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ツマアカスズメバチってなに?刺されると危険?現状と対策について

2018-04-04

ツマアカスズメバチってなに?刺されると危険?現状と対策について

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外来種であるツマアカスズメバチが2012年頃から日本の対馬で確認されています。実はこのツマアカスズメバチの被害が世界規模で増えています。ツマアカスズメバチとはどのような蜂なのか、いったいどのような被害をもたらす蜂なのか、ご紹介していきたいと思います。

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ツマアカスズメバチとは?生態や危険性について

ツマアカスズメバチとはインドネシア原産のハチで、世界中に生息域を拡大しているハチです。ヨーロッパからアジア各国に範囲が広がり、世界各地で恐れられている蜂です。

ツマアカスズメバチがなぜ脅威とされているかは以下の通りです。

生息範囲を驚異的な速さで拡大する

生息範囲が拡大する理由は繁殖力の高さと、田舎だけでなく都市群にも生息することが可能だからです。そのため驚異的な速さで本来生息していなかった地域に拡大する原因となりました。

養蜂場・農業への被害をもたらす

ツマアカスズメバチはニホンミツバチをはじめとしたミツバチを好んで食べる習性があり、養蜂場のハチが餌食となります。そして、ミツバチが壊滅的な被害を受けることで、ミツバチを利用して受粉をする農作物に多大な損害がでることになります。よって、養蜂業・農業へ甚大な被害をもたらします。

ツマアカスズメバチとは?生態や危険性について

人への被害が大きい

非常に高い攻撃性を持っています。都市部でも活発に動き回り、高層マンションやビルにも巣を作ります。人の多い場所でも巣を作るだけでなく凶暴性もかなり高いことから、ツマアカスズメハチが生息している場所では刺される危険がおのずと高まります。ツマアカスズメバチの生息が広まったアジアの地域では刺されたことが原因で死亡者が出ているようです。

特定外来生物とは?

【特定外来生物】とは、外来生物のうち「特定外来生物被害防止法」で指定されたもので、生態系を乱す・農作物に被害がある・人に害があるなどの恐れがある外国原産の固有種のことを指します。
また【特定外来生物】には、生きているものであれば個体だけでなく、卵の状態のものも含まれます。

「特定外来生物被害防止法」において、研究目的以外の【特定外来生物】の輸入・販売・飼育・保管・運搬・輸入を規制しています。
ツマアカスズメバチは平成27年3月にこの【特定外来生物】に指定されています。

特定外来生物とは?

ツマアカスズメバチの分布範囲

ツマアカスズメバチの今

ツマアカスズメバチはもともと日本を除くアジア全域に生息していて、西はパキスタン、東は中国南部・台湾で確認されていました。しかし、2005年にフランス、2010年にスペイン、2012年にポルトガル・ベルギー・ドイツと範囲を広げています。
国内では2012年に韓国からやってくる形で対馬で発見され、その後、福岡県、宮崎県でも確認されています。

ヨーロッパ全土に広まった理由

ツマアカスズメバチの脅威は生息圏を急速に拡大することです。
ヨーロッパが爆発的に分布の拡大・生息数の増大を招いた原因は以下の条件が重なったからと言われています。

・欧州内では貿易が盛んのため荷物に紛れ込みやすい
・陸続きであるため欧州内ではハチの移動がしやすい
・ヨーロッパのスズメバチは小型種が中心のため競合相手がいなかった
・ヨーロッパ大陸は範囲が広大なため、広がり始めた当時では組織的な対策が困難だった

日本全土へ広がる可能性

現在の日本は輸入に頼る資源も多く、輸入大国であるといえます。そのため、ツマアカスズメバチが荷物に紛れ込んで侵入する可能性と常に隣り合わせだといえます。実際に、分布範囲の拡大を国は危惧しており、ツマアカスズメバチに直接有効な対処法の研究が進まなければアジア諸国やヨーロッパと同じように日本列島全体へ被害が拡大するのは時間の問題です。

ツマアカスズメバチの分布範囲

在来種のスズメバチとの違い

ツマアカスズメバチの脅威についてここまでお伝えしてきましたが、日本の在来種であるオオスズメバチ・キイロスズメバチとの違いはどのようなものなのかそれぞれ見ていきましょう。
在来種のスズメバチとの違いは習性に関しての違いはあまりないようですが、比較しながら見ていくことによってツマアカスズメバチへのイメージがしやすくなるかもしれません。

オオスズメバチ(在来種)

在来種のスズメバチとの違い
commons.wikimedia.org

【身体】頭部がオレンジ色・腹部が黄色と黒色の縞模様をしている。
成虫の体長は女王バチが40~45mm、働きバチが30~40mm。

【エサ】昆虫・多種のハチ・樹液など

【攻撃性】獰猛ですが餌場や巣に近づいた防衛反応で人を襲います。

【繁殖】女王蜂1匹に対し500から1500の卵を産むと言われています。

キイロスズメバチ(在来種)

在来種のスズメバチとの違い
commons.wikimedia.org

【身体】頭部が黄色、胸部は黒色で肩板などが黄色、腹部は濃褐色と黄色の縞模様をしている。
成虫の体長は女王バチが25~28mm、働きバチが18~24mm。

【エサ】昆虫・クモ・小動物の死骸・人間の食べ残し

【攻撃性】攻撃性が高く、都会でも営巣をする

【繁殖】1つの巣から200~800匹の新女王が産まれる

ツマアカスズメバチ(外来種)

在来種のスズメバチとの違い
commons.wikimedia.org

【身体】全身が黒色で頭部と腹部が赤色をしている。
成虫の体長は女王バチが30mm、働きバチが20mm。

【エサ】昆虫(特にミツバチを好む)・樹液・果物・生ゴミを食べる。

【攻撃性】攻撃性が非常に強く獲物や敵と認識した相手に執拗に攻撃を繰り返します。

【繁殖】繁殖力がとても強く、女王蜂1匹に対し5000~10000の卵を産むと言われていて、1つの巣から数百~数千の新女王蜂が産まれます。

在来種との比較

ツマアカスズメバチと在来スズメバチを比較した場合、最も違うのは攻撃性です。毒性はあまり違いがありませんが、ツマアカスズメバチは一度敵と定めた相手に対して執拗に攻撃を繰り返す特徴があります。また、ミツバチを餌としているため産業に影響が出る点や生息圏を拡大するスピードが問題視されています。

ツマアカスズメバチの対策や罠

日本では現在、対馬を中心として九州でのみ発生が確認されており、【これ以上の侵入を許さない】【発見するたびに駆除する】の2種類での対策をしていくしかない状態です。
一般の方ができる対策としては、ハチを発見しても刺激を与えない・近づかないことが一番です。ツマアカスズメバチは特定外来生物のため、発見したら役所に報告をするようにしてください。

ツマアカスズメバチの対策や罠

ツマアカスズメバチにも効果のある罠とは

ツマアカスズメバチが初めて確認された長崎県ではペットボトルの罠を仕掛け捕獲をしました。
その方法とは、2リットルのペットボトルに乳酸菌飲料を発酵させた液体を入れ、側面に切り込みを作って中へハチをおびき寄せて捕獲するというものです。この効果は絶大で、90地区に2424個設置をしたところおよそ7000~12000匹のハチが捕獲されました。

ツマアカスズメバチの対策や罠

なお、このペットボトルを利用した方法は「ハチ駆除するための自宅で作れるペットボトルトラップの作り方」で詳しくご紹介しています。気になる方はぜひ読んでみてください。

もしツマアカスズメバチが巣を作ったら
ツマアカスズメバチが自宅や周辺区域に巣を作った場合、速やかにハチ駆除の専門業者に連絡をしましょう。特に10月~12月頃まで新女王バチの生産が続き巣立ちのために飛翔することが多いので、迅速な対応が求められます。

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まとめ

ツマアカスズメバチは驚異的な繁殖力により、今後日本列島全体に広がることが心配されています。
攻撃的な性格により人を襲うだけでなく、生態系を壊す恐れもある大変危険なハチです。
特定外来生物に指定され、国が駆除や拡大防止の活動を行っていますが、輸入を続ける以上、ツマアカスズメバチの侵入を完全に防ぐことはできないでしょう。
ツマアカスズメバチを発見したら自身で駆除をしようとせずに業者を使うようにしてください。ツマアカスズメバチ以外にも、ハチの駆除の相談などございましたら「生活110番」「ハチ駆除」のプロにご相談ください。

(この記事は2017年9月22日に加筆・修正されています)

平成29年10月2日追記

環境省は9月27日、長崎県壱岐市でツマアカスズメバチが確認されたと発表しました。現在ツマアカスズメバチは、対馬市での定着が確認されているほかは、早期に駆除が行われている模様です。これで九州内でのツマアカスズメバチの確認事例は、対馬市、北九州市、日南市につづいて4事例目となります。

(環境省:http://www.env.go.jp/press/104637.html

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