日通の単身パックは3種類!距離別料金・運べる荷物量・口コミ評判を徹底解説

2023.12.21

「単身パックといえば日通!」という人も多いですよね。

ボックス単位の荷物量で引越しする単身パックは、実は日通が最初に打ち出した単身者向け引越しプランなんです。

ご存じの通り、単身パックは荷物量の少ない方なら安く、訪問見積もりなしで引越しができるのでお手軽に引越すことができます。

ただ、日通の単身パックで決める前に、必ず相見積もりを取りましょう。とくに県内の引越しなら単身パックより安い地元引越し業者がある可能性高し

いちいち業者を探すのが面倒なら無料の一括見積もりサービスがおすすめです。

  • 自分の引越しに対応できる業者だけで見積もり比較を依頼できる
    ⇒ 電話をかけては対応できるか確認する必要がないため時間の節約になる
  • 複数社で見積もりを取ることで相場がわかる
    ⇒ 知らないうちに割高な引越しをしてしまう損を防げる

複数の引越し業者の見積もりを比較することで、自分の引越し条件(荷物量や距離、時期等)での適正料金を知ることができるうえ、お得だと思っていた日通の単身パック料金より、ずっと安い引越しプランが見つかることも往々にしてありえますよ。

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もちろん、比較対象として特定の引越し業者の単身パックを知ることはとても大事です。

この記事では

「日通での単身パックってどうなの?料金はいくらくらい?」
「日通の単身パックではどれくらいの荷物を運べるの?」

と疑問に思っている人のために、「日通単身パック」のプランやサービス内容、口コミ・評判を紹介します。

また、日通の単身パックより安く引越しをする方法や、単身引越しを安くするコツについても紹介します!

【2021年最新】単身パック(日通)の見積もり料金体系をわかりやすく解説

まず一番気になるのは料金ですよね。

日通の単身パックはSサイズ・Lサイズの2種類が用意されており

Sサイズ=18,000円~

Lサイズ=20,000円~

となっています。

この料金がベースとなっていて、あとは移動距離が遠くなればそれだけプラスで料金が発生しますし、ボックスを2つ利用したい場合は単純に2個分の料金が発生するということになります。

移動距離(引越し距離)は人それぞれ異なると思いますが、単身パックの料金は宅急便のように一律パック料金化されているので、特に見積もりを取り寄せる必要は無く、公式サイト上でカンタンに料金が調べられるというのがメリットです。

日通の公式サイト上で、現住所と引越し先の県を入力するだけで料金を調べることができますが、距離ごとの料金を一覧でまとめましたので参考にしてください!

距離ごとの見積もり料金

単身パックS・Lの距離別の料金は次のようになります。

引越し距離 単身パックS 単身パックL
約30km(同市区内程度) 18,000円 20,000円
約50km(同県内程度) 18,000円 20,000円
約100km(隣県程度) 19,000円 22,000円
約200km(東京~静岡程度) 21,000円 24,000円
約350km(東京~名古屋程度) 24,000円 28,000円
約500km(東京~大阪程度) 26,000円 31,000円
約1000km(東京~札幌程度) 39,000円 46,000円

※料金は日通公式サイトで算出

単身パックSを利用した場合、同一県内までの引越しであれば18,000円で引越しが可能で、それ以降50km加算されるごとに1,000円プラスされるといったイメージです。

割引サービスについて

日通単身パックで2021年1月現在利用できる割引サービスは次の4つです。

項目 割引内容
インターネット割引 パソコン、携帯(スマホ)からのお申込みで2,000円割引
複数ボックス割引 ボックスを2個以上利用する場合、1ボックスにつき1,000円割引
開始時間お任せ割引 引越し作業開始日時を日通にお任せで、1ボックスにつき1,000円割引
単身パック持込割引(東海・北陸・関西限定) 自身で梱包して、担当店舗までご自身で荷物を持ち込みした場合、S:4,000円割引、L:5,000円割引

日通単身パックを最大限にお得に利用する方法をまとめると

作業開始日を日通お任せにしてインターネットから申し込み、さらに自力で梱包をして担当店舗まで自分で荷物を持って行く

ということになります。

この場合、インターネット割引2,000円と、時間お任せ割引1,000円、持込割引4,000円(または5,000円)が適用され合計7,000円(または8,000円)割引となります!

(18,000円の単身パックSが、割引適用後なんと11,000円で利用可能!)

割引が適用されるなら今すぐにでも公式サイトから申し込みをしたい所ですが、その前に必ず他社からも見積もりをもらって本当に日通が一番安いのか比較しておきましょう。

割引が適用された日通の料金と同等かそれ以上に安いプランのある業者が見つかることも!

格安中小業者の例

  • ケーエー引越センター(東京・関東) 7,500円~
  • 町の引越し屋さん(大阪・関西) 12,600円~
  • 愛知引越センター(愛知・東海) 12,000円~

他社の料金と見積もりを比べてそれでも日通が一番安ければ、割引が適用されるインターネットから申し込みをする方法がオススメです!

オプション料金について

日通の単身パックは、ボックスに荷物を積んで送ること以外に、状況に応じて別途オプションを追加することができます。

単身パックで利用できるオプションは次の8つ。

オプション内容 料金
大型家具の取付・取外 取付 3,000円 / 取外 2,000円
梱包資材セット(ダンボール・クラフトテープ・ふとん袋) 2,800円
エアコン移設工事(取付・取外) 要見積もり
荷物の一時保管 要見積もり
盗聴器・盗撮器探査サービス 要見積もり
電気・ガス・水道工事 要見積もり
乗用車・バイク輸送 要見積もり
家電リサイクル品引取り 要見積もり

公式サイトの見積もりフォームに「ご要望」を記入する欄があるので、オプションを希望する場合はそちらに記入しておきましょう。

基本的には要見積もりのオプションが多いため、料金は直接確認することになりそうです。

割増料金に注意

日通の単身パックは割増料金が発生する時間帯や曜日があるので、依頼する前に確認しておきましょう。

項目 割増料金
夜間配達(18~21時) +2,000円
土日祝日配達 +2,000円
土日祝日の夜間配達 +4,000円
3/16~4/15までの期間※ +5,000円

※集荷・配達の両方、またはどちらか一方が期間内の場合

平日の日中に作業依頼すれば、特に割増料金は発生しません。

スケジュールの都合上、どうしても夜間しか荷物を受け取れない、または休日しか荷物を受け取れないという場合は追加料金が発生する、という事を頭に入れておきましょう。

ヤマトの単身パックと比べて、日通の単身パックは安いのか?

単身パックの2強とも言える「日通」と「クロネコヤマト」ですが、どちらを利用した方が安くなるのか正直気になりますよね。

はたして、ヤマトよりも日通単身パックの方が安いのか?!
距離別に、両社で料金を比較してみましょう。

距離 日通(単身パックS) ヤマト単身パック
約50km(同県内程度) 18,000円 14,000円
約100km(隣県程度) 19,000円 23,000円
約200km(東京~静岡程度) 21,000円 23,000円
約350km(東京~名古屋程度) 24,000円 26,000円
約500km(東京~大阪程度) 26,000円 28,000円
約800km(東京~広島程度) 31,000円 32,000円
約1100km(東京~札幌程度) 39,000円 38,000円

※料金は日通、クロネコヤマト公式サイトで実際に算出

近距離(同一県内程度)の引越しであれば、どうやら日通よりヤマトの方が安くなりそうです。

逆に、中距離以上(隣県~)の引越しであれば日通を利用した方が安く引越しができるという結果に。

表を見てもわかるように、ほとんどのケースで日通単身パックの方が安くなりそうですが、超長距離(海を渡る引越し)の場合だと逆にヤマトの方が安くなります。

つまり単身パックを利用してお得に引越しするためには、日通単身パックを第一候補としつつも、念のためヤマト以外の他社からも見積もりをもらって料金を比較するのがよいでしょう!

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単身パック(日通)のプラン詳細やボックスの荷物量

日通の単身パックは、ボックスに荷物を積んで引越しをする「単身パックS・L」の他に、

ボックスを利用せずその日のうちに引越しが完了する「単身パック当日便」、

あらかじめ自分で決められたサイズ内に荷物を積み上げておく「単身パック積んでみる1.5㎥(リューベイ)」

というプランがあります。

それぞれの詳しいプラン内容は次章で解説しますが、全てのプランに荷物の補償がついていますのでその点はご安心を。

プラン名 保険金額(支払い限度額)
単身パックS・L
積んでみる(リューベイ)
200万円
単身パック当日便 1,000万円

また、どのプランも家具家電は業者が梱包してくれるので、自分で梱包作業をする必要はありません!

単身パックS・L

単身パックS・Lは日通が所有する専用ボックスに荷物を載せて運ぶプランです。

ボックスサイズは2つあり、運べる荷物量の目安を下記の表にまとめましたので参考にしてみてください。

ちなみに、単身パックLはSサイズの約1.6倍の容量で、ボックスはS・L合計2個まで利用可能です(2個以上になる場合は、家族プランが適用され別途見積もりになります)

単身パックS 単身パックL
幅108cm×奥行74cm×高さ155cm 幅108cm×奥行104cm×高さ175cm
  • 冷蔵庫(2ドア/109L)
  • 薄型テレビ(20インチ)
  • テレビ台(小)
  • 電子レンジ
  • 掃除機
  • カラーボックス(3段)
  • 姿見
  • 布団
  • ダンボールM=4個
  • 冷蔵庫(2ドア/109L)
  • 薄型テレビ(20インチ)
  • テレビ台(小)
  • 電子レンジ
  • 掃除機
  • カラーボックス(3段)
  • 姿見
  • 布団
  • 洗濯機(4kg)
  • 衣装ケース(39cm×53cm×23cm)
  • ダンボールM=5個
ダンボールのみ積載=約16箱(M) ダンボールのみ積載=約30箱(M)

※ダンボールM=517mm×343mm×343mm

分解不可のベッドやタンスなどの大型家具をボックスに積むことはできません。また、ハンガーボックスは積むことは可能ですが容量がギリギリになってしまうでしょう。

上記の表のような、荷物がボックスに収まる量であれば料金は距離ごとに固定ということになります。

単身パックS・Lは、荷物の到着時間を下記の4パターンから指定することができます。

  • 9:00~12:00
  • 12:00~16:00
  • 16:00~18:00
  • 18:00~21:00

注意点としては、エリアによっては「午前」「午後」の2区分しかない事と、繁忙期(3/16~4/15)は「午前」「午後」「連絡」の3区分から選択することになるという事。

また、単身パックS・Lを利用する場合は荷物が当日中には到着しません。
他の人の荷物と一緒にまとめて運ぶ(混載便)という特質上、早くても荷物到着に2日かかります。(場合によってはプラス1~2日)

つまり日通単身パックを利用する場合は、荷物到着から逆算してゆとりを持ってスケジュールを組む必要がありそうです。

「どうしても1日で引越しを完了させたいんだけど…」
という人のためのプラン“単身パック当日便“については次の章で詳しく解説します。

単身パック当日便

「単身パック当日便」は、ボックスを利用して引越しをするのではなく、トラック1台をチャーターして引越しするいわゆる通常の引越しと同じプランです。

半日で作業が完了するスピーディーな引越しが実現できますが、利用するためには条件があるので要注意!

【利用条件】

  • 単身で1R~2DKに住んでいる
  • 近距離(車で片道30分前後)の距離であること
  • トータルの作業時間が4時間以内

近距離の引越し限定という条件がありますが、半日で素早く引越したい人にとってはありがたいプランです。

単身パック当日便は、はじめから梱包資材が無料で提供されるので、自分でダンボールを調達する必要はありません。

無料で提供される梱包資材は下記の通り。

  • ダンボール×10個
  • ガムテープ×1個
  • ふとん袋×1袋
  • ハンガーボックス×4個(無料レンタル)

また、使用後のダンボールも無料で回収してくれるというサービス付き!
梱包資材や不要のダンボール回収は他の単身パックでは有料なため、梱包費用に余計なお金をかけたくない人とってこれらの特典は嬉しいメリットです。

ただこの「単身パック当日便」の料金は要見積もりとなっており、移動距離、実際の荷物量をみてもらって料金が決まるプランになっています。

というより「単身パック当日便」が通常の引越しプランなのであれば、何も日通だけにこだわらず、他社のプランも検討することをおすすめします!

近距離であれば、その日中に引越しが完了する業者は沢山いるため、日通以外からも見積もりをもらって「どの業者が一番安いのか?」必ず比較しておきましょう。

積んでみる1.5㎥(リューベイ)

「単身パック積んでみる1.5㎥(リューベイ)」は、部屋の中で3辺(幅1m×奥行1m×高さ1m)のスペースを測って、その中に納まるように事前に荷物を積み上げて準備しておくプランです。

単身パックS・Lと違って、事前に荷物を積んで確認できるため当日の追加料金が発生することが無いのがメリットです。

荷物が積める1.5㎥という容量は、単身パックSとLの中間くらいの容量です。
「Sだとちょっと小さいけどLだと大きい」という人には最適なプランかもしれません。

リューベイを利用する場合の料金目安は下記の通りです。

距離 料金
東京-東京 17,000円
東京-札幌 43,000円
東京-仙台 25,000円
東京-名古屋 25,000円
東京-大阪 28,000円
東京-広島 34,000円
東京-福岡 40,000円

料金設定も、単身パックSとLのちょうど中間に設定されている印象。

それなら極力荷物を減らして、単身パックSを利用した方が安くなるので正直おすすめです。

ちなみに部屋の中で3辺を測る方法は、日通公式サイトの動画で詳しく解説されているのでそちらを参考にしてみてくださいね!

日通単身パックに荷物が載るのか事前に調べる方法

「日通の単身パックを利用したいんだけど、そもそもボックスに荷物が全て載るのかわからない」
「荷物が載らないのであれば、別のプランも検討したい」

という人もいますよね。

そんな人は、日通の公式WEBサイト上にある見積もりフォーマットに、持って行きたい荷物を入力するだけで(イラストの荷物にチェックを入れるだけです)

その荷物はダンボールいくつ分に相当するのか

Sサイズ、Lサイズが何個必要なのか

という事を事前に知ることができます。

ちなみに私が日通単身パックの見積もりをとったとき、荷物詳細を入力すると必要なダンボールの数は(小)が5個、(中)が3個と判定されました。

実際に見積もりを取ったときの荷物量は次の通り。

  • 衣装ケース(3段)×2個
  • 布団一式
  • ハンガーラック
  • ダンボール(小/5個:中/3個)
  • 冷蔵庫(2ドア)
  • 電子レンジ
  • 炊飯器
  • カラーボックス(3段)
  • 掃除機
  • ノートパソコン
  • パソコン代
  • テレビ(20インチ)
  • テレビ台(小)

日通単身パックで見積もったダンボール数

ダンボールに入らない荷物を含めて、最終的に出された見積もりが下記になります。

日通単身パック見積もり

※名古屋~東京で引越した場合の見積もりを算出

筆者の荷物量では単身パックSサイズボックス1つでは足りないようで、結局SとL一つずつ必要という結果に。

ボックスが2つになる上に、料金もそこまで安いとは言えなかったので結局日通の単身パックは諦めました。

このように、契約する前に自分の荷物量に対して必要なボックス数・ダンボール数があらかじめわかるので「当日になって荷物が入らなかった!」という事態にはならなさそうです。

(仮に当日になって荷物が入らなかった!という場合は、サイズUPもしくはボックス増量で当日追加料金がかかります)

料金に関しても、その場で確定見積もりが出るので、他社と比較したいときもスムーズに見積もり比較ができますよね!

シングルベッドも一緒に運びたい場合

単身パックを利用する際にネックとなるのがベッドの存在ですよね。

「洗濯機やソファは引越し後にゆっくり購入するけど、寝床は確保したいからベッドだけでもとりあえず持って行きたい!」
という人は多いのではないでしょうか。

折り畳めるベッドや、丸めてコンパクトになるマットレスなら単身パックに積めますが、分解不可能なシングルベッドは単身パックに積むことはできません

そんな人のために、ベッドだけ別送できるオプションがあります。

日通の単身パック+ベッド(別送)で引越す場合の距離別見積もり料金は次の通りです。

引越し距離 単身パックS 単身パックL
約50km(同県内程度) 25,000円 27,500円
約100km(隣県程度) 26,500円 29,500円
約200km(東京~静岡程度) 30,000円 33,000円
約350km(東京~名古屋程度) 35,100円 67,100円
約500km(東京~大阪程度) 39,000円 44,000円
約1,000km(東京~札幌程度) 60,710円 67,710円

※日通公式サイトでベッド込みの料金を見積もり算出

安く利用できる単身パックといえど、ベッドをオプションで別送するとけっこう割高になってしまいます。

単身パックは、あくまでもボックス内に収まるだけの少量の荷物を運びたい時に利用するプラン。

ベッドや自転車などボックスに収まらない荷物がある場合、単身パックにこだわる必要はありません

大型家具・家電も運べる上にお値打ちなプランのある業者は数多くあるため、荷物が多い場合は単身パック以外のプランも検討するようにしましょう。

「日通(単身パック+ベッドの料金)」と「他社の単身プラン」の料金を比較して、どちらがお得なのか比較することで、リーズナブルな引越しが実現できるはずです!

申し込み前に要確認!日通単身パックで入らない・運べない荷物一覧表

先述していますが、前提としてボックスからはみ出す大型家具・家電は入りません。
日通の単身パックの場合、S・Lともに以下の荷物を積む事はできないので、事前にこういった荷物がないかチェックしておきましょう。

単身パックで運べない荷物一覧

  • テレビ(42インチ超)
  • 冷蔵庫(300L超)
  • ソファ(2人掛け以上)
  • 大型の収納棚(本棚/食器棚/タンス)
  • シングルベッド(折りたたみ不可/分解不可のベッド)
  • マットレス(折りたたみ不可のもの)
  • ダイニングテーブル
  • 自転車
  • 原付バイク

日通の単身パックに入らないというより、他社の単身パックでもこういった荷物は入らない可能性大です。

ボックスから荷物がはみ出た場合、その荷物だけ別送することになり結果的に料金が高くなってしまうので要注意です。

日通単身パックを利用する際の注意点(デメリット)

日通単身パックを利用する際に気を付けたい注意点、デメリットは次の4点です。

  • ダンボールは自分で調達(資材セットをつけると+2800円かかる)
  • 定価から値下がることはない(価格交渉不可)
  • 当日の荷物受け取りは不可(最低2日以上かかる)
  • 別送したい荷物がある、またはボックスが2個以上になる場合は割高になる

それぞれについて詳しく解説します。

ダンボールは自分で調達

「単身パック当日便」以外のプランは、梱包資材の無料提供が無いので、自分でダンボールを調達する必要があります。

特に日通指定のダンボールがある訳では無いので、スーパーやコンビニなどで引越しに適したダンボールを自力で調達しましょう。

日通公式サイトから有料で購入することもできますが、梱包資材を付けると+2,800円かかってしまうので、できれば無料で手に入れておきたい所ですね。

定価から値下がることはない

単身パックは宅急便の料金設定のように一律パック料金になっているため、見積もりが明瞭でわかりやすいというのがメリットな反面、定価料金から値下がることはありません。

割引サービスを利用すれば幾分か安くなりますが、それ以上安くなりませんし値引き交渉にも応じてもらえません。

単身パック以外の、通常の引越プランであれば「もう少し値下げしてください」という価格交渉に応じてもらえますが、単身パックは良くも悪くも額面通りの料金だということを覚えておきましょう。

当日の荷物受け取りは不可

先述していますが、単身パックは1台のトラックに複数件の荷物を積んで引越しをする混載便という関係上、その日のうちに荷物は到着しません。

最低でも2日、距離によってはプラス1~2日(最大4日程度)見込んでおく必要があります。

日通の単身パックを利用する場合は、スケジュールにゆとりを持って依頼するか、もしくは「単身パック当日便」を利用するかのいずれかになります。

別送したい荷物があると割高になる

ボックスに収まらない大型家具家電がある場合、もしくはボックスが2個以上になると割高になるので要注意です。

ボックスが2つになれば単純に料金は倍になりますし、ベッドや冷蔵庫などボックスに入らないものを別送すると追加料金が発生するので、安さがメリットである単身パックの恩恵を受けにくくなります。

日通単身パックが安くなる条件は「大型家具・家電が無い」「ボックス1つに荷物が収まる」場合であって、それ以外の場合は単身パック以外のプランも必ず検討するようにしましょう。

繁忙期(3月・4月)に日通単身パックを使いたい!予約はいつから可能?

3月・4月の繁忙期は単身パック需要が高くなるため、早めに予約をしないと希望する日程で引越しができなくなります!

ちなみに日通の単身パックは、引越し予定の2カ月前から予約が可能です。

3月の引越しであれば1月から予約OK、4月の引越しであれば2月から予約OKということになります。

実際に3月に単身パックで引越しをしようと思って日通公式カレンダーを見たら、なんと1月22日の時点で、すでに3月後半の予約は全て埋まっていました…!

日通単身パック予約カレンダー

※名古屋~東京(単身パックS)の空き日程と料金

やはり安価で人気の単身パックは争奪戦が激しいようです。

1月になった瞬間、予約する人がきっと多いのでしょう。

第一希望日に予約を取りたい人は、1月になった瞬間(または2月になった瞬間)に予約ができるように、パソコン(スマホ)に付きっきりになった方がいいかもしれませんね…。

料金に関しては作業時間ごとの料金がカレンダーに記載されているので、一番安いタイミングが一目瞭然なのが嬉しいですよね。

(作業日時を日通にお任せすれば、定価より1,000円安く利用可能)

3月の繁忙期は引越し料金が高いというのは周知の事実だと思いますが、カレンダーを見てみると、料金が高くなるのは16日からでそれまでは定価料金です。

つまり3月の繁忙期は料金が高いと思っていても、タイミング次第では安く引越しができる日程も存在する、ということです。

繁忙期の引越し料金を安くするためには、繁忙期の中でも安く利用できる3月上旬を狙って早めに予約をするのがよさそうです。

日通単身パックの評判や口コミ

日通単身パックのサービス概要は理解できたかと思いますが

  • 実際にいくらかかったのか?
  • どのくらいの荷物が積めたのか?
  • なぜ日通にしたのか?
  • デメリットだと感じたことは?

など、日通を利用した人のリアルな意見が気になりますよね。

そこで日通の単身パックを利用した人を対象に、弊社でWEBアンケートを実施し、上記の質問に回答してもらいました。

アンケート根拠について

調査手法 : WEBアンケート

調査・集計時期 : 2020年12月

調査対象 : 実際に日通単身パックで引越した経験のある人

日通単身パックを検討している人は参考にしてくださいね!

男性/40代
  • 料金⇒24,000円
  • 積めた荷物量⇒大きなものだとパソコンデスクやチェアーなど個人で使うオフィス製品はほとんど運べました。家電は入れていません。
  • 日通にした決め手⇒料金が安い/荷物が少ないから
  • デメリットに感じたこと⇒特になし

長距離でも料金が安く、それほど手間や時間もかからずに引っ越しをすることができました。料金体系も単純だったのも楽でよかったです。

8月中旬 / 宮城県⇒東京都


男性/30代

  • 料金⇒26,000円
  • 積めた荷物量⇒ Sサイズでしたが、シングルベッドやデスクが入り、満足できる内容でした。
  • 日通にした決め手⇒料金の安さ/荷物が少ないから
  • デメリットに感じたこと⇒効率より体力面を重視するスタッフが多いこと

新居先で用意するものが多く、最小限で運ぶのにコストパフォーマンスがよかった部
を評価します。解体が難しいものであっても、傷ひとつなく慎重に運んでくれたので、機会があればまた依頼したいです。

6月中旬 / 秋田県⇒東京都


女性/30代

  • 料金⇒20,000円
  • 積めた荷物量⇒衣装ケースや小物などの入ったダンボールです。冷蔵庫、洗濯機など電化製品はありませんでした。
  • 日通にした決め手⇒料金が安いから/荷物が少ないから
  • デメリットに感じたこと⇒時間の選択枠が短い点です。

普通の引越しより格段に代金が安かった点です。荷物が多い場合は差はないかもしれませんが、荷物が少ない場合はとてもおすすめです。

7月上旬 / 神奈川県⇒埼玉県


男性/30代

  • 料金⇒42,000円
  • 積めた荷物量⇒冷蔵庫、ソファ、食卓テーブル、ベッド、その他家電などもろもろ運べました。
  • 日通にした決め手⇒料金の安さ
  • デメリットに感じたこと⇒やはり若干制限はあったので軽トラを借りて細々としたものは自力で運びました。

当然と言えば当然ですが料金がリーズナブルで会社の補助内にて収めることができたのは大変嬉しかったです。また、サービスも大変よく梱包も丁寧でした。

2月上旬 / 仙台市⇒福岡市


男性/30代

  • 料金⇒42,000円
  • 積めた荷物量⇒冷蔵庫、こたつ、食卓テーブル&イス、ソファ、棚、服
  • 日通にした決め手⇒家具や家電も運べるから
  • デメリットに感じたこと⇒何かにつけて有料オプションを付けようとしてくる点は気になりました。

安価なのにも関わらず部屋の中の全ての家具を運ぶことができ驚いた。単身パックの場合、作業員の方は二人ので本当に大丈夫かと心配になったが手際よく運んでくれました。

1月下旬 / 札幌市⇒小樽市


男性/20代

  • 料金⇒50,000円
  • 積めた荷物量⇒冷蔵庫、洗濯機、電子レンジと段ボール約10箱程度と小物いくつかは入りましたが、パイプベッドがはみ出しました。
  • 日通にした決め手⇒就職先企業の指定業者だったから
  • デメリットに感じたこと⇒1つの決まったサイズのコンテナに荷物を積み込む関係上、大きな家電や大きな物によってはうまくスペースを活用できず、追加のコンテナを頼むことになってしまいます。それでも他のプランよりは安いですが、コンテナのスペースが余ってしまうと少し残念です。

念のため理由の補足ですが、就職した企業から指定されていた為です。トラックを使った引っ越しに比べればかなりお得だったと思います。

3月末 / 宮崎県⇒東京都


男性/40代

  • 料金⇒25,000円
  • 積めた荷物量⇒衣類、ソファー、食器類、雑貨、電子レンジ、掃除機など
  • 日通にした決め手⇒安い/荷物が少ない/訪問見積もりがない/家具家電も運べる
  • デメリットに感じたこと⇒特になし

料金が安く明瞭、訪問見積もりがないので手軽に利用ができる、ソファーや電化製品を運ぶことができた、荷物を運んでくれるので楽

5月上旬 / 東京都⇒栃木県


男性/20代

  • 料金⇒25,000円
  • 積めた荷物量⇒引越先がレオパレスで家具家電備え付けとなっているので荷物は少なくて済んだ。
  • 日通にした決め手⇒料金が安いから
  • デメリットに感じたこと⇒梱包が雑で荷物に傷がついた

載せられる荷物が初めから指定されているため、それに沿って準備する形となり、事前の下見や見積もりという必要がなくなります。

2月下旬 / 北海道⇒東京都

良い口コミとしては「リーズナブルで満足」「安いのに作業が丁寧」「コストパフォーマンス抜群」など、料金面を評価する口コミが多いように感じました。

反対にデメリットとしては「大きな荷物は別で運んだ」「載らない荷物は軽トラを借りて運んだ」など、思ったより荷物が載らないことを挙げている人が多い印象です。

別でトラックを借りて運んだり、載らない荷物だけ別送するくらいであれば、初めから全ての荷物をまとめて運べるプランを選択した方が賢明だとも言えます。

ただしボックス1つで荷物が収まるのであれば、料金が安い上にサービスの質も高く、梱包作業も丁寧に行ってくれる日通単身パックは、かなりおすすめな引越し業者だと言えるでしょう。

日通単身パックがお得な引越し方法になる条件

日通単身パック利用がお得な引越し方法となるのは、次の3点に当てはまる場合です。

単身パックがお得になる条件

  1. 1ボックスで収まる荷物量
  2. 大型家具や家電が無い
  3. 長距離引越し

荷物が多くボックスが2個以上になる場合や、ボックスに収まらない家具家電がある場合は、追加料金が発生するため割高になります。

また、近距離引越しの場合だと単身パックより安価なプランのある業者が多数存在するので、単身パックを使うとかえって損をする可能性があるんです。

つまり、日通の単身パックはどんな人に向いているのか?と聞かれれば

日通単身パックがおすすめの人

  • 家具付き物件に引越しをする人
  • 新居で家具・家電を買いそろえる人
  • 県をまたぐ引越しをする人

こんな人であれば日通単身パック利用はおすすめだと言えます!

日通単身パックより安い料金で引越しする方法

日通単身パックより安い業者・プランを探すカンタンな方法・流れは次のとおりです。

  1. まず日通単身パック公式サイトで見積もり金額を確認
    日通単身パック見積もり
  2. 次に一括見積もりサイトで同じ引越し条件を入力
    一括見積もりサイトの使い方
    ※引越し条件で「単身」を設定することで他社の単身パックを含めて比較できます
  3. ピックアップされた引越し業者へ見積もり依頼!
  4. 日通より安い業者が見つかればそのまま候補に。見つからなければ日通の金額を伝えればより値下げしてもらえる可能性あり!
  5. 最終的に一番見積もりが安い業者へ申し込めば最安引っ越し完了!

日通単身パックより安い料金で引越しをしたいのであれば、“日通よりもっと安く引越しが出来る業者はいないか?“と、複数の業者から見積もりをもらって比較するに限ります。

「単身引越しだから単身パックが一番安いはず!」と決めつけるのではなく、視野を広げて色んな業者の色んなプランを比較することが重要です。

引越し業者は全国に約3,000社以上もあるのに、知名度や口コミだけで日通1社に決めてしまうのはもったいないと思いませんか?

日通単身パックは確かに料金設定も安く、お値打ちに引越しができる業者に間違いはありません。
日通単身パックを第一候補としておいて「もっと安く引越しができるプランはないか?」と、最安値のプランがある業者を探し出すことが、安く引越しをするコツだと言えます。

ちなみに“運びたい荷物はダンボールだけ“なんて場合は、そもそも日通の単身パックを利用しなくても、ゆうパックやヤマトの宅急便でダンボールだけ送ってしまった方が安いケースも。

宅急便でダンボールだけ送る場合の料金などについては、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてくださいね!

ダンボールのみ引越し料金!宅急便やゆうパックで安くなるのはこんな人
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2021.04.30

単身引越しを安くする最大のコツは“見積もりの比較”

日通の単身パックの利用に限らず、単身引越しの料金そのものをさらに安くする方法も前章と同じく、「複数社の見積もりを比較する」一択です。

複数社の見積もりを比較する際に便利なのが“一括見積もりサービス”の利用。

一括見積サービスとは、引越しの情報を1度入力するだけで地域や時期を考慮し、利用者の依頼できる引越し会社を瞬時に複数社ピックアップしてくれるサービスのことです。

一括見積もりをすることによって、たくさんの引越し業者を簡単に比較できます。

その中で自分の引越しにピッタリな業者を見つけることができるので、「日通の単身パックが第一候補だったけど、それよりもっと安い業者が見つかった!」なんてことも可能になりますよ。

一括見積もりサイトの利用で、日通の単身パック料金よりも半額以上安くなる業者が見つかる、ということもありえます。
この一括見積もりはWEB上で10分もあれば完結するうえ、無料なので利用しない手はありませんね。

まとめ

日通単身パックは、ライバル社(ヤマト)に比べて安く利用できる可能性が高い上に、さらにサービス面でも評判がよいため、単身パックを利用するのであればかなりおすすめできる業者だと言えます。

ただし、日通の単身パックが安く利用できるのは

  • ボックス1つに荷物が収まる
  • 大型家具が無い
  • 長距離引越し

という場合に限ります。

もし荷物が大きすぎるor多すぎてボックスに入りきらなさそうな場合は、単身パックだけにこだわらず他の引越し業者のプランも検討しましょう。

一括見積もりサイトを使えばあなたの荷物量に対応した、最適なプランのある引越し業者がカンタンに見つかります。

その中から料金的にもサービス的にもベストな一社が選べるので、ぜひ一括見積もりをとってお得な引越しを実現してくださいね。

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