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屋根カバー工法の費用相場を解説!費用以外の要素も一緒に検討しよう

投稿日:2019-06-27 更新日:2019-06-27

屋根カバー工法の費用相場を解説!費用以外の要素も一緒に検討しよう

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

今の家に住んでいる年数が長いと、少なからず家の状態も悪くなってきます。その中でも、家を雨風などから守ってくれる屋根は、ボロボロになりやすい場所です。

ここでは、長年、今の家に暮らしていて、屋根のリフォームを考えているという方にむけて、屋根カバー工法の費用やメリットやデメリット、優良な業者の選び方をご紹介いたします。リフォームする際に、参考にしてみてください。

屋根カバー工法の費用にかかわる主な要素とその相場

屋根のリフォーム工事をするときの工法に、屋根カバー工法というものがあります。屋根カバー工法とは、今ある屋根の上に新しい屋根を重ねて張るリフォーム方法のことをいいます。すでにある屋根の上に新しい屋根材を重ねるという工法なので、既存の屋根を解体し、張り替える葺き替え工事に比べて、屋根カバー工法は費用を抑えることができます。

依頼する業者や屋根のリフォーム面積などでリフォーム費用は異なりますが、相場は80万円~250万円ほどと見込まれています。屋根カバー工法は、屋根を重ねることになるので重くなってしまうので、既存の屋根の下地状態がよいことが条件となってきます。

屋根材

屋根カバー工法の主な屋根材に、アスファルトシングルやガルバリウム鋼板といったものがあげられます。それぞれの特徴や費用を見比べていきましょう。

屋根カバー工法の費用にかかわる主な要素とその相場

アスファルトシングルは、アスファルトを染み込ませたガラス基板が原料で、そのガラス基板の表面を石粒で塗布してつくられた屋根材です。石粒でコーティングしてあるため、傷つきにくく錆びにくいというメリットがあります。

軽量なため、耐久性も優れています。また、アスファルトシングルは、ハサミなどでカットできる素材なので、加工しやすく複雑なかたちをした屋根にも適しています。費用は6,000円~8000円/㎡ほどとなっています。

ガルバリウム鋼板は、アルミニウム・シリコン・亜鉛を原料としてつくられた薄い鋼の板で、これまでの鋼板よりも耐久性が優れているといわれています。防水や耐震などにも優れており、防火性も高いです。費用はアスファルトシングルと同じくらいで、6,000円~8000円/㎡ほどです。

下地

既存の屋根の上に貼る合板のことを下地とよんでいます。費用は2000円~3,000円/㎡ほどで、既存の屋根の状態によっては下地を省く場合もあります。下地を使うか使わないかで、屋根カバー工法の費用は大きく異なってきます。

防水シート

下地の上に設置する防水シートのことで、ルーフィングとも呼ばれています。もしも、屋根材から雨が侵入してきても、この防水シートがあることで雨漏りの被害から家を守ることができます。必ず設置するシートで、500円~700円/㎡が相場になっています。

また、防水シートは種類によって効果年数が異なっているので、交換時期をメンテナンス時期などに合わせるなど考慮することをおすすめします。

板金

屋根のいちばん上の、とがっている部分に設置する薄い金属性の板を棟板金とよんでいます。ほかにもケラバ板金・谷樋(たにとい)板金などと呼ばれる板金もあり、これらはすべて水の溜まりやすい場所に設置されます。

水の溜まりやすい場所に設置することで、水切り機能や雨の侵入を防ぐ役割を果たしてくれます。相場は3,000円~4,000円/㎡となっています。

足場の設置

足場の設置

屋根カバー工法の費用には、足場の設置費用も含まれています。銅管をつなぎ合わせて組み立てるため、住宅密集地などでは足場が組み立てられない場合もあります。足場は、工事を安全に行うために必要なもので、設置費用が700円~1,500円/㎡です。

カバー工法ができる屋根とできない屋根がある

屋根カバー工法には、むいている屋根とむいていない屋根があります。それは屋根の種類やつくり、野地板の状態によって分けることができるでしょう。自宅の屋根がカバー工法にむいているのか確認してみましょう。

屋根の種類

屋根カバー工法は、上からアスファルトシングルや金属屋根などの軽い屋根を重ねる方法です。表面にでこぼこのない、金属製の屋根やストレート屋根はむいているといえるでしょう。しかし、瓦などのでこぼこした屋根には屋根材を重ねることができないため、カバー工法に不向きといえます。

野地板の状態

屋根の下にある野地板という下地の板の痛みがひどい場合は、屋根カバー工法はむいていません。屋根カバー工法は、屋根の上に屋根を重ねるため、屋根本体を保つ下地が腐食していたりすると落下などの被害が出る可能性があります。

そうなれば、せっかく屋根カバー工法の費用が無駄になってしまい、さらに料金がかかることにもなりかねません。

カバー工法で屋根を直すメリット4つ

屋根カバー工法には、メリットも多くあります。屋根カバー工法のメリットを生かして、屋根の補修を行いましょう。

費用が抑えられる

屋根カバー工法の費用は、葺き替え工事の費用よりも安く抑えることができるのが魅力です。既存の屋根の解体や撤去の必要がないのでその分、費用を抑えられます。

工事期間が短くて済む

解体などの手間が省かれるため、リフォーム日数が抑えられるのも魅力の1つです。また、リフォーム中に雨が降っても既存の屋根があるので、雨から家を守ることができます。

断熱性や遮音性が上がる

屋根カバー工法は、屋根の上に新たに屋根を重ねる工法なので、断熱性や遮音性の向上が期待できます。雨音や飛行機などの気になる騒音も軽減することが可能となります。

カバー工法で屋根を直すメリット4つ

近所とのトラブルになりづらい

屋根の解体や撤去をしないため、騒音も少なく近隣トラブルも回避することができるでしょう。ただ、マナーとして、屋根のリフォームを行う前には近隣の人に声掛けをするようにしましょう。

カバー工法で屋根を直すデメリット2つ

カバー工法を行うにあたって、屋根カバー工法は費用を抑えられたり、リフォーム中のトラブルを軽減したりとメリットばかりではありません。デメリットも把握しておくことで、屋根カバー工法後の対策をすることができるかもしれません。

地震に弱くなるおそれがある

既存の屋根をそのまま残し、その上に屋根を重ねる施工なので屋根自体が重たくなります。その影響で、地震などの揺れが大きくなり屋根が倒壊してしまうおそれがあります。

カバー工法で屋根を直すデメリット2つ

あとで葺き替えが必要になる場合がある

屋根カバー工法をしたあとに、既存の屋根や野地板に激しい痛みが現れ、雨漏りなどの被害が出た場合は葺き替え工事を行う必要が出てくる可能性もあります。屋根が2重構造になってしまっているため、雨漏りの原因や場所を特定しづらくなってしまう欠点があります。

優良な業者を見分けるためのポイント

屋根のリフォームの失敗を防ぐには、信頼できる業者を見つけることです。業者を選ぶポイントは、現地調査や提案力にあります。優良な業者を見分けるために、ポイントを把握しておきましょう。

下地の状態まで調査してくれる

屋根の修理を業者に依頼すると、現地調査を行ってくれます。現地調査では、屋根の劣化部分の状態はもちろん、ほかに修理が必要かどうかまで確認してくれるでしょう。しかし、屋根が壊れている原因は、下地の劣化も考えられるでしょう。

しかし、屋根のうわべだけの調査では発見することができません。屋根材を取り除いて内部まで調査してくれる業者は、安心してまかせてもよいかもしれません。

優良な業者を見分けるためのポイント

状態に合った提案をしてくれる

現地調査は、依頼者が屋根に登って調査することはできません。そのため、実際の屋根がどんな状態なのかわからないことが多いのです。業者によっては、屋根の劣化部分の写真や映像をみせてくれることもありますが、どう直すかはある程度の知識が必要です。

そのため、知識や実績のある業者は、現在の屋根の状態に合った修理方法を提案してくれるはずです。カバー工法をするにあたっても、依頼者が理解した上で行えば安心してまかすことができるでしょう。

また、業者に依頼する際には、1社に絞るのではなく複数業者に依頼して比較してみましょう。屋根カバー工法の費用の比較だけでなく、作業の工程なども詳しく確認することができるでしょう。

まとめ

屋根カバー工法は費用を安く抑えられます。カバー工法は、工事にかかる日数も少なく遮音性や遮熱性を高めることができます。しかし、場合によっては葺き替え工事のほうがよいと判断する必要もあります。費用の相場や屋根カバー工法にむいている屋根なのかなどを頭に置き、判断できない場合は、業者へ1度相談してみましょう。

また、屋根のリフォームを失敗しないためにも優良な業者選びが重要になります。信頼できるポイントを抑え、優良な業者を選びすることでよいリフォームができるでしょう。リフォーム後のメンテナンスのことも考慮し、リフォームの方法を決めることをおすすめします。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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2019-06-27 12:32:50
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