段ボールの中の緩衝材の種類6選!荷造りに役立つ緩衝材の選び方

2022.1.12

段ボールの中の緩衝材の種類6選!荷造りに役立つ緩衝材の選び方

緩衝材と聞くと何をイメージしますか。すぐに思い浮かぶのは、宅急便や贈り物が梱包しているプチプチだけかもしれません。緩衝剤は梱包されているものに傷がつかないようにするものですが、実はプチプチだけでなく種類は様々です。

見たことはあるけど名前がわからない、使い方がわからないものもあるかもしれません。
使用方法や特徴を知っておくと仕事やプライベートに役立つかもしれません。おすすめの緩衝材や選ぶ方を紹介します。

緩衝材の選び方

緩衝材は、衝撃を緩めるための素材のことで、引越しをするときに色々なものを梱包するときやネットショッピングをして商品が壊れないように包まれてあるのをよく目にします。
梱包しているものに傷がつかないようにすることや壊れないようにすること、運びやすいようにするために緩衝材は使われます。

緩衝材に使われる素材は、発泡スチロールやビニール、紙で出来ています。
新聞紙や不要になった木材から作られる木毛やコルクがあります。スポーツシューズに使われる衝撃吸収ゲルといわれるゲル状の柔らかい素材でシリコンを原料としています。
自動車のシートやソファーなどに使われるゴムのように伸縮性があるポリウレタンがあります。

緩衝材の種類も豊富なので、引越しのときになにを梱包するのかによって変わります。
準備するときに用途の微妙な違いに合わせて緩衝材を選ぶにはどのようなことに注意すればいいのでしょうか。

・値段が安く手に入るかどうか
・どんなものを梱包するのに向いているか
・梱包しやすさはどうか
・ごみがあまり出ないもの
・後片付けがしやすいもの

このようなポイントに注意して、適切な緩衝剤を選ぶことが大切です。
緩衝材の選び方

おすすめの緩衝材①【気泡緩衝材】

気泡緩衝材とは、緩衝材の種類の中で大変ポピュラーなものです。
プチプチとよばれる空気の入った小さな丸い突起物が表面にたくさんついているシートです。
軽くて衝撃に強く透明に近いので梱包しても中身が見えやすいことが特徴です。
一般的によく見るので水や湿気に強く、保温・保冷効果もあるので精密機械から農作物を運ぶまで色々な用途で幅広く使われています。

気泡がある面は、柔らかいので凹凸が衝撃を吸収してくれ、梱包したものを動かないようにしてくれます。気泡がなくつるつるした面は、梱包したものが動かないように詰めるときに引っかからないので詰めやすくする効果があります。
しかし、凹凸のある面がほかのものに擦れてしまうと表面に傷がつくので取扱いには注意が必要です。

おすすめの緩衝材②【エアーピロー(エアークッション)】

空気緩衝材とよばれ、空気を入れた座布団のような形をしています。
段ボールなどの箱に梱包すると大きく隙間ができてしまうことがあります。それを埋めるためにエアークッションが使われています。

ほかの緩衝材よりも入れる数が少なくて済むという特徴があります。主に下に敷き詰めて製品を動かないようにする役割を期待します。
緩衝材の種類の中にはそのまま捨てることのできるものもありますが、このエアーピローと呼ばれる空気緩衝材は捨てるときに空気を抜く必要があります。手間がかかりますが、空気を抜けばゴミの量が少なくて済みます。


おすすめの緩衝材③【発泡シート】

発泡シートの特徴は、柔軟性があり、独立気泡のため撥水性と防湿性に優れています。
緩衝材の種類の中で耐久性にあり、耐熱性があるので保温材や保冷剤にも使用されます。
家具やインテリアの保護材から精密機械の緩衝材、冷凍食品の保冷、建築用の養生にと幅広く使われます。

製品の梱包に適しているので、衝撃に弱く壊れやすいものを梱包するのに役立ちます。
緩衝材として使用が終わったらすぐ捨てるのはもったいないです。食品などの冷凍・冷蔵品の梱包や野菜などを包んで空気に触れるのを防ぐこともできるので再利用をして使うことができます。

おすすめの緩衝材④【バラ緩衝材】

緩衝材の種類4つ目は、まゆのような形をした楕円形の緩衝材で、発泡スチロールに似ている素材でできています。
ダンボールの隙間を埋めるために使用され、一般的にまゆの形が多いですが、丸い形や歯車の形など形状は様々です。
バラ緩衝材は、ビニール袋に入れて詰めて使うこともあり、捨てるときにかさばってしまいます。


おすすめの緩衝材⑤【巻きダンボール】

おすすめの緩衝材の種類5つ目は、ダンボールの波と紙の部分が片面についているロール状の段ボールで、波の部分が緩衝材となります。
ダンボールの底に敷き詰めて枕としても使え、プラスティック製品などのデリケートなものも包んで衝撃を吸収してくれます。

しかし、折りたたむ方向によってたたみにくいのでその場合は、箱の語にしてもらいます。素材が段ボールなので保管している間にほこりが溜まり、虫が湧いてしまう可能性あります。
使い捨てなのでゴミに出すとき、使い捨てなので必ず指定された場所に捨てましょう。
おすすめの緩衝材⑤【巻きダンボール】

おすすめの緩衝材⑥【紙緩衝材】

おすすめの緩衝材の種類6つ目の紙緩衝材は、箱の隙間を埋める詰めものや物を包む用の紙のことです。
基本的に使い方として、製品を梱包する方法と丸めて製品の隙間を埋める方法があります。
安価で購入できるだけでなく、古紙や新聞紙でも代用ができます。
調達しやすく、環境にやさしい再生紙を使っていることが特徴なので、新聞紙と同じ資源ごみに出すことができます。

まとめ

生活の中で使われている緩衝材の種類がたくさんあることをお伝えしてきました。緩衝剤を意識することは少ないかもしれませんがは、工場やお店以外でもいろいろな場面で活用されています。
決して手に入れにくいものではなく、ホームセンターや100円ショップでも手に入れられるので、気軽に使うことができます。

ダンボールの底やすき間を埋めて製品を動かないようにすれば、壊れやすいものであっても安全に運ぶことができるのです。

また、緩衝剤はダンボールの中で使うだけでなく、大きな家具などを運ぶときにも役立つのが緩衝剤です。荷物や家具の角に緩衝材を巻いて固定するなどして使用すれば、建物の傷を防ぐことができます。

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