石川県の剪定事情

石川県は本州の中央部、日本海側の北陸地方に位置しています。県域は令制国 の加賀国と能登国 に当たり、県庁所在地は金沢市です。人口は約1,200,000人で、総住宅数は520,400戸でその内の310,000戸が持ち家で70％以上もあります。それだけ多くの持ち家があるということは、お庭の付いている住宅も沢山あるということになります。お庭は家を持つ人にとっては重要な場所で、お庭にこだわっているひとが大勢います。石川県の気候は比較的日照時間の短い日本海側気候型なので、その特徴は冬に顕著で北西からの季節風によって気温が低く雪の降る日が多くなります。したがって庭木を選ぶ時には寒さに強い庭木を選ぶ必要があり、庭木の選択肢はそれほど多くはありません。しかし雪が多いということは、和風な家で和風な庭木となるとやはり「松」でしょうか。松は雪に合いますし寒さにも強いので和風な家に住んでいる方は松がいいでしょう。松のお手入れは、生長が止まる10月から1月ごろに枝抜きと芽の剪定、古葉の揉みあげを行います。このように木の種類によって剪定する時期や、手入れの仕方が違うので、松以外を植える人は注意しなければいけません。洋風な庭木で寒さに強いものですとソヨゴやシラカシなど他にも沢山あるので、自分お庭にどの種類が植えてあるのかをしっかりと把握しておきましょう。剪定は基本的に、樹木の生長が止まる冬の間に行うものがほとんどですが、そのため剪定をしてくれる業者はその時期はとても忙しく、春まで予定がビッシリなんて事もありえます。自分で剪定をするのは経験や知識がないと中々出来るものではありません。剪定の時期を間違えたりすると、花の蕾をきってしまって花が咲かなくなってしまったり、果実がならないなどの悪影響を生じてしまったり、場合によっては木が枯れる原因となってしまうため、業者に頼む場合は早めに話しておいたほうが良いでしょう。石川県は雪が多い地域なので、雪の重さで枝が折れる事があります。剪定はそんなトラブルも防いでくれるので、雪が降り出す前に行っておきたいものです。