身近なものでムカデを処理!ムカデを見失ったらどうすればいい?

2021.4.30

身近なものでムカデを処理!ムカデを見失ったらどうすればいい?

駆除しようとしていたムカデを見失ってしまった、そんな経験はありませんか?ムカデは体の柔軟さを活かしてわずかな隙間にも入り込めるので、駆除に思わぬ苦戦をしてしまうことも少なくはありません。

もしムカデを処理する場合は、一撃で撃退してしまいたいものです。ムカデ処理に有効なグッズには、果たしてどういったものがあるのでしょうか。

このコラムでは、ムカデを処理するのに有効な道具や、ムカデを見失った場合の対処法などを解説していきます。確実にムカデを処理することで、安心して生活を送れるようにしましょう。

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身近なものでムカデを処理する方法

じつは、殺虫剤以外にも身近なものでムカデを処理できることはご存知だったでしょうか?以下に挙げる道具を使えば、お金をかけずに安全にムカデを処理できるかもしれないのです。

熱湯

ムカデは熱に弱い虫なので、60℃以上の熱湯をかけるだけで処理できることがほとんどです。ポットで沸かしたお湯を火傷しないよう注意しつつムカデにかければ、安全にムカデを処理することができるでしょう。

ドライヤー

日本で生産されているドライヤーは120℃の熱風を出すよう設定されている場合が多いです。そのため、少し距離を置いてドライヤーをかけても、ムカデに50℃以上の熱風をかけることが可能となり、処理することもできるでしょう。

ライター

ムカデに対してライターのガスを使うと、ムカデは仮死状態に陥ります。仮死状態のうちに道具で掴んで外に追放してしまいましょう。なお、ムカデに直接火をつけると火事の原因になってしまうので、控えるようにしましょう。

トング

ムカデを素手で掴むと、噛まれてしまって毒で苦しむおそれがあります。そのため、ムカデを掴んで外に放り出す場合、トングなどの道具を使って掴むようにするべきでしょう。

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対策グッズなら冷却スプレーがオススメ

家にあるものでもムカデの処理が可能ですが、当然ながら市販されている対策グッズも有効です。そのなかでも注目したいものが、冷却スプレーとなります。

ムカデは熱に弱いことは先ほど話しましたが、その一方で寒さにも弱いという弱点もあります。ムカデは10℃以下の温度になると活動を停止するため、冷却スプレーが有効になるのです。

冷却スプレーのメリット、デメリット

冷却スプレーは殺虫成分が含まれていないため、小さなお子様がいるご家庭でも安心して使用することが可能となっています。また、嫌な匂いや液体のべたつきが残ることもないため、後始末も簡単なのも嬉しいところでしょう。

従来の殺虫剤では殺虫成分に苦しんだムカデが暴れまわることがありましたが、冷却スプレーは瞬時に温度を下げることでムカデの動きを止めながら仕留めることが可能です。

冷却スプレーの欠点を挙げるとすれば、値段が比較的高めな部分でしょうか。また、注意しなければいけない点として、冷却スプレーはガスを発射している都合上、ガスが火に引火するおそれがあります。そのため、決して火元では使わないようにしましょう。

冷却スプレーの使い方は?

冷却スプレーの使う場合、ムカデが濡れる程度に冷却スプレーをかけるようにしましょう。十分に冷却できないと、すぐにムカデが復活するおそれがあります。また、安全面を見越して、凍結したムカデはトングで掴んで処理するようにしてください。

また、冷却スプレーには人間用のものもありますが、やはり害虫用に開発された冷却スプレーを使うのが一番ムカデに有効でしょう。

身近なものでムカデを処理する方法

家の中でムカデを見失ったら…

もし家の中にいるムカデを見失ったら、ムカデがどこに移動したのか気になってしまうのではないでしょうか。一度家の中に侵入してきたムカデはなかなか外に出ようとしないため、逃げたムカデはまだ家の中にいると考えていいでしょう。どうすれば逃げたムカデを再発見できるのかその方法をご紹介していきます。

逃げたムカデは湿気を求める

ムカデは湿度の高いジメジメした場所を好むため、風呂場やキッチンなどの水回りに再度出現する可能性が高いです。あらかじめ水回りに冷却スプレーやトングを準備して、次に見つけたときに確実にムカデを処理できるようにしましょう。

水を使ったトラップを活用しよう

ムカデはエサより水を摂取しようとするため、この傾向を利用したトラップを活用するのがいいでしょう。簡単にできるトラップを作り、ムカデを見失った場所に設置しておけば、逃げたムカデを捕えることができるかもしれません。

トラップの作り方

①大きめのビニール袋を切り開いて、ムカデを見失った場所を広げて敷く

②敷いたビニール袋の真ん中に、水を染み込ませた雑巾を数枚ほど軽く積み上げる

このトラップを設置すれば、早ければ1日以内にムカデが雑巾の隙間に入り込むでしょう。ムカデが忍び込んだ雑巾をビニール袋ごと外に出せば、ムカデを家の外に放り出すことが可能となるのです。

家の中でムカデを見失ったら…

侵入経路を塞いで対策しよう

ここまでムカデを処理する方法について解説してきましたが、なるべくならムカデの姿は見たくないものです。ですので、ムカデを家に侵入させないように努めるのも大切になってくるでしょう。

ムカデはどこから侵入する?

ムカデは狭い隙間さえあれば、どんな場所からでも侵入することが可能となります。排水口の隙間やエアコンの壁穴、さらには網戸やドアの隙間など、あらゆる隙間から侵入してくる厄介な害虫なのです。

もし隙間を見つけた場合は、テープなどで塞いでおくようにしてください。もしテープを貼るのが難しい場合は、忌避剤を置いておくことでムカデが寄り付かないようにするべきでしょう。

塞ぐのが難しい場所は…?

ムカデが侵入しやすい場所の1つが家の床下です。床下は湿気が溜まりやすいので、ムカデが寄り付きやすい傾向にあるのです。

床下からムカデが侵入してくる場合は、個人が対策をとるのは難しくなるでしょう。もし床下などといった対策が困難な場所からムカデが何回も侵入してくるときは、一度ムカデ駆除の業者に相談してみるのをおすすめします。

侵入経路を塞いで対策しよう

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まとめ

家の中にムカデが出現した場合は、熱湯や冷却スプレーなどの道具を使って、確実に処理するようにしましょう。もし逃げたムカデを見失ったら、トラップを仕掛けることで再度発見することができるはずです。

もし何度ムカデを処理しても新たなムカデが出てきたり、ムカデ対策をしても効果がなかったりする場合には、ムカデ駆除の業者に駆除を依頼してみるのがいいでしょう。業者に依頼すれば費用こそかかりますが、確実かつ安全にムカデを取り除いて、ご家庭の平和を取り戻すことができますよ。

ムカデ駆除を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「ムカデ駆除」をご覧ください。

この記事の監修者 ナカザワ氏について

この記事の監修者
ナカザワ氏 NPC 総合害虫駆除
監修ジャンル:害獣 害虫
神奈川県・東京都を中心とした総合害虫駆除サービスを運営。防除作業監督者(防第14721号)の国家資格を有し、アリ、ゴキブリ、ダニ、ハエ、トコジラミ、ハチやコウモリなど幅広い害虫や害獣にも対応。

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ナカザワ氏 NPC 総合害虫駆除
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