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大きく2つの場合あり!ミツバチはなぜ蜂球(ほうきゅう)を作る?

投稿日:2018-03-16 更新日:2019-02-11

大きく2つの場合あり!ミツバチはなぜ蜂球(ほうきゅう)を作る?

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蜂蜜をもたらしてくれることでおなじみのミツバチ。ほかにも農作物の受粉を手伝う役目など、ミツバチは人間の生活に役立ってくれている存在となっていますね。そんなミツバチですが、皆さんはミツバチの群れが集まり固まっているのを見たことがありますか?

これは「蜂球(ほうきゅう)」というもので、ミツバチがある理由のために作り上げるものです。

今回は、ミツバチがなぜ蜂球を作るのか、その理由について解説していきます。

ミツバチの蜂球は自衛のため!

ミツバチが蜂球を作る理由は大きく分けて2つにわかれますが、2つに共通している理由は自分たちの身を守るためです。ミツバチはほかの蜂に比べて攻撃性が低く、毒針も強くありません。それゆえにスズメバチなどの天敵に襲われることもあります。

そんなミツバチが自分たちを守るために作り出した方法が、群れになって集まり蜂球という名のスクラムを作りだすことでした。
      ミツバチの蜂球は自衛のため!

ミツバチの蜂球①:巣を作る前の集合体

ミツバチは2月から5月ごろの春先に、女王蜂と働き蜂が新しい住みかを探して 外へ出ていくことがあります。この現象は「巣離れ」「分蜂(分封)」などといわれ、養蜂農家がミツバチを捕まえるのにこの性質を利用します。

ミツバチの習性に、女王蜂はひとつの群れに1匹しか存在しない。というものがあります。

そのため、新しい女王蜂に巣を明け渡すために「分蜂(ぶんぽう)」が行われるのです。

女王蜂が生まれる直前になると、以前までの女王蜂は約半数の働き蜂を連れて新たな巣を探しに出かけます。

巣を出た女王蜂たちは新たな巣を見つけるまでの間に、元の巣の近くの太い木の枝などに球を作ります。その球が仮の巣である「蜂球」です。この分蜂は養蜂用に導入されたセイヨウミツバチよりも、在来種であるニホンミツバチの方が多く行います。
      ミツバチの蜂球①:巣を作る前の集合体

ミツバチの蜂球②:天敵への抵抗

種類によっては、ミツバチは天敵であるスズメバチを殺すためにも蜂球を作り出す場合があります。

同じハチ目に属しているミツバチとスズメバチですが、スズメバチは肉食でミツバチを攻撃する習性があり、ミツバチの天敵とされています。

スズメバチは9~10月頃になると活動が活発化します。その頃になるとスズメバチの巣では餌が不足してしまいます。そこでタンパク質も多く比較的襲いやすいミツバチの巣はスズメバチにとって格好の餌になってしまうのです。

この時期の養蜂場でのスズメバチによる被害は多く、30匹のオオスズメバチによって30,000匹のミツバチが全滅してしまった事例もあるそうです。

しかしそんなミツバチもスズメバチを撃退することがあります。

ミツバチは毒針ではスズメバチに勝つことができません。ミツバチは一度毒針を刺したら死んでしまうのに対して、スズメバチは何度も毒針を刺すことができます。

そんな中、ニホンミツバチ(トウヨウミツバチ)がオオスズメバチに対する対策として「熱殺蜂球」という方法があります。ニホンミツバチは、数百匹で集まり、巣に侵入してきたオオスズメバチを取り囲みます。体を震わせて、それによって発生する熱によってオオスズメバチを蒸し殺すのです。

オオスズメバチが耐えられる温度が45度~6度と言われているのに対してニホンミツバチが耐えられるのは50度と言われています。このわずかな差を利用するのですが、熱に耐えられずに死んでしまうニホンミツバチもいるのです。ギリギリの耐熱温度の差を利用した、まさに命がけの作戦といえるでしょう。

また、この方法を行うミツバチはニホンミツバチだけであり、セイヨウミツバチは「熱殺蜂球」を行うことはありません。
      ミツバチの蜂球②:天敵への抵抗

蜂球を見かけたら要注意?

蜂球はミツバチがたくさん集まっていて、見つけたら驚いて殺虫剤をかけてしまったりするかもしれません。ですがミツバチは危害を加えなければ襲ってくることはありません。多少なら触れても刺してきたりはしないのです。むしろ、殺虫剤をかける方が危険な場合もあります。

新たな巣を見つけるまでの間の短くて数時間、長くても2~3日もすればどこか違う場所へ飛んでいってしまうので、なるべく近づかないようにしてそっとしておくのがよいでしょう。

ネットなどで検索すればミツバチを引き取りたいという養蜂家の方もいらっしゃるかもしれないので、調べてみるのもいいかもしれません。ですがいきなり連絡するのは不安な場合もあるかと思います。そういった場合には専門の業者に相談することをおすすめします。

まとめ

ここまでミツバチの作る蜂球について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

蜂が大量に集まっていると聞くと「駆除しなくてはいけない」と思うかもしれませんが、ミツバチは自分の身を守るために必死に戦っているのです。また年々ミツバチの数は減少しているようです。人工的にもミツバチは飼われており、こういったミツバチがいなくなると蜂蜜が取れない、作物の花粉の交配が出来なくなるなどの問題が発生します。

もし蜂球を見つけたら、ミツバチは何もしなければ危害を与えてくることはないので基本的にはそっとしておきましょう。しかし何か様子がおかしいと感じたり、不安に思うことがあればすぐに業者に相談するようにしましょう。

この記事の監修者 ナカザワ氏について

この記事の監修者
ナカザワ氏 NPC 総合害虫駆除
監修ジャンル:害獣 害虫
神奈川県・東京都を中心とした総合害虫駆除サービスを運営。防除作業監督者(防第14721号)の国家資格を有し、アリ、ゴキブリ、ダニ、ハエ、トコジラミ、ハチやコウモリなど幅広い害虫や害獣にも対応。

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この記事を書いた人
生活110番:編集長 SUZUKI
2015年より暮らしのお困りごとを解決するためのコンテンツを作成し、編集した記事は7000ページ以上。 現在は編集長として「本当に役立つコンテンツ」をテーマに日々コンテンツを研究中
得意ジャンル: 害虫駆除(蜂の巣駆除・シロアリ駆除)・害獣駆除(ハクビシン駆除・イタチ駆除・アライグマ駆除)・害鳥駆除(鳩駆除・コウモリ駆除)

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2019-02-11 14:26:00
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