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マンションで水漏れトラブル発生!原因で変わる責任と適用できる保険

投稿日:2019-09-11 更新日:2019-10-18

マンションでの水漏れの責任は誰にあるか。まずすべきことも紹介。

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

マンションで水漏れが発生したとき、その被害は自分だけでなく、ほかの階の居住者にまでおよぶおそれがあります。そうなってしまうと、賠償責任をとわれる可能性などが考えられます。

そうならないようにするためには、水漏れが発生したら、すぐに行動することが大事です。本コラムでは、水漏れが発生したときにすぐに取るべき行動や、水漏れが発生したときの責任の所在、もし賠償することになった場合に利用できる保険などについて解説していきます。

水漏れが起きたとき最初に取るべき対応

マンションで水漏れが発生した場合、速やかにその問題を解決する必要があります。というのも、その水漏れが階下に住む方にまでおよぶおそれがあるからです。

そうそうに対処しておけば解決していたはずの水漏れが、住民トラブルにまで発展してしまった、なんて目にはあいたくないですよね。そのような事態を回避するために、ここではマンションで水漏れが起きたとき、まず何をすればよいのかについて、ご紹介していきます。

止水栓・元栓を閉める

器具に水を供給する部分(止水栓)と、その水の大元を供給している部分(元栓)を閉めることで、水の供給をストップすることができます。止水栓や元栓さえ閉めていれば、発生している水漏れの悪化を防ぐことができます。

元栓の位置は、多くは水道メーターと隣接した場所にあります。ですが、止水栓の場合、水を使用する器具ごとに位置が異なるので、前もって確認しておく必要があります。

管理会社や管理組合に連絡をする

マンションの管理者と連絡することで、水漏れの原因特定にいちはやく取り掛かってもらうことができます。また、水漏れ被害が階下などにおよんでいる場合、その方ともコンタクトが取れる管理者の存在は必要になってきます。水漏れの原因特定だけでなく、ほかの場所にも影響がおよんでいないか確認するためにも、管理者への連絡は重要です。

マンションでの水漏れの責任は誰にあるか。まずすべきことも紹介。

修理業者に連絡する

もし、管理者から「入居者側で対応してください」といわれた場合、修理業者に連絡しましょう。修理業者に依頼せず、自力で水漏れの解決をこころみるのも、ひとつの手かもしれませんが、状況がさらに悪化するケースも考えられます。原因もわからず、解決方法も明確でないという場合は、修理業者へと連絡しましょう。

また、漏電のおそれも考えられるので、電気会社にも連絡しましょう。たかが水漏れ、と油断していると、感電によって大きなケガにつながるケースも考えられます。

被害者・加害者は原因や場所によって変わる

水漏れが発生したとき、必ずしもすべての責任が自分にある訳ではありません。マンションにはほかの居住者や、設備の管理をしている管理者など、様々な人間がかかわっています。つまり、自分だけでなく、これらの方に責任がある可能性も考えられるからです。

ここでは、マンションで水漏れが発生したとき、責任の所在はどこにあるのかについて、解説していきます。

原因が過失か劣化どちらかによって責任が決まる

水漏れが発生したとき、それが過失かマンションの設備の劣化なのかによって、責任の所在は変わってきます。もし設備の劣化が見られず、自身の過失によって水漏れが引き起こされた場合。責任の所在は過失を起こした自分にあります。

しかし、水漏れがマンションの設備の劣化によって引き起こされた場合、責任はマンションの管理者側にあります。このように責任の所在を確かめるためにも、前章で述べた、管理者へ連絡することが重要になります。

場所が専有部部分か共用部分かによっても責任は変わる

水漏れを起こした原因の配管が、専有部分か共有部分によっても責任の所在が変わる場合があります。まず、専有部分、共有部分とは何かについて説明します。専有部分とは、居住者が責任を持つ部分のことで、共有部分は管理者側が責任を持つ部分のことです。

では、その専有部分と共有部分の境界線はどうなっているのかと疑問を持たれる方がいらっしゃるかと思います。ですが、これに関しては、マンションごとに詳細な境界線は異なるので、自分の住んでいるマンションはどのようになっているのか、確認しておく必要があるでしょう。

原因や場所の特定は業者に任せるのが安心

前章では、管理者に連絡することで原因特定につながると述べました。ですが、管理者の方が水漏れに関して専門知識があるとは限りません。確実に水漏れの原因を特定するためには、やはり専門知識を持つ業者に点検してもらうのが1番です。

ただ、この点検についてですが、場合によっては上階の人の協力が必要になることもあります。上階で発生した水漏れが、階下にいる自分にまでおよんでいるおそれが考えられるからです。上階の人と協力するかもしれないということを、覚えておきましょう。

マンションでの水漏れの責任は誰にあるか。まずすべきことも紹介。

火災保険などの保険が適用できるか確認しよう

マンションでの水漏れの原因が特定できた場合、その原因から受けられる保険を確認することができます。例えば、水漏れの責任が自分にあり、階下の住民にまで水漏れがおよんでしまった場合、個人賠償責任保険が利用できる可能性があります。

また、この個人賠償責任保険を契約していないという場合でも、マンションの火災保険などの特約によって、個人賠償責任保険に契約していることになっているケースがあります。もし、この保険を契約しているか覚えていないという場合は、管理会社に確認の連絡をしてみましょう。

水漏れに関して保険の種類によって対象となる範囲や条件が異なります。わからないという場合は、事前に保険会社に確認しておくことをおすすめします。

マンションでの水漏れの責任は誰にあるか。まずすべきことも紹介。

損害賠償といった費用負担を回避するために

最後に、マンションでの水漏れの加害者となってしまわないために、普段から気をつけておくべきことについてご紹介しておきましょう。

「〇〇忘れ」などのミスに気をつける

これはマンションでの水漏れだけでなく、水道代の節約にもつながるお得な対策です。蛇口の閉め忘れ、排水ホースの破れやつまり、洗濯機の給水ホースが外れてしまっている、排水管の詰まりなど、これらが原因となって水漏れが発生しやすいとされています。水を扱う器具を使用した際には、水漏れに発展しそうな要素がないか、確認しましょう。

水回りのトラブルは早めに修理しておく

排水管が少しでも詰まっていると感じたら、早めの対処を心がけましょう。そのうち流れるようになるからいいや、と放置すると、次第に悪い状況へと向かい始めるおそれがあります。排水口にゴミ取りキャッチをつけておくと、排水管に異物が詰まりにくくなるのでおすすめです。

こちらの記事では、台所の水道が詰まる原因から、自力で対処できる方法まで載っています。もし、台所の水の流れが少し悪いと感じたら、こちらのコラムを参考にしてみてください。

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定期的に業者に点検してもらう

前章でも述べましたが、やはり水漏れは業者に点検してもらうのが最良の選択です。水漏れ業者は原因特定をするために、素人では確認できないような場所まで点検することが可能です。さらに、プロの業者であれば、その点検からわかった原因を追究し正確な対処までしてくれます。

また、水漏れが発生した後ではなく、水の流れが極端に悪いなどの予兆が見え始めたら、すぐに業者へと連絡しましょう。早めの対策をすることで、階下の居住者とのトラブルの発展や、賠償をするリスクを避けられるでしょう。

マンションでの水漏れの責任は誰にあるか。まずすべきことも紹介。

まとめ

マンションで水漏れが発生したときは、すぐに止水栓・元栓を閉めて、管理者や修理業者に連絡することが重要です。水漏れの責任が自分にあり、なおかつ、ほかの居住者へと被害がおよんでいる場合は保険が適用されるかも確認しましょう。

ですが、一番良いのは、水漏れ自体を起こさないことです。そのためには「〇〇忘れ」をしないように気をつけながら生活をすることが大事になります。面倒くさい、と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、水漏れが発生してしまうと、さらに面倒なことになってしまうので、根気よく「〇〇忘れ」をしないよう生活していきましょう。

(この記事は2019年10月18日に加筆・修正しています)

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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