恐怖!ゴキブリには飛ぶ種も…もし飛んできたらどうすればいい?

2021.4.30

恐怖!ゴキブリには飛ぶ種も…もし飛んできたらどうすればいい?

「ゴキブリは飛ぶことがある」ということを知っていますか。知っていても、実際に飛んだところを見たことがない方も多いのではないでしょうか。
ゴキブリは種類によって、飛ぶゴキブリと飛ばないゴキブリがいます。ゴキブリは室内で飛ぶこともあるので、ゴキブリが苦手な人にとっては、これはとてもおそろしいことですよね。今回は、飛ぶゴキブリの種類とその理由について取り上げます。

ゴキブリが飛んだときにうまく対処するためには、どの種類のゴキブリがどんな理由で飛ぶのかについて知っておいたほうがよいでしょう。知っておくと対策を打つことができて安心できるかもしれませんよ。

ゴキブリには飛ぶ種類と飛ばない種類がいる

日本にいるゴキブリにはいくつか種類があります。そのすべてのゴキブリが飛ぶわけではありません。日本に生息するゴキブリの中にも飛ぶ種類と飛ばない種類がいます。以下にまとめてみました。

飛ぶ種類
クロゴキブリ、ワモンゴキブリ(沖縄生息)、ヤマトゴキブリ(森などに生息)

飛ばない種類
チャバネゴキブリ

家庭に出るゴキブリには、クロゴキブリとチャバネゴキブリが多く、チャバネゴキブリは飛ぶことができません。家にあらわれるゴキブリでも飛ばない種類がいるということです。

飛ぶゴキブリの種類が分かったところで、次の章ではゴキブリが実際にどのような状況で飛ぶのかを詳しくご紹介します。

      ゴキブリを見失ったときに放置すると増殖する!?正しい対処法は?

ゴキブリはどんな状況で飛ぶのか

ゴキブリが飛ぶのは移動手段のためといわれています。地やかべを這うことが多いゴキブリは、這って動くときの動きが俊敏です。人間に狙われたときは這って移動するほうが生存確率が高いため、日常でゴキブリが飛ぶ姿を見ることは少ないです。

ゴキブリが飛ぶところを見たことがある人は、ゴキブリが高いところから低いところへ飛んでいる瞬間を見ている人が多いようです。というのも、ゴキブリは飛ぶことができるのですが、重力に逆らって飛ぶことが苦手です。ゴキブリには羽根が生えていますが、からだの重さに対して羽根が軽いため、鳥のように羽ばたくことに向いていません。ですから、ゴキブリが飛ぶときは高い場所から下に降りることが多いのです。ゴキブリはムササビのように滑空(かっくう)して飛び降りているという感じです。

ゴキブリが飛びやすい気候の条件があります。それは気温が高く湿度が高い気候のときです。このような気候のときにゴキブリは活動が活発になりやすいです。熱帯夜やあたたかい地域のほうがゴキブリが飛ぶ姿を見られることが多いのです。

もしゴキブリに近づいたとき、ゴキブリが自分に飛んできたら厄介ですが、気分的なことのほかにも衛生的に厄介なことがあります。次の章で詳しくご説明しましょう。

飛んできたゴキブリが肌に触れると…

ゴキブリが飛ぶことで私たちにぶつかり、ゴキブリに付いていた菌が私たちの肌についてしまうことがあります。実はゴキブリにはさまざまな菌が付着していることがあるのです。

ゴキブリは人間が出したホコリやゴミなどを食べて生きています。そこは掃除が行き届いていない不衛生な場所であり、菌が繁殖しやすいところです。そのため、そこで生活するゴキブリの体表などには病原菌が付いていることがあるということです。

では、ゴキブリにどんな菌がついていることがあるのか、具体的に見ていきましょう。

・大腸菌
大腸菌は人間の腸の中にも存在しており、無害なものもあります。ですが、有害なものだと下痢や腹痛、血便などを引き起こす可能性があります。

・サルモネラ菌
嘔吐や腹痛が最初に起こり、そのあと高熱と下痢の症状があります。

・赤痢菌
発熱や腹痛、下痢が続きます。症状が重いものだと激しい腹痛に侵されます。

このような菌が体に付着し、体内に入り込むことで病気になる可能性があります。ゴキブリが体に触れたら、念のために触れた部分をしっかり洗うようにしましょう。

      飛んできたゴキブリが肌に触れると…

ゴキブリが自分に向かって飛んできたときの対処方法

ゴキブリが自分に向かってきたときはどのように対処したらよいでしょうか。そのときは次のような対処をしてみましょう。

ハエタタキでたたく
ハエタタキを常備しておき、いざとなったらハエタタキでたたいて防御しましょう。ハエタタキは軽い素材でできているため瞬時に対応でき、またコントロールもしやすいため予想外の動きにも対応しやすいです。

身の回りのもので防御
身のまわりの新聞紙や雑誌、クッションなどで防御しましょう。防御したあとは念のため消毒するとよいです。また防御したあともゴキブリの動向から目を離さないようにするとよいでしょう。

しゃがむ
飛ぶゴキブリに対して対応することにためらいがある場合は、その場でしゃがみましょう。しゃがんでゴキブリが頭の上を通過することを祈りましょう。
反射神経がよい人なら飛んだ瞬間を見ておき、ゴキブリと逆方向に逃げてもいいでしょう。

殺虫スプレーをかける
防虫・殺虫スプレーを吹きかけてもいいですが、スプレーをゴキブリに当てること自体が難しいかもしれません。吹きかけても飛んできたゴキブリの勢いが止まらないこともあります。そのままゴキブリがからだに当たってしまうこともあるので、ほかの方法も併用しましょう。

ゴキブリを飛ばすことなく駆除する方法

ゴキブリは高い場所にいて危険を察知したときに、お尻の触覚を使い地面へ飛び立ちます。つまり高い場所にいるゴキブリを駆除しようとするときに刺激を与えてしまうと、ゴキブリが飛びやすくなってしまいます。

ゴキブリが飛ぶのを防ぐためには、高い場所にいるゴキブリを駆除しようとしないことが大切です。ゴキブリの動向を目で追い、低い場所や地面にいるときに駆除するようにしましょう。特に殺虫剤は瞬間的にゴキブリに対して刺激を与えるため、ゴキブリが俊敏に対応します。飛ぶ可能性も上がるかも知れませんから、高い場所にゴキブリがいるときは使用を避けましょう。

まとめ

ゴキブリが飛ぶという話を聞いただけで、鳥肌がたつという人も多いでしょう。クロゴキブリなどは飛ぶ可能性があるため、駆除するときは飛んできて体に当たらないように気を付けましょう。ゴキブリはすべての種類が飛ぶことができるわけではなく、チャバネゴキブリは飛ぶことができません。高い場所にいるチャバネゴキブリは、飛ぶことを恐れずに駆除することができます。

ゴキブリは肌に触れると間接的にさまざまな病気にかかるリスクがあります。対策をして万が一のリスクを防ぎましょう。「小さな子どもがいるのに、ゴキブリが家にいて安心できない!」とお悩みの方は、ゴキブリ駆除の業者などに依頼して、しっかり駆除してもらってもよいかもしれません。

ゴキブリ駆除を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「ゴキブリ駆除」をご覧ください。

この記事の監修者 ナカザワ氏について

この記事の監修者
ナカザワ氏 NPC 総合害虫駆除
監修ジャンル:害獣 害虫
神奈川県・東京都を中心とした総合害虫駆除サービスを運営。防除作業監督者(防第14721号)の国家資格を有し、アリ、ゴキブリ、ダニ、ハエ、トコジラミ、ハチやコウモリなど幅広い害虫や害獣にも対応。

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