蟻がなぜ家に侵入してくるかといえば、それは家の中に蟻の好むものがあるためです。逆にいえば、家に蟻の嫌うものを置いておけば、蟻の侵入を防ぐことができます。そこで、蟻が何を好み、何を嫌うのかを確認して、蟻の撃退に活用してみましょう。
蟻が好むものとは、「エサ」と「暖かい環境」です。家の中には食べこぼしや貯蔵している食料など、蟻のエサとなるものがたくさん存在しています。とくに蟻は糖分のあるものを好むため、砂糖の容器のフタが開いていたり、お菓子の食べかすが落ちていると、その糖分に惹かれて蟻が寄ってきます。
また家は保温性が高く、壁紙の中や家具の裏などは蟻にとって暖かく住み心地のよい場所です。多くの場合、家の近くの田畑や森などで繁殖した蟻が、エサと快適な環境をもとめて家の中に侵入してくることとなります。
一方で、蟻は仲間のフェロモンをたどるために嗅覚を発達させています。そのため基本的に刺激の強い匂いが苦手です。コーヒーかすや柑橘類、ミントといった強い匂いを放つものを避ける傾向にあるため、それらを蟻の入ってきそうな場所に設置しておくと蟻よけになります。
コーヒーを淹れたり、アロマを焚くことでも蟻の侵入を防ぐ効果が期待できるため、手軽にできることから試してみるのがよいかもしれません。
気温が温かく過ごしやすくなってくると、動物や虫も行動を始める時期ですね。そんな中で、ふと気が付いたら家の中でよく公園や花壇などで見かけることがある蟻が、どこからか侵入していたということが多くなってきます。
そもそも蟻を家の中で見かけることは少ないのですが、アリの種類によってさまざまな理由で家の中に侵入してくる蟻がいます。
では、そんな蟻の侵入対策としてどんな方法があるのでしょうか?対策として、蟻の嫌いなものは何なのか見ていきましょう。
どうして蟻は自宅に侵入するの?
蟻が家の中に侵入してくる理由は種類によって異なりさまざまですが、家の中に巣を作るため入ってきたり、エサを求めに入ってきたりします。
土がなくても巣を作ることができる種類のイエヒメアリは、アフリカ原産の蟻のため温かい場所を好み屋内性であるため集合住宅や一軒家などに巣の被害が多く多発しています。マンションやアパートでもタンスの裏や壁紙の後ろなどに巣の被害を受けることもあります。
そして、エサを求めてくるのに適している場所が家の中なのです。なぜなら、蟻が好むエサは主に糖質です。家の中にはお菓子の食べカスや果物などがほとんどの家にあります、私たちにとってはすごく小さなゴミですが、蟻にとっては絶好のエサですよね。では、それを避けるためには蟻の嫌いなものを置く対策方法や駆除をする方法はどのようなものがあるのでしょうか?
蟻の侵入経路はどこが多い?
蟻は、外から侵入してくる場合、外壁や木材の腐った部分から入ってきます。しかし、外からの侵入は少なく、主に家の中に侵入する蟻の被害の多くは敷地内に巣を作ってしまっている可能性が非常に高いといえます。そもそも、蟻の発生原因となる理由は、どのような条件なのでしょうか?
・森林や田畑の近く
・湿気が多い土地
・掃除の不届き
・シロアリの生息
・雨漏りや水漏れ跡
このような条件で蟻が発生しやすくなります。
また、蟻の巣が作られやすい場所としては、暗くて湿っぽい箇所や室内の場合は、観葉植物などの植木鉢などがよく発見されている箇所です。そういった生息していそうな怪しい場所には蟻の嫌いなものを置いておくと巣を作られることはないでしょう。
自宅に侵入した蟻を放置するとどうなるの?
では、もし家の中に蟻が侵入していてそれをそのまま放置してしまったらどうなるのでしょうか?蟻は、他の虫のように直接的な被害はなく、ごくまれに噛まれることがありますが何もしなければ攻撃はしてきません。
だからと言って、室内で見つけてもそのまま放置してしまいがちですが、蟻が侵入してくるということはなにかしらエサや生活環境が良く巣を作っているということです。
その場合、普通のよく見かける蟻だけではなくシロアリやクロアリなども発生する確率も高くなってしまいます。シロアリやクロアリは決して無害ではなく、早めの駆除をしなければ家が崩たり建物自体の欠陥につながるので、十分な注意が必要でしょう。
シロアリやクロアリの発生を予防するためにも蟻の侵入を防ぐ対策として蟻の嫌いなものとは何なのでしょうか?
蟻のきらいなものはなに?侵入経路に設置して蟻退治!
蟻の嫌いなものは、実は私たちにとってはとても身近なものなのです。普段の生活環境の中でもできる蟻の侵入対策をご紹介します。
・コーヒーのかす
・輪ゴムの臭い
・レモンやライム
・ペパーミントやラベンダーなどのアロマ
これらのものを蟻は苦手としています。例えば、部屋の中で気分転換にアロマをたいたり朝起きてからコーヒーを飲んでから、そのかすを捨てずに置いておくなど少しの対策で蟻の侵入被害を事前に防ぐことができます。他には、墨のかけらや石灰、お酢なども苦手なので予防対策に使用することができます。
まとめ
いかがだったでしょうか?お菓子の食べカスや果物の破片をエサとして求めて侵入してくる蟻の被害が多発しています。その場合、外から入ってくることは少なくだいたいの多くは敷地内に巣を作って生息しています。
蟻の侵入対策の基本は、まず最初に侵入口を見つけることが大切です。侵入予防や侵入してきた時の対策として、蟻の嫌いなものをその侵入口に置いておくことで蟻に対して、ここには嫌いなものがあるという認識をさせておきましょう。そうすれば、蟻が家の中に侵入してくることは少なくなります。
蟻が苦手とするものは私たちの生活環境の中でとても身近なものなのですぐにでも蟻被害の予防や侵入対策ができます。
しかし、また別のところから侵入してきていたり、侵入箇所が多い場合は業者に頼んで一度きれいに駆除してもらうことをお勧めします。蟻は数が多いので自分での駆除は難しく、どうしても再びの侵入を許してしまいがちです。そのためには蟻の巣を根こそぎ取り除き侵入経路を完全にシャットアウトしなくてはいけません。さらに、蟻の駆除をすることでシロアリやクロアリからの被害を受けないように予防につながります。
一般的な蟻の被害は小さいですが、シロアリやクロアリなどの被害は建物の崩壊につながるほどの大きな被害になるので十分な注意が必要になるでしょう。
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