阪和綜合調査

(盗聴器調査)

※上記サービスデータは目安です。詳細は各業者までお問い合わせください。

調査手法について

従来、盗聴器調査は広帯域受信機（ワイドバンドレシーバーともいう）を使用し、電波の発生源を探し出すのが主な手法でしたが、近年は電波を発生しない「スパイカメラ」や、携帯電話網を利用した「デジタル盗聴器」が流行しています。ＴＶで紹介されているような従来の調査手法は「もうすでに古い！」という訳ですが、当社では「サーモグラフィー」によって不自然な熱源を探し出すほか、赤外線照射によるカメラレンズからの反射光を観測する事によって、または新たに発売された製品の情報を日々逐一収集し、データベース化する事によって、新手の盗聴・盗撮方法に対処すべく力を尽くしています。

サーモグラフィー調査とは何ですか？

近年、急速なインターネットの発達により、盗聴や盗撮に使用される機器にも驚くほどの進化が見られます。非常に小型でありながら、wi-fiやbluetooth等での接続が可能になり、パソコンやスマートフォンでの操作、機器の管理が容易になるなど、以前よりも更に危険度が高いものとなっています。また、バッテリー稼動が長いもので6ヶ月程度持続する等、コンセントタイプの様に電源を取る必要が無くとも、長い期間盗聴や盗撮をする機器をより目立たなく設置する事が可能になっているのは非常に恐ろしい事です。小型・高性能、ロングバッテリーとなった事で従来の物では大きさや設置場所が限られていたカメラですが、ドライブレコーダーの様に進化した小型のカメラ「スパイカメラ」は特に危険な機器といえます　例として寝室や浴室等に設置され、wi-fiやbluetoothにより不特定多数の接続が可能な状態が整う事になり非常に危険です　インターネット上にアップロードや配信されてしまうと、機器の機能を停止するまでずっと日々の生活をネット上にばら撒かれている様な状態となってしまいます　普段何気なく利用している場所がもし覗かれていたら・・・　現在の生活を大きく変えてしまう事になります　これは盗聴器も同様です　TVの取材等で発覚するまで分からない　という事は珍しくなく、取材を受けて始めてその存在に気づく、という事が多数見受けられます。

非常に小型で高性能なスパイカメラや盗聴器　巧妙に隠されてしまうと目視での捜索は困難な物となります　これらの機器は電子機器ですので「熱」を発しています　そこで熱源を感知し、可視化する「サーモグラフィー」が盗聴器やスパイカメラの捜索には非常に重要な機器となります　一見、何も無い様な場所であっても、サーモグラフィーを向ける事でこれらの機器から発せられる熱を感知する事が可能です　電子機器である以上、放熱は避けられない為、サーモグラフィーの重要性は非常に高いものです　

ＧＰＳトラッカー調査とは何ですか？

ＧＰＳとは人工衛星からの電波を利用して、地球上の人や物の現在位置を調べるシステムです。現在ではこのGPSは携帯電話やスマートフォンなどにも搭載されていて、身近な存在になっています。一般用のGPSは本来、車やバイクの盗難時や、子供が迷子になってしまった時に居場所を調べる等、良い目的で使用されるものでした。しかし近年では車に取り付けることができる「LKGPS」といったGPSトラッカーも登場していて、「本人が知らないうちに、自分の位置を他人に知られてしまう」という危険性が叫ばれています。例えば車両取り付け型のGPSトラッカーは、車のバンパー裏や車の底面にも簡単に取り付けることができます。また超小型のGPSトラッカーはバイクや自転車のサドル裏に取り付けられるほどの小さいものも販売されています。これらはあまりにも取り付けが簡単で、取り付け場所によってはかなり見つけにくくもなります。なので、「自分の車に勝手にGPSトラッカーを取り付けられた」といったトラブルも近年では増え続けてしまっているのです。ＧＰＳトラッカーの精度はとても高く、例えば自分が近所の公園に出かけたとしたら、自分の位置が相手のパソコンやスマホの地図上にマークされます。また公園からスーパーに移動した場合には、どの道を通って移動しているのかも地図にリアルタイムで表示されてしまうのです。こういった位置情報を悪用する人たちも増加していて、大きな問題となっています。まず赤の他人にGPSトラッカーを付けられてしまった場合、自分の位置情報が犯罪に利用される危険性が高くなります。車で外出した際にはどの程度遠くまで行っているかが分かるため、帰ってこないうちに家に侵入して金品を盗む、といったことも可能になります。ストーカーにGPSトラッカーを付けられてしまった場合は、逃げることがほぼ不可能になってしまいます。これは本当に危険なことですね。また家族や親しい友人に、軽い気持ちでGPSトラッカーを悪用されてしまう場合もあります。勝手にＧＰＳトラッカーを取り付けられると、いつどこに行ったのかが全部相手に知られてしまいます。友人の家に行った場合など、誰と会っていたのかも知られてしまうこともあるのです。いくら家族や親しい友人であっても、勝手にGPSトラッカーで自分の外出先や現在位置を知られてしまうのはプライバシーの侵害ですし、そもそも良い気分もしませんね。こうした問題を抱えているGPSトラッカーですが、現時点では規制も追いついていないのが現実です。ＧＰＳトラッカーはネットショップ等で誰でも簡単に買えます。またＧＰＳトラッカーが勝手に付けられているかを調べるには専用の機械が必要なので、一般人が自分で見つけることはまず無理なところも問題です。ＧＰＳトラッカーで自分の位置情報を勝手に知られてしまうと、防犯上の危険やプライバシーの侵害など、様々な問題に晒されることになります。こういった問題が一刻も早く解決されることが、待ち望まれています。