【引越しのダンボールの詰め方】これさえ押さえれば完璧!その極意

2021.4.30

【引越しのダンボールの詰め方】これさえ押さえれば完璧!その極意

「引越しの際にダンボールの詰め方がわからない……」そんな状況に直面することがもしかしたらあるかもしれません。「ダンボールの数が多くなったために引越しの料金が多くなってしまった……」という経験もあるのではないでしょうか?そんな方に耳より情報です!

ダンボールの詰め方次第では引越しの荷物を大幅に抑えることもでき、料金も抑えることができます。今回は、そのような引越しの際のダンボールの詰め方について紹介します。

引越しに必要なダンボールの量と便利グッズを揃えて梱包開始!

引越しの際のダンボールの詰め方を上手にするには、まずダンボールの量を見極めることから始まります。さらに便利グッズを適材適所に活躍させればめんどうな引越し作業も楽しくなること請け合いです。では、そのノウハウを見ていきましょう!

引越しに必要なダンボールの量

ダンボールを調達する前にまずは、どれぐらいダンボールを使うのか予測を立てなくてはいけませんね。引越しに使うダンボールの量を決める要素には以下のものがあります。

・生活用品や家電を買うか持っていくか
・服の量をどれぐらい持っていくか
・趣味のものを持っていくか

ほかにもさまざまな要素で変わってきますが、概ね上の要素が関係していると言えます。
1人あたり10枚~15枚あたりが必要なダンボールの平均です。でも、荷物の量など人と比べる機会もそうないですから自分で把握するのが難しいと思われる方もいらっしゃることでしょう。でもご安心ください。そのような時はプロの見積りを頼ってみるのがおすすめです。

引越し業者の多くは見積もりのために来てくれるので安心です。ダンボールは引越し業者によっては支給してもらえることもあります。支給されない場合でも、必要な数を教えてもらうこともできるでしょう。ダンボールの量が分かったところで、いよいよダンボールの調達をしていきましょう。
        引越しに必要なダンボールの量と便利グッズを揃えて梱包開始!

ダンボールの調達方法

お店からもらう

スーパーやドラッグストアには余ったダンボールがたくさんあるため、それを無料でもらうということもできます、ただし、そのようなダンボールはサイズや厚さがまちまちだったり耐久性が弱いものがあったり、水濡れしているという場合もあります。引越しに使えそうなものだけ選ぶ必要があります。
 

引越し業者からもらう

先ほども少し触れましたが多くの場合引越し業者は、引越しの契約をした人に無料のダンボールをプレゼントしています。支給されるダンボールの個数は業者によって異なるため、数が足りないということもあれば、逆に数が多いということもありますが無料のためお金はかかりません。引越しが終わった後も無料で回収してくれることがあります。
 

自分で購入

ショッピングセンターやホームセンターにはダンボールが売られています。自分が使う分のダンボールを購入することが可能です。値段は1個50円からなどですがサイズが大きいものや高さが調節できるものはその分値段が上がります。ダンボールはインターネットでも購入できるため、車がなくて持って帰るのが不便という方や、お店が遠いという方はインターネットを利用してダンボールを購入しましょう。

便利グッズを揃えるグッズを用意しましょう

          引越しに必要なダンボールの量と便利グッズを揃えて梱包開始!
ガムテープ・養生テープ
ガムテープや養生テープは引越しの際の必須アイテムです。なので、荷造りをする人数よりも多い数を準備しましょう。「ガムテープがない!」といって時間がロスすることがあります。

ふしぎテープ

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このふしぎテープはのりを使っていないため、ふしぎテープ同士でしかくっつきません。荷造りの際にコード類などまとめなければいけない物があった際に非常に役立ちます。

ひもくるりん

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ひもくるりんを使うと力に自信がない方でも簡単に荷造りができます。本などを紐でしばるとき、力が弱いと運んでいる途中で解けてしまうことがあります。もくるりんを使えば強く締めることができるだけでなく、結び目も強くできるという便利なアイテムです。

圧縮袋

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衣類をしまうとき「セーターやコートなど冬物はかさばってダンボールがパンパン…」ということもあるかと思います。そんな時に活躍するのが圧縮袋です。圧縮袋は100円ショップでも販売されていて、かさばる衣類をコンパクトに圧縮してくれます。タオルや衣類などは圧縮袋に入れてしまいましょう。

ふとん袋

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ふとん袋は布団以外にも洋服やタオルを入れておくことができます。布ものを全てまとめてしまいたいという場合、ダンボールより重宝することもあります。

      引越しに必要なダンボールの量と便利グッズを揃えて梱包開始!
新聞紙
ダンボールに隙間があると中のものが揺れたり割れたりしてしまうことがあります。それに新聞紙を詰めることでクッション代わりにして防ぎます。また、割れ物を梱包するときにも重宝します。

極意その1:ダンボールのサイズを使い分ける

引越しのダンボールの詰め方の極意その1は「ダンボールのサイズを使い分ける」ということです。ダンボールのサイズを使い分けないと「重い荷物で大きいダンボールがパンパンになり運べない!」ということにもなりかねません。そのような事態にならないためにもダンボールのサイズは使い分けて物を入れていきましょう。具体的にどのようにするのかは、以下の通りになります。

小さいダンボール

小さいダンボールには食器や本などの重いものや壊れやすいものを入れます。本はあまり重くなりすぎると底が抜けてしまうこともあるため、小分けにして運んでおきましょう。器は移動中に揺れる幅を小さくするためにも小さいダンボールに入れます。新聞紙にくるんで入れましょう。

中くらいのダンボール

中くらいのダンボールには小さめの家電(レンジや電気ポットなど)や雑貨などのそれほど重くないものを入れます。雑貨はあまり入れすぎるとかさばるため、引越しを機に処分をするものと分けておきましょう。

大きいダンボール

大きいダンボールには衣類や靴などを入れます。また、本も少量であれば入れても大丈夫です。重いものは下側に、軽いものは上側に入れないと重いものの重みで下の軽いものがつぶれてしまうことがあります。
        極意その1:ダンボールのサイズを使い分ける

極意その2:ダンボールに詰める量を見極める

引越しのダンボールの詰め方の極意その2は「ダンボールに詰める量を見極める」です。「これも大事だし、これも思い出の品だし…」とあれもこれもと詰めているとあっという間にダンボールはいっぱいになってしまいます。

先述したように本も多く入れることでダンボールが重くなってしまうため、長編漫画などを全巻入れていると大きな荷物になってしまいます。そのように荷物になると判断した本や雑貨は処分するか、リサイクルショップで売却するなどして現金にしましょう。

本の場合「BOOKSCAN」などの蔵書を全て電子化してくれるサービスもあるため、そのように業者に頼んで電子化をしてもらえば引っ越し後もお気に入りの本を読むことができます。

ダンボールに詰める量はダンボールがパンパンになるまでではなく、余裕を持って閉めれるくらいにしておきましょう。また、衣類は全部詰めずに2、3着と下着類、パジャマは旅行用バッグに入れて持っていきましょう。全部詰めてしまうと引越当日に荷物が届かないなどのトラブルがあった際に着るものがないという事態を避けられます。

また、印鑑や書類、通帳などの貴重品もダンボールに入れずに自分で持っておきましょう。先述したような荷物トラブルでそれらの貴重品がどこかにいってしまった…という事態を避けられます。
      極意その2:ダンボールに詰める量を見極める

極意その3:効率的な割れ物の梱包方法

引越しのダンボールの詰め方の極意その3は「割れ物をうまく梱包する」です。割れ物はうまく梱包をしないと移動中に割れてしまったり、傷がついたりしてしまいます。お気に入りの食器などがある場合はうまく梱包をしましょう。まずは以下のようなポイントを押さえましょう。

(1)割れ物を梱包する場合は割れ物同士が触れ合わないようにする。なので、必ず1つ1つを新聞紙や緩衝剤で梱包する

(2)割れ物を入れるダンボールの底にはクッションになるようなものを敷く、緩衝剤や新聞紙を厚めに敷くこと

(3)割れ物を入れる際には重いものが下、軽いものが上にいくようにする

(4)ダンボールがガタガタと揺れると移動中に割れてしまうことがあるため、空いている隙間には新聞紙を詰める。

(5)梱包が終わったらダンボールに大きく「ワレモノ」と書いておく

お皿を梱包する場合

緩衝剤や新聞紙を二重にしたもので1枚1枚隙間が出ないように包む。同じ大きさのお皿の場合包んだ後に紐で結んでまとめる。ダンボールに詰める際は側面が下になるようにすると安定する。

茶碗

緩衝剤や新聞紙を二重にしたもので1枚1枚隙間が出ないように包む。同じ大きさのものはお皿同様に包んだ後に紐で結んでまとめる。茶碗は縦に積みダンボールの高さに合わせる。

カップ

取手の部分を新聞紙か緩衝剤で保護した後全体を包む

コップやグラス

緩衝剤や新聞紙を二重にしたもので1枚1枚隙間が出ないように包む。同じ大きさものの場合包んだ後に紐で結んでまとめる。ワイングラスなどの足があるものは足の部分を緩衝剤や新聞紙でくるんでから全体を包む

また、この他にも梱包が面倒という場合はアート引越センターの「エコ楽ボックス」を使うという手段もあります。エコ楽ボックスはあらかじめ緩衝剤で区切られたダンボールで、そのまま中に割れ物を入れて使用することができます。アート引越しセンターのお客様であれば無料でレンタルできます。
      極意その3:効率的な割れ物の梱包方法

極意その4:【入れてある物】+【どの部屋に運ぶか】を書いておく

引越しのダンボールの詰め方の極意その3は、「入れてある物とどの部屋に運ぶか」をダンボールに書いておくということです。これをやるのとやらないのとでは引越し後の荷解きのスムーズさが段違いです。

「さて、荷造りも終わったし部屋に荷物を運ぼう」そう思ったときにダンボールに何も書いていないと「あれ?この荷物はどこに運べばいいのだろう」と悩んでしまいます。ダンボールに何も書いていないと、引越し業者もどの部屋に持っていけばいいのか分からないため困ってしまいます。

せっかく荷造りは完璧に行えたのに、荷解きで迷ってしまっては引っ越しがスムーズに終わりません。それを防ぐためにも「入れてある物とどの部屋に運ぶか」はダンボールにしっかり書いておきましょう。

例えば「ワレモノ キッチン」と書いておけば「ああ、この中には食器類が入っているんだな」と分かりますし「本 子ども部屋」と書いておけば「これは子どもの本だ」と分かります。少しの工夫で引っ越し後もスムーズにできるため、梱包が終わったらすぐに書いておくようにしましょう。

また、実際に部屋に運ぶときにどこがどの部屋か分からない場合は、部屋の配置図に番号を振り、ダンボールにも番号を書いて「ワレモノ ①」などとしておくと「①」と書いたものだけ一つの部屋に集まり便利です。
      極意その4:【入れてある物】+【どの部屋に運ぶか】を書いておく

荷解きまでが引越しであると心得よう

引越しのダンボールの詰め方の極意を説明しましたが、荷解きが全くはかどらず「せっかくの新居なのにダンボールだらけ…」ということもあります。引越し業者は新居に荷物を運ぶまでが仕事のため、その後の荷解きは自分で頑張りましょう。

荷解きのコツとしては「荷解きを中断したまま次のダンボールに取り掛からない」というものがあります。「今日はキッチンの荷解きを終わらせよう」と決めておき、キッチンが終わらないままリビングの荷解きに取り掛かることがないようにしましょう。

また、中身を全て出し終わったダンボールはその都度たたむようにしましょう。ダンボールが転がっているとそれだけで散らかっているように見えてしまいます。またもしも引越しの際に中身が破損しているものがある場合、それに気づかず放置をしてしばらくしてから発覚しても、保証が受けられません。荷解きが終わるまでが引越しと心得て、迅速に行いましょう。

まとめ

引越しのダンボールの詰め方は覚えておくと引越しの際に非常にスムーズに引越しを終わらせることができます。もし引越しがこの先ある場合は、自分に必要なダンボールの数はどのくらいか、ダンボールはどうやって調達するか、引っ越し先には何を持っていくかなどを考えて、ダンボールの大きさを使い分けて荷造りをしましょう。

引越し業者によって引っ越し後の保証期間や受けられるサービスはさまざまなため、引越しが決まったらそれらのサービスをよく吟味し、自分に合った引越し業者を選びましょう。

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