外壁にコケがびっしり!大切なマイホームを守る方法とは?

2021.4.30

外壁にコケがびっしり!大切なマイホームを守る方法とは?

雨の日が長く続くと、あちこちにコケが生えてくることがあります。コケはジメジメした場所を好み、庭先などに生える場合が多いです。京都では苔寺と呼ばれているコケの生えた庭の美しい寺院も多くあり、人気があります。

しかし、コケは決して地面だけに生える美しいものというわけではありません。ブロック塀や家の外壁にまでも生えて、見た目を害する場合があるのです。地面に生える場合には、そこまで気にはならず、すぐに取り除くことができます。

しかし、自宅の外壁がいつの間にかコケの緑一色になってしまうと、せっかくのマイホームががっかりした状態になり、どうしていいのか困ってしまいます。

そこで今回は、どうして外壁にコケが生えるのか、生えた場合はどうきれいにすればよいのかなどをご紹介していきます。

外壁にコケが発生する原因

コケは胞子が飛んでいき、それが外壁に付着することで繁殖することがあります。
都心などではあまり見かけませんが、自然の多い場所ではコケも多くあるため、放出される胞子も多いです。また、水気の多い川や山などでも胞子が多く発生しやすいです。

コケは、水分と栄養分があればどこでも成長できます。そのため、太陽の光が当たらない影に水分さえあれば、いつの間にか生えているという状態になります。外壁がでこぼこしているとさらに胞子がつきやすく、一層発生しやすい環境となります。
      外壁にコケが発生する原因

外壁にコケが発生したら塗装の目安?

コケは築3~5年でも環境次第では発生します。しかし、10年も経つとほぼどの住宅でも発生してしまいます。なかなか太陽の光が当たらない北側や、給湯器の回りなどは雨の流れたような線のように緑色のコケが生えます。「外壁の汚れかな?」と思われがちですが、雨の汚れ以外にもコケの影響が大きいです。

外壁にコケが発生するということは、塗膜性能の劣化から防水性が低下しているということです。コケ自体は外壁などを傷める要因ではありません。しかし、コケの発生で常に水分を多く含んでしまうことになり、塗装の劣化に繋がってしまうのです。

そのため、コケが発生したら塗料の目安と言えるでしょう。
その際は、「バイオ洗浄」を行ってから塗装します。バイオ洗浄とは高圧洗浄でも落ちない汚れやコケを落とす方法で、殺菌消毒作用もあるので洗浄後長く美しさを保つことができます。

ただし、塗装する際の塗料の選び方にも注意が必要です。いくらバイオ洗浄しても、不適切な塗料では数年でまたコケが生えるでしょう。そのため、防カビ・防藻の性能がある塗料を選んで防ぐ必要があります。
      外壁にコケが発生したら塗装の目安?

外壁のコケをきれいにするには?

コケは自分でも簡単な掃除できれいにすることができます。
掃除の方法をご紹介します。

必要な道具

・ホース
・バケツ
・漂白剤(中性洗剤)またはカビ取り剤
・不要な歯ブラシなど柔らかいもの(背の高い部分の場合は枝が伸びるもの)

掃除方法

①ホースで壁全体を濡らし、大きなゴミや泥を落とします。

②バケツに洗剤を入れて薄めておき、歯ブラシなどでこすります。このときに、こすりすぎないように気を付けましょう。外壁を傷つける場合があります。

③再度ホースを使用して洗剤を洗い流します。漂白剤はすすぎが甘いと金属の腐食を招くおそれがあるので、しっかり洗い流しましょう。

高圧洗浄機を使用しての掃除

手でこするのも体力が必要です。また、広い外壁全体をきれいにするのは骨が折れます。

そのため、高圧洗浄機を使用することをおすすめします。水圧が高いほど汚れは落ちます。どの製品がいいのか迷ってしまう場合は「吐出圧力」をご覧ください。通常使用するぶんには7Mpa以上あれば問題なく使用できます。、ホースの長さは10メートル以上のものを選ばれると2階の高さまで簡単に掃除できるでしょう。

ただ、外壁を傷めるおそれがあるので、こまめに水圧を変えて使用することをおすすめします。また、自分へ跳ね返ってくる汚れや水しぶきのことを考えて、レインコートなど濡れてもよい服装をし、ゴーグルなどを付けるとよいでしょう。
      外壁のコケをきれいにするには?

外壁にコケを発生させないための予防方法

コケが発生するたびに掃除して取り除くのは大変です。そこで、発生を抑える予防方法をご紹介します。

外壁に塗料を塗る

コケが発生しない塗料も作られているので、その塗料を塗装することでコケの発生を防ぐことができます。自分で塗るのはとても大変で技術が必要なので、業者にご依頼されるのがよろしいでしょう。

外壁をシンプルなものにリフォームする

でこぼこの多い外壁にはどうしてもコケが発生しやすいので、外壁をリフォームしてみましょう。あまりにも掃除の回数が多い場合や、塗料を何度も塗り替えている場合はリフォームしてみる方が塗り替え費用を考えるとお得になるかもしれません。

定期的な検査をする

自分ではなかなか気づかない外壁の状態は、専門の業者に検査をしてもらいましょう。
コケだけでなく、いまの外壁の問題が分かるかもしれません。3年ごとの検査が一番良いとされており、一番汚れが目立ってくる時期でしょう。

業者を選ぶ際は、見積りをしっかりとってくれる業者を選びましょう。必要な工事内容を真摯に伝えてくれることで、安心して依頼できる業者ということがわかります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は外壁にコケが発生する原因やきれいにする方法などをご紹介してきました。

外壁は家の顔とも言わる部分です。そこがコケで緑色に変色しているとどうしても汚く見えてしまいます。手の届く場所であれば自分で掃除できるかもしれません。しかし、2階建ての住宅の場合は脚立などが必要になり、危険な作業になります。

その際は、業者に依頼するのも手です。今の外壁の状態をしっかり検査してもらい、必要なコケ対策をしてくれるでしょう。

外壁塗装を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「外壁塗装」をご覧ください。

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