ムカデとヤスデは駆除方法が違う?見分け方と侵入対策について

2022.11.3

ムカデとヤスデは駆除方法が違う?見分け方と侵入対策について

 

見るだけでも気持ち悪いムカデとヤスデ、できれば家の中にはいてほしくありませんよね。何とかして侵入を防ぎたいと切実に思っている方も多いのではないでしょうか。

そんなときは、まずはムカデやヤスデにはどんな特徴があって、何が原因であなたの家に出現するのか、その原因を突き止めましょう。

このコラムでは、ムカデとヤスデの駆除方法の違いや侵入対策についてご紹介します。

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ムカデとヤスデの違い

ムカデとヤスデはよく似ている生物ですが、実際はその特徴が大きく異なります。まずは、これら2種類の特徴をご紹介します。ムカデとヤスデの予防にもつながってきますので、しっかり確認しておきましょう。

ムカデの特徴

ムカデは足の数が20~40対程度で、大きさは小さいものだと5センチ程度、大きいものだと20センチ程度にも及びます。生息場所は、湿気の多い場所や暗い場所です。

ムカデの主な活動期は春から秋にかけての2回で、特に1回目の5~6月ごろは産卵期のため多く発生する傾向があります。夏場は暑さで活動も控えめになりますが、9~10月ごろになると春に生まれたムカデが成長する時期なので活発に動きだします。

ムカデは毒をもっており、噛まれるとひどく腫れることや、強い痛みを起こします。また、ゴキブリなども捕食するため、家屋に入り込んで人間やペットが噛まれてしまうこともあるようです。

ムカデは一度の産卵でたくさんの卵を産むため、たとえムカデを1匹駆除したとしても油断はできません。また、死んだふりをすることもあるので注意が必要です。

ヤスデの特徴

ヤスデはムカデとは異なり、全体的に体長が小さいのが特徴です。足の数は30対程度で、大きさは小さいものだと2センチ程度、大きいものだと7センチ程度です。生息場所は、ムカデと同じで湿気の多い場所や暗い場所に多いです。

ヤスデの主な活動期は春から秋にかけて、特に6~7月の梅雨の時期と、9~11月の秋雨の時期に大量発生するといわれています。ヤスデはおとなしく攻撃性が低いため、人にかみつくことはめったにないといわれています。

ヤスデはムカデのような毒はもっていませんが、体表に毒腺(どくせん)をもっています。

毒腺とは有毒物質を分泌する腺、もしくはそれに該当する器官のことをいいます。その毒腺には青酸やシアンという成分が含まれているため、人間の皮膚につくと痛みを伴うこともあります。

また、ヤスデは踏んだり触れたりすると、毒腺から異臭を放つといいます。

嗅ぎすぎると吐き気などの体調不良を起こす可能性もあるので気をつけましょう。

ムカデとヤスデの駆除方法は違うの?

結論からいうと、基本的にはヤスデもムカデも駆除する方法は同じです。駆除する方法として一般的なのは、殺虫剤を使った方法です。殺虫剤にはいろいろな種類がありますが、おすすめ商品をいくつかご紹介します。

【アース製薬 凍らすジェット冷凍殺虫】

‐85℃で凍らせて駆除するタイプの殺虫剤です。殺虫成分を使用していないため、食品まわりや寝室など殺虫剤を使用したくない場所でも安心して使用できます。溶剤を使用していないので、噴射後の壁や床のベタツキや汚れが残りません。

【アース製薬 ムカデコロリ(毒餌剤) 容器タイプ 8個】

置くだけで簡単にムカデやヤスデを退治できる殺虫剤です。玄関先など殺虫剤をまきたくない場所におくだけでムカデやヤスデの予防ができます。容器付きなので、お子様やペットがいるご家庭でも安心して使用できます。

【バルサン いや~な虫 不快害虫用 6~10畳用 20g×3】

バルサンは家庭内外にいる害虫用の煙タイプの殺虫剤です。煙タイプなので部屋の隅など目に見えない場所の殺虫にも有効です。

ムカデとヤスデの侵入対策

ムカデやヤスデの駆除方法を述べましたが、できればムカデやヤスデとは遭遇したくありませんよね。そこで、ムカデやヤスデの侵入を防ぐ方法を3つご紹介します。

湿気を取り除く

ムカデやヤスデは湿気の多い場所を好みます。そのため、梅雨の時期はムカデやヤスデが発生しやすくなります。反対に、湿気のない場所は好まないので、屋内の湿気をなるべく取り除くことが大切です。ここでは、ご自宅でもできる簡単な湿気対策をご紹介します。

 

【簡単にできる湿気対策】

・風通しを良くする

・湿ったものはしまわない

・布団やベッドのマットは定期的に干す

・除湿剤を置く

・除湿器を稼働させる

 

家の隙間を埋める

ムカデやヤスデは狭い場所、隙間が大好きです。例えば、ご自宅でも以下のような場所は格好の隙間となりえます。

 

【ムカデの好む場所】

・タンスの裏側

・冷蔵庫の下や裏側

・シンクの下

・畳の裏や床下

 

物理的に対策が難しい場所もありますが、上記のような場所ではなるべく隙間を埋めるようにしておきましょう。

薬剤を利用する

どうしても隙間を埋めるのが難しい場合は、薬剤を利用するのも一つの手です。薬剤は「液体状」「粉末状」「スプレータイプ」のものなどがあります。隙間となりうる場所や家屋の外周に薬剤をまいておけば、ムカデやヤスデの駆除にも効果的ですし今後の侵入も防ぐことができます。

ただし、あまり薬剤を使いすぎると異臭がすることや、周囲に有害物質が流れ出て環境汚染の原因にもなるので注意が必要です。

ムカデとヤスデの侵入対策

自分で駆除できないときは業者に依頼しよう

ムカデやヤスデの予防をするには「侵入を防ぐ」ことが一番です。しかし、ムカデやヤスデに一度でも住宅内に侵入されると、繁殖するおそれがあります。

ムカデとヤスデの繁殖力は非常に高く、一度の産卵でムカデは20~50個ほど、ヤスデは150~300個ほどの卵を産むほど驚異的な繁殖力をもっています。そのため、早めに駆除しておかないと後々大量発生してしまうでしょう。

侵入の根本的な原因を突き止めて予防するなら、自力で対策を行うよりも業者に駆除の依頼をするのが安心です。業者に依頼するメリットは以下の2つあります。

【業者に依頼するメリット】

・駆除を自分で行わなくてもよい

ムカデやヤスデの駆除を業者に依頼する最大のメリットは、業者にすべて任せられるという点です。素人が駆除を行うとどうしてもムカデやヤスデと接触してしまう可能性があり、下手に接触すれば噛まれる恐れがあります。

その点、その道のプロである業者に依頼すればあなたの代わりに駆除や予防を行ってくれるので、ヤスデやムカデと接する恐怖から解放されます。

・素人ではできない床下や天井裏の駆除や予防ができる

業者に依頼すれば、床下や天井裏など素人では難しい場所の対策も行ってくれます。そもそも、床下や天井裏は狭いので、チェックするだけでも一苦労。無防備に行けば噛まれる可能性もあります。

業者は床下や天井裏の駆除にも慣れているので、素人が行うよりも確実にムカデやヤスデの駆除を行ってくれるでしょう。

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まとめ

ムカデとヤスデは春から秋にかけて活発に活動し、特に6~7月の梅雨の時期になると大量発生する傾向があります。ムカデとヤスデは毒をもっていますが、特にムカデは攻撃性が高いので、噛まれるとひどい腫れや痛みを引き起こします。

また、ムカデやヤスデは繁殖力が非常に高いので、家屋に侵入した場合は一刻も早く駆除しないと大量発生してしまいます。ムカデやヤスデの駆除を行うなら殺虫剤を使った方法が手軽で有効ですが、自力で駆除をすることによるリスクもあります。より効率よく安全に駆除を行うのであれば業を利用するのがいいでしょう。

ムカデ駆除を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「ムカデ駆除」をご覧ください。

 

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