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屋根の葺き替え費用を種類ごとにご紹介!カバー工法の費用についても

投稿日:2019-06-25 更新日:2019-06-28

屋根の葺き替え費用を種類ごとにご紹介!カバー工法の費用についても

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

台風などの自然災害によって屋根が大きく破損してしまうと、雨漏りなどで家がいたみやすくなってしまいます。また、家に長く住んでいると屋根が劣化してしまうことは避けられません。

家を長く大切にするためには定期的なメンテナンスや修繕が必要ですが、損傷が大きいときには屋根の葺き替えをしたほうがよいでしょう。しかし、屋根の葺き替えといっても、コストもかかる上、さまざまな屋根材があるのでなかなか決断できないかもしれません。

屋根の葺き替え費用の相場とその内訳について

屋根の葺き替えとは、現在の屋根を撤去して、新しい屋根材を設置する作業のことです。ここでは屋根の葺き替え費用の相場や、費用の内訳についてみていきましょう。

屋根の葺き替え費用の相場とその内訳について

屋根の葺き替え費用の相場

葺き替えにかかる費用は、屋根の面積や新しい屋根材によって異なります。屋根の広さによって一概にはいえませんが、総額で80万円~150万円ほどとかなり高価な費用になるようです。

屋根の葺き替えには、新しい屋根材だけでなく、古い屋根材の撤去費用もかかります。さらに、施工日数も10日~20日ほどかかるため、人件費も多くなることが考えられます。

屋根の葺き替え費用の内訳

大きなコストのかかる屋根の葺き替え費用の内訳を知っておくと、実際に見積りを確認するときに安心です。もしも、見積りに一式と書かれていたら、具体的な内訳について事前に聞いておくことをおすすめします。

まず、古い屋根材の撤去費用と、廃棄物を処理するためのコストがかかります。相場は1㎡あたり、1,500円~3,000円程度です。

屋根を撤去したあとに下地が劣化している場合は、下地の修繕費用もかかることがあります。また、下地と新しい屋根材の間にルーフィングという防水シートを施すことも多いようです。いずれも1㎡あたり1,000円~3,000円程度が目安となります。

屋根といえば高所の作業になることが多いため、足場の設置が必要なケースもあります。屋根の高さや形状によっては足場が不要なこともあるので、見積りのときに確認してみるとよいでしょう。

そして、屋根の葺き替えをするには新しい屋根材も必要です。必要になる屋根材の量や、材質によって費用は変動します。次の章では、さらに詳しく屋根の葺き替え費用が異なる理由について解説していきます。

屋根の葺き替え費用が変化する要素について

屋根の葺き替え費用は、家の大きさや屋根の形状によってケースバイケースであることが多いものです。そのため、葺き替え費用の相場はわかりづらく、詳しくない人にとっては適正な価格かどうか判断できないかもしれません。

ここでは、屋根の葺き替え費用がなぜ変化するのかを紹介していきます。屋根の葺き替えを検討するときに、自宅の屋根の形状や選びたい屋根材を見直してみてください。

屋根材の価格

屋根材には、昔ながらの家屋によく使われている瓦や、軽量でデザイン豊富なスレート、錆に強いとされているガルバリウム鋼板などさまざまな材料があります。これらの屋根材の材料費によって、屋根の葺き替え費用は変化するのです。

屋根材を選ぶときは初期費用だけでなく、長期的にかかるメンテナンスの費用も視野に入れておきましょう。屋根材ごとの詳しい特徴については3章以降でそれぞれ紹介していきます。

屋根の構造

葺き替えにかかるコストは、屋根の構造によっても大きく変化します。その中で、大きなポイントが3つあります。

1つ目は屋根の面積です。屋根工事の金額は1㎡あたりいくらという相場で計算される場合が多いので、坪数の大きな家や、屋根の面積が広いところは金額が高くなります。

2つ目に屋根の形状もコストにかかわる要素だといえます。例えば、横からみて三角形の切妻屋根は屋根の面が少ないため、比較的安価な場合が多いようです。寄棟屋根のような屋根が4面になっている家や、小さな屋根がたくさんあるものだとコストが高くなる傾向がみられます。

3つ目は屋根の勾配です。屋根の葺き替えは高所での作業になるため、安全のために足場が必要になることが多いです。しかし、屋根の傾きがゆるやかな場合は足場をかけずに工事できるかもしれません。屋根の傾斜が急になると危険性が高まるため、足場のコストがかかることを覚えておきましょう。

屋根の葺き替え費用が変化する要素について

既存の屋根の状態

屋根の葺き替え費用は現在の屋根の状態によっても異なります。まず、屋根材を剥がしたときに下地がいたんでいたら、補修しなければなりません。下地がカビなどで劣化したまま新しい屋根材を設置してしまうと、家がいたむのが進行するおそれがあります。これを機に、下地を修復しておくほうがよいでしょう。

他にも、屋根材によって撤去費用や廃棄費用が異なります。屋根を葺き替えるときには必ず必要になる費用なので、内訳を確認してみてください。

屋根材ごとの特徴と葺き替え費用①:瓦屋根

日本家屋でオーソドックスな屋根といえば、瓦屋根をイメージする人も多いのではないでしょうか。瓦屋根のメリット・デメリットなどを紹介していきます。

屋根材ごとの特徴と葺き替え費用①:瓦屋根

瓦屋根の特徴

瓦屋根のメリットは、何といっても耐久性が高いことでしょう。瓦屋根は数十年にわたる耐久性があるともいわれています。

しかし、瓦屋根はスレートやガルバリウム鋼板と比べると重量があります。そのため、地震の多い日本においては、耐震面でデメリットになることも考えられます。

瓦屋根自体は耐久性にすぐれている屋根材ですが、屋根の防水シートや下地が知らないうちに劣化している場合もあります。そのため、20年程度を目安に屋根の葺き替えをおこなうことをおすすめします。

瓦屋根への葺き替えにかかる費用の相場と内訳

瓦の材質には、陶器やセメントなどさまざまな種類があります。そのため、瓦の種類によっても屋根の葺き替え費用は異なるでしょう。瓦屋根に葺き替えをするときには、100万円~200万円くらいの費用がかかることを想定しておくとよさそうです。

瓦屋根の葺き替えをする際、まだ使える瓦を再利用する「葺き直し」という手段を使う場合もあります。その場合は、材料費がおさえられるので、やや低いコストで屋根を修理することができそうです。

屋根材ごとの特徴と葺き替え費用②:スレート屋根

スレート屋根は新しい家の屋根材としても多く使われているものです。スレート屋根のメリットやデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

屋根材ごとの特徴と葺き替え費用②:スレート屋根

スレート屋根の特徴

スレートとは主にセメントを板状にして塗装した屋根材のことです。スレート屋根は軽量で耐震性にもすぐれているため、多くの家屋で見かけることができます。また、さまざまな色合いがあり、デザインが豊富なことでも人気の高い屋根材です。

スレート屋根は比較的安価でポピュラーな材質ですが、耐久性があまり高くないというデメリットがあげられます。そのため、長く使用するにはこまめなメンテナンスをしなければならず、ランニングコストがかかります。

スレート屋根への葺き替えにかかる費用の相場と内訳

スレート屋根の葺き替え費用は80万円~150万円程度が相場となります。スレート屋根の施工費が比較的安価なので、なるべく屋根の葺き替え費用をおさえたい場合には検討してみてはいかがでしょうか。

スレート屋根を新たなスレートに葺き替えるときには、カバー工法という方法もあります。この方法は、既存の屋根材を剥がさないため、古い屋根の廃棄費用がおさえられるかもしれません。カバー工法については、7章でご紹介します。

屋根材ごとの特徴と葺き替え費用③:ガルバリウム鋼板の屋根

ガルバリウム鋼板は金属の屋根材です。鋼板という板状の鉄に、金属メッキを施したもので、錆に強いといわれています。

屋根材ごとの特徴と葺き替え費用③:ガルバリウム鋼板の屋根

ガルバリウム鋼板の屋根の特徴

ガルバリウム鋼板は錆に強く、耐久性の高い材質です。また、スレート同様に軽いため、家に負荷がかかりにくく、耐震性にもすぐれているというメリットがあります。また、耐熱性も高いため、直射日光を避けられない屋根材にも活用できるのです。

ただし、ガルバリウム鋼板は防音性や断熱性が低いというデメリットもあります。そのため、屋根に断熱材を入れると、屋根の葺き替え費用が割高になってしまうこともあります。

ガルバリウム鋼板の屋根への葺き替えにかかる費用の相場と内訳

ガルバリウム鋼板に葺き替える場合、費用は80万円~130万円くらいかかるようです。ガルバリウム鋼板の葺き替えは1㎡あたり5,000円~8,000円程度とされています。

内訳としては、下地の補修や足場の有無によって費用は変動していきます。また、先ほど紹介したように、断熱材を入れる場合は別途費用がかかることも覚えておきましょう。

トタン屋根は他のものに葺き替えたほうがいいかも…その理由について

トタン屋根は他のものに葺き替えたほうがいいかも…その理由について
トタンは金属の板を亜鉛でメッキしたものです。ガルバリウム鋼板と作りは似ていますが、トタンは耐用年数が短いので、トタン屋根から別の屋根材に葺き替える人も多いそうです。ここでは、トタンを葺き替えたほうがよい理由について紹介していきます。

安さがメリットのトタン屋根はデメリットが多い

トタン屋根は安く手に入ることから、1960年~1970年代に広く普及しました。しかし、安いかわりにデメリットも多くあり、現在では住宅の屋根にトタンが使われることは少なくなっています。トタン屋根が寿命を迎え、屋根の葺き替え費用が新たにかかるというケースもあります。

トタンはガルバリウム鋼板と同様に、断熱性が低く、家の中に熱がこもりやすくなります。また、雨の音が反響しやすいため、天候によってあまり快適に過ごせないかもしれません。

トタン屋根の管理には高い費用がかかることが多い

トタンの表面には防水のために塗装がされていますが、長年メンテナンスをしないと塗装がはがれたところから錆びて屋根に穴があき、雨漏りにつながるおそれがあります。

そのため、こまめに塗装のメンテナンスをする必要があり、かえって維持費が高くなってしまうのです。トタン屋根は10年を目安に塗装をするとよいですが、何度か塗装をすると劣化してしまうこともあります。そのため、トタン屋根は葺き替えの費用が短いスパンで必要になり、ランニングコストが高くなってしまうのです。

屋根の葺き替えより費用が安い!?カバー工法について

これまで紹介したように、屋根の葺き替え費用にはさまざまな内訳があります。その中で、既存の屋根を撤去する費用を省く方法をカバー工法といいます。この章ではカバー工法の特徴や費用について紹介していきます。

カバー工法の特徴

屋根の葺き替えより費用が安い!?カバー工法について

カバー工法とは、既存の屋根の上から防水シートと新しい屋根材を設置する方法です。この方法のメリットは、古い屋根を取り除いたり、廃材を処分したりする費用がかからないという点にあります。

しかし、屋根材が2重になるため、屋根にかかる負荷も大きくなります。そのため、耐震目的で屋根材を軽量化したい場合は注意が必要でしょう。

また、古い屋根を剥がさないため、下地を補修できないというデメリットもあります。施工年数が経過し、下地の劣化が進んでいるおそれがある場合にはあまりおすすめできません。

カバー工法でかかる費用の目安

カバー工法の場合、100㎡ほどの屋根の葺き替え費用は100万円前後であることが多いでしょう。また、カバー工法においても、スレート屋根かガルバリウム鋼板どちらを選択するかによってコストの差が生じます。

カバー工法は葺き替えに比べると費用がおさえられるとはいえ、高額であることにはかわりません。そのため、事前に見積りをとり、工事費の内訳をしっかりと確認しておくことをおすすめします。

まとめ

屋根の葺き替え費用はさまざまな要素によって変化します。屋根の面積や勾配や、屋根材の費用が異なるためです。

屋根の葺き替え費用は高額になるので、見積りに一式と記載されている場合は、詳細な内訳を確認するようにしましょう。屋根工事の費用には、材料費だけでなく、足場代や廃材の処理費なども必要です。

屋根の材質にはポピュラーな瓦や、軽量なスレート、ガルバリウム鋼板などがよく使われています。それぞれのメリット・デメリットを知り、葺き替えるときの参考にしてみるとよいでしょう。屋根の葺き替えについて不明な点があるときは、業者に相談することをおすすめします。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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