ヒアリの危険性とは!見つけた場合の対処や刺されないための予防方法

2021.4.30

ヒアリの危険性とは!見つけた場合の対処や刺されないための予防方法

ヒアリは、特定外来生物に指定されている毒を持った危険なアリです。その毒は場合によって、命に関わることもあります。そのため、見つけてしまった場合は、速やかに対処する必要があるのです。

この記事では、ヒアリの危険性や見つけてしまった場合の対処方法を紹介します。刺されないための予防方法を知って被害にあわないようにしましょう。

ヒアリの危険性とはどのようなものか

ヒアリの危険性とはどのようなものか

ヒアリはニュースなどで危険なアリだと紹介されているアリです。ヒアリは南米が原産で、アメリカ、オーストラリア、中国などでも確認されています。日本では、港のコンテナなどで発見されています。将来的に拡大を続け、わたしたちの近くまで出現することがあるかもしれません。

ヒアリは攻撃的な性格で、アルカロイドの毒を持っているのが特徴です。アルカロイドとは、窒素を含む塩基性の植物成分です。ヒアリに刺されてしまうと、激しい痛みが発生します。また、アナフィラキシーショックを引き起こすおそれもあり、最悪の場合は死に至ってしまいます。死亡事故が起こっているので、ヒアリの危険性は高いといえるでしょう。

また、命に関わることではないですが、農業関連の被害もあります。農作物を食べたり、農業機械に侵入して壊したりしてしまうという被害も見受けられます。農業関連で働いている方にとっては他人事ではないでしょう。

もしヒアリのようなアリを見かけたら

ヒアリは、大きさが2.5mmから6mmくらいであるといわれます。全体的に赤色で、腹部の色は暗くなっています。ここでは、ヒアリを見つけた場合の対処方法を紹介します。

正確にヒアリかどうかは、素人では判断するのが難しく、専門家が顕微鏡を使ってみなければ、判断できないといわれています。そのため、ヒアリだなと思ったら注意して対処するようにしましょう。

数が少なければ自分で駆除できる

ヒアリの数が少なければ、自分で駆除することができます。ヒアリに効果がある殺虫剤を使用しましょう。殺虫剤をヒアリに吹きかけてください。

また、熱湯も効果的であるとされています。沸騰したお湯をヒアリにかけてください。お湯が肌にあたって火傷しないように十分注意しましょう。

ヒアリの駆除方法を紹介しましたが、少しでも危険だと思ったら、手は出さずに環境省や自治体に連絡することをおすすめします。数が少ないと思っていても、近くにヒアリの巣があるかもしれません。

また、先ほども紹介したとおりヒアリは毒を持っています。刺されてしまった場合、命に関わるおそれがあります。無理して自分で駆除しようとはせず、自治体に連絡しましょう。

ヒアリでなかった場合は

ヒアリと間違われやすいアリも存在します。ここでは三つ紹介します。

アカカミアリ

こちらもヒアリ同様、アルカロイドの毒を持っているアリです。体は赤褐色、頭部は褐色でヒアリによく似ているので、見分けるのは難しいでしょう。

アズマオオズアリ

体は黄褐色から赤褐色で、腹部は暗色のアリです。毒はありませんが、刺されてしまうと痛みを感じます。

ヒメアリ

ヒアリと間違われやすいアリとして、ヒメアリがあります。ヒメアリはヒアリと違い毒はありません。しかし、ヒメアリは家の中にある食べ物を食べてしまうため、誤って口にしてしまうおそれもあるのです。ヒメアリを見つけた場合はすぐに駆除しましょう。

ヒメアリについてはこちらの記事 で詳しくはご紹介しています。

ヒアリに刺されないようにするには

ヒアリに刺されないようにするには

ヒアリは、急にわたしたちの前にあらわれるでしょう。知らず知らずのうちに刺されてしまうこともあるので、刺されないために、日ごろから対策をしていたほうがよいかもしれません。ここでは、ヒアリに刺されないための対策を紹介します。

ヒアリは、畑や庭などに出現することが多いです。そのため、外で作業するときは、長袖長ズボン、プラスチック製の手袋を着用しましょう。肌を露出しないことでヒアリに刺される可能性は低くなります。サンダルを外に置かないことも効果的です。サンダルの中にヒアリがいて、刺されてしまうおそれがあるからです。

また、ヒアリは食べ物を求めて家の中に侵入してきます。玄関や窓を開けっぱなしにしないよう気をつけましょう。日ごろから家の中をきれいな状態に保つことも大切です。食べ残したものをそのままにしておかず、床に食べかすなどがあったら、掃除機などを使用してきれいにしましょう。

まとめ

今回はヒアリの危険性について紹介してきました。ヒアリは、大きさが2.5mmから6mmくらいで全体的に赤く、腹部の色は暗くなっています。ヒアリは強力な毒を持っていて刺されてしまうと、激しい痛みが発生します。アナフィラキシーショックになり、死に至ることもあります。

数が少ないヒアリは、殺虫剤や熱湯で駆除することができますが、安全を考慮して、すぐに自治体や環境省に連絡することをおすすめします。

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