生活110番ニュース 家の修理

このエントリーをはてなブックマークに追加

トイレのつまりが原因で水がなくなるケースとは?放置しておくと悪臭の原因になる!

投稿日:2017-12-12 更新日:2020-06-25

7. ウォシュレットの便座が温まらない原因と対処法

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

相談・お見積りはこちらメールでの無料相談はコチラLINE

「昨日まで溜まっていたはずのトイレの水がなくなっている……」このように、トイレに溜まっている水がある日突然、なくなってしまうことがあります。

トイレに溜まっている水は「封水」と呼ばれ、排水管からの臭いを逆流させないようにする役割があります。そのため、トイレの水がなくなっているときは、早急に水がなくなっている原因を特定して対処する必要があるのです。

トイレの水がなくなるのには、いくつかの原因があります。それぞれの原因で、対処法が異なるため、しっかりと原因を見極めることが大切です。この記事では、トイレの水がなくなる原因や対処法などについてご紹介していきます。

トイレの水がなくなる2つのケースとは

トイレの水がなくなる事例は、トイレの便器に張られている水である「封水(ふうすい)」がなくなってしまうケースと、トイレンタンクの水がなくなるケースの2種類があります。

トイレタンクの水がなくなるケースでは、水を流すことができなくなるため、対策を早めに取る人は多いでしょう。一方で、トイレの封水がなくなるケースでは、水は流れるから大丈夫と思い、対策が遅れてしまいがちです。

しかし、封水は排水路のフタの役割をしています(下図参照)。そのため、トイレの封水がなくなると排水路から臭いやガスがあふれてしまい、悪臭が漂ってしまいます。最悪の場合、虫が出てくることもあるのです。

トイレの水がなくなる2つのケースとは

トイレの封水がなくなる原因と対策

トイレの封水がなくなってしまうのには、いくつかの原因が考えられます。それぞれの原因ごとに取るべき対策が異なっているため、しっかりと封水がなくなっている原因を理解しておくことが大切です。この項目では、トイレの封水がなくなるおもな原因を4つご紹介します。

自己サイフォン作用

サイフォン作用とは、水圧などの関係から重力に関わらず水が移動していく現象のことです。たとえば、水の入ったコップにストローを入れ、ストローの中を水で満たしておくと自動的に水が吸い上げられコップ内の水が外へ流れ出ていきます。

通常トイレの水は、排水管がS字になっていることで流したとき、自然と水が便器に留まるようになっています。しかし、トイレの水を流したとき勢いが強いとトイレの排水管の中でこのサイフォン現象が起きることがあるのです。このことを自己サイフォン作用と呼んでいます。

サイフォン作用の対処法として、水を外から補充するという方法があります。このとき勢いよく水を流してしまうと封水として水が溜まらないので、ゆっくり水を溜めるようにして流していきましょう。しかし、トイレを流す勢いが常に強い場合、次に水を流したときも同じことが起こるおそれがあります。

この場合は配管や排水管の劣化、設計ミスであることが考えられます。放っておくと水を流す度に封水がなくなってしまい、臭いが下水道や浄化槽から上がってきてしまうおそれがあります。配管や排水管は地中まで続いているため、自分で調査するのは難しいです。根本的に解決をするためには業者へ依頼するのがよいでしょう。

トイレの封水がなくなる原因と対策

毛細管現象

詰まりが原因で毛細管現象と呼ばれる現象が起きて、トイレの封水がなくなることがあります。毛細管現象とは、つまったトイレットペーパーや毛髪・糸くずなどが徐々に封水を細かい繊維によって吸い上げてしまう現象です。

科学の実験で、2つのコップの片方に水を入れティッシュを伝わせると元々水が入っていなかったコップに水が移動しますが、これと同じ現象です。この場合、バケツで勢いよく水を流したり、お湯を流したりするだけで簡単に解消することがあります。

それでも解消されない場合は、ラバーカップを使いましょう。ラバーカップとは、棒の先にゴム製のお椀がついたような製品で、スッポンとも呼ばれてる清掃道具です。ラバーカップを使用することで、軽度の詰まりであればつまったものを吸い出すことができます。ラバーカップの使用手順については、以下のとおりです。

1. トイレの止水栓を止めてしばらく放置し、便器の水をできるだけ減らす。

2. 水が飛び散ったときのためにビニールや新聞紙で養生する。

3. ラバーカップを排水口に密着させる。

4. ゆっくりと押し込んだあとに勢いよく引っ張る。

トイレの封水がなくなる原因と対策

気圧変化

マンションなどに住んでいる場合、排水管の空気圧の変化によってトイレの封水がなくなることがあります。マンションの上の階で大量に水を排水すると、水の流れる力によって、排水管の中に「負圧」という引っ張る力が作用し、封水が排水管に吸引されてしまうのです。

また、同じ原因で負圧と逆の性質を持つ「正圧」が発生して、トイレから封水が跳ねだしてしまうこともあります。これらを対策するには、通気管を設置するなどして外から空気を入れるという方法があります。

しかし、通気管を設置するには専門器具が必要なだけでなく、空気を外から取り込むために壁へ穴を開ける必要があるため、大家さんと相談して業者に依頼するようにしましょう。

蒸発

トイレの封水は水ですので、少しずつ蒸発していきます。とくに夏場などの気温が高いときは、水が蒸発しやすい状態です。そのため、長期間家を留守にするなどしてトイレの水を流さずにいると、封水がなくなることがあります。

もし、蒸発が原因でトイレの封水がなくなってしまった場合は、再度水を流すことで元に戻すことが可能です。

トイレタンクの水がなくなる原因と対策

賃貸や集合住宅でトイレのトラブルが起きたらどうする?

持ち家ではなく、賃貸や集合住宅などでトイレのトラブルが起きた場合、いくつかおこなうべき対処があります。この項目では、賃貸や集合住宅でトイレのトラブルが起きた場合の、3つの対処法についてご紹介します。

管理会社に連絡

賃貸や集合住宅などでトイレのトラブルが起きたときは、まずその建物を管理している管理会社に連絡をしましょう。管理会社にトイレのトラブルが起きたという旨を連絡しておくことで、どのように対処していけばよいのか指示を仰ぐことができます。

もし、管理会社に連絡をせず勝手に自分で対処をすると、管理会社とトラブルになるおそれがあるため、必ず管理会社に連絡したうえで対処するようにしましょう。

保険が適用されるかどうかチェック

賃貸や集合住宅に住んでいる場合、管理会社が火災保険に加入していることがあります。管理会社が火災保険に加入している場合、トイレのトラブルに対して保険が適用され、修理に必要な費用を補償してもらうことができます。

しかし、トイレのトラブルが「故意」「経年劣化」などの原因によって起きた場合、火災保険の適用外となることもあります。そのため、保険の有無や適用対象であるかどうかを管理会社に連絡して確認しておくとよいでしょう。

設備の不具合をチェック

賃貸や集合住宅でトイレのトラブルが起きたときは、設備に不具合がないかどうかを確認することが大切です。もし、自分が原因ではなく元々設備に不具合があった場合、トイレのトラブル修理にかかる費用を管理会社に負担してもらえる場合があります。

そのため、一度トイレの設備を確認してみて、気になる部分があれば管理会社に相談してみましょう。

トイレのトラブルは自力で解決してはダメ!その理由は……

トイレのトラブルが起きたとき、自力で解決しようとしないことが大切です。トイレのトラブルは、内容によっては自力で解決することも可能ですが、さまざまなリスクも存在します。この項目では、トイレのトラブルを自力で解決しようとしてはいけない、おもな4つの理由についてご紹介します。

状況が悪化する可能性があるため

トイレの修理を完璧におこなうためには、しっかりと原因を特定したうえで、適切に対処をおこなうことが大切です。トイレのトラブルが起きている原因を正確に特定できないまま作業をおこなうと、間違った対処をおこなって、状況が悪化してしまうおそれがあります。

トイレが故障する可能性があるため

トイレはさまざまな設備が一体となって使用できる状態になっているため、どこかひとつでも設備に不具合が出ると、トイレが故障してしまうおそれがあるのです。トイレのトラブルを解決する場合、さまざまな設備に触れることがあります。そのため、下手に自力で対処しようとすると、設備に不具合が起きてトイレを故障させてしまうおそれがあるでしょう。

ケガなどのリスクがあるため

今までトイレの修理をしたことがないという場合、慣れない作業によってケガをしてしまうおそれがあります。とくにタンクなどを修理する場合、重たいフタを着脱する必要があるため、フタを落としてケガをしてしまうリスクがあるでしょう。

不衛生な環境になるため

トイレのトラブルを自力で解決する場合、トイレの汚水などが飛び散ってしまうことがあります。この汚水は雑菌だらけで、人体に悪影響を及ぼすことがあるため、作業中に体調が悪くなってしまうおそれがあるのです。もし、誤って汚水が口に入ってしまった場合、腹痛を起こしたり病気になったりするリスクもあります。

自分で対処できない場合は?業者に頼むといくら?

トイレのトラブルには、軽度なものから重度のものまで、さまざまなトラブルが存在しています。トイレットペーパーのつまりなど、軽度なものであれば自分で対処することもできますが、排水管の奥に異物がつまっている場合などは、自分で対処することが困難です。

そういった場合、トイレのトラブルを業者に依頼して対処してもらう必要があります。業者にトイレのトラブル対処を依頼したときにかかる費用は、トラブルの内容によって異なります。一般的につまりの除去で4,000円~15,000円程度、水漏れ修理で4,000円~18,000円程度です。

これらの費用に加えて、出張費や部品代などがかかることもあるため、より詳細な費用を知りたいという場合は、業者で見積りを取って確認しましょう。

トイレのトラブルを解決してくれる業者の選び方

トイレのトラブルを業者に依頼して対処してもらう場合、業者の選び方に気を付ける必要があります。適当に業者を選ぶと、自分が希望していた費用やサービスとは、大きく異なった業者に依頼してしまうおそれがあるのです。そのため、以下でご紹介する5つのポイントを抑えたうえで、業者を選んでみましょう。

スタッフの技術が高いかどうか

トイレのトラブルを解決するためには、しっかりとトラブルの原因を特定したうえで、適切な対処をおこなう必要があります。なかには、高い技術を必要とする作業もあるため、スタッフの技術が高いかどうかが、業者を選ぶうえで大切なポイントになります。

スタッフの技術が高いかどうかを確認するには、業者のホームページや口コミなどを見て、実績を確認するのがお勧めです。実績のある業者であれば、知識と経験が豊富なスタッフが在籍している可能性が高いといえるでしょう。

料金設定

トイレのトラブル対処にかかる費用は、業者によって異なります。もし、費用相場と大きく異なる業者の場合、無駄なサービスが費用に入っていたり、満足のいくサービスを受けられなかったりする危険性が高いといえます。そのため、費用相場と比較して適切な料金設定になっている業者を選ぶことが大切です。

サポート内容

一度トイレのトラブルを対処してもらったとしても、なにかしらの原因でトラブルが再発してしまうことがあります。そういったときに、アフターフォローや深夜対応などのサポートが充実している業者であれば、安心して再度対応してもらうことが可能です。

不要な工事を勧めてこないか

顧客のことを第一に考えていない業者の場合、トラブルの対応とは関係のない不要な工事を勧めてくることがあります。「業者の言うことだから……」とよくわからないまま工事に承諾すると、本来必要な費用よりも高額になってしまうおそれがあるのです。なんとなく怪しいと感じたら、ほかの業者でも見積りを取って確認してみましょう。

コミュニケーションを取りやすいかどうか

電話などで問い合わせをした際に、コミュニケーションが取りやすいスタッフであるかどうか確認してください。コミュニケーションが取りやすいスタッフである場合、自分が感じている疑問や不安などを伝えやすく、安心して相談することができます。

また、電話で対応してもらったスタッフだけでなく、実際に現地まで見積りに来てもらったスタッフの対応も確認しておくとよいでしょう。
 

まとめ

トイレに溜まっている水は「封水」と呼ばれ、排水管からの臭いを逆流させない役割を持っています。そのため、トイレの水がなくなっている場合は、できるだけ早く原因を特定して対処することが大切です。また同時に、賃貸や集合住宅に住んでいる場合は、管理会社に連絡したうえで指示を仰ぐようにしましょう。

トイレのトラブルは、自力で対処することもできますが、さまざまなリスクがあるため業者に依頼して解決してもらうのがお勧めです。業者であれば、トイレの水がなくなっている原因を特定して、しっかりと適切な対処をおこなってくれます。

(この記事は2020年3月17日に加筆・修正しています)

水のトラブルを迅速解決!
到着までにかかる時間 最短15
※対応エリアや加盟店によって変わります
「夜中にトイレが詰まった」「蛇口から突然水が噴き出した」など水トラブルの多くは突然発生します!24時間365日対応だから早朝・深夜のご相談もお任せください。
生活110番では、お住いの地域で人気のプロを探せます。実績のあるプロに依頼するなら生活110番にお任せください。
キッチン・洗面・トイレ・浴室など、あらゆる水トラブルに対応!
水のトラブル 8,000円(税抜)~

相談・お見積りはこちらメールでの無料相談はコチラLINE
この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

記事の内容はいかがだったでしょうか?この記事がお役に立ちましたら、下の星ボタンで評価してください。
16投票,  平均評価値:3.9

最新記事

施行事例ブログ

おすすめの記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
2020-06-25 14:49:30
https://www.seikatsu110.jp/repair/rp_water_leak/24890/
家の修理
「昨日まで溜まっていたはずのトイレの水がなくなっている……」このように、トイレに溜まっている水がある日突然、なくなってしまうことがあります。トイレに溜まっている水は「封水」と呼ばれ、排水管からの臭いを逆流させないようにする役割があります。そのため、トイレの水がなくなっているときは、早急に水がなくなっている原因を特定して対処する必要があるのです。トイレの水がなくなるのには、いくつかの原因があります。そ...
シェアリングテクノロジー株式会社

水漏れ修理・トイレつまり工事のお問い合わせ・ご相談はこちら

水漏れ修理・トイレつまり工事についてご相談・ご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。

お名前必須
お名前を正しく入力してください
電話番号必須
電話番号を正しく入力してください
相談したい内容 任意

利用規約プライバシーポリシーに同意の上ご利用ください。

※ご相談内容を確認後、弊社運営スタッフより折り返しお電話させていただきます。

生活110番とは?

「生活110番」編集部の田中です。生活110番は、電気工事から害虫駆除、カギ開けやペット葬儀まで、140ジャンル以上の暮らしのお困りごとに対応します。私たちはこの「生活110番」を通じ、皆さまのお困りごとをスピーディに、安心の品質と価格で、解決するお手伝いをしています。

生活トラブルに見舞われた時は、私たち「生活110番」におまかせください!