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油断大敵!小さくても危険は十分、アシナガバチに巣を作られたときは

2018-05-08

油断大敵!小さくても危険は十分、アシナガバチに巣を作られたときは

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軒下や物干し竿、自転車のカゴなどに、ふと気づくと小さなハチの巣が作られていることがあります。レンコンの断面のような形状をした小型の巣は、『アシナガバチ』によるものである場合が多いです。

スズメバチほどの危険性はないものの肉食性で、人を刺す危険なハチとされているアシナガバチ。身近な場所に巣を作られてしまったら、どのように対処すればいいのでしょうか。本コラムでは、そんなお困りごとを解決すべく、アシナガバチの巣の駆除方法を幅広くご紹介いたします。

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【注意】アシナガバチに刺されるととにかく痛いです…

アシナガバチは、スズメバチの親戚である『スズメバチ科アシナガバチ亜科』というグループに属する中型クラスのハチです。本家ともいうべきスズメバチと同様肉食性で、主にイモムシやケムシといったほかの虫の幼虫を捕食するため、スズメバチに似た攻撃性能をそなえています。

ハチの中では比較的おとなしい性格をしており、アシナガバチが極端に人を襲うようなケースはあまりありません。ただし、ほかのハチと同様巣に危害を加える者や、不用意に巣に接近しすぎた者から防衛のために攻撃を仕掛けてくることがあります。

アシナガバチの針にはやはり毒性があり、刺されると炎症と発熱、そしてひどい激痛をもたらすといわれています。命に関わる事故となることは少ないですが、毒という異物が体内に入ったことによる免疫の過剰なアレルギー反応、いわゆる『アナフィラキシーショック』を引き起こすこともあるようです。

◆スズメバチよりも痛いといわれている

危険なハチとして代表格に挙がる『スズメバチ』は、場合によっては命に関わるほどの強烈な毒をもっています。スズメバチに比べると、アシナガバチの毒は死に至るほどの強さはないとされていますが、あくまでそれはスズメバチに比べればという話です。

ハチ類が多く持っているヒスタミン系のアレルギー毒や、血液中の赤血球を破壊する溶血毒(ようけつどく)はやはりアシナガバチも完備しているため、刺された場所は赤く腫れ熱と痛みを発生させます。

刺された人の経験談を聞くに、アシナガバチの毒はスズメバチのものより激しい痛みが起きるといわれています。またスズメバチの代名詞ともいうべきアナフィラキシーショックはアシナガバチの毒でも引き起こされることがあります。ショック症状による血圧の急低下でそのまま心臓が止まってしまうといった、命に関わる傷となるケースもあります。

攻撃性が低いからといって決して油断はせず、アシナガバチに刺されないよう注意しなければなりません。無用な刺激はせず、ハチが興奮するような行動は避けるようにしましょう。

◆香水・整髪料はつけてはいけない

アシナガバチは『専守防衛』を基本としているため、巣やハチ自体に危害を加えなければ襲い掛かってくることはないとされています。しかし、こちらから攻撃を仕掛けずともアシナガバチの反撃スイッチを入れてしまうことがあります。

例えば香水や匂いの強い食べ物、甘いジュースなどは、アシナガバチの巣に近づけるべきではありません。これらの強い臭気はアシナガバチを刺激してしまい、凶暴化させる可能性があります。

また整髪料にも注意が必要です。香りの付いたタイプは言うまでもなく危険ですが、無香料タイプであっても整髪料には溶剤としてアルコールが含まれていることが多く、これもハチにとっては刺激物となります。

アシナガバチの巣に接近する際は、自分自身の匂いに細心の注意をはらうようにしましょう。

          【注意】アシナガバチに刺されるととにかく痛いです…

アシナガバチかどうか確認を!見分け方

スズメバチとミツバチの差を見てもわかるように、ハチは種類によって生態がかなり異なる生き物です。食べる物も肉食性のハチがいれば花の蜜だけを吸うハチもいますし、同じ肉食性でも積極的に狩りをするものと腐肉にたかるものがいます。

そのため、まずは作られている巣がアシナガバチの巣かどうかをしっかり確認しておかないと、あやまった対処法で余計な被害をこうむってしまうことがあります。そもそもアシナガバチはスズメバチ科の一種なので、小型のスズメバチはアシナガバチと形状や巣がよく似ている場合があります。アシナガバチだと思ったらもっと凶暴な別の何かだったというケースも珍しくありません。

◆アシナガバチの見分け方

ほかのハチに比べたアシナガバチならではの特徴としては、やはり名前の由来にもなっている『長い脚』が挙げられます。昆虫には六本の脚がありますが、アシナガバチの後ろ脚はほかの脚よりも1.5倍から2倍近くとかなり長いです。

さらに、アシナガバチは『飛び方』も独特です。目的地に向かって真っすぐ前進する動きはあまりせず、ふらふらと左右にぶれながら飛行します。ジグザグに飛んでいるハチがいたらアシナガバチである可能性が高いといえるでしょう。

また、アシナガバチは作る巣にも特徴があります。アシナガバチの巣は大きいものでも10㎝程度と小型で、ハニカム構造(六角形)の巣穴が外に向いている形状をしています。

外見では判別しづらいですが、アシナガバチは巣の材料に木の皮の硬い部分をはぎ取って使い、組み立て方も和紙のように強固に積み重ねているため、ほかのスズメバチの巣よりも頑丈で雨に強いという性質があります。そのため、スズメバチが軒下や屋根裏、土の中に巣を作るのに対し、アシナガバチは雨風にさらされる屋外にも問題なく巣を作ることができるのです。

したがってハチの巣を見かけたら、『巣穴の位置』と『巣の作られている場所』に着目してみると、それがアシナガバチの巣であるかどうかの判断材料とすることができます。

アシナガバチの巣を駆除する前に揃えたいもの

アシナガバチは凶暴ではないとはいえ、何かの拍子に興奮させてしまって襲われることも少なくないので、身近な場所に巣を作られてしまった場合はできるだけ早めに駆除しておきたいものです。

個人でハチの巣を駆除するのは危険がともないますが、相手がアシナガバチであれば工夫次第でどうにかすることも可能です。アシナガバチの巣を駆除する前に、道具をご紹介いたします。

      アシナガバチかどうか確認を!見分け方

【必須】スプレータイプの殺虫剤

ハチ退治のメイン武器となる殺虫剤です。市販されているものの中にはハチ用をうたったものがあり、これは強力な噴射力で射程距離が長く、一方的にハチにダメージを与えられるため便利です。

ハチ用殺虫剤があれば安心ですが、通常の虫全般に使う殺虫剤でも駆除は可能です。殺虫剤の主な殺虫成分である『ピレスロイド』は相手が爬虫類や虫であれば問題なく効果があるので、ハチ用殺虫剤が用意できない場合はこちらで代用しましょう。

パイプ(塩ビ製など軽いもの)

長射程の殺虫剤がない場合に遠距離から攻撃を仕掛ける工夫として、パイプを使って射程を延長する方法があります。パイプの一端を巣の付近まで近づけて、手元の端から殺虫剤を噴射すれば、風で散らされることなく巣まで届かせることができます。

懐中電灯

夜間にアシナガバチの巣を駆除する場合、明かりが必要になります。このとき普通の懐中電灯の光はハチにとって刺激となり、興奮させてしまう可能性があるため、ライト部分に赤いセロファンを貼っておくとよいでしょう。赤い光は刺激性が低く、ハチを興奮させにくい性質があります。

      アシナガバチの巣を駆除する前に揃えたいもの

アシナガバチの巣を駆除する手順

大前提として、アシナガバチの巣の駆除は、反撃を受ける可能性のある危険な作業であるということを念頭に置いておきましょう。いつでも逃げられるような退路の確保と、万が一刺されてしまった場合の備えはしっかりしておく必要があります。

覚悟と準備ができたら、まずはスプレー式殺虫剤を使って巣を守っているハチたちを排除していきましょう。長射程のスプレーやパイプを使えば、遠距離から安全に殺虫剤を巣にかけることができます。

巣に殺虫剤を吹き付けると、異常を察知したハチたちが一斉に飛び出してきます。ここでパニックになってしまうと反撃を許してしまうことになるため、落ち着いて殺虫剤による攻撃を続けましょう。

殺虫剤がしっかりハチにも付着していれば、数秒程度でマヒして動けなくなり、そのまま死んでしまいます。殺虫剤に触れてからハチが死ぬまでの時間を稼ぐ意味でも、十分な距離をとって攻撃を仕掛けることは重要になります。

巣の中に生きているハチが一匹も残っていることがないよう、ハチが出てこなくなってからも念入りにスプレーをし続けましょう。時間としては30秒程度が目安です。

ハチを全滅させたら、ここでようやくハチの巣に接近することができます。足元に散乱しているハチの死骸を踏み越えて、ハチの巣の撤去に取り掛かります。

アシナガバチの巣は細い根っこのようなもので壁や軒下にくっついているので、棒などでたたけば簡単に落とすことができます。剪定バサミがあればもっと綺麗に切除することも可能です。

巣を落としたら、巣のあった場所にも念入りに殺虫剤を吹きかけておけば、ほかのハチが巣を作ることを防げます。狩りに出ていたハチが戻ってきた場合も、壁に付着した殺虫剤にやられて死んでいきます。

あとは除去した巣を処分すれば、アシナガバチの巣の駆除は完了です。

      アシナガバチの巣を駆除する前に揃えたいもの

アシナガバチの巣の捨て方

アシナガバチの巣を壁から取り外したら、ビニール袋などに密封すれば燃えるゴミに出すことができます。幼虫や蛹が巣の中で生き残っている可能性はあるので、後日巣から出てきても大丈夫なように袋は二枚重ねにするなどして厳重に密封しましょう。

巣のあった場所には定期的に殺虫剤を噴霧するなどして、のちのち新しい巣が作られないようにすることも重要です。巣があったということは、その場所がアシナガバチにとって巣を作りやすい場所だということでもあります。

ほかのハチが巣を作り直す可能性は十分に考えられるので、日ごろから付近をハチが飛んでいないか注意を払っておきましょう。

      アシナガバチの巣の捨て方

アシナガバチの巣を駆除するのに適切な時期

アシナガバチの巣を駆除するのにうってつけな季節はずばり、『冬』です。寒い時期はハチも動きがにぶり、真冬になれば外を飛ぶハチはほとんど見かけなくなります。秋が終わりを迎え、気温が急激に下がる11月後半から12月にかけてはハチ駆除のベストシーズンです。

冬になってもハチが生きている場合、巣の中で春まで冬眠していることが多いため、殺虫剤すら使わずに巣を落としてしまうことも可能になります。念を入れて殺虫剤を吹きかけておけばより安心です。

また暖かい時期にアシナガバチの巣を駆除しなければならないときは、日没後の夜間を狙いましょう。ハチは視力のいい虫ですが、裏を返せば光がなければろくに行動できないということでもあります。

日没してすぐですとまだハチが活動的になっている可能性があるので、しっかり日が暮れた9時以降に駆除を開始するのがオススメです。夜間に作業するときは必ずライトに赤いフィルムを貼ってハチを刺激しないようにしましょう。

◆危険な時期は?

逆にハチが活発になる時期に駆除を行うのは危険です。初夏から真夏にかけてはアシナガバチがもっとも活動的に動き回るシーズンであり、巣に住んでいるハチの数も多くなります。

群れを大きくするためにたくさんの栄養を欲している時期でもあるので、ほかの季節に比べてより凶暴で攻撃性が高くなります。夏にハチの駆除を行うのは極力避けるか、ハチ退治の専門家に依頼するのが無難でしょう。

      アシナガバチの巣を駆除するのに適切な時期
      

アシナガバチの巣をかけられないように予防するには

アシナガバチの巣を駆除したら、以後ほかの群れに巣を作り直されないよう予防策をほどこしておきましょう。殺虫剤を定期的に吹きかけることも大切ですが、さらに一工夫でより簡単にアシナガバチから家を守れます。

ホームセンターで『木酢液』という液体が市販されていますので、ハチを防ぎたい場所に撒いておきましょう。木酢液は木炭をつくるときに副産物として得られるエキスです。焦げ臭い酸っぱいニオイが特徴であり、ハチをはじめとした虫が嫌がる性質があります。

木酢液は『虫よけ』というかたちで売られていることも多いです。入手しやすいのでハチの気になる場所にまんべんなく撒いておくと、虫よけ効果でハチや害虫の侵入を防いでくれます。

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まとめ

個人でできるアシナガバチの巣対策をここまでご紹介してきました。アシナガバチは性質を理解して興奮させないように動けば、スズメバチに比べて安全に対処ができる虫です。スズメバチに似ていて恐ろしい外見をしていますが、落ち着いて駆除しましょう。

一方で、ときには命にも関わる毒をもった危険な害虫であることも確かです。万全の準備があっても、ほんのわずかな気のゆるみで手痛い反撃を受けてしまうことはあります。

とくに夏場のハチが活発な時期にアシナガバチの巣を排除しなければならないときは、個人で危険な作業を行うよりも、ハチ退治の専門家に依頼したほうが安全なケースはままあります。

決して油断することなく、大きなリスクがあることを念頭において、安全第一でハチ対策をしましょう。

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依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「ハチ駆除」をご覧ください。

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