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モニエル瓦には塗装が必要!塗装の際に注意すべきこととは

2018-09-27

モニエル瓦には塗装が必要!塗装の際に注意すべきこととは

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日本住宅の屋根といえば、黒く艶やかな「瓦」が有名ですよね。耐震性の観点から重量のある瓦が使われる機会は減る傾向にありますが、それでも今なお根強い支持を受けている人気の屋根材です。

独特な風合いが魅力の瓦ですが、瓦のなかには塗装が必要なものがあることをご存知でしたか?もしも塗装が剥がれたまま放置していると、雨漏りや瓦の破損の原因になってしまうかもしれません。

本コラムでは、塗装が必要な瓦の一種である「モニエル瓦」について解説します。モニエル瓦の塗装の必要性を再確認して、ご自宅の屋根のメンテナンスを検討してみてください。

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モニエル瓦の特徴

瓦というと焼き物でできているものが代表的ですが、実はほかにもさまざまな材料でつくられた瓦が存在します。コンクリートでつくられた「セメント瓦」の一種に、「モニエル瓦」というものがあります。

モニエル瓦は、コンクリート製の瓦の上に「着色スラリー」という特殊な着色剤を厚塗りした瓦のこといいます。モニエルというのはこの瓦を日本で販売していた海外の会社から取った名前です。また、モニエル瓦のほかに「クボタ洋瓦」、「スカンジア瓦」という名前でも呼ばれることがあります。

モニエル瓦の最大の特徴は、瓦の表面に厚塗りされた着色スラリーによる「スラリー層」が形成されていることです。通常のセメント瓦に比べると、スラリー層がある分雨風に強く、耐久性が高くなっています。

さらに、スラリー層があるおかげで塗装のノリがよく、カラフルな色合いをつくりやすいというデザイン面でのメリットも見逃せません。

スラリー層によるさまざまなメリットをもつモニエル瓦ですが、スラリー層がもたらすのは利点ばかりではありません。モニエル瓦特有の塗装のトラブルというものもあります。

モニエル瓦に起こるトラブルについて考えるために、まずはなぜ塗装が必要なのか確認しておきましょう。

モニエル瓦の特徴

モニエル瓦はなぜ塗装が必要なのか

モニエル瓦は表面をスラリー層によって保護されていますが、スラリー層とは別に塗装も必要になります。モニエル瓦は塗装をしておかないと、急速に劣化してしまう可能性があるのです。

モニエル瓦の表面を覆うスラリー層は、主にセメントと砂を混ぜたものでできています。イメージ的には、セメントでできた瓦にさらに薄いセメントを被せているようなかたちです。

その薄さゆえ、スラリー層は非常にもろく、指で触るだけで砕けてしまいます。当然このままでは雨風に耐えられるはずもないため、スラリー層をさらに保護するための塗装が必要になるというわけです。

モニエル瓦に限らずセメント製の瓦は一般的に防水性がなく、屋根に葺く場合は必ず塗装をしなければなりません。モニエル瓦はほかのセメント瓦よりも雨風に強いことが特徴ですが、その耐候性は塗装によって確保されているのです。

モニエル瓦はなぜ塗装が必要なのか

モニエル瓦の塗装が剝がれる原因とは

劣化を防ぐためには必ず塗装をしなければならない一方で、モニエル瓦は塗装のトラブルの起こりやすい瓦でもあります。モニエル瓦の塗装には踏まなければならない手順があり、それを抜かしてしまうと塗装が剥がれやすくなってしまうのです。

前述のとおり、モニエル瓦の表面には着色スラリーによる層ができています。塗装をおこなう際は、着色スラリーに塗料をしみ込ませるかたちで塗っていくこととなります。

しかしこのとき、塗料の量が十分でないと、塗料の浸透が着色スラリーの層で止まってしまい、その下の瓦本体にまで届かないまま塗装が終わってしまうことがあるのです。

塗料はスラリーを下地に定着させる接着剤も兼ねているため、塗料の量が足りないとスラリー層は瓦本体に定着せず浮いてしまうことになります。

この状態で年月が経過し、長期間の雨風にさらされると、スラリー層ごと塗装が剥がれてしまう可能性があるのです。塗装は本来10年程度保つはずですが、塗料自体にどれだけ耐久性があっても、塗った場所ごと剥がれ落ちてしまっては意味がありません。

このトラブルの厄介なところは、塗料がしっかり瓦本体にまで染みわたっているか、見た目には判断が付きにくいという点です。大抵の場合、塗装がスラリー層ごと落下してから、はじめて塗装が不十分であったと気づきます。

塗装が剥がれたモニエル瓦は、急速に劣化しひび割れていき、雨漏りの大きな原因となります。塗装の剥がれによって瓦が破損してしまってからでは、修理のほどこしようがなく手遅れになるかもしれません。

モニエル瓦の塗装が剝がれる原因とは

塗装するときの注意点

セメント系の瓦は本体に防水性がないため、塗装によって表面をコーティングし、水が浸透しないようにしておく必要があります。多くの場合、塗装は瓦本体よりも早く寿命を迎えるため、防水性を維持するには定期的な再塗装が必須です。

モニエル瓦の塗装は、約10年で劣化し防水性を失うとされています。そのため10年周期のメンテナンスとして、古い塗料を除去したあと再塗装をおこなうことになります。再塗装の際は、モニエル瓦特有の注意点を気にかけておきましょう。

メンテナンスが必要な時期になると、モニエル瓦は塗料だけでなくスラリー層も劣化しています。そのため、古い塗料だけでなく、塗料のしみ込んだスラリー層も一緒に除去しなければなりません。

モニエル瓦を再塗装する際に陥りがちなミスが、古いスラリー層を完全に除去しきれないまま再塗装をおこなってしまうことです。

瓦の表面に古いスラリー層が残ったまま新しいスラリー層を敷きなおして再塗装してしまうと、もろくなった古いスラリー層と一緒に新しいスラリー層も剥がれ落ちてしまう可能性があります。

再塗装をおこなう際は、高圧洗浄機などを使ってしっかりと古いスラリー層を剥がしきり、瓦本体が見えている状態で新しいスラリー層を敷くようにしましょう。

また古いスラリー層を除去するとき、大量のセメントくずが出ることになります。粉末状になったセメントくずを吸い込んでしまうと気管支を傷める原因にもなるため、防塵マスクなど気管支を守る工夫が必要になります。

.塗装するときの注意点

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まとめ

モニエル瓦とは、セメント製の瓦の上に「着色スラリー」と呼ばれる薄いセメントの層を重ねた瓦のことです。通常のセメント瓦よりも雨風に強いことが特徴ですが、スラリー自体は非常にもろいため、塗装によって保護する必要があります。

モニエル瓦を塗装する際は、スラリーが層になっていることに注意して、瓦本体まで十分に塗料が浸透するよう気を付けなければなりません。また、再塗装の際には古いスラリー層を完全に除去してから塗装をおこなうようにしましょう。

モニエル瓦の塗装は個人でおこなうことも可能ですが、ある程度高い技術が必要になります。個人での施工に不安がある場合は、瓦工事の専門業者に依頼することも検討してみてください。

瓦工事を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「瓦工事」をご覧ください。

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