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日本最大で最強の蜂「オオスズメバチ」特徴を理解して対策しよう!

投稿日:2018-03-21 更新日:2019-02-11

日本最大で最強の蜂「オオスズメバチ」特徴を理解して対策しよう!

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鋭いアゴと強力な毒針で、非常に危険な害虫として知られるスズメバチ。その中でも最大のサイズをもち、日本における最強のハチとして有名なのが、「オオスズメバチ」です。

オオスズメバチは体格が大きいだけでなく、凶暴で攻撃性が高く、さらに群れをなして集団で獲物に襲い掛かるなど、大きな戦闘能力を持っています。

本コラムでは、そんなオオスズメバチの生態と特徴に着目して、オオスズメバチから身を守る方法についてご解説いたします。

最大の蜂オオスズメバチの特徴

オオスズメバチはその名の通り、スズメバチの仲間のなかでもとりわけ大きな種類です。働きバチは体長最大4㎝、一回り大きな女王バチになると5㎝以上と非常に大きな体格をもっているため、その大きさだけでほかのハチと区別することができます。

ニッパーのように鋭く強靭なアゴをもち、捕らえたほかの虫などをあっというまにかみ砕き、固めてしまいます。固めたものはそのまま成虫が食べることはなく、巣に持ち帰って幼虫のエサとし、代わりに幼虫が分泌するミルクのような液体を摂取することでスズメバチは活動しています。

またほかのスズメバチと比較してもひときわ大きな尻の毒針も特徴的です。毒針はノコギリのような形状をしており、刺す相手の皮膚をスパスパ切りながら刺さっていくため分厚い皮膚をもった相手にも有効です。

毒針は刺して毒を注入するだけでなく、毒液だけを発射することもでき、人間の目に入った場合は失明する危険すらあります。さらに毒液は「集合フェロモン」という仲間を呼ぶための合図の役割もあるため、毒液を吹き付けられるとスズメバチの大群から狙われることになってしまいます。

もちろん毒自体も強力で、刺された場所にはひどい腫れと激痛、発熱が起こります。一度刺されて抗体ができたあとに、もう一度スズメバチに刺されると、身体の免疫が過剰反応する「アナフィラキシーショック」という症状が起きることがあり、血圧が急低下して死に至る可能性もあります。

こうした圧倒的な戦闘能力を有するオオスズメバチですが、日本における刺傷事例はスズメバチのなかではあまり多くはありません。オオスズメバチは山や森の中に生息しており、人里で遭遇するケースがなかなか無いためです。

ただし、山歩きやハイキングの最中にオオスズメバチと出くわすことは十分にあり得ます。オオスズメバチの巣は見つけづらい場所にあることが多いため、知らない間に縄張りに足を踏み入れてしまわないよう常に周囲を警戒しなければなりません。

      最大の蜂オオスズメバチの特徴

見つけにくいオオスズメバチの巣

前述のとおり、オオスズメバチの巣は一見しただけではわからないような場所に隠されていることが多いです。オオスズメバチが巣を作りやすいのは、木のウロや土の中といった薄暗くて狭い場所だとされています。

外から見えない場所に巣を作りやすく、また巣の形状も平べったい形をしているため、山や森を普通に歩いているだけではなかなか見つけることができません。

オオスズメバチは日が昇ってから狩りに出て、日が沈むころには巣に帰ってくるため、日没の直前に飛んでいるオオスズメバチの後を追ってみると、巣の場所を発見できることがあります。

見つけても手を出さない

オオスズメバチの巣を見つけても、不用意に近づいたり手を出したりすることは絶対に避けましょう。オオスズメバチは非常にどう猛で攻撃性が高く、巣に近づいたものには一斉に襲い掛かります。

地中にあるオオスズメバチの巣に気づかずに上を通ってしまい、大量のスズメバチに襲われて刺されてしまったというケースは珍しくありません。

オオスズメバチの巣を発見したら、できるだけ速やかに、オオスズメバチを刺激しないようにその場をあとにし、冬が来るまでそこへは近づかないようにするのが無難です。

      見つけにくいオオスズメバチの巣

オオスズメバチが発する「カチカチ」という音の正体とは

山を歩いていると、乾いた木を叩くような「カチ、カチ」という音を耳にすることがあります。この音が聞こえてきたら要注意です。

「カチ、カチ」という音は、オオスズメバチが巣に近づいたものに対して発する「警告音」だとされています。オオスズメバチは特徴的な大アゴを何度もこすり合わせて警告音を出しています。

警告音はオオスズメバチにとって「最終警告」に近いものです。警告を無視すれば、大量の仲間を引き連れて外敵を排除するために襲い掛かってくることになります。つまり、警告音が聞こえた時点ではすでにオオスズメバチは攻撃態勢に入っており、一触即発の状態なのです。

一度興奮したオオスズメバチは非常に攻撃的になり極めて危険なので、警告音が聞こえてきたら、素直にその場を去りましょう。

オオスズメバチの縄張りから立ち去る際は、冷静に落ち着いて行動することが大切です。オオスズメバチの凶悪な外見に加え、羽音が聞こえてくるとパニックに陥ってしまいがちですが、下手に急いで逃げようとすると逆効果になることがあります。

スズメバチは視力がとてもよく、なかでも高速で動く物体を見分ける動体視力に優れています。そのため、スズメバチの視界の中で機敏に動くものがあると、反応して襲い掛かってくる可能性があります。

オオスズメバチと遭遇してしまったときは、まずゆっくりと身体をかがめて、姿勢を低く保ちましょう。スズメバチは下方向の視野が狭く、また上下の動きにも弱いので、低い位置にいればこちらの姿を見失ってくれる可能性が高いです。

しゃがみながら、ゆっくりと地面を這うように、あとずさりしてスズメバチの警戒範囲を出ていくことで、穏便にことを済ますことができるとされています。

スズメバチがこちらを見失っていない場合、後ずさっても執拗に追いかけてくることがありますが、だいたいスズメバチの巣から50mぐらい離れれば、警戒を解いて巣へと帰っていきます。

興奮しているオオスズメバチは警告なしで先制攻撃を仕掛けてくることもあるため、警告音はむしろオオスズメバチの最後の良心のようなものでもあることを覚えておきましょう。

      オオスズメバチが発する「カチカチ」という音の正体とは

オオスズメバチから身を守る方法

安全に山歩きやハイキングを楽しむためにも、オオスズメバチから身を守る方法を身に着けておきましょう。山の中はオオスズメバチのホームであり、人間側は完全に不利な状況です。そのため、いかにオオスズメバチを刺激せず、刺されないようにするかがポイントとなります。

服装

オオスズメバチを刺激しないためにも、オオスズメバチに「敵」と認識されないような服装を心がけましょう。一般的に、スズメバチの仲間は「黒色」に対してとくに攻撃的になります。

これにはさまざまな理由があり、例えば目や耳、鼻の穴といったほ乳類の「弱点」を示す色が黒だから、という説が有力です。また黒い服は山や森などの周囲の環境に溶け込まない、コントラストのはっきりした色であるため、視力の良いスズメバチにとっては格好の標的となるという説もあります。

いずれにせよ黒い服はほかの色の服に比べてオオスズメバチの攻撃対象になりやすいことが分かっています。山に入るときは黒い服を避け、なるべく白っぽい服を着るようにしましょう。

ニオイ

オオスズメバチは樹液や花の蜜にたかる虫をエサにしているため、甘い香りに対して敏感です。香水など強い香りを放つものを身に着けていると、オオスズメバチに「エサ場」として認識され、引き寄せられてしまう可能性があります。

同じ理由で、ジュースなど甘く香りの強い液体にもオオスズメバチが寄ってくることがあるため、缶ジュースを片手に飲みながら山を歩くことは避けるべきです。河原や森の中でバーベキューをする際にも、ジュースや缶チューハイにスズメバチが寄ってこないよう気を付けましょう。

また制汗スプレーや香水に含まれる成分の中には、スズメバチの攻撃フェロモンに似た匂いを発するものがあります。スズメバチの攻撃対象として認識されてしまう可能性があるため、やはり匂いのするスプレーの使用は避ける必要があります。

逆にオオスズメバチの嫌い匂いというものもあり、有効活用できればスズメバチ避けとして効果を発揮します。たとえば「木酢液」という液体が、虫よけ剤としてホームセンターなどで市販されています。

これは木を蒸し焼きにして炭を作る際に副産物として得られる液体で、酸っぱくて焦げたような匂いを放っています。オオスズメバチをはじめとするスズメバチの仲間は木酢液の匂いを嫌い、避ける習性をもっているため、キャンプの際に周囲に撒いておくとハチ避けになるとされています。

まとめ

日本最強のハチ、オオスズメバチの生態と対策についてここまでご紹介してきました。

オオスズメバチはその高い戦闘能力と凶暴性で、毎年何人もの方を死に至らしめています。スズメバチの縄張りで彼らに遭遇したとき、人間にできるのは頭を下げて、お帰りいただくのを待つことだけです。

楽しいアウトドアを安全に終わらせるためにも、野生の脅威を決してあなどることなく、最善を尽くして攻撃されないように立ち回りましょう。

この記事の監修者 ナカザワ氏について

この記事の監修者
ナカザワ氏 NPC 総合害虫駆除
監修ジャンル:害獣 害虫
神奈川県・東京都を中心とした総合害虫駆除サービスを運営。防除作業監督者(防第14721号)の国家資格を有し、アリ、ゴキブリ、ダニ、ハエ、トコジラミ、ハチやコウモリなど幅広い害虫や害獣にも対応。

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この記事を書いた人
生活110番:編集長 SUZUKI
2015年より暮らしのお困りごとを解決するためのコンテンツを作成し、編集した記事は7000ページ以上。 現在は編集長として「本当に役立つコンテンツ」をテーマに日々コンテンツを研究中
得意ジャンル: 害虫駆除(蜂の巣駆除・シロアリ駆除)・害獣駆除(ハクビシン駆除・イタチ駆除・アライグマ駆除)・害鳥駆除(鳩駆除・コウモリ駆除)

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