ワイヤレスマウスの選び方とは?気になるマウスのおすすめをご紹介
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大学生や社会人になれば、ほとんどの人にとってパソコンが必需品になるでしょう。パソコンは仕事で毎日使うという人から、趣味のゲームをするときに使うという人まで、幅広いユーザー層にとって必要不可欠な存在といえるのではないでしょうか。
そんなパソコンを操作するために必要なものといえば、マウスですよね。パソコンを起動して作業する間は、ほとんどの時間マウスを操作しているのではないでしょうか。そして、このコラムを読まれている方の中には、「パソコンの購入時に付属していたマウスをそのまま使用している」という方も多いのではないでしょうか?
実は、パソコンを使う環境に合ったマウスを使用することで、作業の効率や疲労度が劇的に改善されることもあります。それほどマウス選びというのは重要な要素のひとつなのです。
しかし、自分に合ったマウスを探そうにも「種類が多すぎて、どんなマウスを選んだらいいかよくわからない」という方もいらっしゃるでしょう。
また、「最近、マウスの調子が悪い」と感じている方は、簡単なマウスのメンテナンスをおこなうことで改善されることがあります。「調子が悪い原因を突き止めるのは、素人ではなかなか難しいのでは?」とお考えの方は、ぜひ本記事を読んで参考にしてみてください。
今回は、これらのような方のためにマウス買い替えの際の注意点や、マウスの調子が悪い原因や対処方法などをご紹介いたします。用途別に合わせたマウスのおすすめもご提案しているので、あなたのマウスに関するお悩みを解決できれば幸いです。
目次
マウスが動かない!そんな時の原因と解決方法
パソコンで作業をしているときに、マウスカーソルの反応が悪かったり、まったく動かなくなってしまったりした経験はありませんか?はじめてそのようになってしまったときは「壊れたかも!」と焦ってしまいますよね。
実際そのような場合、マウスが壊れたと思って買い替えてしまった人もいるかもしれません。しかし実は、マウスの故障ではなく、ただごみが入り込んでしまっただけだったりパソコン側に問題があったりする場合もあります。このように、壊れたと思っていたマウスも、本当はまだ使える可能性があるのです。
まずはどういった場合にマウスが不調になるのか、その原因と解決方法についてご紹介します。
パソコン側に問題がある場合
①パソコンがフリーズしている
カーソルが動かない場合は、まずパソコンがフリーズしていないかを確認してみましょう。Windowsであればキーボードのウィンドウボタン、Macであれば音量ボタンなどを押してみて反応しないようならば、パソコンがフリーズしています。
パソコンがフリーズしている場合は、本体の電源ボタンを長押しし、パソコンの強制終了やタスクマネージャーの起動(Windowsの場合Ctrl+Shit+Esc、Macの場合はCommand+Option+Esc)をしてアプリケーションを終了させてみてください。
②USBポートが反応していない
無線式マウスや有線式マウスの場合は、パソコンに接続したUSBレシーバー(受信機)が反応していないという可能性も考えられます。まずは、USBレシーバーがきちんとUSBポートに接続されているかどうかを確認してみてください。受信機が気づかないうちにずれてしまっているかもしれませんので、一度別のUSBポートにさし直してみて反応を確認します。
その際、ポート内に汚れがたまっていないかもチェックするとよいでしょう。ホコリが多いと感じる場合は、接点復活材を塗った綿棒やエアダスターなどで汚れを取り除くのが有効です。
無線式のマウスの場合はUSBレシーバーやBluetoothで電波を飛ばしていますが、パソコンとマウスの間に障害物があればうまく受信できないこともありますので、電波の邪魔をしていそうなものを取り除いてみましょう。
マウスに問題がある場合
①電池残量があるか
マウスがうまく反応しないというときは、マウスに入っている電池不足が原因の場合もあります。新しい電池に交換したりバッテリーを充電したりしても反応が改善されない場合は、ほかの原因を探してみましょう。別のマウスを持っている場合は、そのマウスで動くかどうかを試すと、どのマウスが壊れているのか確認できます。
②マウスの読み取りがうまくできていない場合
マウスを置いている場所の凹凸や、素材によってマウスがうまく反応しないこともあります。たとえば透明な面は、レーザー方式であればうまく読み取れませんが、Blue LED方式であれば読み取ることができます。
お使いのマウスの読み取り方式を確認して、読み取りにくい面だったのであれば別の場所で試してみるといいかもしれません。デスクやひざの上など、普段よく使う接地面で使用できるマウスがおすすめです。
また、反射する光がホコリなどによってさえぎられるせいで、まったくカーソルが動かなかったり変な挙動をしたりすることもあります。
読み取り部分を綿棒などで掃除することで通常通りに反応するようになる場合も多いですので、一度確認してみてください。最近は光学式の普及によりあまり見なくなりましたが、ボール方式のものはホコリなどのごみが内部にたまってくると反応が悪くなることが多いようです。
その際は分解して内部の汚れを取り除く必要があるので、ドライバーなどを用いて清掃するといいでしょう。
マウスを選ぶ基準は主に4点!
先ほど紹介した方法でマウスが不調になっている原因を確認したうえで、直すことが困難な場合は買い替える必要があるでしょう。
ではマウスを買い替えるにあたり、どういったことを考えて購入すればいいのでしょうか。ここでは、マウスのおすすめの選び方をいくつかご紹介します。
マウスの大きさが手の大きさに合っているかどうか
長時間しようすることも多いマウスが手になじむのかどうかは、マウス選びにおいて非常に重要な項目といえます。マウスが小さすぎると手首を多く動かすことになり、腱鞘炎を引き起こすおそれもあります。
逆に大きすぎるとカーソルを移動させる際にこまめにマウスの位置を調整しなければならなくなってしまい、ストレスを感じます。手のひらの大きさや握り具合は人それぞれですので、家電量販店などで実際の大きさを確認してみるといいでしょう。
マウスカーソルの動く速度や正確性はどうか
次に重要なのが、マウスを動かした量とカーソルの動く量がどれだけ一致しているかという点です。マウスのわずかな動きにもしっかりと反応する製品を選びたいなら、正確性の高いものを選ぶ必要があります。
読み取りの正確性のことを、「分解能」「解像度」「カウント」と表現することもあります。正確性は「dpi」と表記されることが多く、一般的なマウスでは1000dpi程度の製品が多いようです。
これは、マウスがどういった読み取り方式をしているかで大きく変わってきます。光学式のマウスは標準的な正確性のものが多いようですが、Blue LEDと呼ばれる読み取り方式だと青色の波長で小さな凹凸にも反応できるため、正確性が高い傾向にあります。
ホイールの操作感はどうか
画面をスクロールするために使うものといえばホイールですが、さまざまな機能を持ったホイールがあることをご存知でしょうか?縦にスクロールするだけではなく、横に広いページを見るときに役立つ「チルトホイール」
と呼ばれるタイプがあったり、ローラーを回す際に無抵抗になる「高速スクロール」に対応していたりする製品もあります。
表計算ソフトをよく使用する方や、パソコンでゲームをプレイすることが多い方はこういったホイールの機能にも注目してみてはいかがでしょうか。
マウスの動きを読み取るセンサーの種類はなにか
マウスは、カーソルを動かす際にさまざまなセンサーで位置情報を読み取っています。それぞれに特徴がありますので、いくつかご紹介したいと思います。
ボール式
その名の通り、内部にボールが入っていて、ボールの回転で縦横の移動を感知するタイプです。初期のマウスはこのタイプでしたが、光学式のものが発表されてからはそちらが主流になりました。現在では目にすることも少なく、入手しづらいタイプとなっています。
光学式
赤色のLEDをテーブルなどに照射し、反射した光をカメラセンサーで検出することで動きを感知するタイプです。
ボール式は構造上、どうしてもホコリが入りやすく定期的なメンテナンスが必要なのに対して、光学式はメンテナンスフリーなタイプとして非常に人気の高いタイプとなっています。透明な板や光沢のあるテーブルでは検出できないことがあるため、マウスパッドと一緒に使われることが多いです。
IR式
基本的には光学式と同じタイプですが、照射する光は目視できない赤外線を使用しています。光学式と比較すると消費する電力が抑えられる傾向にあるため、省エネタイプとして販売されている点が特徴です。
マウスを長時間使用したいというユーザーにぴったりでしょう。このタイプは検出の精度があまり高くないため、マウスパッドと一緒に使うのがオススメです。
レーザー式
光学式と比べてさまざまな面で動作を検出することが可能で、たとえば光学式が苦手とする光沢のあるテーブルなどでも動作する点が特徴です。
さらに、正確性にも優れていて細かい動きが要求されるイラストや写真の加工、ゲームなどで活躍しています。
dpiを切り替える機能がついた製品も登場しているので、さまざまな用途に使い分けられるのも大きなメリットです。価格は光学式よりも高い傾向にあるため、予算と相談して決めていきたいですね。
Blue LED式
青色LEDを使って動作を検出するタイプです。赤色のLEDに比べて波長が短いので、細かいホコリや凹凸を検出することが可能です。
正確性が非常に高く、リフトオブディスタンス(マウスが地面を離れるときに反応する距離)がレーザー式に比べて短いので意図しない動作を防ぐことができます。
【オーソドックスタイプ】ワイヤレスマウスのおすすめ3つ
それでは、上記でご紹介した選ぶポイントをふまえて、まずは通常タイプのおすすめ製品をご紹介します。見た目は普通のマウスとあまり変わらないので、はじめて無線マウスを使用する方でも抵抗なく切り替えることができるのではないでしょうか。
・Qtuo 2.4G ワイヤレスマウス 無線マウス 5DPIモード 2400DPI 高精度 ボタンを調整可能 コンパクト 省エネルギー 持ち運び便利 ブラック
USBレシーバーをパソコンのUSBポートにさして使うタイプの製品です。この製品の最大の特徴は、マウスの頭頂部についているdpiボタンを押すことで、dpiを800から2400の間の5段階に調節可能という点です。
dpiボタンにはライトがついているので、そのライトの点滅回数でどのdpiになっているか判別可能になっています。単三乾電池を使用して稼動するのですが、パソコンをスリープ状態にしたときに自動的にこのマウスも停止するようになっているので、無駄な電力を使わずに済みます。
さらに、2.4GHzワイヤレス技術を採用しているので最大約15mの距離まで電波が届きます。耐久性も高く、なんと約500万回のクリックにも耐えるそうです。
また、右手で持つと親指の位置に「進むボタン」と「戻るボタン」が配置されているので、カーソルを画面の左上まで持っていかなくてもよくなります。
有線では机回りがごちゃごちゃとしてしまいがちですが、無線ならスッキリさせることが可能です。また、ペットを飼っている家庭ではマウスのコードをかまれる心配も出てくるかと思われますが、無線であればそういった心配もいらなくなります。
持ち運ぶ際にはUSBレシーバーをマウスの底面にしまっておくこともできるので、「よくUSBレシーバーをなくしてしまう」という方にもおすすめです。
・Logicool ロジクール ワイヤレスマウス ブラック M545BK
通常であれば、マウスとUSBレシーバーは接続作業をしてから出荷されています。そのため「製品販売時の組み合わせのみ使用可能」で、ほかの製品と接続することはできません。万が一、レシーバーをなくしてしまった場合にはマウスは使用することができず、再購入する必要がありました。
しかし、この製品はUnifyingレシーバーを採用しているため、対応のマウスであれば後からでも接続可能なので代用が利きます。さらに、Unifying対応の製品であればキーボードなどとも同時に接続でき、USBポートの節約にもなるでしょう。
また、この製品についているホイールは「チルトホイール機能」がついているので、横方向のスクロールも楽におこなうことができます。ホイールの回転は軽めなので、ネットサーフィンなどでホイールを多用する方にはこういったマウスはおすすめです。
・エレコム ワイヤレスマウス 静音ボタン 3ボタン 省電力 ブルー M-IR07DRSBU
ボタン数がホイール含め3つだけという、非常にシンプルな製品です。シンメトリーデザインを採用しているので、利き手に関係なく使用することができます。
左右のボタンとホイールボタンにはサイレントスイッチが使用されているので、クリックのカチカチ音も気になりません。読み取り方式は省エネタイプの「IR式」なのでBlue LEDに比べ電池消費が少なく、単三形のアルカリ乾電池を使用して最大約905日もの間稼働可です。そのため、電池代をかなり抑えることができるのではないでしょうか。
また、付属のマイクロレシーバーは1円玉サイズの小さなもので、ノートパソコンに接続しても気になることはありません。使用しないときはマウス本体に収納することもできるので、なくしてしまう心配もないでしょう。
【トラックボールタイプ】ワイヤレスマウスのおすすめ3つ
トラックボールタイプはマウス本体を動かさないことが最大の特徴です。マウスについているボールを転がすことでカーソルを移動させます。そのため、手首や腕に負担をかけずに動かせるところやスペースのない場所にも設置して使用できるのがメリットです。
ボールの大きさや配置されている位置によって、どの指で動かすのか、どれくらいの強さで動かすのかも変わってきます。ボールを回転させるときの抵抗感もさまざまなので、購入の前に実物に触れる機会があれば、確認しておくといいでしょう。
・LOGICOOL ワイヤレストラックボール SW-M570
USBレシーバーをパソコンにさしこんで使用します。マウスを握ると親指の位置にトラックボールがあるタイプです。緩やかなカーブを描いた独特の形状をしていて、長時間作業しても疲れにくく、腕や手に負担をかけないフォルムになっています。
左クリックの横に「戻る/進む」ボタンがついているので、ネットサーフィンなどでカーソルを左上に移動させる手間が省けます。カーソルの移動する速度はアプリケーションで調節可能なので、自分好みのマウスにカスタマイズしましょう。使用状況にもよりますが、単三乾電池は最大18か月使用できるようです。
・Logicool ロジクール MXTB1s Bluetooth ワイヤレス トラックボール MX ERGO Windows対応 筋緊張20%軽減 8ボタン 高速充電式 2年間無償保証
USBレシーバーをパソコンにさしこむか、Bluetoothで接続して使用可能です。「Easy-Switch」機能搭載で、UnifyingとBluetooth の切り替えも簡単におこなえます。この製品の最大の特徴は、「マウスの傾斜角を0°または20°で調節可能」という点です。
もともと、この製品は人の手によって成形されているので、手のひら全体と指をサポートしてくれる形状になっています。それに加えて20°という角度をつけることで、より人間の自然な手の角度に近づけてくれるのです。
パソコン作業を長時間おこなう方の中には肩や手首に負担を感じている方も多いかもしれませんが、そういった体の悩みが本製品を使って改善されたという声も多いようです。
本製品は電池ではなくバッテリーを充電して使います。そして、「高速充電式バッテリー」を採用しているため、1分充電すれば約8時間、フル充電すれば最長約4か月も使用可能です。バッテリー式にありがちな、こまめな充電を忘れてしまうことが心配な方にもこのマウスはおすすめといえます。
・エレコム トラックボールマウス ワイヤレス 大玉 8ボタン チルト機能 ブラック M-HT1DRBK
直径52㎜の大型トラックボールを採用しており、人差し指か中指の両方で操作することができます。2本の指で操作することができるので、細かい動作も安定しておこなえるでしょう。
カーソルの移動速度も500、1000、1500ポイントの3段階で切り替えることができるので、使っていくうちにどんどんあなたにぴったりのマウスに変わっていくのではないでしょうか。
接続方法は、マイクロレシーバーをUSBにさして通信する無線方式です。2.4GHzを採用しているため、スチールデスクなどの磁性体のうえでも約3mの範囲で使用することができます。
クリックボタンは耐久面で信頼性の高い「OMRON社製スイッチ」を採用しています。ほかにもネットサーフィンなどをする際に便利な「戻る/進むボタン」や、「ポインタ速度変更スイッチ」で快適に作業可能です。8つあるボタンの機能は、「エレコム マウスアシスタント」というアプリケーションを使用することで自由に設定できます。
電源スイッチは本体の裏面についていて、電源のオフ、ローエナジーモード(約534日稼働)、ハイスピードモード(約325日稼働)の3つから選ぶことが可能です。
【薄型タイプ】ワイヤレスマウスのおすすめ2つ
薄型マウスのメリットはなんといっても「持ち運びに便利」な点です。収納する際にかさばることなく、スペースを確保できるので移動も苦になりません。
さらに軽量なものも多いので、手首や指にかかる負担が小さくなるのも薄型ならではの特徴です。パソコンを外で使用することが多い方はぜひ参考にしてください。
・ワイヤレスマウス 充電式 本格静音設計 無線マウス 3ボタン 薄型 2.4G無線伝送 光学式 電池不要 USB-C変換アダプタ付属 800/1200/1600DPI オフィス 自宅用 持ち運びやすい
USB接続でバッテリーを充電して使用するタイプで、1時間の充電で約168時間の使用が可能になります。レシーバーは超小型ですが持ち運ぶ際にはマウスの底面に収納できるため、紛失する心配も少ないでしょう。
マウス本体の重さはわずか54gとかなり軽量です。人間工学に基づいた弓型の形状で、ボディカバーはつや消し加工が施されています。ボディには滑り止めの機能もついているので、握りやすく長時間の操作でも疲れることなく作業することができるでしょう。
薄型でサイズは小さいですが、普通のマウス以上の機能性を持ち合わせているので、はじめて薄型マウスを購入する方にこのマウスはおすすめの製品です。
・ワイヤレスマウス 超薄型 静音 無線 マウス 省エネルギー 2.4GHz 3DPIモード 高精度 持ち運び便利 Mac/Windows/surface/Microsoft Proに対応
レシーバーを使用して送受信をおこなうタイプで、最大約10mもの距離で通信が可能です。特別なアプリケーションを使用する必要はなく、USBレシーバーをさしこむだけでマウスを使用することができます。
超小型のレシーバーを採用しているので、持ち運ぶときにノートパソコンにつけたままでも気になることはないでしょう。さらに左右のボタンにはサイレントスイッチを搭載しているので、作業音が気になる場合や静かな場所でも周りの人に迷惑をかけることなく操作できます。
また、「光学省電力」機能によって3秒間操作がないと省電力モードになり、10分間操作がない場合は「スマートスリープモード」になるため電池の消費を格段に抑えることができます。DPIも3段階で切り替え可能なため、目的に合わせた使用ができるでしょう。
【エルゴノミクスタイプ】ワイヤレスマウスのおすすめ3つ
エルゴノミクスとは「人間工学」のことで、人間ができるだけ自然な状態でものを使えるようにデザインや設計をする学問です。エルゴノミクスが活用されたマウスは、一見「どうやって使うの?」と思ってしまうような不思議な形をしているのが特徴です。
しかしその形は、可能な限り人体への負担を減らすように計算を繰り返され洗練されたデザインです。手首や肩の痛みに悩んでいる人も、エルゴノミクスマウスを使用して改善されたという方が増えています。毎日のように長時間パソコンに向かう人には、このマウスがおすすめです。
・ペリックス PERIMICE-608 エルゴノミクスマウス – ワイヤレス – 垂直型 – エルゴノミクスデザイン – 800/1200/1600 dpi – 右利き用 – 長時間の使用でも疲れにくい – 2.4G 2.4G – 受信範囲10M – 極小ナノレシーバー採用 – 電源スイッチ【正規保証品】
手首と腕の快適さを保つようにデザインされており、マウスに手を添えたときに自然と手首が横向きになります。ボタンも自然とあたるようになっているので、マウスを毎日のように一日中使う方でも腱鞘炎になるリスクを抑えることができるでしょう。このマウスに最適なサイズは手首から指先の長さが15㎝から17.8㎝の間だそうです。
すべてのエルゴノミクスマウスにいえることですが、通常のマウスの持ち方とは違う形になるので、慣れるまでは苦労することがあるかもしれません。しかし、慣れてしまえばリピーターとなる方が多いようです。
専用のアプリケーションを使えば最大5つのボタンの機能を自分好みに割り当てできます。スクロール速度やポインタ速度まで変更できるのでさらに負担を減らすことも可能です。使用可能なOSはWindowsやMacにも対応しているので、幅広い環境での使用できるでしょう。
・サンワサプライ ワイヤレスエルゴレーザーマウス MA-ERGW6
極小のUSBレシーバーを使用して通信をおこないます。読み取り方式はレーザー式を採用しているので光学式のセンサーでは反応しにくい、「光が反射しやすい接地面」を読み取ることも可能です。
「カウント切り替えボタン」を押すだけの簡単操作で、400から3000の間で4段階のスピードにカーソル速度を変更することができます。横から軽く手を添えて使う設計になっているので、マウスを持ったときに自然と「戻る・進むボタン」に親指が近くなりネットサーフィンも楽々です。
手首があたる位置には着脱可能な滑り止めのリストレストがついていて、腱鞘炎になりにくいように設計されているのがわかります。
仕事などで長時間マウスを触る方ほど、このマウスのよさを体感できるかもしれませんね。価格もエルゴノミクスタイプとしてはかなり抑えられているので、はじめて使う場合はこの製品から入ってみてもいいでしょう。
・Logicool ロジクール MX Vertical アドバンスエルゴノミックマウス MXV1s 2年間無償保証 Bluetooth
マウスに57℃という角度がついているのが本製品の特徴です。この角度は自然な握手をするときの位置で、手首への負担を減らすと同時に最適な姿勢に誘導してくれます。4000DPIという高精度のセンサーがついているので、計算上は1000DPIの製品に比べて手の動きを4分の1に軽減することができるようです。ボディカバーは人間の手の形に合わせて作られており、独自の形状とサイズのラバー表面でしっかりとしたグリップ感を実現しています。
高速充電にも対応しており、1分間の充電で3時間、フル充電すれば最長4か月もの間、充電する必要はありません。マウスの充電がなくなったことに気づいてからでも、1分待てば再度使用できる状態になるのは嬉しいですよね。
そして、接続方法は3種類で「USB-C充電ケーブル」「Unifyingレシーバー」「Bluetooth」の中からあなたの環境に合わせた方法で接続可能です。それぞれの接続方法に必要な付属品は、製品に同梱されているため別途購入する必要はありません。
さらに、「Logicool Options」というアプリケーションを使えば、あらゆる状況で使いやすいようにボタンの機能をカスタマイズできます。必要な機能が詰め込まれている本製品は、エルゴノミクスタイプのハイエンド機種と呼べるでしょう。
まとめ
パソコンを使う際には欠かせない製品がマウスです。そんなマウスが動かなくなってしまったり、思うようには動作しなくなったりしたら、故障と決めつけてしまう前に原因を確認してみましょう。日々のメンテナンスでマウスの製品寿命を伸ばすことも可能なので、こまめな清掃もおこなうといいですね。
パソコンでの作業効率を求める場合、パソコンの性能にばかり目がいきがちですが、実はマウスの相性で作業スピードは格段に上がることもあります。
いろいろな場所でパソコンを動かすことが多い人はレーザー式などのさまざまな反射面で使用できるタイプで、持ち運びに便利な薄型や軽い製品を選ぶといいでしょう。逆に、使う場所は固定されているという人には手にフィットする感覚を重視したマウスがおすすめです。
マウスを長く使っていると、マウス症候群と呼ばれる腱鞘炎や肩こりになってしまう人もいるので、そういった場合はエルゴノミクスマウスを使うことで改善される場合があります。デスク回りがスッキリすることで、いろいろなアイデアも浮かびやすくなるかもしれません。
マウスが必要な状況は人それぞれですが、操作自体にストレスを感じてしまわないように自分に最適な一台を見つけてみましょう。パソコンでの作業効率が上がり、生活が豊かになっていくことを願っています。
パソコン周辺機器修理を依頼できる業者や料金
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