引越し業者の選び方！ポイントは3つ｜料金だけじゃない、失敗しないためのコツ

引越し業者によって料金が異なるのはもちろん、それぞれ特徴やサービス内容も異なるので、何を基準に引越し業者を選ぶか悩みますよね。

主にこの3つが決め手となるのですが、特に口コミは良い意見と悪い意見に分かれていて好みもあるので、それだけを決め手に業者選びをするのはおすすめできません。

また、引越し料金には”定価”がないので、大手だから安いとかではなく、営業マンによりけりでけっこう違うことも…。

結論、引越し業者を選ぶときは、大手業者1社だけで即決せずに、中小企業も含めてできるだけたくさんの業者から見積もりをもらって料金やサービスを比較することが大事！

とはいえ1社1社自力で見積もりを取るのは面倒ですし大変ですね。

一番ラクで安いのは、提携業者の多い引越し侍の一括見積もりで引越し料金を比較することです。

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引越し侍は、加盟店が多くより多くの業者と比較できます。

が、それゆえに一括見積りサービスで複数社からの電話攻撃が鳴りやまないのが嫌！という方もいますよね。

もし概算見積もりを電話番号登録なしで気軽に比較したいのなら「SUUMO」の一括見積もりサービスもおすすめです。

そういった点でもSUUMOの一括見積もりサービスなら「複数社のサービス」もまとめて比較できるのでぜひ利用してみてくださいね！

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【はじめに！】引越し料金が安い時期と高い時期を知っておこう

引越し業者を選ぶ前に「いつ引越しをするのか？」によって料金が大きく変わる、ということをまず頭に入れておきましょう。

具体的にいうと「仕事の都合上、繁忙期（3・4月）にしか引越しできない！」「夜遅い時間にしか引越しができない」など、引越しをする時期に加えて時間帯によっても料金って変動するんです。

むしろこの「引越しをするタイミング」次第で、意外と勝負は決まっていると言っても過言ではありません！

スケジュール調整をするだけで引越し料金が安くなるなら、「安くなるタイミング」を知っておいて損はないですよね。

引越し料金が安い時期・高い時期はいつ？

安い時期	高い時期
閑散期（2月～5月）	繁忙期（3月・4月）※特に3月下旬～4月上旬
上旬～中旬	月末
正午～夜間	午前中

参照：全日本トラック協会

言わずもがな、引越しが集中する3月や4月は最も引越し料金が高い時期です。

とはいえ仕事の都合上、どうしても3月にしか引越しができない人も多いはず。

その場合は、繁忙期の中でも比較的お値打ちに引越しができる3月上旬～中旬、もしくは4月下旬を選んで引越しをするのがよいでしょう。

ちなみに月末引越し料金が高くなる理由の一つとしては、賃貸物件の「前家賃を支払いたくない」という人が多いから。

翌月の料金は発生させたくないけど、家賃が発生するギリギリまで住んでいたいという「損をしたくない」という心理から、どうしても月末の引越しが集中しやすい=高くなりやすいんですね。

また、午前中が高くなる理由は「引越し作業は午前中に終わらせて、午後からは片付けや買い物へ行く時間にしたい」という人が圧倒的に多いため。

引越し作業は時間がかかるため、早めに開始しておかないと日中に作業が終わらないなどの理由から、どうしても午前中に依頼が集中し、結果高くなりやすいということになります。

つまり、引越しギリギリになって業者選びをしていては、希望するタイミングで引越しができないどころか、高くなる時間枠しか残っておらず損をする可能性が高いということ。

引越しが決まった時点で早めに業者選びをすることで、お得に引越しができる日時に予約が取れる可能性大なので、とにもかくにも“スケジュールにゆとりを持って早めに予約する”ことがポイントだと言えます！

大手だから正解とは限らない【引越し業者の種類と特徴】

引越し業者を選ぶとき、なんとなく知名度が高くて安心できる大手業者から選ぶ人もいますよね。

ただ、少しでもお値打ちに引越しがしたいのであれば、お得なプランが多いといわれる「知名度が低い=中小」の引越し業者も必ず候補に入れておく必要があるんです。

というのも、生活110番運営スタッフが実際大手3社で見積もりをとった時、引越し条件は同じにも関わらず各社でけっこう料金に差がありました。

▼アート引越センター

▼サカイ引越センター

▼アリさんマークの引越社

大手でもこれだけ料金に差が出る訳なので、中小も含めて比較をすればもっとお得に引越しができる業者が見つかるのは明確です。

どこの業者にしようか迷ったら「大手業者を選んでおけば正解！」という訳ではなく、必ず中小の引越し業者も候補に入れておき、料金を含めサービス面など総合的に納得できる業者を選ぶことが重要です。

「知名度の低い中小の引越し業者って、どうやって探すの？」

知名度がないって言ってるのに、その業者を探せって無理がありますよね。

そんなときは引越し一括見積もりサービスが便利でおすすめ。

一括見積もりサービスに、自分の引越し条件（日時や住所など）を入力するだけで、あなたの引越し条件にあう業者を大手・中小両方ピックアップしてくれるんです。
（引越し条件によっては、大手しかピックアップされないこともあります）

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大手・中小のおすすめ引越し業者

引越し業者を選ぶときは、複数社から見積もりをもらって比較することが鉄則です。

そこでとりあえず見積もりをもらう候補に入れたいおすすめの引越し業者の特徴と実際利用した方の口コミを紹介します。

大手・中小ともに紹介しますので、引越し業者選びの参考にしてくださいね！

【最大手】サカイ引越センター

サカイ引越センターは、“売上・作業件数ともに日本一” を誇る最大手の引越し業者です。

家族引越しはもちろん、単身引越し、海外引越し、オフィスの引越しなど様々な引越しに対応可能。

費用を抑えて引越しをしたい人のための「せつやくコース」や、全ての作業をスタッフに任せたいという人のための「らくらくコースプレミアム」など、依頼したい内容に合わせて細かくプランを選択できるというのも嬉しい点です。

また、エアコンの脱着工事や、ピアノ輸送など他社でもよく見かけるオプションに加えて「思い出引越しサービス（ビデオ・写真をDVDへリメイク）」や「耐震グッズ施工」など幅広いオプションがそろっています。

サカイ引越センターを利用した人の口コミ・評判

さすがは最大手のサカイというだけあって、スタッフの質やサービス共に満足しているという口コミが多い印象。

ただ、料金は高かったという口コミもあれば思ったより安かったという口コミに分かれます。

サカイを第一候補とする場合、他社から先に見積もりをもらっておいて、その料金を元に価格交渉をすれば、安く引越しができる可能性が高そうですね！

【大手】日通

日通は物流企業ですが、その物流ノウハウを活かした海上コンテナや鉄道コンテナなど長距離でも安く引越しができるサービスも充実しています。

コンテナ便の場合、荷物が到着するまでに日数がかかるというデメリットはあるものの、その分安く引越しができるため、スケジュールに余裕があり、かつ長距離引越しを予定している人には特におすすめです。

さらに、何と言っても単身引越し者におすすめの「単身パック」は、料金が安い上に梱包や荷ほどきまで行ってくれる！と定評のあるプラン。

荷物の少ない単身引越し者であれば、日通の「単身パック」の見積もり比較は必須と言えるでしょう。

他にも、荷物の多い家族引越しでもオンラインで見積もりが取れる「リモミ」というサービスも展開されています。

荷物が多い場合、一般的には訪問見積もりが必須とされていますが「リモミ」はLINEのビデオチャット機能を利用して見積もりをとるため、訪問見積もりなしでオンライン上で確定見積もりを出すことができるんです。

日通を利用した人の口コミ・評判

日通は悪い口コミがかなり少なく、スタッフの質やサービス共に満足している人ばかりでした。

思ったより料金もかからなかったという口コミもありますが「高品質のサービス×低料金」なら、引越し業者としてはかなり優秀だと言えるでしょう。

「とにかく評判や口コミの良い業者にお願いしたい！」
「安心して任せられる業者にお願いしたい！」という人は、日通を比較候補に入れておくと良さそうです。

【中小】人力引越社

「人力引越社」は知名度こそ低い中小の引越し業者ですが、全国エリアに対応しており創業約15年と実績も豊富な引越し業者です。

人力引越社では、長距離引越しがお得になるプラン（混載便プラン）が用意されているため、関西～関東のような長距離の引越し予定がある人は見逃せない業者です。

混載便プランは、何件かの引越し荷物をまとめて1台のトラックに載せて運ぶというプランなので、1日に受けられる件数に限りがあります。

このプランの利用を検討しているのであれば、早めに予約するのが良さそうです！

また人力引越社では、女性の単身引越しでも安心して引越しができるような仕組みが整っています。

例えば

• • • 配線がうまく繋げられない
    • 普段運ばないような重たい荷物がある
    • 元通りに家具を組み立てられない

など、女性の引越しでよくある「困った…」というシチュエーションに応えられるよう、徹底した教育をうけているスタッフが多数在籍しています。

さらに、人力引越社ではオンライン上（公式サイト上で）で確定見積もりが出せるサービスも行っています。

ネットで簡単に見積もりが出せれば、訪問見積もりを受ける時間も短縮できますし「見知らぬ男性を家に上げたくない」という単身女性でも安心して利用できますよね。

人力引越社を利用した人の口コミ・評判

人力引越社の口コミをみてみると「料金は他社に比べて圧倒的に安かった」という口コミが非常に多いように感じました。

ただその分、サービスやスタッフの質にはあまり満足していない人もいるようです。

引越しにおいて“サービスの質”を重要視するのであれば、正直おすすめしにくい業者とも言えますが、料金が安いなら問題なし！というのであれば、人力引越社はかなりおすすめの業者です！

【協同組合】赤帽

「赤帽」とは、軽貨物運送業を営む個人事業主の集まりから成る組織で、運送業をメインにする傍ら、引越し業務も兼業しています。

赤帽から引越しをイメージしにくい人もいるかもしれませんが、何と2020年引越しオリコンランキング1位 を獲得している実力派の業者なんです。

赤帽が人気の理由は「料金が安い上に、柔軟に対応してくれる」という点。

大手の引越し業者では原則受け付けていない「夜間の引越し」や「家具1点だけの引越し」「大きなトラックが侵入できないような立地の引越し」など細かい要望も受け入れてもらえる可能性が高いです。

ただ赤帽は、移動距離に応じて料金が加算される仕組みなので、長距離引越しには向かず、同一市内で引越しをするような近距離の引越しに向いている業者だと言えます。

さらに、赤帽は軽トラックを利用しての引越しになるため、荷物の多い家族引越しには不向きです。

荷物少なめ×近距離の引越しであれば、お値打ちに引越しができるため候補に入れておいて損はない業者だといえます。

赤帽を利用した人の口コミ・評判

料金が安くて満足している人が多い印象です。

ただ、口コミにもある通り赤帽のスタッフは1人であることが多いため、荷下ろしや搬入作業を手伝う必要があります。

1人で人件費がかからないからこそ赤帽は価格も安く設定されているので「荷物が軽トラに積めるぐらいの人」や「作業を手伝ってもいいから安く済ませたい人」にはおすすめの業者です。

引越し業者の選び方（料金以外）

引越し業者を選ぶ時、料金の安さは当然外せないポイントです。

ただ「安い業者=良い業者」という訳ではないため、必ず料金以外にもこだわって業者選びをする必要があります。

料金以外に、引越し業者選びのポイントにしてほしいことは次の3つ。

それぞれについて詳しく解説します。

評判や口コミ

引越し業者を選ぶにあたって、その業者を利用した人のリアルな口コミや評判は調べておきましょう。

公式サイトやＣＭなどでは、企業にとってマイナスになることもちろん語られないので、実際に利用した人の意見が非常に参考になります。

実際に私は評判や口コミを参考にせず業者選びをしたため、結果的にハズレの業者を選んでしまい非常に後悔した経験があります。（荷物を破損されたあげく、弁償なし…）

引越し後、改めてその業者の評判を確認してみたら「最悪な業者だった」「作業が荒い」「対応が雑」 など、悪評が多くてびっくり。

業者選びの段階でこの口コミを見ていたら、恐らくこの業者は選ばなかったはず。

中小の引越し業者はそもそも公式サイトから得られる情報が少ない分、実際に利用した人の口コミや意見が非常に参考になるはずです。

良い意見はもちろん参考にしつつ、マイナスな口コミ（料金が高い・スタッフの対応が最悪）も必ず確認しておきましょう！

オプション・サービスの充実度

引越し業者によって、サービス内容やオプション内容は異なります。

「荷物を運ぶ」ということ以外、他社と差別化を図るために各社でオリジナルのオプションやサービスが展開されているので、自分が求めるサービスやオプションに対応しているのか？

といった点を重視して業者選びをするとよいでしょう。

例えば…

「引越し業者のサービスなんて、たいしてどこも変わらないのでは？」と思っているのであれば、それは大間違いです！

むしろ、サービスやオプションの違いで他社と差をつける業者が多いので、料金以外にもオプションやサービスが充実しているのか、という点は必ず確認しておきましょう。

ただ中小の引越し業者の場合、大手に比べてオプションが少ないのは否めません…。

オプションの充実度で考えるのであれば、大手業者の中で業者選びをするのが良さそうです。

引越し業者の対応力

候補にしている業者の料金やサービス内容にさほど変わりが無いのであれば、最終的には“営業マンの対応力”を決め手にするのも一つの手です。

信頼して任せられる業者に依頼したいという場合、会社の顔である営業マンの接客や対応がしっかりしてれば、安心して引越しを任せられますよね。

具体的には次のような事をポイントに見極めるとよいでしょう。

電話やメールの印象だけでは、イマイチわかりづらいこともあるはずです。

訪問見積もり時に直接会話をする中で、信用して任せられる業者なのかどうか？営業マンの質や対応をチェックしましょう。

また、引越し業者はどうしてもその場で契約までこぎつけたいため「今契約してくれたら○○をサービスします」など、契約を焦らす業者もいます。

そういった業者は、ユーザーの事よりも自分本位という態度がバレバレで信用に欠けるので、契約時は慎重にした方がよさそうです！

引越し業者の選び方に相見積もりは必須！

「引越し業者の選び方で、おすすめの方法は？」という質問の答えとしては「複数の業者から相見積もりをとり、料金やサービス内容を比較した上で、納得できる業者と契約する」という事になります。

別の章でもお話していますが、業者選びが面倒だからと知名度のある引越し業者1社だけで決めてしまうのはNG。

料金が安い引越し業者を選ぶためには、他社とも必ず比較をして、料金やサービス内容など総合的に納得できる業者に依頼することが重要！

相見積もりをとる業者が多ければ多いほど、自分の求めるサービスのある業者・納得できる料金の業者を見つけやすくなります。

そのため引越し業者を選ぶ際に相見積もりは必須だということは必ず覚えておきましょう。

相見積もりは10～20社を目安に取るのがコツ

引越し業者選びは相見積もりが重要！と言いましたが「そもそも相見積もりって何社から取ればいいの？」という疑問が生じますよね。

理想としては10～20社と、できるだけ多くの業者から相見積もりをとることを推奨します。

その中から料金やサービス内容に納得できる業者を3社程度まで絞って、訪問見積もりを受けると良いでしょう。

訪問見積もりには時間がかかるため（30～60分程度）、さすがに10～20社全ての業者に依頼する訳にはいきません。

とはいえ1社や2社の訪問見積もりだと、少なくて比較になりません。

つまり好条件の業者を探すため、相見積もりはできるだけたくさん（10～20社）の業者からもらっておき、訪問見積もりを受ける業者はその中から3社程度に絞る、という方法がおすすめです。

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一括見積もりを上手に使うコツ

簡単にまとめて複数社から相見積もりがとれる「引越し一括見積もりサービス」と、ラクに安い引越し業者を見つけることができます。

そんな一括見積もりサービスを上手に使うコツをご紹介します。

荷物量を明確に

一括見積もりサービスを使ってより正確な見積もりを出すためには、荷物量をある程度正確に入力することが大事です。

たとえば、こちらはSUUMOの一括見積もりサービスなのですが、荷物量はイラストを見ながら必要項目にチェックを入れるだけなのでカンタンです！

▲もう少し下にスクロールすると、荷物量を入力する項目があります

荷物量をすべて細かく入力するのが難しい場合は、最低でも「新居に持って行かない、不要なもの」だけでも、この段階で精査しておきましょう。

処分するもの、リサイクルに出すもの、譲るものなどに分類してとにかく不要なものはこの段階で目星をつけておくとよいでしょう。

不用なものを入力しないだけで、誤差の少ない見積もりが提示されるはずです。

ちなみに荷物入力をする際、ベッドひとつとっても、折りたたみ式ベッドなのか？シングルサイズなのかダブルベッドなのかによって料金が変わります。

そのため運びたいサイズのベッドを正確に選択しましょう（荷物のイラストから、希望するサイズの家具を簡単に選択できるようになっています）。

荷物選択の項目にない荷物（ゴルフバッグやスキー用品など）を運びたい場合は、備考欄にその旨を記入する箇所がありますのでご安心を。

まとめ

引越し料金は「高い時期・安い時期」があるため、まずは安くなる下記の時期。

このタイミングに合わせて引越しができるよう、スケジュール調整をしてみましょう。

その日程で相見積もりを10～20社から取り、さらにその中から料金・サービス共に納得できる業者を3社程度に絞り込んで訪問門見積もりを受け、最終決定する方法がおすすめ。

引越し業者の選び方として、絶対におすすめできない方法が「大手1社即決」という方法。

大して比較もせずに知名度だけで業者を選ぶと、おそらく結果的に損してしまいます…。

また、もちろん料金が安いに越したことはありませんが、満足できる引越し業者を探すためには料金に加えて「評判や口コミ」「サービスやオプションの充実」など、総合的に判断して業者選びをするのがよいでしょう。

複数の業者をラクに比較するなら、提携業者が多い引越し侍の一括見積もりサービスが便利です。

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