トイレを快適に使ううえで欠かせないのが、ウォシュレットですよね。現在では公共施設などにも広く浸透してきており、その機能性の高さから海外でも注目を集めています。
そんなウォシュレットを家でも使いたい方も多いのではないでしょうか。しかし、添え付けのトイレにはウォシュレットが設置されていなかった、ということもありますよね。ユニットバスの場合は、トイレ内にウォシュレットのコンセントが設置できないため、大変お困りの方もいらっしゃるかと思います。
このコラムでは、ウォシュレットの種類や自分で取り付ける方法、ウォシュレットのコンセントがない場合の対処法などをご紹介します。
目次
ウォシュレットにも種類がある!自分に合ったものを選ぼう
ウォシュレットとひとことで言っても、その種類は1つではありません。じつはウォシュレットには、瞬時に水を温めて放水する「瞬間式」と、あらかじめタンクに水を保温してから放水する「貯湯式」の2種類があるのです。ウォシュレットのコンセントを設置する前に、ウォシュレットの種類とそれぞれの特徴について確認しておきましょう。
【瞬間式ウォシュレット】
瞬時にお湯を沸かして放水するタイプ
●長所
・保温する必要がないので、電気代がかからない
●短所
・機能豊富な製品が多いため、価格が高い
【貯湯式ウォシュレット】
あらかじめタンクに水を保温して放水するタイプ
●長所
・瞬間式に比べて価格が安い
●短所
・お湯を温めておく電力が必要なので、電気代がかかる
・湯切れする可能性がある
「瞬間式」はお湯を温めておく必要がない分、「貯湯式」に比べると電気代はかかりません。そのかわり多機能な製品がそろっており、「貯湯式」よりも高価格であることが多いです。また「貯湯式」は、タンクのお湯を使い切ってしまうと冷水が出る場合があります。それぞれの機能や価格をしっかりと把握して、自分に合ったものを選んでみてください。
トイレ内にコンセントがない…そんな時は
「ウォシュレットは取り付けたいけど、そもそもトイレ内にウォシュレット用のコンセントが用意されていない……」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。なかには「近くの部屋のコンセントから延長コードをつないで電源を確保しよう」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。
延長コードを使用する場合、コードを配線するためにトイレのドアや壁に穴を開けなくてはなりません。また、ドアを開け閉めする際にコードが圧迫されれば断線する可能性もあります。感電や漏電などの不安があると、トイレを快適に使いつづけることは難しいですよね。
ウォシュレットを安全に使用するためにも、延長コードなどで配線を増やすことはやめて、業者にウォシュレットのコンセントを増設するように依頼してくださいね。
ウォシュレットを自分で取り付ける手順
ウォシュレットのコンセントがトイレ内にあれば、工事業者に頼まなくても自分でウォシュレットを取り付けることは可能です。ウォシュレットのコンセントの位置や便器の大きさをチェックして、ドライバーなど必要な道具が手元にそろっていることが確認できたら、以下の手順で取り付けることができます。
①便器の大きさを確認する
トイレの便器の大きさを測り、ウォシュレットが設置できるかどうか確認しましょう。
②必要な道具をそろえる
ウォシュレットを設置するためには、ドライバーやレンチなどの工具が必要となります。作業をスムーズにすすめるためにも、事前に用意しておいてください。
③ウォシュレット本体を便座に設置する
止水栓を閉めて便座を取り外し、ウォシュレットを便座に固定するためのベースプレートを設置します。そこにウォシュレットを取り付けましょう。ウォシュレットの種類によっては、ベースプレートにはめ込んで取り付けるものやボルトで固定するものなど、取り付け方が異なってくるため、説明書を読んでしっかりと確認しておいてください。
④給水用の配線を設置
給水用のホースをつなぎ、止水栓を開けます。水漏れすることがないよう、ホースがきちんとつながれていることを確認してくださいね。
⑥コンセントに電源プラグを差し込む
電源を刺し込み、水漏れなどが起こっていないか確認します。何も問題がなければ取り付け完了です。
ウォシュレットを取り付ける際は、不要な部品を取り外したり、止水栓を開けたまま作業をしたりして、トイレ内が水浸しになるなどの事故が起こるおそれがあります。十分に気を付けて作業をすすめてください。
電源不要!?コンセントがなくても使えるウォシュレットがある
「うちはユニットバスだから、ウォシュレットのコンセントなんて設置できない……」というように、ウォシュレットのコンセントがそもそも増設できなくてお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方にオススメしたいのが、電源不要の「簡易ウォシュレット」です。
簡易ウォシュレットは「水圧方式」になります。電源を確保しなくても使用できるため、ウォシュレットのコンセントを増設する必要はありません。簡易ウォシュレットの特徴は以下の通りです。
・電源不要で使用できる
・自分で水圧を調整することができる
・冷水と温水を切り換えて使うことができる
簡易ウォシュレットは電気代がかからないので、コストパフォーマンスにも優れています。ウォシュレットのコンセントがなくてお困りの方は、簡易ウォシュレットを使ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
ウォシュレットには、お湯を放水する瞬間に温める「瞬間式」と事前に保温しておく「貯湯式」の2種類があります。それぞれ電気代や付属機能などが異なりますので、ウォシュレットを選ぶ際はしっかりと確認してください。
また、ウォシュレットの設置にはウォシュレットのコンセントが必要となります。ウォシュレットのコンセントがある場合は、自分でウォシュレットを取り付けることが可能です。ウォシュレットのコンセントがない、もしくは設置できないといった場合は、電源不要の簡易ウォシュレットがあります。ウォシュレットのコンセントがなくてお困りの方は、一度使用を検討してみてはいかがでしょうか。
簡易ウォシュレットではなく、やっぱり通常のウォシュレットが欲しいという方は、ウォシュレットのコンセントを設置しましょう。延長コードで配線を増やすといった方法もありますが、感電や漏電などの恐れがあるので大変危険です。快適にウォシュレットを使うためにも、ウォシュレットのコンセントを増設する際は業者に依頼してくださいね。
コンセント工事を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「コンセント工事」をご覧ください。
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