お風呂の排水溝つまりには重曹が効く？簡単につまりを解消させるコツ

お風呂場の排水溝つまりには重曹が効果的ということをご存知でしたか？実は重曹には、排水溝に溜まりやすい髪の毛や皮脂・垢などを分解する働きがあるのです。また重曹は、人には悪影響がないので、市販の薬剤を使うよりも安全に掃除をおこなうことができるでしょう。

本コラムでは、重曹の基本的な情報と実際に排水溝つまりを解消する手順、重曹で解消できない場合の方法などをご紹介しています。重曹は比較的安価で、どこでも手に入れることができるので、ぜひ掃除の際には一緒に使ってみてください。コラムを最後まで読んで、お風呂場の排水溝をきれいにしましょう。

無料で電話相談する!

0120-447-110

24時間365日・日本全国受付対応！お気軽にご相談ください

通話無料

0120-447-110

メールで相談する

重曹を使う前に

掃除をするときに、何かと役に立つことが多い重曹は、皆さんも耳にしたことがあるかもしれません。ここでは、お風呂の排水溝つまりに使う重曹の効果について見ていきます。

重曹って何？

重曹とは「炭酸水素ナトリウム」と呼ばれるもので、白い粉末状のものです。弱アルカリ性で、ベーキングパウダーの主成分として使われています。

重曹にはおもに医療用、食用、工業用の3種類に分けられ、掃除に使用されるのは工業用の重曹になります。重曹は基本的に人体には無害のため、薬剤よりも安全に使用することができるでしょう。

なぜ重曹が排水溝つまりに効くの？

重曹が排水溝のつまりを解消することができるのは、重曹にたんぱく質を分解する働きがあるためです。重曹を排水溝に加えることによって、たんぱく質が含まれている髪の毛や皮脂・垢などを溶かしてきれいにしてくれるのです。

重曹は安全なの？

炭酸水素ナトリウムといわれる重曹は、人の体内でも作られている成分なので、基本的には安全といえます。しかし前述したように、重曹はたんぱく質を分解する働きがあるため、長時間肌に触れていると、皮膚のたんぱく質が分解されて肌が荒れてしまうことがあります。そのため、重曹を使用して掃除をする際は、ゴム手袋を着用しましょう。

また、誤って目に入ってしまった場合は、すぐに水で洗い流してください。重曹が目に入ってしまうと、角膜のたんぱく質を分解してしまい危険なので、くれぐれも注意して掃除をおこないましょう。

重曹で排水溝つまりを解消させてみよう！

これまで重曹の効果や役割などについて見てきました。ここからは、お風呂の排水溝のつまりを重曹で解消する方法についてご紹介していきます。

まずは必要な道具を準備しよう

重曹を使って排水溝の掃除をおこなう際は、以下のような道具を準備しておきましょう。

・粉末状の重曹
・クエン酸
・スポンジ
・歯ブラシ
・ゴミ袋

重曹とクエン酸を組み合わせると、勢いよく泡が発生するため、より効果的に排水溝の汚れを落とすことができます。スポンジや歯ブラシは使い古しのものを活用するとよいでしょう。

手順をご紹介

重曹を使って排水溝のつまりを掃除する手順は以下のとおりです。ひとつひとつ確認していきましょう。

もうひと手間で今後のつまりを予防！

お風呂の排水溝のつまりは重曹を使用すること以外にも、少しだけ工夫を加えることで、予防することができます。つまり予防の方法について見ていきましょう。

ヘアキャッチャーに排水溝用のネットをかぶせる

ヘアキャッチャーとは、排水溝にある細かい穴が空いた金属やプラスチックの容器のことをいいます。ヘアキャッチャーがあることで、髪の毛や皮脂・垢などが排水管に流れていくことを防いでくれるのです。

しかし、ヘアキャッチャーの隙間から排水管に流れてしまう髪の毛もあり、これが続いてしまうと排水溝つまりの原因になってしまいます。それを予防するために、ヘアキャッチャーにネットをかぶせておくとよいでしょう。ネットをかぶせておくことによって、細かいごみが排水管に流れてしまうのを防いでくれます。

ヘアキャッチャーにアルミホイルを入れる

ヘアキャッチャーにアルミホイルを入れることで金属イオンが発生します。それにより菌の繁殖が抑えられて、ぬるぬるとした汚れが発生するのを防ぐことができます。アルミホイルを3cmくらいに丸めたものを、排水溝のヘアキャッチャーに置いておくとよいでしょう。

重曹で対処できないつまりはどうする？

お風呂の排水溝のつまり掃除に重曹を使うことで、きれいに掃除することができます。とくに、皮脂や垢などのつまりに重曹は効果的ですが、それ以外のつまりだと解消できない場合もあるのです。ここでは、重曹では対処できないつまりに効果のある方法について見ていきます。

ほかの薬品なども使ってみる

お風呂場の排水溝のつまりにはパイプクリーナーの使用が効果的だといわれています。パイプクリーナーには「次亜塩素酸ナトリウム」という成分が含まれており、この成分は髪の毛などのたんぱく質を分解する働きがあるのです。具体的なパイプクリーナーの使い方は以下のとおりです。

ラバーカップでつまっているものを吸引

排水溝にカミソリの刃やシャンプーのキャップなどがつまっている場合は、ラバーカップを使うと効果的でしょう。ラバーカップとは、スッポンとも呼ばれており、トイレやお風呂場などの排水溝のつまりを解消する道具のことです。

まずラバーカップを直接、排水溝にかぶせます。かぶせたら、何回か吸い上げることで、排水溝の奥につまっている異物をとることができます。コツとしては、押し込むときはゆっくり力を入れて、吸い上げるときは一気に引き抜くとよいでしょう。

業者に依頼するのもおすすめ

お風呂場の排水溝つまりに重曹を使ってみたり、ほかの薬品を使用したりしても、きれいに汚れが落ちないときは、業者に相談してみるのがおすすめです。つまりを長い間放っておくと、症状が悪化してしまい、排水管ごと交換をするケースも考えられます。つまりの解消を自分でおこなうのが難しい方は、業者に依頼してみましょう。

業者によっては、無料で現地調査や見積りをおこなってくれるところもあるようです。複数の業者から相見積りをすることで、適切な金額を知ることができ、納得のいく業者を見つけることができるでしょう。

まとめ

お風呂の排水溝つまりには重曹を使うことで、解決することができます。重曹には、たんぱく質を分解する機能が備わっているため、排水溝に溜まりやすい髪の毛や皮脂・垢などを溶かしてきれいにしてくれるのです。

また、重曹で排水溝のつまりに対応できない場合は、パイプクリーナーやラバーカップなどを使用してみるとよいでしょう。パイプクリーナーは髪の毛のつまりに、ラバーカップはシャンプーの蓋など固形物のつまりに効果的です。

しかし、重曹やほかの薬剤、道具を使ってみても、排水溝がきれいにならないこともあるでしょう。そんなときは、ぜひ業者に相談してみることをおすすめします。弊社は全国の多数の業者と連携して、ご要望に合った業者をご紹介しています。24時間365日いつでも電話対応をおこなっているので、お気軽にお電話ください。