲンの除去ができます。

長年使ってペタンとしている布団では、ダニがしがみついていて掃除機をかけても取り除きづらいです。

干してふっくらさせることで、掃除機をかけたときにダニやアレルゲンが除去しやすくなります。

洗濯ができない絨毯やラグなども同様です。掃除機だけでは絨毯やラグの内部にいるダニは吸い取りづらいです。

干せるサイズのものであれば裏を向けて干し、叩いてダニを表面に出してから表に掃除機をかけてください。

掃除機は週に1回、1㎡あたり20秒ほどの時間をかけてゆっくりとおこなうことがおすすめです。

参考:東京都福祉保健局|住居とアレルギー疾患(最終閲覧日:2023年6月28日)

アレルゲン除去方法③:掃除機をかける回数を増やす

マットレスやソファーなど、干すことができないものは、掃除機をかける回数を増やしてください。

回数を増やして掃除機をかけることで、しがみついているダニも除去しやすくなります。

また、掃除機のかけ方にもポイントがあります。

  • 左右前後にゆっくりと掃除機をかける
  • 畳のように繊維の目があるものは、目に沿ってゆっくりと掃除機をかける
  • ソファなど隙間があるものは、隙間も念入りに掃除機をかける

普段掃除に使用している掃除機を寝具やソファに使用することが気が引ける場合は、布団クリーナーを使うことがおすすめです。

家にある掃除機でもダニアレルゲンを取り除くことはできますが、使い分けたほうが衛生的です。

また、床を掃除するための掃除機と違い、布団クリーナーはシーツなどの寝具に張り付きにくい設計になっていることが多いです。

そのため、シーツを吸い込んでしまうなどのストレスなく快適に使うことができます。

ダニ対策におすすめのクリーナー

ダニ対策が目的で布団クリーナーを選ぶときは、次の2つのことを確認しましょう。

  • ダニがどれくらい駆除できるか
  • 布団などダニ対策をしたいものへの使い勝手がいいか

ダニをより確実に多く取り除くために、各メーカーごとにさまざま機能がついています。

有効な機能としては、ヘッド部分にブラシがついているもの、そしてゴミの残量がセンサーでわかるものです。

マットレスの縫い目やソファーの隙間など凸凹した箇所に使うときは、ブラシがついているもののほうがゴミやホコリを掻き出して吸い取ることができます。

ゴミの残量がセンサーでわかるものも、目には見えないハウスダストやアレルゲンの残量が確認できることで、より意識的に使用することができます。

温風が出ることでダニ対策ができると謳っているクリーナーもあります。

しかしダニは55℃以上の高熱を30分以上あてることで死滅するといわれているので、温風が多少出たところでダニが死滅することはありません。

そのため温風しか機能がないものは、ダニ対策に対しては効果が弱いです。

ここまで説明したポイントをおさえているクリーナーの例として、おすすめ商品3点をご紹介します。

レイコップ|ふとんクリーナー NewStyle RAYCOP RS4-100JPWH

おすすめポイント
  • フィンパンチブラシでゴミやホコリを掻き出し除去できる
  • ダニの除去の他、除菌やウイルス除去もおこなえる
  • 1.4kgのコードレスなので場所を気にせず楽に使うことができる
参考価格※ Amazon:19,780円
楽天市場:22,800円
Y!ショッピング:19,780円
ダニ対策 ・ファインパンチブラシ
・たたき毎分3,600回
集じん方式 サイクロン式
電源タイプ コードレス
充電時間/運転時間 ・充電:約3.5時間
・UVオンリーモード:約120分※連続使用時間30分
・標準モード:約28分
・パワーモード:約16分
本体サイズ(mm) 幅250x長さ612.6x高さ141.7
質量 1.42kg

※参考価格は2023年6月29日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

フィンパンチブラシは毎分3,600回たたきができるものです。このブラシによって、ゴミやホコリをしっかりと掻き出し、強力に吸引できます。

ブラシには、医療現場でも使用されているUVランプも一体となっています。

上記の機能により、ダニの除去率とあわせ除菌率とウイルス除去率も99.9%です(公式サイト記載)。

ハンドルが持ちやすい構造になっており、 ヘッド部分も上下に稼働するため、布団や枕にもスムーズ動かすことができます。

ダニ駆除は標準モードでの使用が推奨されています。標準モードであれば、3.5時間の充電で約28分の使用が可能です。

1.42kgのコードレスタイプなので、布団だけでなくカーテンやソファー、チャイルドシートなど、場所を気にせず楽に使うことができます。

アイリスオーヤマ|ハイパワーふとんクリーナー FCA-B2H

おすすめポイント
  • ダニちりセンサーでゴミの残量がわかる
  • 毎分約15,000回のたたきと約2,000回転するブラシもで汚れを掻き出す
参考価格※ Amazon:15,690円
楽天市場:13,986円
Y!ショッピング:15,846円
ダニ対策 ・ダニちりセンサー
・たたき毎分約15,000回
・ブラシ回転毎分約2,000回
集じん方式 フィルター式(使い捨て)
電源タイプ コード付き
充電時間/運転時間
本体サイズ(mm) 使用時:幅300×奥行501×高さ218
収納時:幅300×奥行167×高さ420
コード長さ:4m
質量 約2.2kg(電源コード含む)

※参考価格は2023年6月29日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

毎分約15,000回のたたきと2,000回転するブラシによって、もして汚れを掻き出し除去できます。

ヘッドの横幅が30cmあるため、1度に広範囲のダニ駆除が可能です。シングルサイズの布団であれば、2往復で終わります。

3色に光る高感度のダニちりセンサーも搭載されており、約20μmの微細なハウスダストやアレルゲン、花粉を検知してくれます。

これらの機能から、自社での試験結果ではハウスダスト除去率は約99%以上となっています。

集じん方式は使い捨てフィルターです。使い終わったらダストカップからフィルターを取り外して捨てるだけなので、ゴミ捨ても簡単におこなえます。

ダストカップやブラシは水洗い可能です。フィルターを捨てるだけでなく定期的にダストカップを水洗いすることで、より衛生的に使用できます。

パナソニック|ふとん掃除機 MC-DF500G

おすすめポイント
  • クリーンセンサーでアレルゲンや花粉も検知してくれる
  • 10,000円以下で購入できコスパがよい
参考価格※ Amazon:8,800円
楽天市場:9,500円
Y!ショッピング:9,190円
ダニ対策 ・クリーンセンサー
・ブラシ振動毎分約6000回
集じん方式 紙パック式
電源タイプ コード付き
充電時間/運転時間
本体サイズ(mm) 幅292×奥行364×高さ172
コード長さ:5m
質量 2.0kg

※参考価格は2023年6月29日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

クリーンセンサーを搭載しており、約20μm以上のゴミが残っている場合は赤く光って知らせてくれます。 

ダニの死骸や糞は約20μm、スギ花粉は約35μmです。これらは目で見ることができませんが、クリーンセンサーで光って知らせてくれることによって、しっかりと除去が可能です。

付属のビートブラシは毎分約6000回振動します。振動することによってゴミを表面に出し、吸い取りやすくします。

これらの機能により、ハウスダストを含むアレルゲンを99%以上除去できます。 

布団クリーナーのなかでは珍しい紙パック式です。

ダストのお手入れは不要で、紙パックを捨てるだけでゴミ処理が可能です。紙パックを処分するときにゴミが舞い散ることがないので衛生的です。

このような性能を持っていますが、ふとんクリーナーのなかでは価格が安く、10,000円以下で購入できます。

まずは手軽なものから使ってみたいという人におすすめです。

ダニを増やさなければ再発は防げる!日頃からのダニ対策

被害を再発させないためには、ダニを増やさないことが大切です。

ダニが1匹もいない家はありません。そしてダニがいること自体も問題はありません。

例えばホコリのなかに生息しているチリダニは、カビの原因となるゴミを食べてくれる役割もあります。

しかし、ダニの数が増えることで、刺される、アレルギー症状が出るなどのダニ被害へとつながります。

そのため、日頃からダニを増やさないための対策をおこないましょう。

ここからは、場所ごとの詳しい方法を解説していきます。

家全体のダニ対策

家全体に共通するダニ対策として大切なことは湿度を調整すること、そしてチリやホコリを取り除くことです。

≪湿度を調整する方法≫

  • 除湿機やエアコンの除湿機能、市販の除湿剤を使用する
  • 風を通す

≪チリやホコリを取り除く方法≫

  • 掃除機は1㎡あたり20秒以上かける
  • 掃除機のゴミはすぐに処分する

それぞれ解説していきます。

湿度を調整する方法

ダニの繁殖を防ぐための湿度は50%ほどがおすすめです。

湿度が50%以下になるとダニの繁殖力が低下し、さらに40%以下になると4時間後には死滅するといわれています。

ダニは湿気の多い夏に増殖しますが、冬に湿度50%前後を保ちダニの数を少なくしておくと、夏に繁殖しづらくもなります。

しかし湿度が40%以下になると、花粉やウイルスが飛散しやすく、肌や髪も乾燥によるダメージを受けやすくなります。

そのため、湿度は50%ほどに調整するとよいです。

湿度が高いときは、除湿機やエアコンの除湿機能、市販の除湿剤を使用することがおすすめです。

除湿に使用できるものがないときは、湿気が溜まらないように風を通して換気しましょう。

窓を開けて風を通すときは、1ヵ所だけでなく2ヵ所以上あけると、より風が通りやすくなります。

チリやホコリを取り除く方法

ダニの増殖を防ぐためには湿度調整とあわせ、チリやホコリを取り除くことも重要です。

チリやホコリのなかにもダニは生息しているためです。

チリやホコリのなかでも1mm以下の大きさのものをハウスダストといい、肉眼ではより見えにくいです。

しかし、ハウスダスト1gあたりのダニの数が100匹以上になるとアレルギーが発症するとされています。

そのため、目で見てホコリがないと思っても、こまめに掃除をすることが大切です。

部屋の隅には特にホコリがたまりやすいです。フローリングの床でも隅などにホコリが溜まっているとダニの温床となってしまうため、注意して掃除をしましょう。

掃除機は、できれば毎日、最低でも3日に1回はかけるようにしてください。掃除機をかける目安として、1㎡あたり20秒以上がよいとされています。

一般的なシングルサイズの敷布団の大きさは幅100cm×長さ210cm、ダブルサイズだと幅140cm×長さ210cmです。

シングルサイズであれば40秒以上、ダブルサイズであれば60秒以上掃除機をかけるとよい計算になります。

ダストの中でダニが繁殖してしまうことも考えられるため、掃除が終わったらゴミは溜めずにすぐに処分しましょう。

寝具のダニ対策

ダニの発生が多い寝具は、干す、乾燥機を使う以外にも、日頃からできる対策を取り入れることで、より効果的にダニの増殖を防ぐことができます。

  • 高密度繊維の寝具を選ぶ
  • 防ダニカバーを使用する
  • 枕にはタオルを敷いて毎日取り換える
  • 布団の下にすのこを敷いて風通しを良くする

寝具には、高密度繊維の素材を選ぶとよいです。

高密度繊維は繊維の織りにある隙間が細かいため、ダニやホコリが入り込みにくいです。

それに加え、防ダニカバーを使用することで、よりダニを防ぐことができます。

ただし、すでにダニが多く発生している布団に高密度繊維のシーツや防ダニカバーを付けてもあまり意味がありません。

布団を新調するときに使用することがおすすめですが、すでに使用している布団に付けるときはダニを退治してからがよいです。

一度干して布団をふっくらさせ、掃除機をかけてから使用しましょう。

枕は頭皮の皮脂やフケ、抜け毛などによりダニが発生しやすい場所です。

枕カバーは毎日洗濯することがよいですが、難しい場合は枕にタオルを敷き、そのタオルを毎日取り換えるようにしてください。

マットレスや万年床になっている布団は、湿気が溜まりやすいです。

マットレスの下に炭を敷く、布団の下にすのこを敷くなどすると、湿気がたまりにくくなります。

炭には細かい穴が開いていて、湿度が高いと水分を吸い込み、低いと吐き出す作用があります。そのため、湿度調整をおこないたいときには効果的です。

寝具以外のダニ対策

寝具以外の場所も、ダニ対策の基本である湿度調整やホコリを取り除くことは同じです。

具体的なやり方や注意点が異なるため、部類ごとにポイントを解説していきます。

  • 衣類・クローゼット
  • カーペット・絨毯
  • ソファー・チャイルドシート
  • 食品

衣類・クローゼット

  • 衣類を虫干しする
  • クローゼットや押入れは換気する
  • 保管している寝具や衣服などには乾燥剤を入れる
  • 古い衣類、使わないぬいぐるみなどは処分する

衣類に発生するダニの増殖を抑えるためには、虫干しをするとよいです。虫干しとは、干して風を通すことで湿気を飛ばし、虫やカビを防ぐことです。

湿気を飛ばすため、付着しているダニを死滅させ、増殖を防ぐことができます。

クローゼットや押入れは、空気がこもり湿度が上がりやすいです。

天気のいい日に戸を開けて、換気をしましょう。夕方以降は湿度が上がるため、布団を干すときと同じく換気をする時間は15時頃までがよいです。

風が通りにくいところには、吸湿剤や除湿剤、炭をおいて湿度の調整をしてください。

衣類を保管するときは密閉した衣類ケースに入れるとよいです。衣類ケースがないときは大きなビニール袋でも代用可能です。

防虫剤だけではダニは死なないことがあります。防虫剤と一緒に乾燥剤を入れておくことで、乾燥させダニの増殖を防ぐことができます。

古くなって着ない衣類、使わない寝具、ぬいぐるみなどは処分してしまいましょう。そのまま放置してもホコリがたまってダニが増殖してしまうだけです。

保管しておきたいものは細かいホコリなども掃除機で吸い取り、吸湿剤や乾燥剤などとともに保管してください。

カーペット・絨毯

  • カーペットや絨毯の重ね敷きはやめる
  • 掃除機は目の向きからかけ、その後反対からもかける

カーペットの上に絨毯やラグを敷くなど、重ね敷きはやめましょう。

重ね敷きをすると湿度や温度が上がりやすく、ダニが発生しやすいです。

掃除機をかけるときは、カーペットや絨毯の目の向きに合わせてかけます。そしてその後、反対側からもゆっくりとかけるようにしてください。

ソファー・チャイルドシート

  • 左右前後に掃除機をかける
  • 表面は頻繁にふき取りをおこなう
  • 隙間にはホコリやゴミが溜まらないよう掃除機をかける

アレルゲンを取り除く方法でもお伝えしたとおり、ソファーには左右前後にゆっくりと掃除機をかけるとよいです。

合皮やレザーなどふき取れる素材であれば、表面をこまめにふき取りしてください。

チャイルドシートは、カバーが取り外せるものや分解できるものは水洗いをしましょう。

ソファーやチャイルドシートの隙間には、ホコリが食べカスが溜まっていることがあります。

表面だけでなく隙間にもしっかりと掃除機をかける、ふき取りをするようにしてください。

  • 畳の上に絨毯やラグは敷かない
  • 掃除機は目に沿ってかける
  • 年1~2回は畳を上げて掃除をする
  • 年に1度は畳干しをする

畳の上に絨毯やラグを敷くことはおすすめできません。

畳自体は乾燥しやすいですが、絨毯やラグを敷くことで湿度が上がり、ダニの増殖をまねいてしまうためです。

掃除機は畳の目に沿ってかけるようにしてください。隙間は特に入念にかけます。

畳の床は通気性が悪いことが多く、ホコリがたまりやすいです。年に1~2回は畳を上げて隙間や裏側のホコリやゴミも掃除機で取るようにしましょう。

可能であれば、年に1度畳干しもすると、よりダニの増殖を抑えることができます。

食品

  • 食品を放置しない
  • 開封したものは密閉して保存する
  • 保存は冷蔵や冷凍、もしくは湿度が低く涼しい所にておこなう
  • 保管するための密閉容器には乾燥剤を入れる
  • 食品や食器が保管してある棚は定期的にアルコールや洗剤で拭き掃除をする

食品にもダニが発生しやすいです。

チリやホコリに生息しているチリダニはタンパク質が好物です。はがれた皮膚片やフケだけでなく、人やペットが食べる食品も餌とします。

封の空いた食品を洗濯ばさみで簡単に止めただけで置いておくと、ダニは隙間から簡単に侵入します。

封の空いた食品は放置せず、密閉して保管してください。

冷蔵庫や冷凍庫での保存がよいですが、難しければ乾燥剤などを入れて湿度が低く涼しい所で保管するとよいです。

小麦粉やお好み焼き粉、ホットケーキミックスなどの粉ものは特にダニが発生しやすいです。

ダニアレルゲンは、加熱してもなくなることはありません。加熱調理によってダニ自体は死滅してもダニアレルゲンは残り、アレルギー症状が出ることがあります。

開封後は冷蔵庫で保管し、早めに食べきるようにしてください。

参考:東京都保健医療局|開封後の粉製品に繁殖したダニによる即時型アレルギーがあると聞きました。本当ですか?【食品安全FAQ】(最終閲覧日:2023年8月7日)
参考:国立研究開発法人 科学技術振興機構|経口ダニアナフィラキシー(パンケーキ症候群)(最終閲覧日:2023年6月7日)

場所ごとに使えるダニ退治グッズをご紹介!

ダニは、人を刺すダニとアレルゲンになるダニとで分かれます。人を刺すイエダニやマダニは殺虫剤による駆除効果が特に期待できます。

しかし、家に発生しているダニがどの種類のものなのかの判断は専門家でも難しいです。

そのため、乾燥させることに加え退治グッズを使うことで、より効果的にダニ駆除ができます。

市販されているダニ駆除商品には、粉剤、スプレー剤、燻煙剤などがあります。

粉剤のものは、スプレーや燻煙剤に比べて効果の持続性が高いです。しかしその分、成分が室内に残っているということです。

成分が常に室内に充満している状態は避けたほうがよいため、残効性の高い粉剤のものより、スプレータイプや燻煙剤のほうがおすすめです。

参考:公益社団法人 東京都ペストコントロール協会|殺虫剤を用いたダニ対策(最終閲覧日:2023年6月19日)

また、ダニ対策ができる市販グッズには、駆除剤忌避剤があります。

  • 駆除剤:今いるダニを駆除するもの
  • 忌避剤:予防としてダニを寄せ付けないためのもの

すでに発生しているダニの駆除が目的の場合、忌避剤を使用しても、あまり効果はありません。

また、今後の予防をしたいのに駆除剤を使用しても、駆除成分が残るわけではないので予防としては効果が続きません。

そのため、ダニ対策の目的に合わせて選ぶことが大切です。

ここではダニ対策におすすめの市販グッズを3点ご紹介します。

ダニアーススプレー ハーブの香り 300mL

おすすめポイント
  • 駆除だけでなく予防もできる
  • ソファーや絨毯など干すことができないもののダニ対策に使える
  • スプレーするだけで手軽に使える
参考価格※ Amazon:679円
楽天市場:723円
Y!ショッピング:746円
有効成分 フェノトリン(ピレスロイド系)
内容量 300mL
効果持続期間 約1ヵ月

※参考価格は2023年6月21日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

ダニアーススプレー ハーブの香りは、駆除と予防が同時にできます

掃除機をかけたあとにスプレーすることで、ダニアレルゲンの除去と増殖を抑えることができ、効果も約1ヵ月続きます。

スプレータイプは、ダニの発生が気になるけど干すことができないソファーや絨毯に重点的に使いたいときにもおすすめです。

スプレーをするだけなので、手軽に使うことができます。

バルサン ダニよけ くん煙剤 6~8畳用

おすすめポイント
  • 部屋を丸ごとダニ予防できる
  • 使用する前後の準備や片付けが手軽にできる
参考価格※ Amazon:791円
楽天市場:986円
Y!ショッピング:759円
有効成分 フェノトリン(ピレスロイド系)
内容量 6g
効果持続期間 1ヵ月

※参考価格は2023年6月21日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

部屋を丸ごとダニ予防したいときにおすすめの燻煙剤です。

燻煙剤ですが、植物や精密機器へのカバーの必要はなく、寝具やソファーなど肌に触れるものにも使用が可能です。

予防効果の持続期間は1ヵ月です。

【第2類医薬品】ダニアースレッド 6~8畳用

おすすめポイント
  • ダニの駆除と予防が1度で部屋全体にできる
  • 部屋が汚れにくくにおいも残らない
参考価格※ Amazon:676円
楽天市場:861円
Y!ショッピング:1,043円
有効成分 フェノトリン
メトキサジアゾン
アミドフルメト
内容量 10g
効果持続期間

※参考価格は2023年6月21日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

駆除だけでなく予防も同時におこなうことができる燻煙剤です。

水を使用するタイプなので、燻煙剤特有のにおいも残りにくいです。部屋も汚れにくいため、後片付けも楽におこなえます。

自力でのダニ退治が難しければ生活110番にご相談ください!

湿度調整や清掃を日頃から気を付けることで、ダニやアレルゲンを減らすことができます。

しかしダニが1匹もいない環境はなく、油断をするとすぐに増殖します。種類によって発生しやすい場所も異なり、殺虫剤が効きにくいものもいます。

そのため、自力で全滅させることはまず不可能です。

ダニがいること自体が問題なのではなく、数が増えることによって咬まれたりアレルギー症状が出るなどの被害が広がります。

そのため、次のような方はダニ駆除を業者へ依頼したほうがよいでしょう。

  • マメにダニ対策をすることが難しい
  • アレルギー症状があるため徹底的に駆除したい
  • 家全体にダニが発生していて自分では対応できない

ダニ駆除を業者へ依頼したときの費用相場は次のようになっています。

ダニ駆除費用相場
  • 2~4万円が26%と1番多い
  • 約4割が4万円未満で駆除ができる

集計件数619件のうち、2~4万円の割合が1番多く、全体の26%という結果となりました。そして約4割が、4万円以内でダニ駆除ができています。

高額になるケースには「住居兼倉庫のダニをまるごと駆除をしてほしい」「一戸建ての家全体に大量にダニが発生している」など、イレギュラーの場合が多いです。

実際にいくらの費用がかかるかどうかは、業者へ調査や見積りを依頼することがおすすめです。

生活110番では、現地調査や見積りを無料※で対応しています。

相談窓口は24時間365日対応しているため、ぜひお気軽にご相談ください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

ダニ退治に関連するよくあるご質問

ここからは、ダニ退治をするときに出てくるよくある質問を解答していきます。

Q1:ダニ退治に1番効果的なグッズは何ですか?
Q2:被害はないけど布団やソファにダニがいるか見分けられますか?
Q3:かゆくて赤い跡があるとき、医者に診察してもらえば原因となるダニの種類が特定できますか?

Q1:ダニ退治に1番効果的なグッズは何ですか?

A.乾燥機がおすすめです。

ダニ退治に1番効果的な方法が乾燥です。

干すこと以外で乾燥させる場合は、衣類乾燥機や布団乾燥機を活用しましょう。

また乾燥機を使用するだけでなく、湿度調整のための換気や除湿剤の設置、ホコリが溜まらないよう掃除するなど、日頃からの対策も大切です。

Q2:被害はないけど布団やソファにダニがいるか見分けられますか?

A.素人が肉眼で見分けることはほぼ不可能です。

ダニが多く発生している場所では、小さな虫が動いている程度の認識はできることがあります。しかし、その虫がダニだと特定することは難しいです。

ダニがいるかどうかは、市販されているダニ検査キットを使えば確認が可能です。ダニ検査キットは1回あたり1,000円〜2,000円ほどで販売されています。

ただ、業者であれば現地調査を無料でおこなってくれるところもあります。

そのため、現状被害は出ていなくてもダニがいるか気になる場合は、無料で現地調査をしてくれる業者に依頼したほうがよいです。

Q3:かゆくて赤い跡があるとき、医者に診察してもらえば原因となるダニの種類が特定できますか?

A.刺された跡や症状から判断することは難しいです。

刺された跡を見ただけでは、臨床医であってもダニの種類の特定は難しいとされています。

理由は、ダニは刺し口に特徴がある害虫でないためです。

刺された跡だけでなく、どこで発生したダニなのかなど全体的な情報での判断になります。

ダニを駆除するため、どの種類のダニが発生しているかを判明させたい場合は、害虫駆除専門業者に調査をしてもらったほうが確実です。

まとめ

ダニは乾燥に弱いため、湿度管理や換気を心がけて、室内を清潔に保つことが大切です。

日干しや洗濯、クリーナーをかけることによってアレルゲンを減らすこともできます。

しかしダニが1匹もいない環境はなく、油断をするとすぐに個数が増えてしまいます。数が増えることによって咬まれたりアレルギー症状が出るなどの被害が広がります。

そのため、日頃からの対策がもっとも大切です。

自分での対策が難しいと感じたときは、無理せず業者へ相談してください。

生活110番であれば、ダニの発生場所や被害など、ご状況をうかがったうえですぐに駆けつけてくれる加盟店をご紹介しています。

ご相談はいつでも無料で受け付けているため、ぜひお気軽にご連絡ください。

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