アカバチは毒をもつ危険なハチ!予防対策・駆除方法を徹底解説します

2022.7.6

アカバチは毒をもつ危険なハチ!予防対策・駆除方法を徹底解説します

自宅の周囲にアカバチが発生してしまったら、早急に駆除や対策をおこないましょう。アカバチは強力な毒をもっており、非常に危険な虫です。

刺されてしまうと腫れるだけでなく、アナフィラキシーショックというアレルギー反応を起こしてしまい、命を失ってしまうこともあります。アカバチからの被害を防ぐために、業者に駆除を依頼し、巣を作らせないように予防をしましょう。今回はアカバチの生態や対策についてご紹介いたします。

アカバチは「キイロスズメバチ」の地方名

アカバチという呼び名には、ピンとこない方も多いかもしれません。アカバチとは、一部地方で用いられる、キイロスズメバチの別名です。スズメバチの一種であるアカバチとは、どのようなハチなのでしょうか。

アカバチは毒をもつ危険なハチ!予防対策・駆除方法を徹底解説します

アカバチの見た目

アカバチは体長約17mm~24mmで、全体的に黄色い体をもっています。個体によっては赤みが強いオレンジ色にも見えることから、アカバチという呼び名が広まったものと思われます。

アカバチの生態

アカバチは4月~11月にかけて活動しており、体にはおそろしい毒針を秘めています。毒には強い痛みを感じさせる成分があり、毒針で刺されてしまうと患部は大きく腫れ上がります。

また、痛み以上におそろしいのが、多量に含まれたアレルギー成分です。これによってアナフィラキシーショックというアレルギー反応を起こすと、嘔吐や呼吸困難、意識障害などを引き起こし、最悪の場合は死に至ります。

そして、アカバチは非常に攻撃性の強い凶暴なハチです。こちらが危害を加えるつもりはなくとも、巣に近づいただけで威嚇され、被害にあってしまうこともあるでしょう。7月ごろには働き蜂が増えてより攻撃的になるため、とくに注意が必要です。

アカバチの巣の特徴

アカバチの巣は、茶色いマーブル模様の球体型の見た目をしています。4月に冬眠から目覚めた女王は、まず1匹で巣作りを開始します。

巣がある程度の大きさになると、女王は産卵に専念するようになり、巣作りの役目は働きバチに引き継がれます。巣は最大80cmほどまで大きくなり、中には1,000匹以上の群れが潜むこともあります。

被害を抑えるには巣を作らせないことが大切!

自宅などにアカバチに巣を作られてしまうと、大量のアカバチが繁殖したり、不意に近づいてしまったりなど、被害にあうおそれが大きくなります。被害にあわないためには、まずアカバチに巣を作らせないようにしなければなりません。ここでは、アカバチに巣を作らせないための対策について解説していきます。

巣が作られやすい場所を把握しよう

まずは、アカバチがどのような場所を好んで巣を作るのかを把握しましょう。巣が作られ始める4月~5月になると、アカバチは屋根裏や床下、木の空洞など、外敵に見つかりにくい閉鎖的な場所を好んで巣を作ります。

ですが、アカバチには巣を引越しするという特殊な習性があります。群れが大きくなって巣が手狭になると、アカバチは軒下や庭木の枝など、より開放的な場所に新たな巣を形成することがあるのです。

以上のような傾向はあるものの、アカバチはエアコンの室外機のような人工物など、さまざまな環境で巣を作ることができます。どの場所でも油断はできないでしょう。

アカバチは毒をもつ危険なハチ!予防対策・駆除方法を徹底解説します

ハチを寄せ付けない方法|掃除・道具の使用

アカバチなどのハチを寄せ付けないための対策として、まずは庭などをこまめに掃除しておくことがあげられます。ハチは風通しのよい場所には巣を作りません。庭木の剪定もきっちりとおこない、ハチが嫌がる環境を作るようにしましょう。

また、ハチを寄せ付けないようにする道具を事前に使っておくのも有効です。ハチは、炭を作るときにできる木酢液のコゲ臭いにおいや、ハッカ油などのメントールを苦手とします。それらを事前に屋根裏や軒下に散布しておくことで、ハチを寄せ付けない環境を作ることができます。

これらの対策を普段からおこなっておくことで、ハチの侵入を防ぐことができます。とくにハチが巣を作り始める4月からの時期には、念入りに対策をしておくとよいでしょう。

アカバチの駆除方法

しっかり対策をしていたとしても、完璧に蜂を防げるわけではありません。ときにはハチの巣を作られてしまうこともあるでしょう。

アカバチは上記でもご説明したとおり、攻撃的で毒性も強い危険なハチです。スズメバチの種類ということで、ハチ駆除業者も毎年多くの駆除相談を受けています。
蜂の巣は、種類や巣の状態によっては、ご自身で駆除をする方もみえます。
たしかに、うまく駆除に成功することもありますが、基本的に蜂の巣駆除は、専門のプロにおまかせするのをおすすめしています。
なぜなら、やはり毒針を持っていること、刺されると命の危険性もあるからです。

とくにスズメバチということであれば、なおのこと。自治体でも、「ミツバチやアシナガバチの駆除は対応していないが、スズメバチだけは対応している」地域が多いです。
それほどにまで、放置してはいけない、駆除を一般の人がおこなうと危ないということです。

ハチを駆除する場合には、できるだけ業者に依頼をお願いします。

業者への依頼はメリットが多い

ハチの駆除は非常に危険、かつ手間のかかるものです。ハチを駆除する場合には、発生源である巣ごと駆除してしまわなければなりません。仮に巣の駆除に成功したとしても、駆除の際に巣から離れていたハチが戻ってくることで、また新たな巣を形成されることもあります。

適切な知識をもった業者にまかせれば、危険な目にあうことなく、駆除後の処理までばっちりおこなってもらえることでしょう。また、駆除にかかる時間をとられないのも、大きなメリットといえます。

業者に依頼するときの見極めポイント

ハチの駆除を請け負う業者は数多くいます。その中から信頼できる業者を見つけるには、いくつかのポイントをチェックする必要があります。

まずひとつは見積りの出し方です。きっちりと現地調査をしてから見積りを出してくれるかどうか、料金は適正かどうかをチェックしてください。アカバチなどのスズメバチの駆除にかかる費用は、おおよそ15,000円~30,000円が相場となっています。

どのように料金を設定しているかは業者によってさまざまです。明細の内容もしっかりとチェックして、疑問に思う点があれば事前に解決しておきましょう。

そして、見積りの際には駆除作業の流れをきちんと説明してくれるかどうか、という点も判断基準となります。優良な業者であれば、なにをおこなうのか、必ず作業の前に説明があるはずです。見積りの段階で、依頼者に疑問や不信感を残さない状態にしてくれる業者であれば、実際の作業も滞りなくおこなってくれることでしょう。

自治体のHPを確認しよう|補償について

スズメバチは非常に危険な害虫ゆえに、各自治体がスズメバチの駆除に関する補助をおこなっていることがあります。駆除料金の補償や助成金の支給をはじめ、自治体によっては駆除作業自体を請け負ってくれる場合もあるようです。

そうした補助の有無も含めて、自分の住む地域の自治体ではどのような補助をおこなっているのかを、駆除依頼の前に一度確認しておきましょう。補助の内容は各自治体や市役所のホームページで確認することができます。

アカバチは毒をもつ危険なハチ!予防対策・駆除方法を徹底解説します

まとめ

アカバチとは、一部の地域で用いられるキイロスズメバチの別名です。アカバチは人を死に至らしめることもある毒と、近づいただけで威嚇をしてくる攻撃性を兼ね備えた非常に危険なハチです。
もしアカバチが発生した場合は、発生源となっている巣を駆除して、その後近づいてこないように対策をする必要があります。

アカバチは春から巣作りを始まり夏~秋が活発な動きになります。くわえて、攻撃力も高まるので、巣を見つけたときは、慌てずそっとしておき、業者にすぐご相談ください。
弊社では、ハチ駆除に特化した専門のプロ集団がいつでも出動できるよう準備しております。
ご連絡いただければ、近くの加盟店より早急にスタッフを派遣いたしますので、ご安心ください。アフターケアサービスも万全です。蜂の巣駆除だけではなく、予防もしっかりおこない、同じ場所に巣を作られない対策もいたします。

蜂のことでご不安なことがあれば、まずはお気軽にご相談ください。とりあえず話だけも聞いてほしいという方でも大歓迎です。お電話、お待ちしております。


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