生活110番ニュース 各種調査

このエントリーをはてなブックマークに追加

よく耳にする地盤沈下とは。そのメカニズムと様々な被害について

更新日:2021-04-30

よく耳にする地盤沈下とは。そのメカニズムと様々な被害について

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

相談・お見積りはこちらメールでの無料相談はコチラLINE

皆さんは地盤沈下についてご存知でしょうか?
ニュースなどでよく耳にすることはありますが、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。ニュースを見ていて道路などが陥没している様子を見ると、今居るところがこうなったら……と考えてしまい背筋がゾッとしますよね。

今回は、そんな地盤沈下の原因や、地盤沈下による被害・対策について解説していこうと思います。

地盤沈下とは?被害と発生のメカニズム

まず地盤沈下とは、どのような現象なのかについて説明していこうと思います。地盤沈下とは、その名の通り地盤が沈む現象のことをいいます。では、地盤沈下が起こることによってどのような被害が出るのでしょうか。

まず地盤沈下の被害は、直接的被害と間接的被害に分けることができます。この2つ の被害はどのような被害をいうのでしょう。
直接的被害には、以下のようなことが含まれています。
 

・不当沈下による建物の傾斜
・ひび割れ
・道路の凹凸や橋げたとの段差の発生
・ガス、上下水道等の地下配管の破損
・井戸の抜け上がり
・治水施設やかんがい排水施設の破損

 

次に間接的被害ですが、間接的被害とは排水の効率が低下することにより、少しの雨でもすぐに浸水被害が発生するなどして、日常生活や農業生産に障害が生ずることをいいます。なぜ排水の効率が下がるのか、それは地盤沈下により地表面と河川や排水路の水面との高低差が小さくなるからです。
では、どのように地盤沈下は起こっているのでしょうか。

まず、地盤には砂礫層、粘土層、岩盤という3つの層があります。地盤の最下層に、岩盤があり、その上に砂礫層と粘土層が交互にあるようです。

この3つの層の中で、粘土層の間にある砂礫層から地下水を過剰揚水することにより、粘土層に含まれる間隙水が砂礫層へと絞り出されます。その結果、粘土層が収縮することにより地盤が沈むというわけです。

ここでは地盤沈下のメカニズムについて説明しました。では、地盤沈下の原因とはどのようなことでしょう。
      地盤沈下とは?被害と発生のメカニズム

地盤沈下の主な原因とは

先ほどは地下水の過剰なくみ上げによる地盤沈下について解説しましたが、それ以外にも地盤沈下にはさまざまな原因が関わってきます。

・震災による地盤沈下
大地震により地球から地盤へとかかる力が変わるため、外表が移動(地殻変動)します。その結果、広域で地盤が沈下する 場合や、地下の空洞が崩れ、地表が土の重みに耐えられなくなり部分的に沈下する場合があります。また、逆に隆起する場合もあります。

・液状化による地盤沈下
液状化とは、砂と水が多い地盤が揺れると発生し、水と砂が分離して水が地表へ噴き出てしまう現象です。これにより地盤内の水分が流出すると、流出した水の分だけ地表が下がってしまい地盤沈下が起こります。

・経年圧密による地盤沈下
圧密とは、水や空気を含んだ土の上に家などの重みがかかることで、土が引き締まる現象です。その結果、引き締まった分は沈んでしまい地盤沈下が起こります。

・工事による地盤沈下
土を大きく掘る工事をしたとき、その周りの地盤強度が弱くなる場合があります。そのため、まわりの土圧が下がり地盤沈下を起こします。これを防ぐために土を支えるために使用するシートパイルと呼ばれるものなどを使い、工事していくそうです。しかし、水分量が多い地盤の場合、シートパイル等をしようしてもシートパイルの接合部の隙間から水と一緒に土が流れ出して、近隣の家を傾けてしまう場合もあるそうです。

・地下水の過剰な汲み上げによる地盤沈下
これは地下水を過剰に汲み上げることによって先程メカニズムの項で説明した現象が起こります。その結果、地盤沈下が起こるわけです。

・交通振動による地盤沈下
道路や線路の近くでは、振動により土が締め固められます。その結果、地盤沈下を起こすこともあるそうです。しかし、交通振動のみによる地盤沈下のケースは少なく、地下水位が高いなど複合的な理由によるそうです。

・地下トンネルの工事による地盤沈下
地下にトンネルを作ったことによって地下トンネルが崩壊し、道路が地盤沈下するという事例が過去にあったそうですが、これが起こる可能性はほとんど無いそうなので心配いらないようです。

以上が地盤沈下の原因となります。
      地盤沈下の主な原因とは

地盤沈下による潜在的な被害

先程は地盤沈下の原因と主な被害をご紹介しました。しかし、先程のようなわかりやすい被害だけではなく、気づきにくい被害も存在します。どのような被害があるのでしょうか。

・家が揺れやすくなる
これは、一見地盤沈下が起こってないように見えますが、実は見えない部分が陥没しており、地盤が不安定になっている場合があるそうです。見えない場所ですので、どのように判断すればいいか分かりませんよね。

地盤が不安定な場合、理由なく家のきしむ音が聞こえることや、車が通るたびに家が揺れるなどの現象が起こるそうです。このような現象が起こっている場合は地盤が陥没していることを疑った方が良いかもしれません。

・埋設管の不具合
ガス管、上下水道管、浄化槽などの破損が気づかぬうちに拡大していて、すぐには症状が出ないものの、後で不具合が発生する場合があるそうです。その結果、地震が起こった数か月後に高額の水道料金が請求されることもあるそうです。

・雨漏りがする
これは、地盤沈下により家が傾き、雨どい等で排水の勾配が取れなくなるなどして、雨漏りや水漏れが起こる場合があります。すぐには症状が出ないそうですが、壁や屋根などに限界が着たときにはじめて症状が現れるそうです。この場合、家の傾きを修正することで改善されるかもしれません。ただ、勾配を取り直してしまうと、家の傾きを修正する際に勾配修正が必要になるので注意しましょう。

・洪水や浸水被害にさらされやすくなる
地盤沈下により家が傾いたとき以外にも、家が全体的に沈下した場合には洪水や浸水被害にさらされやすくなるそうです。地盤沈下の被害を受けたときには、なるべく専門家の方に調査していただくと良いでしょう。

地盤調査で事前に対策をする

まず地盤調査とは、建物を建てる際に必要な地盤の性質を把握するために地盤を調査することです。この調査により地盤強度などを知ることができます。地盤沈下の原因には様々なものがありますので、いつ自分の周りが地盤沈下してしまうか分かりません。それを防ぐためにも地盤調査を行うことをおすすめします。
      地盤調査で事前に対策をする

まとめ

今回は地盤沈下の原因や被害について説明していきました。皆さん、地盤沈下の恐ろしさが分かっていただけたでしょうか?自分の今居るところが陥没するなんて本当に恐ろしいことですよね。それだけではなく家が傾いてしまったり、作物が育たなくなったりと、いろいろな被害があります。この被害により生活が不便になることは、ぜひ防いでいきたいですよね。そのためにも地盤調査は行っていくべきではないでしょうか。

地盤調査を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「地盤調査」をご覧ください。

建設前に地盤調査を!
地盤調査のプロが駆けつけます
※対応エリアや加盟店によって変わります
地盤調査とは建設前に建築に問題ない土質かどうか行う調査のことです。大事な建物を建てる前に、液状化や沈下がおこらない土地か確かめておきましょう!
生活110番では、お住いの地域で人気のプロを探せます。実績のあるプロに依頼するなら生活110番にお任せください。
すでに建物が建っている土地、大型建築物の地盤調査も可能です!
地盤調査 33,000円~

相談・お見積りはこちらメールでの無料相談はコチラLINE
この記事を書いた人
編集者:りさ
コールセンターを経てライターへ転職。さまざまな人に向き合ってきた経験から、記事で的確なアドバイスができることを目指している。

記事の内容はいかがだったでしょうか?この記事がお役に立ちましたら、下の星ボタンで評価してください。
1投票,  平均評価値:4

最新記事

おすすめの記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事のキーワード

各種調査 地盤調査

生活110番とは?

「生活110番」編集部の田中です。生活110番は、電気工事から害虫駆除、カギ開けやペット葬儀まで、150ジャンル以上の暮らしのお困りごとに対応します。私たちはこの「生活110番」を通じ、皆さまのお困りごとをスピーディに、安心の品質と価格で、解決するお手伝いをしています。

生活トラブルに見舞われた時は、私たち「生活110番」におまかせください!