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吹き付け工法を外壁に用いる場合の利点・難点・適するケースとは?

投稿日:2017-11-02 更新日:2018-11-13

吹き付け工法を外壁に用いる場合の利点・難点・適するケースとは?

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建物の外壁に塗装を施す際、多くの場合『吹き付け工法』と『手塗り工法』の二つのうちからどちらで施工するかを選択することになるかと思われます。それぞれ異なる特徴を持ち、メリットとデメリットが明確に分かれているため、自分の持っている施工のイメージや建物の周囲の環境を考慮しつつ、最適な施工方法を決定する必要があります。

本コラムでは、特に吹き付け工法を外壁に施す場合に焦点を絞り、概要と利点、どんなケースに適しているかなど、塗装選びに役立つ知識をご紹介いたします。

吹き付け工法とは

まずは吹き付け工法が具体的にどのように塗装を施す工法なのかについて概要をご説明いたします。吹き付け工法とは、塗料を充填した専用機器『スプレーガン』を使用し、外壁に直接塗料を吹き付けるようにして塗装していく工法になります。

スプレーガンで均一に塗料を吹き付けていくため、手塗り工法と比べると広い面積に対して短時間で塗装を行うことができるという利点があります。施工時間が短く済むため、吹き付け工法での外壁塗装は費用を抑えやすいのも大きな特徴です。

ただし、周辺の環境によっては吹き付けが適さない場合もあり、特に住宅の密集する地域ではほとんど用いられることのない工法と言われています。
      吹き付け工法とは

吹き付け工法のメリット・デメリット

メリット

・短時間で広い面積を塗装できる
スプレーガンを使用して塗料を吹き付けるため塗装の時間効率がよく、ローラーを用いる手塗り工法と比べて2倍から3倍の効率で素早く広範囲を塗ることができます。倉庫や大型施設など、とにかく外壁の面積が広い場合などは、吹き付け工法によって時間を短縮できるメリットは計り知れません。

・施工費用を安く抑えやすい
上記の時間対効率のよさは施工期間の短縮につながり、施工に携わる作業者の人件費を抑えることにもつながります。塗料が別の場所に付着するのを防ぐために必要な『養生』という作業は手塗り工法よりも慎重に行わなければならないため、養生に時間はかかってしまいますが、それを加味したうえでも施工期間は手塗り工法より短くすることができます。

・狭い場所でも問題なく施工が可能
吹き付け工法を外壁に用いる場合、必要な機材はスプレーガン一つだけです。そのため人がひとりやっと通れるような狭い場所においても問題なく塗装を施すことができます。

デメリット

・使用する塗料の量が多い
吹き付け工法ではスプレー噴射で飛沫化した塗料を吹き付けるため、どうしても一定量の塗料は外壁に付着せずどこかへ飛んでいってしまいます。当然、外壁に付着しない分の塗料は無駄になってしまいます。

一説には噴射によって塗装できる塗料は全体の80%程度と言われており、残りの20%は空中に飛散するそうです。そうなると、無駄になる分をあらかじめ考慮した量の塗料を用意する必要があり、手塗り工法に比べて材料費が高くなりがちになります。

・養生に手間がかかる
前述の通り吹き付け工法は狙った場所にピンポイントで塗料を付着させることが難しく、塗料が付着すると困る場所には事前にシートなどで覆いを施す必要があります。『養生』あるいは『マスキング』と呼ばれるこれらの作業をしっかり行わないと仕上がりがきれいにならず、そのため高い養生技術を持った作業者が必要になります。
塗料の予想飛散範囲はかなり広いので、塗装面積以上に広範囲を養生しなければならないことも難点です。

・周辺への配慮が難しい
飛散した塗料の行き先は風任せなので、下手をすると公道や周辺民家の敷地にまで飛沫が届いてしまう場合があります。塗料は一度付着すると除去が大変なため、他の家の敷地や壁を汚損してしまったなんてことになれば当然クレーム案件にもなり得ます。そのため、民家の密集する住宅地では原則吹き付け工法は使用に適しません。またクレームのリスクを嫌い、吹き付け工法自体を取り扱っていない業者も珍しくないというのが現状です。
      吹き付け工法のメリット・デメリット

手塗り(ローラー)工法との比較

手塗り工法とは、ローラーや刷毛を使って外壁を塗装していく施工方法のことです。塗料を液状のまま扱うため飛散するリスクが低く、塗りたい場所にピンポイントで塗ることができるのが特徴になります。吹き付け工法と違い外壁以外の場所に塗料が付着しにくいので、養生作業も最低限で済ますことができ、塗料を無駄なく塗装に使えます。

吹き付け工法と比較した場合、手塗り工法が明確に有利となる点は下記の通りです。
・塗料の量を節約できる(材料費の削減)
・最低限の養生で、周囲に飛散するリスクを抑えて作業ができる
・ローラーで均一に塗る作業は高い技量が不要で、対応可能な業者が多い

上記で紹介したメリット・デメリット以外にも吹き付け工法の方が有利となるケースが存在します。例えば塗装を何層にも重ねて厚塗りしたい場合、ローラーよりもスプレーを吹いたほうが圧倒的に簡単に厚塗り出来るため吹き付けの方が有利です。塗装表面に凹凸をつけ、立体感のある仕上がりにしたい場合などは、手塗り工法では対応できないことがあります。
      手塗り(ローラー)工法との比較

結局どちらを選ぶべき?

結論から申しますと、手塗り工法と吹き付け工法、外壁にどちらを用いるべきかはケースバイケースです。

建物が大型で外壁の面積が広い場合は、施工期間や費用の面で吹き付け工法に軍配が上がることが多いとされています。また手塗り工法は外壁に直接触れる必要がある都合上、高い位置の塗装には足場を組む必要があったり、長い柄を持つ大型のローラーが必要になる場合があります。そのため、塗装場所が入り組んでいたり立ち入れるスペースが狭いと必要機材を搬入出来ず、手塗り工法が使用できないこともあります。

逆に、住宅の密集している地域では吹き付け工法を選ぶ機会はほとんどありません。また花壇やオブジェなど絶対に塗料を付着させられない物がある付近などでも手塗り工法を用いることになります。

また塗装面の仕上がりを立体的にしたい場合、厚塗りを施したい場合は吹き付け工法が適しています。特に凹凸のある表面仕上げは、吹き付け工法でしか実現できないものだとされています。

まとめ

吹き付け工法を軸に外壁塗装の基礎知識をここまでご紹介いたしました。ポイントとなる部分を以下にまとめます。

・吹き付け工法は外壁にスプレー噴射で塗料を吹き付ける工法。安く、早く、広範囲や狭い場所を塗装するのに適している。
・吹き付け塗装は塗料の飛散リスクが高く、住宅密集地などでは手塗り工法の方が適する場合が多い。
・凹凸仕上げなど、吹き付け工法でしか実現できない表面仕上げもある。手塗り工法とどちらを選ぶかは周辺環境への考慮が必要。

吹き付け工法は施工に高い技量を要求されるため、均一で美しい仕上がりを得るためには信頼できる業者を選ぶことが大切です。外壁塗装を失敗しないためにも、ノウハウと実績の豊富なプロに依頼しましょう。

外壁塗装を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「外壁塗装」をご覧ください。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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