もし、家の中や自宅のお庭でムカデを見つけてしまったらどうしますか?
ムカデは、見た目の気持ち悪さもかなりのものですが、人間を攻撃する害虫でもあるのです。そしてムカデは案外素早く動くので捕まえるのは難しいのに加え、攻撃性が高いので危険も伴います。毒を持っていて、咬まれると強い痛みを伴い、ひどく腫れることもあります。
しかし、そんな危険なムカデを見つけたら、そのままにしておくわけにもいきません。そこで、ムカデを駆除する方法として、毒餌を撒く、薬剤を散布するという方法があります。今回は、効果的なムカデ用の毒餌や、薬剤について、またその注意点について詳しく解説します。
目次
ムカデが活動する時期や生息しているところ
ムカデ対策で毒餌や薬剤を撒くためには、撒くタイミングや場所を知る必要があります。そのためにも、ムカデが活動する時期や生息している場所を知っておきましょう。
ムカデの活動する時期
ムカデの活動がとくに活発になるのは、5~6月ごろです。5~6月ごろはムカデの産卵期となるため、大量に発生するのです。生まれたムカデの子供は9~10月ごろに大きくなるため、この時期も多くムカデを見かける時期となります。
反対に冬や真夏はムカデの活動があまりない時期になります。ムカデは冬に冬眠に入りますし、あまりにも高い気温は苦手としているからです。
ムカデが生息している場所
ムカデはほぼ日本全国に生息し、基本的には屋外の落ち葉の下など、湿気の多い場所で生活をしています。庭に住みついてしまった場合は、植木鉢の下などにいることもありますので、注意しましょう。
また、家の中に住みついてしまうこともあります。家の中には、ムカデが好んで食べるゴキブリやクモなどが生息しているからです。家に住みつく場合、湿気の多い水回りに潜んでいることが多くなります。ムカデは人が食べるものも食べますので、とくにキッチンに住みつくことが多いです。
ムカデはいろいろなところから家に侵入する
ムカデの体は細長いので、小さなすき間でも侵入することができます。具体的にいうと、5mmほどのすき間であっても侵入されてしまうのです。
以下のような場所がムカデの主な侵入経路となります。ムカデが入って来られるようなすき間がないか確認してみましょう。
・ドアのすき間
・壁のひび割れ部分
・床下、屋根裏
・エアコンなどの換気口、壁穴
・キッチンの排水溝
これらのようにムカデが侵入できそうな穴があった場合、隙間テープやスポンジで埋めるなどして対策しておくことが大切です。また、床下や屋根裏の換気をすることもムカデを発生させないための予防策になります。
しかし、ムカデの侵入口となる場所をすべてふさぐのは難しいです。そのため、ムカデ用の毒餌や薬剤を撒くことをおすすめします。
これでムカデの対策をしよう!
家の中の環境を整えても、どうしてもムカデが発生してしまうことがあります。そんな場合には、ムカデ用の毒餌を使ったり、ムカデ用の薬剤を散布したりして対策をしましょう。
ムカデ用の毒餌や薬剤には、さまざまな種類があります。いくつかご紹介しますので、参考にしてみてください。
毒餌タイプ
アース製薬 ムカデコロリ(毒餌剤) 容器タイプ 8個
ムカデの発生する場所に置くだけで、簡単にムカデを退治することができます。玄関先などの殺虫剤を使いたくない場所に置きたい方におすすめです。容器がついているので、子供やペットがいるご家庭でも安心して使用することができます。
アース製薬 ムカデコロリ(毒餌剤) 顆粒タイプ 250g
こちらの商品は顆粒タイプになっている毒餌です。家の周りや、お庭の広い範囲に撒くことができます。ムカデが好きな成分を配合しているので、高い効果を期待できます。
薬剤タイプ
KINCHO ムカデ・アリコナーズ パウダー 550g(ヤスデ タカラダニ ダンゴムシ)
こちらは、薬剤タイプの商品で、即効性に優れている成分を配合した商品です。家の周りに撒いて使用します。
虫の体にまとわりつきやすい粉を使用していますので、高い効果が期待できます。雨が降った際も粉が流されにくく、気になるニオイもないので使いやすい薬剤です。
フマキラー アリ用殺虫剤 アリ・ムカデ粉剤 1kg
こちらも家の周りに撒くだけで虫を殺虫、侵入防止することができます。容器がダブルキャップになっていて、2通りの撒き方を選ぶことができるので、さまざまな場所に使うことができます。
薬剤や毒餌を撒くときの注意点
ムカデ用の毒餌や薬剤は、ただ適当に撒いておけばいいというわけではありません。毒餌や薬剤を使うときには気を付けるべきポイントがあります。
・雨が降ったときの対策をしておく
薬剤を撒いた後に雨が降ってしまうと、薬剤が流されてしまうことがあります。壁際に撒くなどして、なるべく雨で流されないようにしましょう。また、こまめに撒くようにするのも効果的です。
・撒く場所に注意する
顆粒タイプの毒餌を撒く場合は、撒く場所を選ぶ必要があります。この顆粒タイプの毒餌は湿気を吸い柔らかくなることでムカデが食べるようになります。そのため、コンクリートの上など湿気が少ない場所に撒くと、粒状が柔らかくならずムカデが食べないことがあるのです。このようなタイプは湿気の多い土の上などに撒くようにしましょう。
まとめ
ムカデは小さなすき間からでも室内に侵入して来ます。なるべく家の中のすき間はふさいでおくことでムカデの侵入を防ぐことができます。
それでもムカデを防ぐことができなければ、ムカデ用の毒餌や、薬剤を撒くことをおすすめします。毒餌や薬剤によってさまざまな種類があるので、ご自宅にあったものを選んでください。
ムカデは、暗く湿った場所を好んで生息しています。また、ムカデは活発に活動する時期とあまり活動しない時期があります。そのようなことを踏まえて毒餌や薬剤を撒くようにしましょう。
もし、ムカデを毒餌や薬剤を使っても駆除しきれなかった場合は、業者に駆除を依頼することをおすすめします。業者に頼めば素人では駆除しきれない箇所や、予防までおこなってくれるでしょう。
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