ヒアリの見分け方を詳しく解説!見分け方がわかれば被害を予防できる

2021.4.30

ヒアリの見分け方を詳しく解説!見分け方がわかれば被害を予防できる

ヒアリは強い毒をもっているため、危険です。刺されると場合によっては命にかかわる症状がでることもあるのです。ヒアリに刺される被害を予防するために、ヒアリの見分け方を知っておきましょう。ヒアリとよく似たアリもいるため、見分け方を知ることで適切な対処をすることができるからです。

また、ヒアリと遭遇したときの対処方法も併せて知っておけば、被害にあわないようにすることができます。ぜひ、このコラムを参考にしてください。

ヒアリの見分け方!ほかのアリの違いとは

ヒアリか否かを正確に特定するためには、専門家が顕微鏡を使って観察する必要があります。しかし、以下の特徴を知っておくことで、肉眼でもヒアリかどうかのおおよその見当がつくのです。

〇ヒアリの特徴
・体の表面はツヤがある
・体色は赤みを帯びているが、腹のあたりは黒い
・大きさがバラバラで、小さいものだと3mmほど、大きいものだと6mmほどのものがいる
・おしりの先に毒針がある

中にはヒアリとよく似ているアリも

アリには非常に多くの種類がいます。アリの中にはヒアリとよく似ているアリもいるのです。そのため、ヒアリの見分け方としてヒアリに似ているアリを知っておくということも大切です。ヒアリと似ているアリの種類として代表的なものをあげると次のようなアリがいます。

アカカミアリ

体色は赤みを帯びた褐色をしています。体の大きさは3~5mmの範囲です。そしてヒアリと同様に、アカカミアリには毒があります。そのため、刺されると皮膚に水ぶくれができます。場合によっては、強いアレルギー反応が起こるおそれがあるのです。もし、刺されたら病院に行くことをおすすめします。

ヒメアリ

ヒメアリもアカカミアリのようにヒアリとよく間違われます。ヒアリと違う点は体の大きさと体色です。体の大きさは、1.5mmとヒアリよりもかなり小さく、体色はおもに黄色であるということからヒアリと区別することができます。

アズマオオズアリ

日本国内に多く生息するアリで、体色は赤いことからヒアリとよく間違われるようです。働きアリと兵アリがおり、大きさはそれぞれ異なります。

決定的な違いは、ヒアリのように毒をもっていないことです。かまれても痛みを感じるのはわずかな時間ですので、ヒアリのように危険なアリではありません。

ヒアリと遭遇してしまったときの対処方法について

ヒアリを見つけたら触ってはいけません。お子さんがいるときは、ヒアリに近づけないようにしましょう。そして、ヒアリによる被害の拡大を防ぐためにも、すぐに環境省・地方公共団体などに通報してください。ヒアリの女王アリは普通のアリの100倍ほどの卵を1日で産むため、繁殖力がとても強いからです。

通報したら、ヒアリの数を確認します。ヒアリの数が少ないようでしたら、まだ巣が小さいかもしれません。スプレー式や液体型の殺虫剤をまいて駆除しましょう。

ヒアリが行列を作って餌に群がっているのを見かけたら、行列の周辺に大きな巣があると考えたほうがよさそうです。その場合は、スプレー式や液体型の殺虫剤では駆除しきれませんので、地上に置くタイプの殺虫剤をヒアリを発見した場所の周辺にまきましょう。少々時間がかかりますが、置くタイプの殺虫剤はヒアリが巣に持ち込むので、巣ごとヒアリを駆除することができます。

ヒアリの見分け方を詳しく解説!見分け方がわかれば被害を予防できる

ヒアリに似たアリでも対処が必要なことも

ヒアリの見分け方のところでも紹介しましたが、ヒアリに似たアリにアカカミアリがいます。アカカミアリもヒアリのように強い毒をもっており、刺されると強いアレルギー症状がでることもあり危険です。そのため、発見したら近づかないようにしましょう。

そして、速やかに地方自治体に通報してください。通報したら、被害の拡大を防ぐために液体の殺虫剤もしくは熱湯で駆除しましょう。

ヒアリに刺されないために気をつけるべきこと

ヒアリに刺されないようにするためには、家の中に侵入させないことが必要です。ヒアリは食べ物のにおいにつられて侵入してきます。ヒアリを侵入させないためにも、食べ物は冷蔵庫などの密閉された場所に保管したり、掃除をして床に食べこぼしを残さないようにしたりするとよいでしょう。

また、アリはわずかな隙間から家の中に侵入してきますので、コーキング剤で壁にできた隙間を埋めると侵入を防ぐ可能性が高まります。玄関のドアの隙間からも侵入してきますので、ハッカ油などの忌避剤を玄関の周辺にスプレーしておくと侵入を予防することができるでしょう。

ヒアリの見分け方を詳しく解説!見分け方がわかれば被害を予防できる

もしヒアリに刺されると

刺されると激痛に襲われます。その痛みは火傷したときの痛みに似ていることから、ヒアリと名付けられたようです。

ヒアリに刺されたところは、赤くなり膿がでますし、かゆみも少しあります。ヒアリの毒に対してアレルギーがあるとジンマシンができることがあります。

刺されて30分以内に、めまい・激しい動悸などが起こったときは、すぐに病院に行くようにしましょう。症状が進むと血圧の低下によって意識を失い、場合によっては死ぬこともあるからです。

病院で診断を受けるときは、お医者さんにヒアリにかまれた旨を伝えましょう。ヒアリの見分け方を知っていれば、ヒアリにかまれたか否かがわかります。ヒアリにかまれたことがわかれば、病院でお医者さんにその旨を伝えることができるので、正確に診断することができ、症状が重くなる前に適切な処置をすることができるからです。

まとめ

強い毒をもつヒアリに刺されると生命にかかわる症状がでることもあります。そのため、ヒアリを発見したら近づいてはいけません。ヒアリの見分け方を知ることで、ヒアリに近づく危険性は小さくなるでしょう。

また、ヒアリはほかのアリの100倍くらい繁殖力が強いので、ヒアリを発見したらできるだけ早く巣ごと駆除することが必要です。そのため、発見したら環境省や地方自治体などに、できるだけ早く通報してください。そして、刺される被害がでる前に殺虫剤でヒアリを駆除しましょう。

ただ、自分で駆除する自信がない方や、自分で駆除を試みたけれどもヒアリを駆除しきれない方は業者に依頼することをオススメします。

ヒアリではなくほかのアリにお困りの場合は、弊社でも対応可能です。とくにシロアリは早急に駆除しなければ被害が拡大してしまいます。どこに相談すればよいか迷ったら、ぜひ無料で相談できる弊社までご連絡ください。

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