生活110番ニュース 各種調査

このエントリーをはてなブックマークに追加

耐震基準ってどんなもの?これからの家と家族を守るためには

投稿日:2019-01-22 更新日:2019-01-22

耐震基準ってどんなもの?これからの家と家族を守るためには

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

相談・お見積りはこちらメールでの無料相談はコチラLINE

日本国内では近年震度6クラス、またはそれ以上の地震が何度か起こっています。もし、このような地震で建物が倒壊してしまえば、大きな被害をもたらすでしょう。

では、大きな地震が来たとき、ご自宅は大丈夫といい切れるでしょうか?現在住んでいる建物が耐震基準を満たしているか、ご存知の方は少ないかもしれません。

このコラムでは、大切な家族や家を守るための耐震基準がどのようなものかご紹介していきます。

フロアコーティングのおすすめサービス

現在の耐震基準はどうなっているの?

耐震基準は1981年6月1日を境に、大きく変化をみせました。その基準を「新耐震基準」と呼び、1981年5月31日以前の耐震基準を「旧耐震基準」といいます。ここではそのうち、現在の耐震基準である新耐震基準について詳しく見ていきます。

現在の耐震基準である「新耐震基準」

現在の耐震基準は、大きな地震が来たとしても、建物の倒壊などで人に被害がでないことが前提とされています。つまり、震度6強から震度7程度の地震が発生したとき、建物が倒れたり崩れたりせず、震度5程度の地震ではびくともしないくらいの基準です。

また、新耐震基準では税金に関しても優遇されています。新耐震基準を満たしている建物ならば、住宅ローンの減税の対象になるのです。これには何年経過していたとしても、新耐震基準を満たしていると証明する「耐震基準適合証明書」が必要です。

この証明書があれば、不動産取得税や登録免許税の減額や、地震保険の耐震診断をする際の割引対象となります。

現在の耐震基準はどうなっているの?

旧耐震基準から現在の新耐震基準に変わるまでの経緯

旧耐震診基準が施行されるきっかけとなったのは、1968年に起きた十勝沖地震でした。震度6弱を記録したこの地震は、多くの被害を及ぼしました。そのため、旧耐震基準では震度5程度の中規模地震で倒壊しないことを基準としていました。

このときは、これ以上大きな地震がくるなんて思ってもみなかったのかもしれません。具体的にはマンションなどの鉄筋コンクリートをより丈夫になるよう強化したり、一軒家もコンクリートの布基礎にすることを義務としました。

しかし、1978年に起きた「宮城沖地震」では震度5にもかかわらず、建物の倒壊被害が相次ぎました。このような経験から、1981年にさらに大きな地震を想定した新耐震基準が施行されました。これは大きな基準の変化といってもよいでしょう。

そのように、新耐震基準が施行されたにもかかわらず、1995年に起こった阪神・淡路大震災ではたくさんの建物が倒壊してしまいました。この阪神・淡路大震災での死者のほとんどが、倒壊した建物や家具の下敷きになったことが原因と考えられています。

倒壊した建物には旧耐震基準のものだけでなく、新耐震基準で建てられた木造の建物も含まれていました。そのため、2000年に新耐震基準の見直しがおこなわれたのです。木造住宅の壁の配置がバランスよくおこなうことや、接合部が地震で壊れてしまわないように、計算をもとに仕様を決定することなどが新たに追加されました。

新耐震基準の家はどこで見分けたらよい?

現在住んでいる家が新耐震基準を満たしているかを、どのように見分けたらよいのでしょうか。見分ける方法をご紹介します。

建築確認済証の交付日が1981年6月以降

新耐震基準を満たしているかどうか見分けるひとつの手段として、「建築確認済証」の確認をすることが挙げられます。建築確認済証とは、建物を建築するときに市町村が建築基準法などの法律に違反していないかチェックして、承認が下りれば発行される証明書です。

この建築確認済証の項目でチェックするのが、「着工した年月日が1981年5月31日以前ではないか」ということです。新耐震基準が制定されたのは6月1日なので、それより前であれば新耐震基準を満たしていないことになります。

建物はこの証明書が発行されてから着工し、完成に至ります。建物が完成した年月日ではないので、注意しましょう。

木造住宅の場合は2000年6月以降

もうひとつの見分け方は、木造住宅の場合「2000年6月1日以降に建築確認済証が交付されているか」ということです。さきほども述べましたが、新耐震基準は2000年に見直され、さらに安心して住むことができる耐震基準となったからです。

新耐震基準の家はどこで見分けたらよい?

新耐震基準の家でも油断は禁物!耐震診断のススメ

現在住んでいる家が新耐震基準を満たしていたとしても、絶対に大丈夫とはいい切ることはできません。人間が年をとるのと同じように、建物も雨風にさらされ劣化していきます。新耐震基準を満たしていたとしても、建物の劣化を見逃してしまうと大きな地震が来たときに大きな被害を受けるかもしれません。

少しでも不安を感じる方は、耐震診断を受けてみてはいかがでしょうか。プロに診断してもらえれば、安心して暮らせる住まいを手にいれることができるでしょう。耐震診断では、建物の構造や設計図などをもとに建物が大きな地震に耐えうるかを調べます。具体的に何を調べるかというと、以下のような項目が一例となります。

・壁や柱などがひび割れていないか
・雨漏りなどによってシミができていないか
・建物は地面に対してまっすぐ建っているか
・ドアや窓の立て付けは悪くないか
・壁やベランダなどの劣化具合はどうか
・壁のコンクリートの厚みは適切か
・設計図通りにつくられているか

このようなことを満たしているか、プロが知識と経験によって診断してくれます。時間や費用はかかりますが、地震による被害を少しでも軽減するための重要な一歩です。

もしかしたら耐震工事が必要かも。その工事内容とは?

耐震診断の結果を受けて、現在住んでいる家が耐震基準を満たしていないと判断されたとき、耐震工事をおこなう必要があります。耐震工事と聞くと、「家を壊して、大掛かりな工事になってしまうのではないか……」などと、不安に思う方もいるでしょう。耐震工事とは、どんなことをおこなうのでしょうか。

ほとんどの耐震工事は、部分的におこなうことが多いようです。例を挙げると、以下のようなものがあります。

・基礎のコンクリートを補強・補修する
・耐力壁を取り入れて壁を補強する
・柱にシートなどを巻いて補強する
・鉄骨ブレースを取り付けて補強する
・屋根材を軽量のものに交換する

これらの耐震工事も各自治体から助成金を受けることができる場合があります。耐震工事に取り掛かる前に、一度自治体に相談してください。

手軽にできる!耐震セルフチェック法

プロに相談する前に、ご自宅が耐震基準を満たしているかどうかセルフチェックすることもできます。専門的な部分に関してはプロに依頼するほうがよいですが、セルフチェックをしておくと気になる箇所をプロに伝えることができますよね。

また、大切なご自宅なので、自分の目でも確認しておきたいという方もいるでしょう。そこで、セルフチェックの方法をご紹介していきます。以下のポイントを確認してみましょう。


・屋根は土葺きの瓦などの重いものが使われている
・壁が少なく、ふすまや窓が多い
・窓が一部分に集中していて、バランスが悪い
・天井と柱などの木材同士の接合部に金物が使われていない
・建物の基礎がブロックや束石である
・壁などにひび割れが多数見られる

これらの要素がご自宅に見られる場合、耐震性が低く、大きな地震がきたときに倒壊するおそれがあるかもしれません。そのため、プロに耐震診断を依頼してみることをおすすめします。

フロアコーティングのおすすめサービス

まとめ

耐震基準というのは、数々の地震の災害を受け、多大な被害を経験したうえで定められた基準です。大きな地震での被害が再来しないように、新耐震基準では震度6強~7にも耐えられる基準を定めました。

現在住んでいる家が新耐震基準を満たしているかは、建築確認済証の交付日を確認しましょう。1981年5月31日以前の建物は、新耐震基準を満たしていないおそれがあります。

建築確認済証が2000年以降の交付日にあたるものは、新耐震基準が見直されているため安心です。しかし、建物は劣化していくので、建築確認済証だけでは明確な判断ができません。まずは耐震性があるかセルフチェックをおこない、気になれば耐震診断や耐震工事をおこないましょう。

耐震工事依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「耐震工事」をご覧ください。

相談・お見積りはこちらメールでの無料相談はコチラLINE
この記事を書いた人
編集者:りさ
コールセンターを経てライターへ転職。さまざまな人に向き合ってきた経験から、記事で的確なアドバイスができることを目指している。

記事の内容はいかがだったでしょうか?この記事がお役に立ちましたら、下の星ボタンで評価してください。
1投票,  平均評価値:5

最新記事

おすすめの記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
2019-01-22 15:52:33
https://www.seikatsu110.jp/reserch/rs_quake_proof/129778/
各種調査
日本国内では近年震度6クラス、またはそれ以上の地震が何度か起こっています。もし、このような地震で建物が倒壊してしまえば、大きな被害をもたらすでしょう。では、大きな地震が来たとき、ご自宅は大丈夫といい切れるでしょうか?現在住んでいる建物が耐震基準を満たしているか、ご存知の方は少ないかもしれません。このコラムでは、大切な家族や家を守るための耐震基準がどのようなものかご紹介していきます。
シェアリングテクノロジー株式会社

この記事のキーワード

各種調査 耐震診断

お住まいの地域の耐震診断業者を検索

北海道・東北
  • 北海道0
  • 宮城県・仙台市0
  • 青森県0
  • 岩手県0
  • 秋田県0
  • 山形県0
  • 福島県0
関東
  • 東京都0
  • 神奈川県・横浜市0
  • 埼玉県0
  • 千葉県0
  • 栃木県0
  • 群馬県0
  • 茨城県0
  • 山梨県0
東海
  • 愛知県・名古屋市<0
  • 岐阜県0
  • 三重県0
  • 長野県0
  • 静岡県0
北陸
  • 新潟県0
  • 福井県0
  • 石川県0
  • 富山県0
関西
  • 大阪府0
  • 京都府0
  • 兵庫県・神戸市0
  • 奈良県0
  • 滋賀県0
  • 和歌山県0
中国・四国
  • 広島県0
  • 岡山県0
  • 山口県0
  • 鳥取県0
  • 島根県0
  • 徳島県0
  • 高知県0
  • 愛媛県0
  • 香川県0
九州
  • 福岡県0
  • 長崎県0
  • 佐賀県0
  • 熊本県0
  • 大分県0
  • 宮崎県0
  • 鹿児島県0
  • 沖縄県0

詳細検索で探す

耐震診断のお問い合わせ・ご相談はこちら

耐震診断についてご相談・ご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。

お名前必須
お名前を正しく入力してください
電話番号必須
電話番号を正しく入力してください
相談したい内容 任意

利用規約プライバシーポリシーに同意の上ご利用ください。

※ご相談内容を確認後、弊社運営スタッフより折り返しお電話させていただきます。

生活110番とは?

「生活110番」編集部の田中です。生活110番は、電気工事から害虫駆除、カギ開けやペット葬儀まで、140ジャンル以上の暮らしのお困りごとに対応します。私たちはこの「生活110番」を通じ、皆さまのお困りごとをスピーディに、安心の品質と価格で、解決するお手伝いをしています。

生活トラブルに見舞われた時は、私たち「生活110番」におまかせください!