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セットでお得に?屋根の塗装の効果と、工事を外壁と一緒に行うワケ

投稿日:2017-11-07 更新日:2018-11-13

セットでお得に?屋根の塗装の効果と、工事を外壁と一緒に行うワケ

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瓦葺の屋根が多くを占める日本の住宅事情ではあまり馴染みがないかもしれませんが、外壁の他にも屋根に塗装を施す施工が普及しています。特にトタンや木材、スレートなどを屋根材に使用している場合、塗装によって様々なメリットを得ることができます。

外壁の塗装を行う際に、一緒に屋根の塗装も済ませてみませんか?本コラムでは、屋根の塗装を行う理由と作業の内訳、外壁とセットで行う利点などをご紹介いたします。

屋根も塗装が必要な理由

外壁だけでなく屋根にも塗装を行う理由は、大まかに分けると『表面の保護』と『雨漏り防止』、『熱の遮断』の三つの恩恵を受けるためです。それぞれ具体的にどんな効果があるかを解説いたします。

表面の保護

 
屋根材の素材によっては、表面をむき出しにしていると風雨に晒されて劣化が早まる場合があります。

例えば倉庫などの屋根に多く使用されているトタン材は、鋼板に亜鉛でメッキを施したものです。亜鉛の被膜が鋼板のサビ付きを防いでくれているのですが、被膜は薄く、衝撃や長期間風雨に晒されることで少しずつ剥がれてしまいます。メッキが剥がれるとその下には剥きだしの鋼があり、外気に触れると急速に酸化し、サビ付き、脆く壊れやすくなってしまいます。

同様に、板張りの木材は水分を吸うことで腐朽し、石材であるスレートもカビやコケが生えるなどすると劣化し、風化し、耐久性が損なわれることになります。

塗装は屋根材の表面に更に新たな塗膜を形成することで、屋根材が直接風雨や直射日光に晒されるのを防ぎ、劣化を抑制する効果があります。屋根材の耐久性を維持するため、定期的に行う必要のある葺き替えの周期を遅らせ、屋根の耐用年数を引き上げることができます。

雨漏りの防止

  
どんなに隙間なく敷き詰めたと思っても、屋根材同士の切れ目にはどうしてもミクロレベルの隙間が生じてしまいます。雨水はこのごく僅かな隙間に毛細管現象によってゆっくりと入り込み、やがて天井裏から染み出してくることがあります。

また寒冷地では、隙間に入り込んだ雨水が夜間に凍りつき、体積を膨張させることで隙間を押し広げ、広がった隙間に更に水が入り込んで膨張……という連鎖で少しずつ大きな隙間を作っていき、最後には屋根の崩壊につながることがあります。

これを防ぐのに効果的なのが、水が入るスペースを先に埋めてしまう方法です。塗装を施すことで、雨水よりも先に塗料が隙間に入り込んで硬化し、水を跳ね除ける効果が期待できます。

熱の遮断

  
屋根は構造上直射日光を直接受けることになるため、太陽光で温められた屋根から室内へ熱が伝わってきて室温を上げることがあります。

太陽光をよく吸収する黒系色から光を反射しやすい白系色へと塗装によって色を変えることで、熱を通しにくい屋根材にすることができます。また塗料の中には遮熱性の高い素材を使って塗るだけで熱を遮断しやすくなるものもあり、高い遮熱効果を期待することができます。
      屋根も塗装が必要な理由

屋根塗装の相場

屋根の塗装を業者に依頼する場合、具体的な費用は業者によってまちまちになりますので、ここではどんな部分に費用が発生するのかをご解説いたします。

塗料材料費
屋根に塗布する塗料の費用です。塗料には『ウレタン系塗料』『シリコン系塗料』『フッ素系塗料』など複数の種類があり、それぞれ価格も異なります。また塗料の使用量は屋根の面積に比例することになりますが、実際に屋根に上って面積を測ることは難しいため、一般的に下記のような計算式を使用します。

1階の床面積 × 係数(1.1~1.7)

係数の部分は屋根材の種類や屋根の形状、勾配などから別途決定されます。屋根が複雑な形状で傾き具合が大きいほどに係数も大きくなるといったイメージです。

仮設足場建設費用
屋根の塗装は高所に上っての作業となるため、家の周囲に足場を建設する場合が多く、その建設費用となります。

屋根の洗浄費
屋根の付いている汚れやコケなどを、高圧洗浄機を使って落としていきます。

養生
塗装する部分以外の場所に塗料が飛び散らないようにマスキングを行う費用です。

塗装費用
塗装の実作業にかかる工賃になります。下塗り、中塗り、上塗り、縁切りなどいくつかの工程に分かれて見積りされる場合が多いです。

相場の変動要因

 
屋根材や塗料の種類のほかにも、相場が変動する要因があります。

例えば雨の多い地域や豪雪地帯では水分や気温に配慮した施工を行う必要がありますし、海が近い地域であれば潮風が金属を錆び付かせるため、防錆性能を高めた施工を行う必要があります。そういった周辺環境を考慮した施工を行う場合は、他の地域よりも費用が高くなる傾向にあると言われています。

屋根塗装で行うこと

塗装作業の工程を上から順番に紹介していきます。

1.下塗り

  
『シーラー』と呼ばれる下塗り剤を塗布していきます。シーラーは上に塗る塗料と下地の屋根材との固着を良くする作用をもった接着剤です。またトタン屋根の場合は先にプライマーと呼ばれるサビ止め剤を塗っておく場合が多いです。

2.中塗り

一般的に屋根の塗装は重ね塗りを施すため、第一段階として『中塗り』を行います。大型・小型のローラーを使い分けて、ムラなく屋根全体を塗装していきます。

3.上塗り

  
中塗りした塗装面が完全に乾燥したら、仕上げとして『上塗り』を行います。作業の内容は中塗りとほとんど同じです。

4.縁切り

  
先項にて塗装の雨漏り防止効果について解説しましたが、屋根材によっては塗装が逆に雨漏りの原因になってしまうケースがあります。

スレート屋根は鱗のように屋根板を重ね葺きしていますが、本来重力に従って屋根の上を流れ落ちるはずの雨水が、一部毛細管現象によってスレートの隙間を遡って入り込んでしまうことがあります。スレート同士の隙間が十分に開いていれば、毛細管現象よりも重力の方が強くはたらくために水が遡ることはありませんが、塗料が隙間を埋めていると、『塗料と下地の間』という極めて小さな隙間に毛細管現象が発生してしまいます。

そこでスレート屋根の場合は『縁切り』という処理を施します。縁切りはスレートとスレートの間で固着した塗装を切り離す作業です。主にカッターなどの刃物を使用して、スレート同士の目に詰まった塗料を切り取っていきます。
現在は縁切りの代わりに、下塗りの段階で『タスペーサー』と呼ばれる樹脂製の部材を挿し込むことで、あらかじめスレート間の隙間を確保する施工が一般的とされています。
      屋根塗装で行うこと

外壁塗装と一緒に済ませる理由

屋根の塗装工事は外壁の塗装を行う際に一緒に済ませたほうが良いと言われています。

理由としては第一に、費用が抑えやすいためです。屋根の塗装には前述の通り、高所で作業をするための足場の設置が必要になります。また外壁塗装においても、壁の高い場所を塗るためには足場を組んで上ることになります。屋根と外壁の塗装を一挙に行うのであれば、組んだ足場を流用することができるため、単純に足場の設置費用が1回分で済むというわけです。

また、外観の点においても外壁と屋根は同一のタイミングで塗装を行うことをおすすめします。塗装を行えば、程度の多少はあれども確実に屋根や壁の外観は変わります。真新しい塗装と長期間の風雪に耐えた塗装とでは発色が全く異なりますし、塗装直後特有の美しい光沢は日を経るごとに褪せていきます。

そのため、例えば屋根だけを塗装した場合、外壁との風合いの違いが傍目にもアンバランスな印象を与えることになってしまいます。経年変化を統一するというのは美観を保つうえで重要なことなのです。

まとめ

ここまでご紹介した屋根の塗装の諸々について、要点を下記にまとめます。

・塗装の目的は屋根材の保護と水や熱の遮断
・塗装施工には高圧洗浄や足場の設置などの前準備が必要
・塗装の工程は大まかに分けて下塗り、中塗り、上塗り、縁切りの四つ。近年ではタスペーサーを使用することで縁切り不要の塗装工事も存在する。
・外壁の塗装と一緒に済ませることで、足場の設置費用を省いたり外観の経年変化を統一する効果が期待できる。

外壁の塗装をお考えの際には、是非屋根の塗装もセットで行うことをご検討ください。業者に依頼するにあたってセットでの塗装を希望することで、更に費用を抑えたプランを提示してくれるかもしれません。

外壁塗装を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「外壁塗装」をご覧ください。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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2018-11-13 16:00:38
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シェアリングテクノロジー株式会社

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