福井県のハチ駆除事情

オオスズメバチとはスズメバチの種類の中での最大種で、大きさは人の親指程度になります。スズメバチの中で一番強い毒をもっており性質はとても攻撃的で強い縄張り意識を持ち、樹液や蜜を食し、他の虫を幼虫などを捉えます。他の虫の幼虫はスズメバチの幼虫の餌となりますが、時期のよっては他のハチの巣を襲い、幼虫や蛹をエサにすることもあり、この習性はオオスズメバチにのみ見られます。そして甘い匂いに近づいてくる習性ももっていますので、香水や果物、ジュースの飲み残しなどに寄ってきます。黒い色に興奮し攻撃してくる原因にもなりますので、森や林などに行かれる際は注意が必要です。さて、なぜこんな話を突然したかといいますと福井県にお住いの皆様にも無関係ではないからなのです。現在ハチの分布は全国へ広がっており先ほどのオオスズメバチも例にもれず生息しているからです。他にも4種ほどが確認されています。そして他のハチよりもオオスズメバチの危険度は高いのです。人の生活圏とハチの生息圏が近くなっており、そのために被害の合われる方も増えてきているのでしょう。特にオオスズメバチは強い毒を持っていますので、何度も刺されたりするとショック症状で死んでしまう場合もあります。先ほど森や林に行く時と書きましたが、現在は家の軒先や、木の密集した場所、種類によっては土の中に営巣することもあります。習性や生態を知って、少しでも危険やケガをするリスクを下げましょう。それは自身を守ることにもつながり、オオスズメバチを守り、福井県の豊かな自然を守ることにもつながります。凶暴なスズメバチなんて守らなくても、思う方もいらっしゃるかとは思いますがハチは自然界になくてはならない存在なのです。蜜を運ぶこともそうですが、害虫を食べてくれたり、花や果実の受粉を助けたりといった習性はなくてはならないものです。ですが住み分けは必要ですから、もし近くに巣ができているようなら、ハチの巣駆除の業者に頼みましょう。