盗聴器が取り付けられる場所はここ!あなたの家や事務所は大丈夫?
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みなさんは盗聴器が取り付けられる可能性がどれだけあるか、考えたことはありますか?「そんなに簡単に盗聴器なんて取り付けられるわけないよ」と思うかもしれませんね。
しかし、盗聴器は気づかないうちにみなさんの身近に取り付けられていることがあるのです。今回は、盗聴器の設置場所や、見つけ方を紹介します。
「なんだか最近無言電話が増えたかもしれない……」なんてことは盗聴器が取り付けられているサインかもしれません。このコラムで、盗聴器対策をしてみてはいかがでしょうか。
目次
そもそも盗聴器が取り付けられるのは何のため?
家に帰ってきたら突然電話が鳴る……それが何度も繰り返されたらとても怖いですよね。もしかしたらそんなときは盗聴器が取り付けられているかもしれません。
盗聴器が取り付けられるのにはさまざまな理由があります。
・他人がどんな生活をしているか知りたいという好奇心から
・空き巣犯人が家のなかに入り込むときに人のいない時間を把握するため
・他人のことが信じられなくなって、その人の行動を調べようと思ったから
・好意を持っている人のことを逐一知っておきたいため
・自分に有益な情報を知りたいから
周りで頻繁に何か情報を聞き出そうとしてくる人がいたら、盗聴される可能性があります。盗聴器の設置場所になりそうなところはないか、家のなかをあらかじめ確認しておくほうがいいかもしれません。
こんなときは盗聴器があるかも!
「盗聴器があるかもしれない……」そんなふうに思うときは、何かしらきっかけがあるのではないでしょうか。この章では盗聴器があるかもしれないと感じるきっかけについてご紹介していきます。
盗聴器が仕掛けられていると気づくきっかけになる状態には以下のものがあります。
・テレビやラジオノイズが入る
・固定電話を使っているときにノイズが聞こえる
・コンセントの部分に今まで無かった機械が取り付けてある
・コンセントの部分にいじられた跡がある
・無言電話や留守番電話の録音が増えた
このようなことが増えたら、まずは盗聴器の設置を疑ってみてください。もし本当に設置されていたら皆さんの情報が筒抜けになっています。早めに盗聴器の設置場所を突き止めることが大切です。
よく盗聴器が取り付けられる場所:一般家庭の場合
では実際に取り付けられやすい盗聴器の場所をみていきましょう。
一般家庭の場合、設置が簡単な2又、3又コンセントの差し込み口や内部などに取り付けてあることが多いです。もしも見慣れないものが取り付けられているコンセントを見つけたときには、盗聴器が取り付けてあることを疑ってみてください。
ほかにも、電話線に延長コード型の盗聴器をつないで、電話の内容を盗み聞きしていることもあります。また、ぬいぐるみのなかや机の裏、電話機や配電盤の内部など人目に付きにくい場所に盗聴器を取り付けることも多く見られます。
家のなかに入り込みにくい場合には、郵便受けなど外からでも設置できる場所に盗聴器があることもあるので注意が必要です。
よく盗聴器が取り付けられる場所:オフィスの場合
盗聴器を取り付けられるのは何も一般家庭だけではありません。オフィス内でも盗聴器が取り付けられることは十分考えられます。
オフィス内でも、取り付けられやすい盗聴器の場所は一般家庭とそこまで変わりません。延長コードや2又、3又コンセントの差込口や内部は定番の設置場所です。
オフィス特有の設置場所は、電卓やボールペンなど、業務で使う道具です。仕事で必ず使うアイテムに盗聴器を取り付けられていたら、気づかずに使い続けてしまいますよね。もし皆さんの身の周りに少しでも何か違和感があるときには、身の周りのものをチェックしてみる習慣をつけるとよいでしょう。
盗聴器を見つけたらどうしたらよい?
もしみなさんの生活圏内で「これ、盗聴器かも……?」と不振に思ったものがあったら、まずは本当に盗聴器かどうか確認してみてください。
取り付けてある不審な機械が盗聴器かどうかの確認は、FMラジオを使うと簡単にすることができます。盗聴器のなかにはFMラジオで使われている電波を発しているものがあり、FMラジオの電源を入れて周波数を変えていると、盗聴器の音を拾うことがあります。そのまま部屋を出ても、その室内の音が聞こえてきたら盗聴器が取り付けられていたといえます。
ほかにも、市販の盗聴器発見器を使って盗聴器の場所を確認することができ、取り付けられた場所も正確に見つけることができます。現在では手ごろな盗聴器発見器もありますので、防犯用に1つ持っていてもいいかもしれません。
不審な機械が盗聴器だった場合、盗聴器を取り外さなければみなさんの情報は筒抜けになったままです。なるべく早く外して処分するようにしましょう。
確実に見つけるためには業者に依頼を
取り付けられている盗聴器の場所を見つけた場合、少しでも早く外してしまいたいですよね。2又、3又のコンセントなどに取り付けられている場合は比較的取外しも簡単だといわれています。しかし、電話機や配電盤などのなかに設置されていたら、取り外すときにもとの機械を壊してしまうおそれもあります。
もし自分で盗聴器を取り外すのが不安なときは、業者に作業を依頼しましょう。豊富な知識と経験を持った業者は、電話や配電盤を壊さずに盗聴器を取り外してくれます。
盗聴器の在りかが分からない場合に調べてくれる業者もあります。「あ、盗聴されているかもしれない……」と感じたときには、早めに業者に相談してみてはいかがでしょうか。
まとめ
盗聴器は気づかないうちに身近な場所に取り付けられているおそれがあります。だからこそ、少しでも違和感があったら盗聴器がないか確認しておきましょう。
今回のコラムでは取り付けられやすい盗聴器の場所や、個人での見つけ方も紹介しています。それでも「盗聴器が見つけられるかどうか分からない」と不安になるときは、業者に依頼することを考えてみてくださいね。
盗聴器調査を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「盗聴器調査」をご覧ください。
※対応エリアや加盟店によって変わります