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コスパ最高の防水加工!塩ビシート防水を知っていますか?

投稿日:2017-10-31 更新日:2018-09-28

コスパ最高の防水加工!塩ビシート防水を知っていますか?

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私たちが暮らす日本では近年、梅雨時期に限らずゲリラ豪雨が各地でおこったり、連続して台風がやってきたりなど、様々な自然災害が発生しています。また夏場には40度近い猛暑日を記録する日もあるなど、人間にとっても建築物にとっても過酷な環境であるといえます。

そのような環境から住宅を守る方法の一つとして、いま注目を集めているのが「防水加工」です。「防水加工」のニーズの高まりと建築技術の向上によって、これまでにいくつもの防水加工が誕生しましたが、なかでも「防水シート」を用いた「防水加工」は人気が高く、一般家庭においても施工する人が増えているようです。

そこで今回は優れた「耐候性」と「防水性」で、特に人気が高いといわれる「塩ビシート防水」に焦点をあて、そのメリットやデメリット、施工手順について分かりやすく解説していきます。

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塩ビシート防水が使用できる場所

塩ビシート防水とは?

正確には「塩化ビニル樹脂系シート防水」のことで、塩化ビニル樹脂などの素材で作られた防水シートを用いた防水方法のことをいいます。

塩ビシート防水が使用できる場所とは?

塩ビシート防水は、太陽による紫外線・熱・オゾンに対し優れた耐久性を発揮することから、施工箇所として屋上やルーフバルコニーは、特に適しているといわれています。

ただし塩ビシートの施工方法は、単純にいうと「シート」を「貼っていく」というやり方なので、基本的には平らな面に施工するのが適しているといわれています。極端な凹凸があるような面にはシートが貼りにくくなるため不向きです。
      塩ビシート防水が使用できる場所

塩ビシート防水のメリットとデメリット

塩ビシート防水のメリット

(1)短期間・低コストの工事
塩ビシートには柔らかくて曲げやすいという特徴があり、施工しやすい防水シートだといわれています。さらに「固定工法」であれば、既設の押え層や防水層などの下地を、撤去せずに上から施工することが可能になるため、工期が短くて済み、人件費を削減できます。

(2)優れたメンテナンス性
塩ビシート自体は重量が軽いため、建物の屋根部分に乗せた場合でも荷重負担が軽く済み、荷重による建物の劣化を防ぐことができます。
また耐久性に優れているので、適切なメンテナンスすれば長期間にわたって安定した状態を保つことができます。

(3)優れた耐候性・耐久性
太陽による紫外線・熱・オゾンに対し優れた耐久性を発揮します。
また塩ビシート防水の上に保護塗料を塗布すれば、さらに耐久性を高めることができ、劣化防止に効果的です。

(4)優れた耐摩耗性
塩ビシート自体は、耐磨耗性にも優れています。そのため、屋上に塩ビシート防水を施した後でも、歩行することも可能です。また草木などの植栽に対してもダメージを受けにくいため、屋上緑化には最適であるともいわれています。

(5)高い強度
屋根や屋上には、日常的にカラスや鳩などの鳥が集まりやすいという特徴があります。
塩ビシート自体は、穴が開きにくいという性質も持ち合わせていますので、鳥のついばみによる穴あけ事故のリスクが減り、鳥害を受けにくい防水シートだといわれています。

(6)優れた接合性
塩ビシート自体は相溶性に優れた素材であるため、シート同士を接合する際や、シートと塩ビ被覆鋼板を接合する場合には、熱融着・液溶着のどちらの方法をとっても、良好に接合することができます。
また接着剤との相性もよいため、エポキシ樹脂系・ニトリルゴム系などの各種接着剤ともすみやかに接着するといわれています。

(7)火が延焼しない自己消火性
塩ビシート自体は燃えにくい性質を持っています。
塩ビシートに火炎をあてれば燃えるのですが、いったん火炎を取り去ってしまえば、それ以降は燃え続けることなく自然に消える「自己消火性」を備えているといわれています。

塩ビシート防水のデメリット

(1)塩ビシート防水は下地が平らでなければ施工が難しいため、複雑な形状には適しません。
(2)塩ビシート防水の結合部分においては、一般的に剥離を起こしやすいといわれています。
(3)塩ビシートという素材の性質上、燃えた時にダイオキシンが発生する可能性があります。

      塩ビシート防水のメリットとデメリット

工法による違いはどこに出る?

「塩ビシート防水」には、大きくわけて2つの工法があるといわれています。
2つの工法には、どのような違いがあるのか見てみましょう。

密着工法:接着剤などを用いて、塩ビシートを下地に貼り付ける工法

塩ビシート自体にはある程度の強度があるため、施工後は軽く歩行する程度の摩擦は大丈夫ですが、通気性がないため時間の経過とともに接着剤が剥がれたり、下地の影響を受けて劣化したりすることがあります。

機械的固定工法:ディスク板などの専用金具を用いて塩ビシートを固定する工法

塩ビシート自体には耐久性があるため、亀裂や振動による影響を受けることは、ほとんどないといわれています。施工時には溶着剤や熱風を使い、瞬時に接合することができるので、長期間にわたって安定した接合面を保つことができます。

塩ビシート防水の施工手順について

塩ビシート防水はどのようにして施工されるのでしょうか?
ここでは機械的固定工法の大まかな手順を解説していきます。

(1)清掃
ヘラのような道具を用いて、施工面の汚れを取り除いていきます。

(2)通気マットを貼る
施工面に通気マットを敷き詰めて貼ることで、湿気を逃し塩ビシートが下地となじみやすくなります。

(3)鋼板を取り付ける
入り隅と呼ばれる箇所に鋼板を取り付けていきます。

(4)ディスク盤を取り付ける
通気マットの印部分にそって、ディスク盤を取り付けていきます。

(5)改修ドレンを設置する
塩ビシート専用の改修ドレン(雨集水口)を設置します。

(6)塩ビシートを貼る
塩ビシートも通気マットと同じく全面に敷き詰めて貼っていきます。

(7)溶着剤を塗布する
溶着剤(接着剤)を塗布しながら、塩ビシートと塩ビシートのジョイント部を接合していきます。

(8)ディスクヒーター
ヒーターの熱で、ディスク盤と塩ビシートを接合していきます。

(9)端部を処理する
角の部分にも「パッチ」と呼ばれる防水シールを貼っていきます。

(10)Uシールを塗布する
シートとシートを接合した部分に問題がないか、よく確認したあと後「Uシール」と呼ばれる特殊な溶剤を接合部分に塗布します。
以上で塩ビシート防水の施工は完了です。
      塩ビシート防水の施工手順について

塩ビシート防水はどのような場合に適しているか

塩ビシート防水を施すのに適した場所とは?

塩ビシート防水は、太陽による紫外線・熱・オゾンに対し優れた耐久性を発揮することから、施工箇所として屋上やルーフバルコニーは、特に適しています。

さらには、塩ビシート防水に用いる塩ビシートには、柔らかくて曲げやすいという特徴があり「固定工法」であれば、既設の押え層や防水層などの下地を、撤去せずに上から施工することが可能になります。
この「既設の下地を撤去せずに上から施工できる」という施工方法は画期的であり、大きなメリットです。
そのような理由から、新築の建物に限らずある程度年数が経過した建物で、メンテナンスを必要としているような屋上やルーフバルコニーにも、塩ビシート防水は適しているといわれています。

業者選びの注意点とは?

建物の屋根や屋上には様々な形があり、使い方や自然環境によって、傷み方は様々です。
みなさんが日ごろから健康に気を使って、体の健康診断を受けるのと同じように、建物も定期的にメンテナンスをしていけば、塩ビシート防水の防水機能を長期間維持することができるといわれています。
もし定期的なメンテナンスができない場合には、急な雨漏りをおこしたりして「しまった!どうしよう?」と思った時には、すでに補修不可能な状態に陥っている可能性も出てきてしまいます。

そのような意味でも塩ビシート防水を施す際の業者選びで重要なのは、施工料金や技術の高さ以外にも「継続的なメンテナンスをしてもらえるか?」という点にあるといえます。
施工見積りをとる段階で、施工後のメンテナンスについても、どのような対応をしてもらえるか確認をするとよいでしょう。
            塩ビシート防水はどのような場合に適しているか

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まとめ

塩ビシート防水には、じつに多くの優れた効果があると分かっていただけたのではないでしょうか?
私たちが暮らす家はとても大切な財産なのに、劣化を防ぐための対策や、メンテナンスはつい後回しにしてしまいがちです。人間も家もこまめなメンテナンスを心がけ、良好な状態を長く保っていきたいものですね。
もしもあなたが防水加工をしてみようかな?と思っておられるのなら、その1つとして塩ビシート防水も候補に入れてみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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2018-09-28 12:21:19
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