ヒアリの対策はどうやるの?正しい知識で身を守り拡散を防ぐ方法!
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ヒアリが発生しても、駆除をおこなうことはできません。なぜなら、ヒアリは毒をもっているため、駆除などで刺激を与えてしまうと刺されてしまい、人体に悪影響を及ぼしてしまう危険性があるからです。
しかし、今以上に繁殖してしまわないようにヒアリの対策をおこなうことは可能です。ヒアリを見つけた場合には、はじめに自治体や環境省に連絡を入れるようにしましょう。
そうすることによって、そのアリが本当にヒアリであるのかを確認してもらうことができるからです。ヒアリであると確認された場合には、相応の対策をとっていきます。
この記事では、ヒアリの対策やアリの駆除についてご紹介していきます。もしヒアリにお困りの方がいらっしゃいましたらぜひ参考にしてください。
ヒアリ対策としてできること
ヒアリは毒をもっているため非常に危険です。そのため、被害にあわないようにヒアリの対策をとる必要があるのです。
ここでは、ヒアリが発生しているのを見かけたらとる行動や駆除についてご紹介していきます。ヒアリによる被害を受けないためにも自力でできるヒアリの対策としてぜひ参考にしてください。
ヒアリかも?と思ったらまず相談!
環境省には、“ヒアリ相談ダイヤル”というものがあります。そのため、ヒアリを発見したら、まずは環境省や自治体に連絡するようにしましょう。
環境省や自治体に連絡すると、専門家による“ヒアリであるかの確認”がおこなわれます。ヒアリは毒をもっているため、むやみに触ったり近づいたりせず、安全を確保して連絡するようにしましょう。
毒餌・殺虫剤のむやみな使用は要注意
ヒアリは、殺虫剤や毒餌を使ったり熱湯をかけたりすることで対策をおこなうことができます。しかし、外来種であるヒアリではなく、在来種のアリであった場合は日本の生態系に必要な存在となっています。
在来種のアリがいなくなってしまうと、ヒアリが増えていくという悪循環となってしまうため、ヒアリに似たアリという理由で駆除をすることはおすすめしません。ヒアリの対策は慎重におこなうようにしましょう。
自分が被害にあわないためには……
ヒアリによる被害を受けないためには、素手でむやみに触ったり、肌を露出したりしないようにする必要があります。また、靴などの履物を屋外に置いたままにしないようにしましょう。なぜなら、履物の中にヒアリが入り込み、気づかぬまま足を入れることによって刺されてしまうおそれが考えられるからです。
さらに、アリが体に上がってこられないようにするためには、ベビーパウダーを靴やズボンにかけて対策をおこなうことも可能です。アリによる被害にあわないよう、自分でできる対策をとることをおすすめします。
ヒアリに似たアリもいる!違い・特徴を知ろう
前述のとおり、日本のアリの中にはヒアリによく似た種類も存在します。ヒアリの対策をおこなう前には、生態や見た目の特徴をしっかりと把握し、間違えないようにしましょう。
ヒアリの特徴
ここからは、ヒアリの「生態」「見た目」「特徴」をそれぞれご紹介していきます。ヒアリの対策をおこなう前にぜひ参考にしてください。
・赤茶色
ヒアリに似たアリとは?
ヒアリには、似た種類が存在します。そのため、ヒアリだと見わけるためにもいくつか似た種類をご紹介していきます。
見た目は赤~黄褐色、兵アリの頭部がハート形のようで、大きく発達しています。顎の力も著しく発達しているため、敵が近づくと強くかみつくという特徴があります。
このアズマオオズアリは石の下などに巣を作ります。
日中に見かけることは少ないですが、夜によく活動しているといわれています。見た目は比較的黄色に近く、腹部にふくらみがあり先端がややとがりぎみです。この先端はやや上に反っていることが多く、その名のとおりおしりを挙げているような見た目となっています。
敵が近づいてくるとお尻を上げて針からギ酸を出します。ギ酸とは無色透明で刺激臭がある、敵を攻撃するための分泌液です。
似ているアリを見つけた場合でも、むやみに駆除をしようと触るなどをしてはいけません。次の項目では、アリの駆除についてご紹介していきます。アリが発生してお困りの方はぜひ下記の内容をご確認ください。
ヒアリじゃないけど気になる場合は業者と相談
アリは、人間をかむなどしておそいかかってくることもあります。そのため、大量のアリが発生したら、ヒアリでなくとも適切な対応や対策をとる必要があるでしょう。
ここでは、アリの駆除を業者に依頼した際にかかる費用や業者選びについて見ていきますので、アリ発生時はご確認ください。
アリの駆除は根絶が大切
アリは巣自体を駆除しないと増え続けていくいっぽうです。そのため、業者にアリの巣駆除を依頼し、巣を撤去してもらう方が状況を早くよくすることができるのでおすすめです。
業者選びではここを確認
アリの駆除を業者に依頼する際には、下記のポイントを確認するようにしましょう。
スタッフの対応が丁寧か
業者に直接問い合わせたときに、スタッフが丁寧に不明点を解決したりサービスの案内をしたりしてくれるかを確認しましょう。これは、業者を選択し、利用していくうえで大切なことですので押さえておきましょう。
業者のホームページに実績が掲載されているか
これまでの経験や実績を掲載している場合は、非常に明朗な業者といえます。費用面においても、きちんと提示しているところを選択するようにしましょう。
見積りは明確になっているか
現地調査をおこない、提示された見積書を確認した際に、必要な作業に適切な費用がかけられているかを確認するようにしましょう。高すぎる作業費用や、安過ぎる作業費用には疑問をもち、ほかの業者の見積りとも比較してみるようにしましょう。
アフターフォローはついているか
作業終了後にもアリが発生してしまっては困るため、アフターフォローなどの保証期間を設けているところを選択するようにしましょう。
業者選びに失敗しないためには依頼先のホームページを確認するだけでなく、実際に利用したことのある方が書き込んだ口コミサイトを見てみるのもおすすめです。口コミを確認することによって、どんなサービスをどれぐらいの費用で受けたか、またスタッフの対応がどうであったかを事前に知ることができます。
しかし、口コミサイトに書かれた内容が絶対とは言い切れないので、鵜呑みにし過ぎるのはよくありません。参考程度にとどめておくようにしましょう。
駆除にかかる費用相場
アリの駆除にかかる費用はおよそ10,000~25,000円となっております。しかし、作業を依頼する業者によってかかる費用は異なりますので、見積りをとるなどして確認しましょう。
見積りは、より自分に合った業者を選択するためにも複数社でとるようにしましょう。
まとめ
ヒアリは毒をもっているためむやみに駆除をおこなうのは危険です。ヒアリの対策をおこなうためには、すばやく環境省や自治体に連絡するようにしましょう。そうすることにより、ヒアリであるかの確認を専門家におこなってもらうことができます。
ヒアリ駆除はできませんが、そのほかのアリ駆除や対策についてお悩みがある方は、ぜひ弊社にお電話ください。コールセンタースタッフがお客様の現状・ご要望をお聞きしたら、スピーディーに業者の手配をさせていただきます。24時間365日お問い合わせしていただけますので、ご都合のよろしいお時間にいつでもご連絡ください。