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便器の水漏れ修理法は原因で大きく違う。原因を知り適切な対処を

投稿日:2019-09-05 更新日:2019-09-09

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

便器から水漏れをしていると非常に使いづらいため、一刻も早く対処したいですよね。便器から水漏れする原因となる場所は、いくつかあります。原因によっては、自分で直すことができるものもあるのです。

そこでこちらのコラムでは、自分で修理をおこなうさいの道具や手順、そして業者に依頼をする場合のポイントなども紹介します。これらの情報をもとに、適切な対処をしていきましょう。

便器から水漏れする原因

一言で便器からの水漏れといっても、その原因はさまざまです。実は水漏れではないというケースもあります。以下に水漏れのおもな原因をまとめましたので、参考にしてみてください。

便器の破損

便器の破損は、ひび割れがあるなどの症状が出るため、見た目でわかります。便器は陶器であることから、経年によって割れてしまうということはないはずです。しかし、物をぶつけてしまったり地震などによる刺激が加わったりすると、ひび割れてしまうことがあります。便器がひび割れすると、水漏れが起こってしまうでしょう。

便器と床の間

トイレの床から水漏れをしているというときは、便器と床の間からの水漏れを疑ってみてください。この場合は便器の設置に問題があったり、便器と床下にある排水パイプをつないでいるフランジパテという部品が劣化していたりします。便器の中に墨や絵の具を垂らし、床から色のついた水が出てきたらフランジパテの劣化といえるでしょう。

温水洗浄便座

温水洗浄便座からの水漏れは、細かいパーツの部品が原因となります。部品の劣化により、ノズル部分や操作パネル付近、便座の脇などから水漏れが起こります。なお温水洗浄便座は家電製品であるため、掃除をしたり中を確認したりするときには感電のおそれがあります。感電を防ぐためにも、取り扱うときには電源プラグを抜くようにしましょう。

配管の水漏れ

給水管をはじめとする、配管の水漏れが便器を伝っているということも多いです。これはほとんどの場合、配管の接続部分に使われているパッキンの劣化や、ナットのゆるみが原因となります。

結露

「トイレの床や配管などが濡れていて水漏れを疑ったけれど、どこからも水漏れしている様子はない……」そんなときは、タンクや配管部が結露しているだけかもしれません。湿気が多いときや、気温が低くトイレのタンク内の水温と差があるときなどに、結露が起こりやすくなります。これを予防するには、結露吸収テープを貼る、換気扇をつねに回しておくなどの対策をしてみましょう。

便器に水漏れする原因

便器に水漏れしているときの原因は、おもに3つの部品だと考えられます。この章では3つの部品についてくわしく紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。なお水漏れの原因を調べるときは、必ず最初に止水栓を閉めましょう。閉め忘れると、作業中にタンクから水があふれてしまいます。

ボールタップの不具合

ボールタップとは、タンク内にある部品です。タンクを開けるとボールのような浮き球が見えるでしょう。この浮き球をたどっていくと繋がっている部品が、ボールタップです。

ボールタップはタンク内の水位の変化に伴って上下します。このボールタップの動きでタンク内に給水をする弁も動くため、ボールタップが壊れると給水がうまくおこなえず、水が止まらなくなることがあるのです。

では、どんなときにこのボールタップの不具合を疑うのでしょうか。簡単な方法は、タンクの中の水位で確認することです。タンクの中にはオーバーフロー管という1本の管があります。この管よりも水位が上だった場合は、水が多すぎるため、ボールタップの不具合である可能性が高いです。

ゴムフロートの不具合

ゴムフロートとは、水を流すためのレバーの先につながれている部品です。これは水を流したり止めたりする役割があります。「トイレの水の流れが強い」「水がいつまでも止まらない」というときはこのゴムフロートに不具合があるかもしれません。この状態が続くと水漏れを起こす原因になるので、早めに対処しましょう。

またこちらはタンク内の水位を見たとき、オーバーフロー管より水位が下になっていると不具合である可能性が高いです。

オーバーフロー管の不具合

水位の確認にも利用していたタンク内のオーバーフロー管ですが、それ自体が不具合ということもあります。オーバーフロー管は、何らかのトラブルでタンク内の水位が高くなったときに水を便器に流すものですが、これが折れてしまうというトラブルが多いです。オーバーフロー管が折れると、便器の中に水が流れ続けるということが起きてしまいます。

中には、節水のためにタンクにペットボトルなどを入れている家庭もあるかもしれません。これはオーバーフロー管の破損をまねくことがあります。タンクに入れるタイプの洗浄剤も同様です。タンクの中にはなるべく物を入れないようにしましょう。

自分で対処できる水漏れ原因とその対処法

便器の水漏れの原因となるおもな箇所や部品はおわかりいただけたでしょうか。便器の水漏れは、生活にかなりの支障があるので早く対処したいものです。そして費用をおさえるためにも、できれば自分で直したいという人も多いかもしれません。自分で対処できるのはどんな原因の場合か、そしてどんな対処法であるかを説明します。

自分で直せる水漏れ

自分で直せる水漏れとは、「給水管のパッキン」「タンク内の部品」が原因で生じるものです。これらが原因で水漏れが起こる場合は、大体は自分で交換することができます。

給水管のパッキンを交換する方法

給水管のパッキンが不具合を起こして水漏れが生じているのであれば、自分で直すことができます。まずは、給水管のパッキンを交換するときに必要な道具を準備しましょう。必要な道具は以下のとおりです。

・マイナスドライバー
・モンキーレンチ
・ウォーターボンプフライヤー
・新しいパッキン

次に手順を説明していきます。給水管のパッキンは、タンク側と止水栓側にありますので、それぞれについてみていきましょう。まずはタンク側のパッキンの交換方法です。

1.初めに止水栓を閉めましょう。
2.モンキーレンチで給水管が接続されているナットをはずしましょう。トイレのタンク側と止水栓側の2か所になります。
3.ナットをはずしたら次に、その中にある白いストレーナーといフィルターをはずします。
4.ここまで準備ができたら、ストレーナーの両端についている黒いパッキンを交換します。
5.パッキンを交換したら、先ほどと逆の手順で給水管をもとに戻します。

以上が、タンク側の給水管のパッキンを交換する方法です。次に止水栓側のパッキンの交換方法を紹介します。

1.モンキーレンチでナットをはずします。このとき、場所がせまい場合はフウォーターボンプフライヤーを使うことをおすすめします。
2.ナットをはずすと、こちらには白いストレーナーはありません。端にそのままついているパッキンを交換しましょう。
3.取り外しと逆の手順で給水管をもとに戻します。

タンク内の部品を交換する方法

便器の水漏れの原因で給水管と同じように多いのが、タンク内の部品の不具合です。こちらは、ボールタップやゴムフロートが原因である場合に、交換をすることで解決することができます。まずはボールタップの交換についてみていきましょう。ボールタップを交換するときに必要な道具は次のとおりです。

・ドライバー
・モンキーレンチ
・ゴム手袋
・新しい部品

これらを使ってボールタップを交換していきます。手順をみていきます。

1.初めに止水栓を閉めましょう。
2.トイレのふたやカバーをはずします。手洗い部分やじゃばら管がナットで接合されている場合は、ナットをはずしてから作業しましょう。
3.レバーを回し、タンク内の水を抜いておきます。
4.水が抜けたらボールタップを交換しましょう。まずはタンクの外にある給水管にある大小2つのナットをモンキーレンチで取りはずします。つばつきの大きいほうのナットを取りはずし、タンク内からボールタップを引き抜けば、ボールタップを取りはずすことができます。
5.新しいボールタップを逆の手順で取り付ければ交換完了です。
6.交換が完了したら、止水栓を開きましょう。このとき、水位がオーバーフロー管の2~3cm下あたりで止まるかどうかも確認しておきましょう。もし水位がおかしいときには、ボールタップの根元にある調節リングで水位を調節することができます。

次に、タンク内にあるゴムフロートの交換についてです。必要な道具は、ドライバーと新しい部品になります。交換の手順は次のとおりです。

1.初めに止水栓を閉めましょう。
2.ボールタップのときと同様に、トイレのふたやカバーをはずし、タンク内の水を抜いておきます。
3.水が抜けたら、ゴムフロートの鎖を確認しましょう。鎖が切れていたりはずれていたりしないか、長さが適切かなどを確認します。鎖がピンと張りすぎず少し遊びがあるぐらいの長さであれば適切といえます。
4.さらにゴムフロートの確認もおこないましょう。タンクの排水口にしっかりはめ込まれていることが大切です。
5.確認が終わったら、レバーにつがなれているフックから鎖をはずします。そして、ゴムフロートも取りはずします。
6.新しいゴムフロートを元通りにつけ、鎖もつけます。
7.交換が完了したら、タンクのふたを閉めて止水栓を開き、レバーを回したときに正常化どうかを確認しましょう。
8.最後にボールタップの場合と同様に、水位の確認をしておきます。

以上が、便器の水漏れを自分で対処することができる方法でした。水漏れを自分で直すときは、必要な道具をそろえ、きちんと手順を守って作業をするようにしましょう。

業者に任せた方がよい水漏れとは

便器の水漏れを直すときに、業者に任せた方がよいこともあります。ここでは、自分で直すことが困難な水漏れについて詳しくみていきましょう。そして、業者を選ぶポイントについてもご紹介します。

DIYでの修理が困難な水漏れ

DIYが趣味という人も増えましたが、便器の水漏れの対処についてはDIYでは困難なものがあります。以下に例をあげていきましょう。

〇便器の破損

便器自体が破損している場合は便器の交換が必要になります。便器はかなりの重さがあるため、自分で交換するのは難しいでしょう。また誤って破損してしまう場合もありますので、基本的には業者に依頼しましょう。業者に依頼すれば、古い便器の処分もおこなってもらうことができます。

〇オーバーフロー管の故障

便器の水漏れの原因がオーバーフロー管の故障という場合は、タンク内部の部品とは違ってタンクの着脱が必要になります。タンクの着脱には技術が必要です。失敗すると大変な水漏れを起こしてしまうので、業者に依頼することをおすすめします。

〇温水洗浄便座

温水洗浄便座に不具合がある場合も業者に依頼しましょう。温水洗浄便座は家電製品であり、さまざまな機能があるため、感電するおそれがあるからです。不注意で感電をしてしまえば大変危険なので、自分で修理をおこなうことは控えた方がよいでしょう。

〇原因を特定できない

修理をするためには、原因を特定することが大切です。原因を特定することで修繕すべき箇所がわかり、改善することができます。そのため原因が特定できなければ、修理をするのは難しいでしょう。そのようなときは、無理せずに業者へ相談しましょう。

トイレの水漏れ修理業者を選ぶポイント

トイレの水漏れは早急に直したいことが多いので、時間をかけて選ぶことは難しいかもしれません。それでも、できれば複数の業者からの相見積りをとり、費用や対応の仕方などを比較することをおすすめします。

費用に関しては、提示された金額があまりに安い場合にも注意が必要です。内訳はどうなっているのか、ほかに追加料金はないかなどをしっかり確認しましょう。相見積りをとったときに適正な価格である業者が、信頼できるかもしれません。

そのほかには、業者のホームページなどで施工事例や実績を確認することもできます。施工実績が多ければ、ある程度安心できます。また電話をしたときの対応の仕方なども比較するとよいでしょう。

まとめ

便器から水漏れしているとき、原因となる場所はいくつか考えられます。判断のポイントを参考にして、まずは場所を特定しましょう。

また便器の水漏れの原因として多いのが、タンク内の部品の不具合です。それぞれの部品について詳しく紹介しましたので、参考にしてみてください。

便器の水漏れは自分で修理できるものもあります。道具と手順をしっかり守り、正しい方法で修理をしましょう。一方で自分で直すのは難しく、業者に依頼したほうがよいものもあります。相見積りをとって、よい業者を選ぶようにしましょう。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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2019-09-09 17:55:35
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