車のリモコンキーってなに？リモコンキーに多いトラブルと対処方法

突然ですが、みなさんの車の鍵はどんなタイプのものでしょうか？
車の鍵といってもいくつか種類があります。昔から使われている直接鍵をドアに差し込むものと、ボタンで操作できるリモコンキーがあります。特に、近年ではリモコンキーを使用している方が増えてきています。

リモコンキーはボタンで操作でき、鍵穴に差し込む必要がないので非常に便利ですが、いざ使おうと思った際に使えないといったトラブルも起こっています。

例えばリモコンキーは電池を使用しているため、電池切れを起こして鍵の解除ができないという経験をした方もいるのではないでしょうか？そこで今回は、リモコンキーが故障してしまった場合の原因と対処法について、ご紹介していきます。

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リモコンキーってなに？車の鍵の種類

そもそも、リモコンキーとはなんなのでしょうか。まずは、リモコンキーの特徴や種類についてご解説していきます。

リモコンキーとは、離れていても電波の届く範囲であれば、鍵の開閉ができるリモコンのようなシステムが導入されているものです。リモコンキーといっても、スマートキーとキーレスキーの2種類があります。では、スマートキーとキーレスキーの特徴や違いはなんなのでしょうか？

スマートキーとは、ドアの開閉はもちろん、車を発進させるためのエンジンをかけるといった動作もボタンひとつで行うことができます。エンジンの始動からドアの鍵の解除まで、すべての動作がボタンで行えるので非常に便利です。

一方でキーレスキーは、ドアの鍵の解除のみ遠隔操作で行うことができる鍵です。スマートキーとの大きな違いは、エンジンの始動には付属している鍵を鍵穴に差し込む必要があるということです。

スマートキーやキーレスキーなどのリモコンキーは、車種やメーカーによって種類を選ぶこともできます。しかし、中にはリモコンキー自体に対応していない車種もありますので、気になる方は1度確認してみるといいでしょう。

リモコンキーが割れた…直す方法はある？

リモコンキーのトラブルで多いのが、リモコンキーが割れてしまうということです。
特に手持ち部分が割れてしまうとケガをする恐れがあるので、破損した際は交換が必要になってしまいます。

しかし、リモコンキーの割れた範囲が小さいと、交換せずに使い続ける方もいるでしょう。リモコンキーの交換にかかる費用は、従来の鍵穴に差し込むタイプに比べて、少々高くなっています。

リモコンキーの交換にかかる費用は、一般的な相場としては、およそ1万円～2万円といわれています。交換に必要な費用とはいっても、少々高額だと思う方もいらっしゃると思います。もう少し、交換費用を安く済ませる方法はないのでしょうか？

リモコンキーの交換費用を安く済ませる方法として、ブランクキーを有効活用するという手があります。あまり日常生活で使うことがないため「ブランクキー」という言葉にピンとこない方も多いと思います。では、一体どんなものなのでしょうか？

ブランクキーとは、従来の鍵穴に差し込むタイプのようなもので、鍵本体にギザギザとした模様がなく、溝がない鍵のことです。車の鍵は、車種によって形が異なります。鍵を作る際には、車種に合わせて加工していくのですが、ブランクキーはその加工が施されていない、まっさらな形をしています。

そのため、実際に使用する際は、自分の車種に合わせて鍵屋などに持っていき加工してもらう必要があります。また、ブランクキーは合鍵としてネット通販などで購入することができます。

リモコンキーが動かなくなる主な原因

リモコンキーのトラブルで多い原因としては外部の損傷があげられます。そのほかにも、内部の故障が原因で動かなくなる場合がありますが、どういったことが原因で故障してしまうのでしょうか？

主な原因としては、水没、衝撃による内部破損、また単純に電池切れです。現在販売されているリモコンキーの中には防水機能がついている種類もありますが、あまり多くはありません。

鍵は貴重品なので、常に身につけている方も多いと思います。そのため、雨の日にぬれてしまったり、海やプールなどのレジャーを楽しんでいる際にうっかり落としてしまったという水没ケースが非常に多いようです。また、落としたりぶつけたりといった外部の衝撃によって故障してしまうこともあります。

また、リモコンキーは電池を使っているので、単純に電池切れで動かない場合があります。その場合は、リモコンキーの電池を交換すれば再度使えるようになるので、すぐに交換しましょう。故障したかもと感じたら、自己判断せずにきちんと状態を確認することが大切です。

リモコンキーの修理・交換にかかる費用と日数

では、もし故障してしまった場合、リモコンキーの修理・交換にはどのぐらいの費用と日数が必要なのでしょうか？

リモコンキーの修理・交換の場合は、基本的にはディーラーに交換を依頼することになります。かかる費用は、車のメーカーや車種によって大きく異なりますが、おおよそ1万5千円～5万円程度です。依頼するディーラーにもよりますが、修理や交換にかかる日数は早くても数日～1週間ほど必要になります。

また鍵業者に依頼することもできます。その場合はさまざまな業者から選ぶことができるので、ディーラーに頼むよりは費用をおさえやすいでしょう。その場に出張してくれる場合がほとんどで、すぐに現場に来てくれることも多いので、早い対処が期待できます。

リモコンキーの電池は自分で交換することもできる

リモコンキーの電池は、自分で簡単に交換することもできます。やはり、電池の交換まで業者にお願いすることはとても手間でしょうし、自分で交換できるならとても助かりますよね。

ただ、中には「交換なんてやったことないから不安……」という方もいると思います。自分で交換する場合は破損やケガをする可能性もあるので、不安な方は業者にお願いするといいでしょう。

交換方法としては、鍵を取り外してからリモコンの部分を開き、内部のボタン電池を交換するだけですので、簡単に短時間で行うことができます。交換する際にはドライバーが必要になるのですが、鍵を開ける専用のドライバーである必要はなく、一般的なものでかまいません。

まとめ

今回は、リモコンキーの種類やその故障原因、修理方法やその費用などについて解説いたしました。車に乗り降りするときにボタンひとつでドアの開閉ができたり、エンジン動作ができるものならスムーズな始動が可能になるため、非常に助かります。

しかし、便利な反面気をつけなければいけないのが、リモコンキーの故障です。リモコンキーは精密機械ですので、どうしても故障してしまうことがあります。扱いには、十分な注意を払うようにしましょう。

事前に、電池交換の方法を知っておけば、いざ電池切れを起こしてしまっても慌てずに、スムーズな対処ができるでしょう。交換作業に不安のある方は、業者に相談してみる方法も検討してみてください。

鍵修理を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「鍵修理」をご覧ください。